
この記事はマイクラJava版のアイテムコンポーネント解説です
Java版26.1.2時点の正式リリース仕様を基準にしています
統合版(BE)のアイテムコンポーネントとは別物なので注意してください
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラJava版で/giveコマンドを触っていると、昔の記事に書いてある{display:{Name:...}}とか{Unbreakable:1b}が動かなくて、困ったことはありませんか?
実はJava版1.20.5以降、アイテムの細かいデータは、従来のNBTタグ中心の書き方からアイテムコンポーネントという仕組みに大きく変わっています。
たとえば、名前付きの紙を出すなら、今はこんな感じです。
/give @p minecraft:paper[minecraft:custom_name={text:'ゆずかきメモ',color:'gold',italic:false}] 1
最初は「角括弧?」「minecraft:多すぎない?」となると思います。筆者も最初に見たとき、普通にややこしいなと思いました。
ただ、慣れるとかなり便利です。
- アイテム名や説明文を付けられる
- 光るだけのアイテムを作れる
- スタック数や耐久値を変えられる
- 食べられるアイテムや、クールダウン付きアイテムを作れる
- リソースパックと組み合わせて専用アイテム風にできる
この記事では、マイクラJava版のアイテムコンポーネント一覧と、実際に使いやすい/giveコマンドの書き方をまとめます。
この記事を読めば、次のことが分かります。
- Java版1.20.5以降の
/giveコマンドの基本形が分かります👍custom_name・lore・unbreakableなど、よく使うコンポーネントを使えるようになります👌- Java版26.1.2時点のアイテムコンポーネント名を一覧で確認できます
- 古いNBT記事を見たときに、どこを読み替えれば良いか分かります
それでは、やっていきましょう!
※本記事内のコマンド例は、Java版26.1.2時点の正式リリース仕様を基準にしています。
※バージョン1.20.5〜1.21.4では、テキストコンポーネントの書き方が一部異なる場合があります。
※コマンドはワールドのチート許可、またはサーバー権限が必要です。
目次
1. アイテムコンポーネントとは
2. giveコマンドでの基本の書き方
3. まず覚えるべき重要コンポーネント
4. アイテムコンポーネント一覧表
5. 名前・説明文・見た目を変えるコンポーネント
6. 耐久値・スタック数・エンチャント系コンポーネント
7. 食べ物・使用アクション系コンポーネント
8. 武器・防具・ツール系コンポーネント
9. ブロック・エンティティ・容器系コンポーネント
10. 地図・本・花火・特殊アイテム系コンポーネント
11. Mobの色・種類・見た目を指定するコンポーネント
12. Java版1.20.5以降の主な変更点
13. 実際に使えるgiveコマンド例
14. コマンドが動かない時のチェックポイント
15. まとめ
16. 引用・参考文献
この記事で分かること
・マイクラJava版のアイテムコンポーネント一覧
・Java版26.1.2時点の/giveコマンドの書き方
・旧NBT構文から新コンポーネント構文への読み替え方

1. アイテムコンポーネントとは
アイテムコンポーネントとは、アイテムに付いている性質を部品ごとに管理する仕組みです。
たとえば、1本の剣にも、実際は色々な情報が付いています。
- アイテム名
- 説明文
- 耐久値
- エンチャント
- 攻撃力補正
- 壊れない設定
- 表示されるツールチップ
昔のJava版では、こういう情報をNBTタグでまとめて書くことが多かったです。
/give @p minecraft:diamond_sword{Unbreakable:1b}
でも、Java版1.20.5以降は、基本的にこの書き方ではなく、角括弧[]の中にコンポーネントを書く形になりました。
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:unbreakable={}] 1
この変更は、単なる表記ゆれではありません。
アイテムのデータが「なんとなくNBTに入っているもの」から、minecraft:custom_name、minecraft:lore、minecraft:foodのように、役割ごとに分かれた正式なデータとして扱われるようになりました。
筆者の体感としても、最初は難しく見えます。
ただ、1回理解してしまえば、古いNBTよりも「どこを変えれば何が変わるか」が見やすくなります。
旧NBTとコンポーネントの違い
| 項目 | 旧NBT寄りの考え方 | コンポーネントの考え方 |
|---|---|---|
| 名前 | display.Nameなどで指定 |
minecraft:custom_nameで指定 |
| 説明文 | display.Loreなどで指定 |
minecraft:loreで指定 |
| 壊れない設定 | Unbreakable:1b |
minecraft:unbreakable={} |
| 独自データ | 好きなNBTを直に入れる | minecraft:custom_dataに入れる |
| 見た目変更 | CustomModelData中心 |
minecraft:item_modelやminecraft:custom_model_dataを使う |
初心者さん向けに言うなら、アイテムの設定を、名前・耐久・食べ物・見た目などの部品ごとに書く仕組みだと思えばOKです。

2. giveコマンドでの基本の書き方
Java版の/giveコマンドの基本形はこれです。
/give <対象> <アイテムID>[<コンポーネント>] <個数>
実際に書くと、こんな感じになります。
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'特別な紙',color:'yellow'}] 1
コンポーネントを1つだけ付ける例
壊れないダイヤ剣を出すなら、こうです。
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:unbreakable={}] 1
コンポーネントを複数付ける例
複数付ける時は、,で区切ります。
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:custom_name={text:'ゆずかきの剣',color:'aqua',italic:false},minecraft:lore=[{text:'壊れない試作品です',color:'gray',italic:false}],minecraft:unbreakable={}] 1
minecraft: は省略できる場合もある
チャット欄で入力するとき、minecraft:は省略できることがあります。
