【マイクラ】タグ一覧|使い方・指定方法・対応要素まとめ【Java/統合版】

この記事は、マイクラの「タグ」を使いたい初心者〜中級者向けの記事です
Java版の /tag コマンド・データパックタグ、統合版の /tag コマンド・アドオン用タグをまとめます
Java版と統合版では、同じ「タグ」でも使い方がかなり違うので注意してください

こんにちは。ゆずかきです。

マイクラでコマンドやデータパック、アドオンを調べていると、かなり高い確率で出てくるのがタグです。

例えば、

  • /tag @s add test のようにプレイヤーやモブへ目印を付けるタグ
  • #minecraft:logs のように原木系ブロックをまとめて指定するタグ
  • 統合版アドオンで minecraft:is_food のようにアイテムの性質を指定するタグ

このあたりですね。

ただ、最初に触るとかなり混乱しやすいです。
筆者も最初は「タグって全部同じもの?」と思っていましたが、実際はコマンド用のタグデータパック・アドオン用のタグで役割が違います。

この記事では、マイクラのタグの使い方・指定方法・対応要素・よく使うタグ一覧を、Java版と統合版に分けて整理していきます。

この記事を読めば、次のことが分かるようになります。

  • /tag コマンドでプレイヤーやモブに目印を付ける方法
  • @a[tag=...] のようなタグ指定の使い方
  • Java版データパックで使う #minecraft:logs などのタグの意味
  • 統合版アドオンで使う minecraft:tags の考え方
  • Java版と統合版で混同しやすいポイント

それでは、やっていきましょう!

※本記事では、Java版26.1.2時点の安定版仕様と、統合版26.10・Microsoft Learn・Bedrock Wikiの情報を参考にしています。
※バージョン更新により、タグ名やフォルダ構成が変更される場合があります。
※コマンド実行には、ワールド設定や権限によってチート・管理者権限が必要になる場合があります。


目次

1. マイクラのタグとは?
2. タグの種類とJava版・統合版の違い
3. /tagコマンドの基本的な使い方
4. ターゲットセレクターでタグを指定する方法
5. Java版データパックタグの使い方
6. Java版でよく使うバニラタグ一覧
7. 統合版のタグの使い方
8. 統合版でよく見るバニラタグ一覧
9. Java版1.21以降で注意したい変更点
10. タグの実用例
11. タグがうまく動かない時のチェックポイント
12. まとめ
13. 参考文献

この記事で分かること
・マイクラのタグの種類
・Java版と統合版の違い
・コマンドでタグを付ける方法
・データパック・アドオンでタグを使う時の基本
・よく使うタグ一覧


1. マイクラのタグとは?

マイクラのタグとは、簡単に言うと何かをまとめて扱うための目印です。

ただし、ここが大事です。
マイクラで「タグ」と呼ばれるものは、ひとつだけではありません。

代表的なのは下記の3種類です。

種類 主な使い道
/tagコマンドのタグ プレイヤーやモブなど、エンティティへ目印を付ける /tag @s add quest_start
Java版のデータパックタグ ブロック・アイテム・エンティティタイプなどをグループ化する #minecraft:logs
統合版アドオンのタグ アイテム・ブロック・バイオームなどの性質をJSONで指定する minecraft:is_food

たとえば、Java版で #minecraft:logs と指定すると、オーク・シラカバ・ダークオーク・マングローブ・ペールオークの原木や、ネザーの幹系などを原木・幹系としてまとめて扱うことができます。

一方で、/tag @s add test のタグは、プレイヤー本人に test という目印を付けるだけです。
これは #minecraft:logs のようなデータパックタグとは別物です。

体験談
筆者は最初、/tag のタグと #minecraft:logs のタグを同じものだと思っていました。
でも実際は役割が違います。
コマンド装置を作るなら /tag、データパックやレシピ、ブロック判定を触るなら #minecraft:~ と考えると理解しやすいです。

