就活スケジュール:冬インターンと早期選考~本選考への移行期間~

§1.就活全体のスケジュール感について

就活最初期から本選考までの大まかなスケジュールについて記載しますね。
なお、このスケジュールは筆者が新卒就活した2020年当時(22卒)のモノであることを留意してください。

就活を終えたばかりの頃に筆者が書いたメモが、誰かの役に立てるなら、嬉しいです。

※今回は、冬インターン後半と早期選考に絞って解説します!

§7.学部3年生:1月

●冬インターン後半戦&インターン脳から本選考脳への切り替え

①本格化する就活
いよいよ、就活が本格化します。長かったインターンの時期が終わり、本選考が本格的に始まる時期でもあります。
1月にやるべきことは、インターン脳から本選考脳へ切り替えること、この一言に尽きます。もちろん、後半戦に突入する冬インターンで早期選考を獲得することも重要ですが、ここで頭をきちんと本選考へ向けられたかどうかで、その後の慣れがかなり変わってくると思います。

②インターンと本選考の違い
本選考とインターンでは、本質的な姿勢が全く異なるからです。インターンは企業側が学生を接待して自分達を知ってもらおうというスタンスであり、本質的に学生は選ぶ側に立っています。一方で本選考は、完全に学生が選ばれる側に立つことになります。企業へ本当に必要な人材かどうかという、大変シビアな視線を向けられます。本選考に対してインターンの時期の甘い意識で臨むと、インターンでどれだけ成功した人といえども、志望企業が全滅などということになりかねないと思います…。

③学内OB訪問というルート
また理系大学なら、学内OB訪問が積極的に開催される時期でもあります。入社年次の若いリクルーターが母校に訪れて学生と話すこのイベントは、ただの説明会ではありません。多くの場合、学内OB訪問は青田買いであり、早期選考の入り口だと推測されます。企業によっては、OB訪問に参加するか長期インターンに参加するかしか早期選考への入り口が無いケースもある可能性があります。このようなリクルーターとは、可能な限り接点を持つべきだと思います。

④全業界で早期選考開始
選考時期が遅い業界でも、この時期になると早期選考を当たり前のように行い始めていた印象です。就活スケジュールの前倒しは急速に進んでいるので、今後はますます1月のような早い時期から本選考が本格化すると推測されます。猶の事、志望企業に対してのアンテナは高く張って欲しいです。気が付いた時には今年度の採用を締め切っていたとしても、その時はリトライどころか土俵に立つことすらもうままならないからです。

〈やるべきこと〉
★頭をインターンから本選考に切り替えること★

  • 早期選考へのエントリー
  • 学内OB訪問に参加してリクルーターと繋がる

§学部3年生:2月

●本選考解禁前の最終準備

①インターンの終わり
冬インターンも完全に終わり、1年間ずっと付き合ってきたインターンともお別れです。そして、完全に本選考へと舵を切る時期であります。
2月は何よりも、本選考解禁前の最終準備に全力を注いで欲しいです。自己分析は完璧か?ガクチカ、自己PR、研究紹介などの基本的なESネタは完全に準備し終えてるか?志望業界と志望企業を固められているか?これらの見直しを完全にしていただきたいです。

②本選考という嵐の前の最終準備
この時期になると、もはや細かいことを思考する余裕は無くなってきます。しかし、3月よりもまだ余裕はある方です。本選考解禁後の負担を少しでも減らせるよう、ここで準備できることはやり切って欲しいです。
ここまで就活へ真剣に向き合い続け、全力で駆け抜けてきた方なら、大丈夫。1年間かけて社会を眺めて何を感じ、何を思ったか。その熱意を大人たちへ遺憾なくぶつけて欲しいです。

〈やるべきこと〉

  • 自己分析の言語化(面接での深掘り対策)
  • ガクチカと自己PRと研究紹介を400字~100字で用意できてるか(ESの基本的な設問をコピペするための準備)
  • リクナビ&マイナビopenESの完成
  • 理系なら研究概要の作成(A41枚、A42枚、技術スライド4枚~10枚)
  • 志望企業のリストアップ&志望順位の言語化(本選考で全て出し切るのは難しいので取捨選択対策)
  • 早期選考へのエントリー

就活

Posted by yuzukaki-dialog