/give @p diamond_sword[unbreakable={}] 1
ただ、本記事では分かりやすさと事故防止のため、基本的にminecraft:付きで書きます。
体験談
筆者は最初、ネットのコマンドをコピペして動かない原因が「古いNBT構文」なのか「名前空間の省略」なのか分からず、かなり迷いました。
慣れるまではminecraft:を付けて書いた方が、原因を切り分けやすいです。
既定コンポーネントを消す書き方
一部のアイテムには、最初からコンポーネントが付いています。
たとえばリンゴには食べ物としての情報があります。
その食べ物設定を外したい場合は、コンポーネント名の前に!を付けます。
/give @p minecraft:apple[!minecraft:food,!minecraft:consumable] 1
これで、見た目はリンゴだけど食べられないアイテムを作れます。
※バージョンやサーバー実装によって挙動確認が必要です。特にPaper・Spigot系サーバーでは、プラグイン側の処理が関わることがあります。

3. まず覚えるべき重要コンポーネント
全部のコンポーネントを一気に覚える必要はありません。
サバイバルの配布アイテム、配布ワールド、ミニゲーム、データパック制作でよく使うものは、かなり限られます。
まずは下の表だけ覚えれば、だいたい遊べます。
| コンポーネント | 何ができる? | よく使う場面 |
|---|---|---|
minecraft:custom_name |
アイテム名を付ける | イベント配布品、専用武器、キーアイテム |
minecraft:item_name |
アイテム本来の表示名を置き換える | 金床で変えられたくない名前 |
minecraft:lore |
説明文を追加する | 効果説明、入手日、注意書き |
minecraft:custom_data |
独自タグを保存する | コマンド判定、データパック判定 |
minecraft:enchantment_glint_override |
エンチャントの光り方だけ制御する | 光る記念アイテム |
minecraft:unbreakable |
耐久が減らないようにする | 壊したくない装備や道具 |
minecraft:max_stack_size |
最大スタック数を変える | 通貨、チケット、専用素材 |
minecraft:tooltip_display |
ツールチップ表示を隠す | 見た目をきれいにしたい配布アイテム |
minecraft:item_model |
リソースパック側のアイテムモデルを指定する | カスタムアイテム風の見た目 |
minecraft:food+minecraft:consumable |
食べ物・使用アイテム化する | 回復アイテム、特殊アイテム |
特にcustom_name、lore、custom_data、enchantment_glint_overrideは使用頻度が高いです。
筆者なら、最初にこの4つから覚えます。

4. アイテムコンポーネント一覧表
ここでは、Java版26.1.2時点で確認できるアイテムコンポーネントを一覧化します。
一つ一つの詳細な内部形式まで全部書くと、記事が辞書になって読みにくくなるため、ここでは検索用の一覧+用途の短い説明に絞ります。
実際によく使うものは、後の章で例付きで解説しますね。
| コンポーネントID | 主な用途 | 初心者向けメモ |
|---|---|---|
minecraft:additional_trade_cost | 村人取引生成時の一時的な追加コスト | 取引生成後に消える特殊な値です |
minecraft:attack_range | 攻撃が届く範囲の調整 | 槍などの武器仕様で重要 |
minecraft:attribute_modifiers | 攻撃力・移動速度などの属性補正 | 装備カスタムで使いますが書式はやや難しめ |
minecraft:axolotl/variant | ウーパールーパーの種類 | バケツやスポーン系で使う見た目指定 |
minecraft:banner_patterns | 旗の模様データ | 盾や旗の見た目に関係します |
minecraft:base_color | 盾の基本色 | 旗の模様を盾へ写す時にも関係します |
minecraft:bees | ミツバチ入りブロックの中身 | ハチの巣・養蜂箱で使われます |
minecraft:block_entity_data | ブロックエンティティのデータ | チェストやスポナーなど高度な用途 |
minecraft:block_state | ブロック状態 | 設置時の状態指定に関係します |
minecraft:blocks_attacks | 攻撃を防ぐ挙動 | 盾系・防御系の仕様で使われます |
minecraft:break_sound | 壊れた時の音 | 専用装備や特殊アイテム向け |
minecraft:bucket_entity_data | バケツ入りMobに適用する補助データ | 1.21.5以降は見た目指定に専用コンポーネントも使います |
minecraft:bundle_contents | バンドルの中身 | バンドル内アイテム管理 |
minecraft:can_break | アドベンチャーモードで壊せるブロック | 配布マップでよく使います |
minecraft:can_place_on | アドベンチャーモードで置けるブロック | 配布マップでかなり便利 |
minecraft:cat/collar | ネコの首輪色 | スポーンエッグ等の見た目指定 |
minecraft:cat/sound_variant | ネコの鳴き声バリエーション | 26.1系で重要になった音の種類 |
minecraft:cat/variant | ネコの柄 | 色違い・種類指定で使用 |
minecraft:charged_projectiles | クロスボウに装填された弾 | 装填済みクロスボウを作る時に使います |
minecraft:chicken/sound_variant | ニワトリの鳴き声バリエーション | 26.1系の音バリエーション |
minecraft:chicken/variant | ニワトリの種類 | スポーン系の見た目指定 |
minecraft:consumable | 使用・消費アクション | 食べ物化にはfoodと組み合わせることが多いです |
minecraft:container | 容器内のアイテム | シュルカーボックスなどの中身 |
minecraft:container_loot | 容器のルートテーブル | 高度な戦利品設定 |
minecraft:cow/sound_variant | ウシの鳴き声バリエーション | 26.1系の音バリエーション |
minecraft:cow/variant | ウシの種類 | スポーン系の見た目指定 |