まずは、タグという言葉は同じでも、中身は用途別に分かれていると覚えておきましょう。


2. タグの種類とJava版・統合版の違い

Java版と統合版では、タグの扱い方がかなり違います。
ここを混同すると、調べたコマンドをコピペしても動かないことがあります。

項目 Java版 統合版
/tagコマンド 使用可能 使用可能
タグ付きターゲット指定 @a[tag=sample] のように指定 @a[tag=sample] のように指定
#minecraft:logs のようなタグ データパック・コマンド・レシピなどで使用 Java版と同じ感覚では使えない場面が多い
データパック 対応 非対応。統合版はビヘイビアーパック中心
アドオンのタグコンポーネント Java版の通常データパックとは別系統 アイテムは minecraft:tags、ブロックは tag: をJSONで使用

つまり、同じ「タグ」でも、

  • Java版のコマンドで使うタグ
  • Java版のデータパックで使うタグ
  • 統合版のコマンドで使うタグ
  • 統合版のアドオンで使うタグ

この4つは分けて考えた方が安全です。

特に検索で出てくる #minecraft:logs#minecraft:planks は、基本的にはJava版のデータパックタグ・コマンド引数でよく見る形式です。
統合版の /tag コマンドで、いきなり同じように使えるものではありません。

注意
統合版にもタグはありますが、Java版のデータパックタグとは仕組みが違います。
「Java版の記事を見ながら統合版で試す」と失敗しやすいので、必ずエディションを確認してくださいね。


3. /tagコマンドの基本的な使い方

まずは、Java版・統合版どちらでもよく使う /tag コマンドから見ていきましょう。

/tag コマンドは、プレイヤーやモブなどのエンティティに目印を付けるコマンドです。

基本形は下記です。

/tag <対象> add <タグ名>
/tag <対象> remove <タグ名>
/tag <対象> list

タグを付ける

自分自身に quest_start というタグを付ける場合は、こうです。

/tag @s add quest_start

これで、自分に quest_start という目印が付きます。

タグを外す

付けたタグを外す場合は、こうです。

/tag @s remove quest_start

付いているタグを確認する

対象にどんなタグが付いているか確認する場合は、こうです。

/tag @s list

これだけ見ると地味ですが、コマンドブロックや配布ワールドではかなり便利です。

例えば、

  • チュートリアルを見たプレイヤーに tutorial_done を付ける
  • ボス戦に参加中のプレイヤーに boss_fight を付ける
  • イベント中のモブに event_mob を付ける
  • 処理済みの防具立てに done を付けて二重処理を防ぐ

こういう使い方ができます。

筆者の感覚
/tag は「見えない名札」みたいなものです。
名前を変えずに、内部的な目印だけを付けられるので、コマンド装置ではかなり扱いやすいです。

タグ名の付け方

タグ名は自由に決められますが、日本語や空白入りの名前は避けた方が無難です。

おすすめは、半角英数字とアンダーバーで統一する形です。

quest_start
boss_fight
event_mob
shop_npc
tutorial_done

逆に、下記のような名前は管理しづらくなります。

クエスト開始
boss fight
イベント用モブ!!!

動く・動かない以前に、あとからコマンドを見返した時に分かりづらいです。
タグ名は英小文字 + アンダーバーで揃えるのがおすすめです。


4. ターゲットセレクターでタグを指定する方法

/tag コマンドでタグを付けたら、次はタグ付きの対象だけを選ぶことができます。

ここがタグの本番です。

タグが付いている対象だけを選ぶ

quest_start が付いているプレイヤーだけを対象にするなら、こうです。

@a[tag=quest_start]

実際のコマンド例です。

/effect give @a[tag=quest_start] minecraft:speed 10 0 true

これで、quest_start タグを持つプレイヤーだけに移動速度上昇を付与できます。

タグが付いていない対象だけを選ぶ

タグが付いていないプレイヤーを選ぶ場合は、! を付けます。

@a[tag=!quest_start]

実際の例です。

/title @a[tag=!tutorial_done] title {"text":"チュートリアルを見てね"}

これで、tutorial_done タグを持っていないプレイヤーだけに表示できます。

複数タグを組み合わせる

タグは複数条件で指定できます。

@a[tag=quest_start,tag=!quest_clear]