minecraft:custom_data | 自由な独自データ | コマンド判定用にとても便利 |
minecraft:custom_model_data | カスタムモデル用データ | 1.21.4以降は用途が広がっています |
minecraft:custom_name | 金床名のようなカスタム名 | よく使います。斜体に注意 |
minecraft:damage | 現在の耐久消費量 | max_damageとセットで考えます |
minecraft:damage_resistant | 特定ダメージへの耐性 | 火や爆発などへの耐性指定で使用 |
minecraft:damage_type | ダメージ種別 | 武器・攻撃仕様の高度な設定 |
minecraft:death_protection | 死亡時保護系の処理 | トーテム系の特殊挙動に関係 |
minecraft:debug_stick_state | デバッグ棒の状態 | 通常は触らなくてOK |
minecraft:dye | 染料の色情報 | 26.1系で追加。染色レシピや首輪色などに関係 |
minecraft:dyed_color | 革防具などの染色 | 色指定でよく使います |
minecraft:enchantable | エンチャント適性 | 独自装備のエンチャント可否に関係 |
minecraft:enchantment_glint_override | エンチャントの光だけ制御 | 光る記念アイテム作成に便利 |
minecraft:enchantments | 実際に付いているエンチャント | 武器・道具・防具でよく使います |
minecraft:entity_data | スポーンするエンティティのデータ | スポーンエッグや防具立てなど高度な用途 |
minecraft:equippable | 装備できるスロット | 防具・馬鎧・鞍系のカスタムに関係 |
minecraft:firework_explosion | 花火の星の爆発データ | 色・形・きらめき等 |
minecraft:fireworks | 花火ロケットのデータ | 飛翔時間や爆発内容 |
minecraft:food | 満腹度・隠し満腹度 | 食べ物化の本体データ |
minecraft:fox/variant | キツネの種類 | 赤・白などの指定に使用 |
minecraft:frog/variant | カエルの種類 | 温帯・寒帯・熱帯など |
minecraft:glider | 滑空できる設定 | エリトラ的な挙動に関係 |
minecraft:horse/variant | ウマの見た目 | 色や模様指定 |
minecraft:instrument | ヤギの角笛などの楽器 | 音を出すアイテムで使用 |
minecraft:intangible_projectile | 回収できない投射物 | クリエイティブ・特殊投射物向け |
minecraft:item_model | アイテムモデル指定 | 1.21.4以降の見た目変更で重要 |
minecraft:item_name | 基本アイテム名の上書き | 金床で変えられにくい表示名 |
minecraft:jukebox_playable | ジュークボックス再生 | 音楽ディスク系 |
minecraft:kinetic_weapon | 速度を使う武器挙動 | 槍などの新しめの武器仕様 |
minecraft:llama/variant | ラマの種類 | 見た目指定 |
minecraft:lock | ロック付きコンテナ | 鍵アイテムが必要なチェスト作りに使えます |
minecraft:lodestone_tracker | ロードストーンコンパス情報 | コンパスの追跡先 |
minecraft:lore | アイテム説明文 | かなりよく使います |
minecraft:map_color | 地図上の色 | 地図表示に関係 |
minecraft:map_decorations | 地図の装飾表示 | 地図マーカーなど |
minecraft:map_id | 地図ID | 既存地図の識別 |
minecraft:map_post_processing | 地図作成後処理 | 拡張・コピー系で使用 |
minecraft:max_damage | 最大耐久値 | 耐久アイテム化で重要 |
minecraft:max_stack_size | 最大スタック数 | 通貨やチケット作りに便利 |
minecraft:minimum_attack_charge | 攻撃に必要な溜め | 武器の攻撃仕様向け |
minecraft:mooshroom/variant | ムーシュルームの種類 | 赤・茶色など |
minecraft:note_block_sound | 音符ブロック音 | プレイヤーヘッド等の音に関係 |
minecraft:ominous_bottle_amplifier | 不吉な瓶のレベル | 0〜4の段階指定 |
minecraft:painting/variant | 絵画の種類 | 絵画アイテム・スポーン系 |
minecraft:parrot/variant | オウムの種類 | 色違い指定 |
minecraft:piercing_weapon | 貫通系武器挙動 | 槍などの仕様で使用 |
minecraft:pig/sound_variant | ブタの鳴き声バリエーション | 26.1系の音バリエーション |
minecraft:pig/variant | ブタの種類 | 見た目指定 |
minecraft:pot_decorations | 飾り壺の模様 | 壺の各面データ |
minecraft:potion_contents | ポーション内容 | 薬水・矢・ポーション系 |
minecraft:potion_duration_scale | ポーション時間倍率 | 効果時間の調整 |
minecraft:profile | プレイヤープロフィール | プレイヤーヘッド等 |
minecraft:provides_banner_patterns | 旗の模様素材として使える情報 | 織機・旗模様系 |
minecraft:provides_trim_material | 防具装飾素材として使える情報 | 鍛冶台・装飾素材系 |
minecraft:rabbit/variant | ウサギの種類 | 色違い指定 |
minecraft:rarity | レアリティ | アイテム名の色や表示に関係 |
minecraft:recipes | 知っているレシピ | レシピブック系 |
minecraft:repair_cost | 金床修理コスト | 金床作業のコストに関係 |
minecraft:repairable | 修理素材 | 独自装備の修理設定向け |
minecraft:salmon/size | サケのサイズ | バケツ・スポーン系 |