これは、

  • quest_start タグを持っている
  • quest_clear タグは持っていない

というプレイヤーを対象にします。

クエスト系の仕組みを作る時は、この指定がかなり便利です。

モブや防具立てにもタグを付けられる

タグはプレイヤーだけでなく、ゾンビや村人、防具立てなどにも付けられます。

/tag @e[type=minecraft:villager,limit=1,sort=nearest] add shop_npc

このようにしておくと、あとから shop_npc だけを指定できます。

/tp @e[tag=shop_npc] ~ ~1 ~

実用メモ
防具立て・村人・アーマースタンド系の演出では、タグ管理がかなり便利です。
名前で判定するよりも、タグで判定した方がコマンドが整理しやすいです。


5. Java版データパックタグの使い方

ここからは、Java版のデータパックタグです。

データパックタグは、ブロック・アイテム・エンティティタイプ・液体・バイオームなどをグループ化する仕組みです。

たとえば、#minecraft:logs は原木・幹系をまとめたタグです。
minecraft:oak_log だけではなく、シラカバ・ジャングル・アカシア・マングローブ・ペールオークの原木や、ネザーの幹系などもまとめて扱えます。

コマンドでブロックタグを使う例

足元が原木系ブロックかどうか調べるなら、こういう使い方ができます。

/execute if block ~ ~-1 ~ #minecraft:logs run say 足元は原木系ブロックです

minecraft:oak_log のように1種類だけ指定するのではなく、#minecraft:logs と書くことで原木・幹系まとめて判定できます。

コマンドでエンティティタイプタグを使う例

襲撃者系のモブをまとめて指定したい場合は、#minecraft:raiders が使えます。

/kill @e[type=#minecraft:raiders]

これは、襲撃者タグに含まれるエンティティタイプをまとめて対象にします。

※実際のワールドで使うと対象Mobを消してしまうので、試す場合は必ず検証用ワールドで行ってください。

コマンドでアイテムタグを使う例

Java版1.20.5以降のアイテム判定では、/execute if items が使われます。
例えば、メインハンドにピッケル系アイテムを持っているか判定するなら、下記のような形です。

/execute if items entity @s weapon.mainhand #minecraft:pickaxes run say ピッケルを持っています

これで、木のツルハシ、石のツルハシ、鉄のツルハシ、金のツルハシ、ダイヤモンドのツルハシ、ネザライトのツルハシなどをまとめて判定できます。

便利ポイント
タグを使うと、アイテムやブロックを1個ずつ全部指定しなくて済みます。
「木材なら何でもOK」「ツルハシなら何でもOK」みたいな処理を作る時にとても便利です。

自作タグの基本形

Java版のデータパックで自作タグを作る場合、JSONファイルを作ります。

Java版1.21以降なら、ブロックタグは下記のような場所に置きます。

data/yuzukaki/tags/block/my_logs.json

中身の例です。

{
  "replace": false,
  "values": [
    "minecraft:oak_log",
    "minecraft:birch_log",
    "#minecraft:logs"
  ]
}

ポイントは3つです。

  • replace: false にすると、同じタグに内容を追加する形になります
  • values にブロックIDやアイテムIDを書きます
  • #minecraft:logs のように、別のタグを中に入れることもできます