minecraft:sheep/color | ヒツジの色 | 色付きヒツジ指定 |
minecraft:shulker/color | シュルカーの色 | 色付きシュルカー指定 |
minecraft:stored_enchantments | エンチャント本の中身 | エンチャント本用 |
minecraft:suspicious_stew_effects | 怪しげなシチューの効果 | 隠し効果付きシチュー |
minecraft:swing_animation | 攻撃時の振りアニメーション | 武器カスタム向け |
minecraft:tool | 採掘ツール設定 | ブロック破壊速度など |
minecraft:tooltip_display | ツールチップ表示制御 | 余計な説明を隠す時に便利 |
minecraft:tooltip_style | ツールチップの見た目 | リソースパック向け |
minecraft:trim | 防具装飾 | 鍛冶型の装飾データ |
minecraft:tropical_fish/base_color | 熱帯魚の基本色 | 熱帯魚バケツ等 |
minecraft:tropical_fish/pattern | 熱帯魚の模様 | 熱帯魚バケツ等 |
minecraft:tropical_fish/pattern_color | 熱帯魚の模様色 | 熱帯魚バケツ等 |
minecraft:unbreakable | 壊れない設定 | 配布装備・専用道具で便利 |
minecraft:use_cooldown | 使用後のクールダウン | 連打防止の特殊アイテム |
minecraft:use_effects | 使用中・使用時の効果 | 高度な消費アイテム向け |
minecraft:use_remainder | 使用後に残るアイテム | バケツや瓶のような戻りアイテム |
minecraft:villager/variant | 村人の種類 | バイオーム別村人の見た目 |
minecraft:weapon | 武器としての基本挙動 | 攻撃系アイテム向け |
minecraft:wolf/collar | オオカミの首輪色 | ペットの見た目指定 |
minecraft:wolf/sound_variant | オオカミの鳴き声バリエーション | 音の種類指定 |
minecraft:wolf/variant | オオカミの種類 | 見た目指定 |
minecraft:writable_book_content | 本と羽根ペンの内容 | 未署名の本 |
minecraft:written_book_content | 署名済みの本の内容 | 配布本・説明本 |
minecraft:zombie_nautilus/variant | ゾンビオウムガイの種類 | 1.21.11以降のMob系指定 |
この一覧を見ると分かる通り、全部を普段使いするわけではありません。
初心者さんがまず使うのは、名前・説明文・光る見た目・壊れない設定・独自データあたりです。

5. 名前・説明文・見た目を変えるコンポーネント
ここからは、実際に使いやすいコンポーネントを解説します。
まずは一番使う、見た目まわりです。
custom_name:アイテム名を付ける
minecraft:custom_nameは、金床で名前を付けたようなカスタム名を設定するコンポーネントです。
/give @p minecraft:paper[minecraft:custom_name={text:'冒険者のメモ',color:'gold',italic:false}] 1
italic:falseを入れないと、アイテム名が斜体っぽく見えることがあります。
日本語名のアイテムを作るなら、個人的には入れておくのがおすすめです。
item_name:元のアイテム名そのものを置き換える
minecraft:item_nameは、アイテム本来の表示名を置き換えるコンポーネントです。
/give @p minecraft:apple[minecraft:item_name={text:'かたいリンゴ',color:'red'}] 1
custom_nameは金床名に近い扱いですが、item_nameはもっと「元の名前を差し替える」感覚です。
使い分けの目安
・プレイヤーが名前を変えても良いアイテム:custom_name
・配布品として名前を固定したいアイテム:item_name
lore:説明文を付ける
minecraft:loreは、アイテムに説明文を追加するコンポーネントです。
/give @p minecraft:paper[minecraft:custom_name={text:'古い地図の切れ端',color:'yellow',italic:false},minecraft:lore=[{text:'どこかの村を示しているようです',color:'gray',italic:false}]] 1
複数行にしたい時は、リストの中に複数入れます。
/give @p minecraft:paper[minecraft:lore=[{text:'1行目の説明です',color:'gray',italic:false},{text:'2行目の説明です',color:'dark_gray',italic:false}]] 1
配布マップやサーバーイベントなら、ここに「使い方」や「入手場所」を書いておくと親切です。
enchantment_glint_override:光る見た目だけ付ける
minecraft:enchantment_glint_overrideをtrueにすると、エンチャントが無くても光る見た目になります。
/give @p minecraft:amethyst_shard[minecraft:item_name={text:'光る欠片',color:'light_purple'},minecraft:enchantment_glint_override=true] 1
逆に、エンチャント付きなのに光らせたくない場合はfalseにします。
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:enchantments={minecraft:sharpness:5},minecraft:enchantment_glint_override=false] 1
tooltip_display:余計な表示を隠す
Java版1.21.5以降、ツールチップの表示制御はminecraft:tooltip_displayに整理されています。
たとえば、壊れない表示を隠したいならこうです。
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:unbreakable={},minecraft:tooltip_display={hidden_components:['minecraft:unbreakable']}] 1
アイテムの説明を全部隠したい場合は、hide_tooltip:trueを使います。