このタグは、コマンド側では次のように呼び出します。

#yuzukaki:my_logs

ファイル名には # を付けません。
コマンドやJSON内でタグとして参照する時に # を付ける、と覚えると分かりやすいです。


6. Java版でよく使うバニラタグ一覧

Java版のバニラタグはかなり数が多いです。
ここでは、コマンド・データパック・配布ワールド制作で特に使いやすいものを中心にまとめます。

※すべてのタグを完全掲載すると非常に長くなるため、この記事では実用頻度が高い代表タグを整理しています。
※タグ名はバージョンで追加・変更される場合があります。

ブロックタグ一覧

タグ名 意味・使い道 使いどころ
#minecraft:logs 原木・幹系ブロック 原木判定、木材系の一括処理
#minecraft:planks 板材系ブロック 木材建築、レシピ判定
#minecraft:leaves 葉ブロック 木の葉をまとめて処理したい時
#minecraft:wool 羊毛ブロック 色違い羊毛をまとめて扱う時
#minecraft:flowers 花系ブロック 花判定、装飾判定
#minecraft:saplings 苗木系ブロック 植林系の仕組み
#minecraft:slabs ハーフブロック全般 建材判定
#minecraft:stairs 階段ブロック全般 建材判定
#minecraft:doors ドア全般 建築・村判定まわりの整理
#minecraft:trapdoors トラップドア全般 装置・建築判定
#minecraft:fences フェンス全般 柵判定、牧場系の処理
#minecraft:fence_gates フェンスゲート全般 柵ゲート判定
#minecraft:buttons ボタン全般 ギミック判定
#minecraft:mineable/pickaxe ツルハシ適正ブロック 採掘レベル・ツール判定
#minecraft:mineable/axe 斧適正ブロック 木材系などの破壊判定
#minecraft:mineable/shovel シャベル適正ブロック 土・砂・砂利系の判定
#minecraft:mineable/hoe クワ適正ブロック 葉・苔系などの判定
#minecraft:needs_stone_tool 石以上の道具が必要なブロック 採掘条件の調整
#minecraft:needs_iron_tool 鉄以上の道具が必要なブロック ダイヤ鉱石などの採掘条件
#minecraft:needs_diamond_tool ダイヤ以上の道具が必要なブロック 黒曜石・古代の残骸系の採掘条件

アイテムタグ一覧

タグ名 意味・使い道 使いどころ
#minecraft:logs 原木・幹系アイテム レシピ、所持判定
#minecraft:planks 板材系アイテム 木材なら何でもOKのレシピ
#minecraft:wool 羊毛アイテム 色違い羊毛をまとめる時
#minecraft:swords 剣系アイテム 武器判定
#minecraft:pickaxes ツルハシ系アイテム 採掘道具判定
#minecraft:axes 斧系アイテム 木こり系ギミック
#minecraft:shovels シャベル系アイテム 整地・採掘判定
#minecraft:hoes クワ系アイテム 農業系ギミック
#minecraft:boats ボート系アイテム 種類違いのボートをまとめる時
#minecraft:chest_boats チェスト付きボート系アイテム 収納付きボート判定
#minecraft:arrows 矢系アイテム 矢の判定
#minecraft:creeper_drop_music_discs クリーパーからドロップしうるレコード系アイテム クリーパーのドロップ対象の音楽ディスク判定
#minecraft:trim_templates 鍛冶型テンプレート系 防具装飾まわり
#minecraft:trimmable_armor 装飾可能な防具 防具装飾判定

※Java版1.21以降では、従来の #minecraft:music_discs アイテムタグは削除されています。

エンティティタイプタグ一覧

タグ名 含まれる主な対象 使いどころ
#minecraft:raiders ピリジャー、ヴィンディケーター、エヴォーカー、ラヴェジャー、ウィッチなど 襲撃者系Mobをまとめて指定
#minecraft:skeletons スケルトン、ストレイ、ウィザースケルトン、ボグドなど スケルトン系をまとめて指定
#minecraft:arrows 矢、光の矢 矢系エンティティ判定
#minecraft:impact_projectiles 矢、雪玉、卵、トライデント、火の玉系など 衝突する飛び道具の判定
#minecraft:fall_damage_immune 落下ダメージに強いエンティティ系 特殊Mob判定
#minecraft:freeze_immune_entity_types 凍結しないエンティティ系 粉雪・凍結まわりの判定

液体タグ一覧

タグ名 意味 使いどころ
#minecraft:water 水・流れる水 水判定、農地、スポンジ、水中処理
#minecraft:lava 溶岩・流れる溶岩 溶岩判定、燃焼、処理槽系