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'何も表示しない紙'},minecraft:tooltip_display={hide_tooltip:true}] 1
ただし、全部隠すとプレイヤーが何のアイテムか分かりにくくなるので、普段はhidden_componentsで必要な部分だけ隠すのがおすすめです。

6. 耐久値・スタック数・エンチャント系コンポーネント
次は、道具や装備を作る時によく使うコンポーネントです。
unbreakable:壊れないアイテムにする
壊れない道具や武器を作るなら、minecraft:unbreakableを使います。
/give @p minecraft:netherite_pickaxe[minecraft:unbreakable={}] 1
イベント用のツルハシ、配布マップの専用道具、撮影用アイテムなどに便利です。
max_damage:最大耐久値を変える
minecraft:max_damageは、最大耐久値を指定します。
/give @p minecraft:stick[minecraft:max_damage=100,minecraft:max_stack_size=1] 1
棒のような本来は耐久を持たないアイテムにも、耐久アイテムっぽいデータを持たせられます。
ただし、耐久を持たせる場合は、基本的にmax_stack_size=1にしておくのが安全です。
damage:現在どれだけ傷んでいるか
minecraft:damageは、現在の耐久消費量です。
/give @p minecraft:diamond_pickaxe[minecraft:damage=100] 1
耐久が減った状態のアイテムを配布したい時に使えます。
max_stack_size:最大スタック数を変える
minecraft:max_stack_sizeは、アイテムの最大スタック数を指定します。
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'イベントチケット',color:'gold'},minecraft:max_stack_size=16] 16
通貨、チケット、交換券のようなアイテムで便利です。
※最大スタック数を変えたアイテムは、通常アイテムとスタックが分かれることがあります。サーバーで使う時は必ずテストしましょう。
enchantments:エンチャントを付ける
minecraft:enchantmentsで、アイテムにエンチャントを付けられます。
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:enchantments={minecraft:sharpness:5,minecraft:unbreaking:3}] 1
1.21.5以降は、以前のlevels:{...}のような書き方から簡略化されています。
古い記事のコマンドをコピペすると、ここで引っかかることが多いです。
stored_enchantments:エンチャント本の中身
エンチャント本を作る場合は、minecraft:stored_enchantmentsを使います。
/give @p minecraft:enchanted_book[minecraft:stored_enchantments={minecraft:mending:1}] 1
enchantmentsではなくstored_enchantmentsです。
ここは間違えやすいので注意してくださいね。

7. 食べ物・使用アクション系コンポーネント
アイテムを食べ物化したり、右クリックで使うアイテムにしたい場合は、食べ物・使用系のコンポーネントを使います。
food:満腹度などを設定する
minecraft:foodは、満腹度や隠し満腹度を設定するコンポーネントです。
/give @p minecraft:diamond[minecraft:food={nutrition:4,saturation:2.4,can_always_eat:true},minecraft:consumable={consume_seconds:1.6,animation:'eat'}] 1
上の例は、ダイヤモンドを食べ物のように使えるアイテムにする例です。
重要なのは、Java版1.21.2以降では、食べ物としての数値はfood、使用動作はconsumableという感じで分かれている点です。
foodだけ付けても、右クリックで食べられない場合があります。
食べ物化したいなら、consumableも一緒に確認してください。
consumable:使う動作を設定する
minecraft:consumableは、アイテムを使う動作を設定します。
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'食べられる紙'},minecraft:food={nutrition:1,saturation:0.5,can_always_eat:true},minecraft:consumable={consume_seconds:2.0,animation:'eat',sound:'minecraft:entity.generic.eat'}] 1
consume_secondsで使用にかかる秒数、animationで食べる・飲むなどの動作を指定できます。
use_cooldown:連打防止のクールダウン
minecraft:use_cooldownは、使用後のクールダウンを設定します。
/give @p minecraft:blaze_rod[minecraft:item_name={text:'再使用に時間がかかる杖',color:'gold'},minecraft:use_cooldown={seconds:5.0,cooldown_group:'yuzukaki:magic_wand'}] 1
同じcooldown_groupを持つアイテム同士で、クールダウンを共有できます。
サーバーイベントの特殊アイテムを作る時にかなり便利です。
use_remainder:使用後に残るアイテム
minecraft:use_remainderは、使ったあとに別アイテムを残す設定です。
/give @p minecraft:honey_bottle[minecraft:use_remainder={id:'minecraft:glass_bottle',count:1}] 1
バケツや瓶のように、使ったあと容器が返ってくる挙動を作れます。

8. 武器・防具・ツール系コンポーネント
ここは少し上級者向けです。
ただ、カスタム武器や専用装備を作りたい方には重要です。
attribute_modifiers:攻撃力や移動速度などを変える
minecraft:attribute_modifiersは、プレイヤーの能力値に補正をかけるコンポーネントです。
攻撃力アップ、移動速度アップ、最大体力アップなどに関係します。