ダメージタイプタグ一覧

タグ名 意味 使いどころ
#minecraft:is_fire 火・溶岩・炎系ダメージ 火炎耐性や火ダメージ判定
#minecraft:is_explosion 爆発系ダメージ 爆発耐性、TNT系の判定
#minecraft:is_projectile 矢・トライデント・火の玉などの飛び道具系ダメージ 飛び道具判定
#minecraft:is_fall 落下系ダメージ 落下ダメージ判定
#minecraft:is_drowning 溺れダメージ 水中ギミック
#minecraft:bypasses_armor 防具を貫通するダメージ 特殊ダメージ調整
#minecraft:bypasses_invulnerability 無敵判定を貫通するダメージ 特殊処理、データパック制作

関数タグ一覧

タグ名 意味 使いどころ
#minecraft:load ワールド読み込み・リロード時に実行される関数タグ 初期化処理
#minecraft:tick 毎ティック実行される関数タグ 常時処理、監視処理

関数タグは、データパック制作でかなり重要です。
たとえば、毎ティック動かしたい関数がある場合は、Java版1.21以降では下記のように配置します。

data/minecraft/tags/function/tick.json

中身の例です。

{
  "values": [
    "yuzukaki:main"
  ]
}

この場合、data/yuzukaki/function/main.mcfunction が毎ティック実行されます。


7. 統合版のタグの使い方

統合版にも /tag コマンドがあります。
基本的な考え方はJava版と似ていて、エンティティへタグを付けたり外したりできます。

統合版の/tagコマンド

自分にタグを付ける例です。

/tag @s add quest_start

タグを外す例です。

/tag @s remove quest_start

タグを確認する例です。

/tag @s list

統合版でも、タグ付きの対象をセレクターで指定できます。

@a[tag=quest_start]

例えば、quest_start タグを持つプレイヤーにだけメッセージを出すなら、下記のような形です。

/execute as @a[tag=quest_start] run say クエスト開始中です

統合版アドオンのタグ

統合版のアドオンでは、アイテムなら minecraft:tags コンポーネント、ブロックなら tag: コンポーネントでタグを付ける書き方があります。
Java版の #minecraft:logs とは別系統で、ビヘイビアーパック内のJSONで指定する形です。

アイテムタグの例です。

{
  "format_version": "1.26.10",
  "minecraft:item": {
    "description": {
      "identifier": "yuzukaki:example_food"
    },
    "components": {
      "minecraft:tags": {
        "tags": [
          "minecraft:is_food"
        ]
      }
    }
  }
}

この例では、アイテムに minecraft:is_food というタグを付けています。

ブロックタグの場合は、ブロックの components 内で tag: を使います。

{
  "format_version": "1.26.10",
  "minecraft:block": {
    "description": {
      "identifier": "yuzukaki:tree_stump"
    },
    "components": {
      "tag:wood": {},
      "tag:yuzukaki:custom_stump": {}
    }
  }
}

注意
統合版のアドオン制作では、バージョンや実験機能の状態によって書き方が変わることがあります。
通常のコマンド遊びで使う /tag と、アドオンJSONで使うタグは分けて考えましょう。


8. 統合版でよく見るバニラタグ一覧

統合版のバニラタグは、Java版の #minecraft:~ と同じ感覚で使うものではありません。
ここでは、Microsoft LearnやBedrock Wikiで確認できる代表的なアイテムタグを中心に整理します。

タグ名 意味・使い道 主な用途
minecraft:is_armor 防具系アイテム 防具判定
minecraft:horse_armor 馬鎧系アイテム 馬鎧判定
minecraft:nautilus_armor オウムガイ用防具系アイテム オウムガイ用防具判定
minecraft:harness ハーネス系アイテム ハーネス判定
minecraft:is_food 食料系アイテム 食べ物判定
minecraft:is_meat 肉系アイテム 肉・食料系の判定
minecraft:is_cooked 調理済み食料 焼いた食べ物の判定
minecraft:piglin_loved ピグリンが好むアイテム ピグリン関連の挙動
minecraft:piglin_repellents ピグリンが避ける系の要素 ピグリン避けの判定
minecraft:transformable_items 鍛冶台で変換対象になるアイテム 鍛冶台関連
minecraft:transform_materials 鍛冶台の素材側アイテム 鍛冶台関連
minecraft:transform_templates 鍛冶型テンプレート系 鍛冶台関連