ただし、書式が長くなりやすく、装備スロットや演算方法なども絡むため、初心者さんが最初に手打ちするには少し重いです。
筆者メモ
ここは無理に手打ちせず、慣れるまではコマンド生成ツールで形を作ってから調整する方が安全です。
equippable:装備スロットを指定する
minecraft:equippableは、どのスロットに装備できるかを指定するコンポーネントです。
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'頭に装備できる紙'},minecraft:equippable={slot:'head'},minecraft:max_stack_size=1] 1
リソースパックと組み合わせると、専用帽子や装飾品のような装備を作れます。
tool:採掘ツールとしての設定
minecraft:toolは、ブロックを壊す速度や適正ブロックに関係します。
バニラのツルハシ・斧・シャベルのような採掘ツール挙動を、データ側で指定するためのコンポーネントです。
weapon:武器としての設定
minecraft:weaponは、武器の基本挙動に関係します。
剣・斧・槍のような攻撃用アイテムを細かく作りたい場合に触る項目です。
attack_range:攻撃範囲
minecraft:attack_rangeは、攻撃が届く範囲を調整するコンポーネントです。
1.21.11系で槍などの武器仕様に関係して重要になりました。
通常の剣や斧を少し触るだけなら不要ですが、独自武器を作りたい場合は覚えておくと良いです。
kinetic_weapon・piercing_weapon:槍系の武器挙動
minecraft:kinetic_weaponとminecraft:piercing_weaponは、槍などの新しい武器仕様に関係するコンポーネントです。
kinetic_weapon:速度や突進系の攻撃に関係piercing_weapon:貫通・突き刺し系の挙動に関係
普段の/give遊びでは出番は少なめですが、データパック制作ではかなり重要になりそうな項目です。

9. ブロック・エンティティ・容器系コンポーネント
ブロック設置、スポーンエッグ、シュルカーボックス、チェストなどを扱う時に使うコンポーネントです。
can_place_on:置けるブロックを指定する
アドベンチャーモードで「このブロックの上にだけ置ける」という指定をする時に使います。
/give @p minecraft:oak_planks[minecraft:can_place_on={blocks:'minecraft:stone'}] 64
配布マップで、プレイヤーに置ける場所を制限したい時に便利です。
can_break:壊せるブロックを指定する
こちらは逆に、「この道具でこのブロックだけ壊せる」という指定です。
/give @p minecraft:iron_pickaxe[minecraft:can_break={blocks:'minecraft:stone'}] 1
アドベンチャーモードのダンジョンや謎解きでよく使えます。
container:中身入りの容器
minecraft:containerは、シュルカーボックスなどの中身に関係するコンポーネントです。
実用例としては、中身入りシュルカーボックスの配布、イベント報酬ボックスなどです。
ただし、手打ちすると長くなりやすいので、ここも生成ツール利用が安全です。
block_entity_data:ブロックエンティティのデータ
minecraft:block_entity_dataは、チェスト、看板、スポナーなど、ブロックエンティティを持つブロックの詳細データを扱います。
強力ですが、間違えるとコマンドが長くなりすぎます。
初心者さんは、まずcustom_nameやloreに慣れてから触るのがおすすめです。
entity_data:スポーンするエンティティのデータ
minecraft:entity_dataは、スポーンエッグや防具立てなど、アイテムから出てくるエンティティのデータに関係します。
Mobの名前、状態、装備、年齢などを指定したい時に出番があります。

10. 地図・本・花火・特殊アイテム系コンポーネント
この章は、特定アイテム専用のコンポーネントが多いです。
普段のサバイバル記事ではあまり使いませんが、配布ワールド制作では出番があります。
potion_contents:ポーション内容
minecraft:potion_contentsは、ポーションや効果付きの矢の中身を管理します。
/give @p minecraft:potion[minecraft:potion_contents={potion:'minecraft:healing'}] 1
ポーション系アイテムをコマンドで作る時の基本です。
written_book_content:署名済みの本
minecraft:written_book_contentは、署名済みの本の内容です。
説明書、ルールブック、クエスト文書を配布したい時に使えます。
writable_book_content:本と羽根ペン
こちらは未署名の本、本と羽根ペンの内容です。
配布アイテムとしてはwritten_book_contentの方が使いやすいです。
firework_explosion・fireworks:花火
花火の色や形は、主にこの2つです。
minecraft:firework_explosion:花火の星の爆発データminecraft:fireworks:花火ロケット全体のデータ
色や形を細かく指定できる一方で、コマンドは長くなりやすいです。
trim:防具装飾
minecraft:trimは、防具装飾のデータです。
/give @p minecraft:diamond_chestplate[minecraft:trim={material:'minecraft:gold',pattern:'minecraft:vex'}] 1
防具の見た目を配布コマンドで決めたい時に使えます。

11. Mobの色・種類・見た目を指定するコンポーネント
Java版1.21.5以降、Mobの種類や色もコンポーネントとして扱われるものが増えました。
たとえば、次のようなものです。
minecraft:cat/variant:ネコの柄minecraft:wolf/variant:オオカミの種類minecraft:sheep/color:ヒツジの毛色minecraft:shulker/color:シュルカーの色minecraft:tropical_fish/base_color:熱帯魚の基本色minecraft:tropical_fish/pattern_color:熱帯魚の模様色
色違いMobを書く時の注意
色違いMobを記事で解説する場合は、必ず色名と実際の見た目を確認してから書くのが大事です。
たとえばヒツジなら、白、橙、赤紫、空色、黄色、黄緑、桃、灰色、薄灰色、青緑、紫、青、茶、緑、赤、黒のように、染料色に対応した色があります。