統合版のタグは、アドオン制作寄りの内容です。
普通のサバイバルでコマンドを少し触るだけなら、まずは /tag コマンドと @a[tag=...] の使い方を覚えれば十分です。

一方で、ビヘイビアーパックを作る場合は、アイテムタグ・ブロックタグ・バイオームタグなどを使うことで、複数の対象をまとめて判定しやすくなります。


9. Java版1.21以降で注意したい変更点

Java版のデータパックタグで特に注意したいのが、1.21以降のフォルダ名変更です。

古い記事では、下記のようなパスで紹介されていることがあります。

data/<namespace>/tags/blocks/<tag>.json
data/<namespace>/tags/items/<tag>.json
data/<namespace>/tags/entity_types/<tag>.json
data/<namespace>/tags/functions/<tag>.json

しかし、Java版1.21以降では、レジストリ名に合わせて単数形寄りのフォルダ名を使います。

data/<namespace>/tags/block/<tag>.json
data/<namespace>/tags/item/<tag>.json
data/<namespace>/tags/entity_type/<tag>.json
data/<namespace>/tags/fluid/<tag>.json
data/<namespace>/tags/game_event/<tag>.json
data/<namespace>/tags/function/<tag>.json

つまり、古い tags/items ではなく、現在は tags/item です。
古い tags/functions ではなく、現在は tags/function です。

ここを間違えると、JSONの中身が正しくても読み込まれません。

よく使うJava版1.21以降のタグ配置

種類 配置例 用途
ブロックタグ data/yuzukaki/tags/block/example.json ブロックをまとめる
アイテムタグ data/yuzukaki/tags/item/example.json アイテムをまとめる
エンティティタイプタグ data/yuzukaki/tags/entity_type/example.json Mobやエンティティタイプをまとめる
液体タグ data/yuzukaki/tags/fluid/example.json 水・溶岩などをまとめる
ゲームイベントタグ data/yuzukaki/tags/game_event/example.json 振動イベントなどをまとめる
関数タグ data/minecraft/tags/function/tick.json 毎ティック実行など
バイオームタグ data/yuzukaki/tags/worldgen/biome/example.json バイオームをまとめる
構造物タグ data/yuzukaki/tags/worldgen/structure/example.json 構造物をまとめる
ダメージタイプタグ data/yuzukaki/tags/damage_type/example.json ダメージタイプをまとめる

重要
1.20以前の記事を見ながら1.21以降でデータパックを作る場合、フォルダ名で詰まりやすいです。
「JSONは合っているのに動かない」時は、まず tags/itemtags/block のように単数形になっているか確認してください。

Java版26.1.2時点のメモ

Java版26.1系では、データパックバージョンが101.1になっています。
通常のタグ利用そのものは引き続き使えますが、1.21.11で入ったゲームルールの名前空間ID化など、データパック全体では技術的な変更も続いています。

タグだけを使う記事でも、古いデータパック記事のコピペはそのまま使えない場合があると覚えておくと安全です。


10. タグの実用例

ここからは、実際にタグをどう使うかを例で見ていきます。

クエストを開始したプレイヤーだけに処理をする

まず、クエストを開始したプレイヤーにタグを付けます。

/tag @s add quest_start

クエスト中のプレイヤーだけにメッセージを出します。

/title @a[tag=quest_start] actionbar {"text":"クエスト進行中"}

クリアしたら、開始タグを外してクリアタグを付けます。

/tag @s remove quest_start
/tag @s add quest_clear

これだけでも、簡単なクエスト管理が作れます。

処理済みの防具立てを二重処理しない

防具立てを使った演出や装置では、同じ防具立てに何度も処理が走ると面倒です。
そんな時は、処理後に done タグを付けます。

/execute as @e[type=minecraft:armor_stand,tag=!done] run tag @s add done

これで、まだ処理していない防具立てだけを対象にできます。

ピッケルを持っている時だけ処理する

Java版で、メインハンドにピッケル系アイテムを持っている時だけ処理する例です。

/execute as @a if items entity @s weapon.mainhand #minecraft:pickaxes run say ピッケルを持っています

#minecraft:pickaxes を使うことで、木・石・鉄・金・ダイヤモンド・ネザライトのツルハシをまとめて判定できます。

原木の上にいる時だけ処理する

足元が原木系ブロックかどうか判定する例です。

/execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ #minecraft:logs run say 原木の上にいます

木こりミニゲームや、特定ブロック上だけで発動するギミックに使えます。

襲撃者系Mobをまとめて検知する

襲撃者系Mobをまとめて検知する例です。

/execute if entity @e[type=#minecraft:raiders,distance=..30] run say 近くに襲撃者がいます

#minecraft:raiders を使えば、ピリジャーだけではなく、襲撃者グループをまとめて見られます。

体験談
ひとつずつIDを書いて処理しようとすると、後からMobを追加したり、条件を変えたりする時にとても大変です。
タグでまとめておくと、コマンドが短くなって管理もしやすいです。


11. タグがうまく動かない時のチェックポイント

タグがうまく動かない時は、下記を確認してください。

  • [ ] Java版の記事を統合版でそのまま使っていないか?
  • [ ] 統合版の記事をJava版でそのまま使っていないか?
  • [ ] /tag コマンドのタグと、#minecraft:logs のようなデータパックタグを混同していないか?
  • [ ] タグ名に空白や全角文字を使っていないか?
  • [ ] @a[tag=...] のタグ名を打ち間違えていないか?
  • [ ] タグを付けた対象が、プレイヤーなのかMobなのか防具立てなのか確認したか?
  • [ ] Java版1.21以降で、tags/items ではなく tags/item になっているか?
  • [ ] Java版1.21以降で、tags/functions ではなく tags/function になっているか?
  • [ ] データパックを入れた後に /reload したか?
  • [ ] JSONのカンマ抜け・余計なカンマ・全角記号が入っていないか?
  • [ ] replacetrue にして、バニラタグを意図せず上書きしていないか?
  • [ ] コマンド実行に必要な権限・チート設定が有効か?

特に多いのは、タグの種類を混同しているケースです。

/tag @s add test で付けた test は、ターゲットセレクターで @s[tag=test] のように使うものです。
一方で、#minecraft:logs はブロックやアイテムをまとめるデータパックタグです。

同じ「タグ」という名前ですが、使い道は別です。
ここを分けて考えるだけで、かなり理解しやすくなります。


12. まとめ

今回は、マイクラのタグ一覧・使い方・指定方法・対応要素をまとめました。

要点を整理すると、

  • /tag コマンドは、プレイヤーやMobなどのエンティティに目印を付けるコマンド
  • @a[tag=sample] のように指定すると、タグ付きの対象だけを選べる
  • Java版の #minecraft:logs などは、ブロック・アイテム・エンティティタイプなどをまとめるデータパックタグ
  • 統合版にも /tag はあるが、アドオン用タグはJava版データパックとは別物
  • Java版1.21以降は tags/itemtags/block のように、フォルダ名の変更に注意する

このあたりですね。

タグは最初だけ少し分かりにくいですが、慣れるとコマンドやデータパック制作がかなり楽になります。
特に、クエスト管理・ミニゲーム・配布ワールド・自作データパックでは、タグを使えるかどうかで作りやすさが大きく変わります。

まずは、

/tag @s add test

で自分にタグを付けて、

/say @a[tag=test]

のようにタグ付き対象を確認するところから始めると分かりやすいです。

慣れてきたら、#minecraft:logs#minecraft:pickaxes のようなデータパックタグにも触れてみてください。
ブロックやアイテムをまとめて指定できるので、コマンドの幅が一気に広がります。

では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利装置やコマンド関連の解説をしているので、是非ご覧くださいね(^^♪


13. 参考文献

この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・コミュニティWikiを参考にしています。