熱帯魚はさらにややこしく、基本色・模様・模様色が分かれます。
見た目を説明する記事なら、ここはスクリーンショット確認込みで書いた方が安全です。
sound_variant:鳴き声の種類
26.1系では、ネコ・ブタ・ウシ・ニワトリの大人の鳴き声バリエーションや、オオカミなどの子ども用サウンドも整理されています。
それに対応するコンポーネントとして、次のようなものがあります。
minecraft:cat/sound_variantminecraft:pig/sound_variantminecraft:cow/sound_variantminecraft:chicken/sound_variantminecraft:wolf/sound_variant
見た目だけではなく、鳴き声の種類もデータで扱う時代になってきましたね。

12. Java版1.20.5以降の主な変更点
ここは、古いコマンド記事を読む時にかなり大事です。
1.20.5:アイテムNBTからコンポーネントへ移行
Java版1.20.5で、アイテムスタックのデータは大きく変更されました。
昔のような、
/give @p minecraft:diamond_sword{Unbreakable:1b}
という書き方ではなく、
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:unbreakable={}]
のように、コンポーネントで書く形が基本になりました。
1.21.2:foodとconsumableの考え方が重要に
1.21.2系では、食べ物や消費アイテムまわりが整理され、foodとconsumableの使い分けが重要になりました。
食べ物っぽい数値だけならfood、実際に使う動作はconsumableという意識で見ると分かりやすいです。
1.21.4:item_modelとcustom_model_dataまわりが強化
1.21.4では、アイテムモデルまわりの仕組みが大きく変わりました。
昔はCustomModelDataだけを見ていた方も多いと思いますが、現在はminecraft:item_modelを使って、リソースパック側のモデル指定を行う場面が増えています。
リソースパックで専用見た目のアイテムを作るなら、ここは避けて通れません。
1.21.5:tooltip_displayに表示制御が統合
1.21.5以降、ツールチップ表示の制御はminecraft:tooltip_displayに整理されました。
古い記事にあるshow_in_tooltip:false、hide_tooltip、hide_additional_tooltipなどは、そのまま使えない場合があります。
今は基本的に、
minecraft:tooltip_display={hidden_components:['minecraft:unbreakable']}
のように書きます。
1.21.5:テキストコンポーネントの書き方も変化
1.21.5以降は、テキストコンポーネントが文字列に包まれたJSONではなく、外側の構造に直接入る形へ寄っています。
古い例:
minecraft:custom_name='{"text":"名前"}'
新しめの例:
minecraft:custom_name={text:'名前'}
古い記事を見ていてコマンドが通らない時は、ここが原因のこともあります。
1.21.11:attack_rangeやゾンビオウムガイ関連
1.21.11では、槍などの武器仕様に関係するminecraft:attack_rangeや、ゾンビオウムガイの種類を扱うminecraft:zombie_nautilus/variantなどが重要になりました。
26.1:バージョン番号が新方式に
Java版は1.21.11の次に、26.1系のバージョンへ移っています。
26.1では、minecraft:additional_trade_costやminecraft:dyeの追加、Mobの音バリエーションなど、データまわりにも変更があります。
「1.21.11より新しいバージョンなのに、なぜ26.1?」と迷うかもしれませんが、これはバージョン番号の付け方が新しくなったためです。
本記事では、正式リリース版のJava版26.1.2時点を基準にしています。

13. 実際に使えるgiveコマンド例
ここでは、コピペして試しやすい例をまとめます。
ワールドやサーバーの権限設定によっては、先頭の/が不要な場合もあります。
名前付きの紙
/give @p minecraft:paper[minecraft:custom_name={text:'ゆずかきメモ',color:'gold',italic:false}] 1
一番基本です。
まずはこれが動くか確認すると、バージョンや権限の確認にもなります。
説明文付きのイベントチケット
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'イベントチケット',color:'yellow'},minecraft:lore=[{text:'会場入口で使用します',color:'gray',italic:false},{text:'なくさないようにしてください',color:'dark_gray',italic:false}],minecraft:max_stack_size=16] 1
配布サーバーやイベントワールドで使いやすい形です。
光るだけのアメジスト
/give @p minecraft:amethyst_shard[minecraft:item_name={text:'光るアメジストの欠片',color:'light_purple'},minecraft:enchantment_glint_override=true] 1
エンチャント効果は付けずに、見た目だけ光らせたい時に便利です。
壊れないツルハシ
/give @p minecraft:diamond_pickaxe[minecraft:custom_name={text:'壊れない採掘ツルハシ',color:'aqua',italic:false},minecraft:unbreakable={}] 1
建築勢、整地勢、撮影用ワールドで便利です。
壊れない表示を隠した剣
/give @p minecraft:diamond_sword[minecraft:custom_name={text:'静かな剣',color:'dark_aqua',italic:false},minecraft:unbreakable={},minecraft:tooltip_display={hidden_components:['minecraft:unbreakable']}] 1
ツールチップをきれいにしたい時に使えます。
独自データ付きの紙
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'クエスト証明書',color:'green'},minecraft:custom_data={quest_id:'village_001',completed:1b}] 1
データパックやコマンドで判定したいアイテムに向いています。
食べられるダイヤモンド
/give @p minecraft:diamond[minecraft:item_name={text:'食べられるダイヤ',color:'aqua'},minecraft:food={nutrition:6,saturation:4.0,can_always_eat:true},minecraft:consumable={consume_seconds:2.0,animation:'eat',sound:'minecraft:entity.generic.eat'}] 1
ネタアイテムにも、特殊回復アイテムにも使えます。
クールダウン付きの杖
/give @p minecraft:blaze_rod[minecraft:item_name={text:'再使用に時間がかかる杖',color:'gold'},minecraft:use_cooldown={seconds:10.0,cooldown_group:'yuzukaki:magic_wand'},minecraft:enchantment_glint_override=true] 1
右クリック処理と組み合わせると、ミニゲームのスキルアイテムっぽくできます。
アドベンチャーモードで石にだけ置ける木材
/give @p minecraft:oak_planks[minecraft:can_place_on={blocks:'minecraft:stone'}] 16
配布マップで「ここにだけブロックを置いて進む」仕掛けを作る時に使えます。
アドベンチャーモードで石だけ壊せるツルハシ
/give @p minecraft:iron_pickaxe[minecraft:can_break={blocks:'minecraft:stone'}] 1
探索マップや脱出マップ向けです。
トリム付き防具
/give @p minecraft:diamond_chestplate[minecraft:trim={material:'minecraft:gold',pattern:'minecraft:vex'}] 1
防具の見た目を最初から指定して配りたい時に便利です。
14. コマンドが動かない時のチェックポイント
コマンドをコピペしたのに赤くなる
古い記事の通りに書いたのに動かない
こういう時は、下のチェックポイントを見てください。
- [ ] Java版ですか?統合版の構文を見ていませんか?
- [ ] バージョンは1.20.5以降ですか?
- [ ] 旧NBTの
{Unbreakable:1b}をそのまま使っていませんか? - [ ] コンポーネントは
[]の中に書いていますか? - [ ] 複数コンポーネントの区切り
,を忘れていませんか? - [ ] テキストの引用符が崩れていませんか?
- [ ]
custom_nameの中に日本語を入れた時、全角記号が混ざっていませんか? - [ ]
foodだけでなくconsumableも必要なアイテムではありませんか? - [ ] 1.21.5より前の記事の
show_in_tooltip:falseを見ていませんか? - [ ] サーバー側がPaper・Spigot等で、バニラと挙動差が出ていませんか?
体験談
筆者が一番引っかかったのは、古いコマンド記事のshow_in_tooltip:falseです。
現在はtooltip_displayへ整理されているので、古い記事を読む時は注意しましょう。
まずは短いコマンドで動作確認する
いきなり長いコマンドを書くと、どこが悪いのか分かりにくいです。
まずは、短いコマンドで確認しましょう。
/give @p minecraft:paper[minecraft:item_name={text:'テスト'}] 1
これが動くなら、次にlore、unbreakable、custom_dataと、少しずつ足していくのがおすすめです。
15. まとめ
以上、マイクラJava版のアイテムコンポーネント一覧と、/giveコマンドでの使い方を解説しました。
要点を整理すると、
- Java版1.20.5以降、アイテムの細かいデータはコンポーネント構文が基本
/give @p アイテムID[コンポーネント=値] 個数の形で書く- 名前は
custom_name、説明文はlore、独自判定はcustom_dataが便利 - 1.21.5以降は
tooltip_displayやテキストコンポーネントの書き方に注意 - 最新の正式リリースでは、26.1系の追加コンポーネントも確認しておくと安心
全部を一気に覚える必要はありません。
最初は、
/give @p minecraft:paper[minecraft:custom_name={text:'名前',italic:false}]
これが書ければ十分です。
そこからlore、custom_data、enchantment_glint_override、unbreakableと増やしていけば、自然と使える幅が広がります。
マイクラのコマンドは、バージョンごとに書き方が変わることがあります。
特にJava版1.20.5以降の記事では、古いNBT構文と新しいコンポーネント構文が混ざりやすいので、必ず自分のプレイバージョンに合わせて確認してくださいね。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
16. 引用・参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式情報・コミュニティ情報を参考にしています。
- Minecraft公式(Java Edition 1.20.5)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21.2)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21.4)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21.5)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21.11)
- Minecraft公式(Java Edition 26.1)
- Minecraft公式(Java Edition 26.1.2)
- Minecraft公式(新しいバージョン番号方式)
- Minecraft Wiki(Data component format)
- Minecraft Wiki(Commands/give)
- misode/mcmeta(Minecraft生成データ)
- PaperMC Javadocs(DataComponentTypes / 26.1.2)
- Fabric Documentation(Custom Data Components)