
この記事は、身内サーバー・少人数サーバーを安全に運営したい方向けです
Java版と統合版では使えるコマンドやファイル名が違うため、混同しないように整理しています
公開サーバー・大規模サーバー・プラグイン前提の権限管理までは扱いません
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラで友達とサーバーを立てて遊んでいると、最初は「入れた!遊べた!」だけで満足するんですが、少し経つと必ず管理まわりの不安が出てきます。
例えば、
- 知らない人が入ってこないようにしたい
- 荒らしっぽい人を追い出したい
- OP権限を渡していいのか分からない
- サーバーを止める前にワールドを保存したい
- Java版と統合版でコマンドが違って混乱する
このあたりですね。
筆者も最初は、OPを気軽に渡しすぎるのが一番怖いという感覚が薄くて、後から「あ、これは先に整理しておくべきだったな…」となりました。
サーバー管理って、コマンドそのものは短いんです。
でも、どの順番で使うか、誰に権限を渡すか、トラブル時に何を先に打つかで安全度がかなり変わります。
この記事では、マイクラサーバーの基本管理として、
- BAN・Kickの使い分け
- OP権限の付与と剥奪
- 許可リスト・ホワイトリストの設定
- サーバー保存と安全な停止手順
- Java版と統合版の違い
を、実際の運用目線でまとめていきます。
※本記事では、バニラサーバーの基本コマンドを中心に解説しています。
※Paper・Spigot・Bukkit・Fabric・Forgeなどのプラグイン/Modサーバーでは、追加コマンドや権限プラグインにより動作が変わる場合があります。
※2026年5月時点のJava版正式リリース26.1.2、およびJava版1.21.11以降の仕様変更を考慮して整理しています。
目次
1. まず知っておきたいサーバー管理コマンドの前提
2. コマンドはどこに入力する?ゲーム内とコンソールの違い
3. 最初にやるべき安全設定は許可リストです
4. BAN・Kick・Pardonの使い分け【Java版中心】
5. OP権限は便利だけど渡しすぎ注意です
6. 許可リスト・ホワイトリストの基本【Java/統合版】
7. サーバー保存と停止コマンドの基本
8. server.propertiesで最低限見ておきたい項目
9. Java版1.21.11以降で注意したい変更点
10. 実際の運用テンプレート
11. よくあるトラブルとチェックポイント
12. まとめ
13. 引用・参考文献
この記事で分かること
・マイクラサーバーを安全に管理する基本コマンド
・Java版と統合版で違うBAN・OP・許可リスト・保存コマンドの考え方
・初心者がやりがちなOP権限ミス、保存忘れ、許可リスト未設定の事故対策

1. まず知っておきたいサーバー管理コマンドの前提
マイクラのサーバー管理コマンドは、普段のサバイバルで使う/tpや/gamemodeよりも、もう少し責任が重いです。
理由はシンプルで、他のプレイヤーの参加可否や、サーバー全体の停止・保存に関わるからです。
代表的な管理コマンドを先に整理すると、こんな感じです。
| 目的 | Java版 | 統合版 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 一時的に退出させる | /kick | /kick | まずはBANよりこちらが無難 |
| 参加禁止にする | /ban | 基本は許可リスト運用 | Java版の専用サーバー向け |
| IP単位で禁止 | /ban-ip | 基本は許可リスト運用 | 巻き込みに注意 |
| 管理者権限を渡す | /op | /op | 渡す相手は絞る |
| 管理者権限を外す | /deop | /deop | 不要になったら外す |
| 参加者を限定する | /whitelist | /allowlist | 身内サーバーでは最重要 |
| バックアップ用に保存状態を制御する | /save-all | /save | 統合版はhold/query/resumeを使う |
| サーバーを止める | /stop | /stop | 強制終了より安全 |
まず覚えるべきなのは、Java版と統合版では同じ名前のコマンドが使えないことがあるという点です。
特に間違えやすいのが、許可リストです。
Java版では今でもwhitelistを使います。
一方、統合版の専用サーバーではallowlistという名前が中心です。
ここを混同すると、サーバーコンソールに打っても「そんなコマンドないよ」と怒られるので注意です。
体験談
筆者は最初、統合版サーバーにwhitelist addを打とうとして普通に詰まりました。
Java版の記事だけ見て作業すると、ここはかなり間違えやすいです。
統合版なら、まずallowlistで考えましょう。

2. コマンドはどこに入力する?ゲーム内とコンソールの違い
サーバー管理コマンドは、主に2か所から入力できます。
- ゲーム内チャット
- サーバーコンソール
この2つ、似ているようで大事な違いがあります。
ゲーム内チャットから打つ場合
ゲーム内でTキーを押してチャット欄を開き、先頭に/を付けて入力します。
例:
/op Steve /kick Steve 今日はここまで /whitelist add Steve
ゲーム内から打つ場合は、自分自身にそのコマンドを使う権限が必要です。
つまり、OPではないプレイヤーがいきなり/opや/banを打っても使えません。
当たり前ですが、これができたらサーバーが一瞬でめちゃくちゃになりますからね。
サーバーコンソールから打つ場合
サーバーの管理画面や黒い画面のコンソールから入力する場合、基本的に先頭の/は付けません。
例:
op Steve kick Steve 今日はここまで whitelist add Steve save-all stop
ここはかなり重要です。
ゲーム内では/op Steve。
コンソールではop Steve。
コンソールではスラッシュなしと覚えておくと、かなりミスが減ります。
最初のOP付与はコンソールからやるのが安全
サーバーを立てた直後は、まだ誰もOPではないことが多いです。
その場合、ゲーム内から/op 自分の名前は打てません。
なので、初回だけはサーバーコンソールから、
op 自分のプレイヤー名
と入力しましょう。
これで自分にOP権限が付けば、ゲーム内からも一部の管理コマンドが使えるようになります。
ただし、後述しますが、OP権限はかなり強い権限です。
友達全員に配るものではありません。

3. 最初にやるべき安全設定は許可リストです
サーバーを公開状態にするなら、最初にやるべきなのはBANではありません。
筆者の感覚では、まず許可リストです。
なぜなら、BANは「入ってきた人を後から止める」仕組みだからです。
一方、許可リストは「最初から入れる人だけを決める」仕組みです。
身内サーバーなら、絶対に後者が安心です。
Java版の場合
Java版の許可リストは、whitelistを使います。
/whitelist on /whitelist add プレイヤー名 /whitelist list
コンソールからなら、
whitelist on whitelist add プレイヤー名 whitelist list
です。
最初にwhitelist onで有効化して、遊ぶ人をwhitelist addで追加していきます。
統合版の場合
統合版の専用サーバーでは、基本的にallowlistを使います。
/allowlist on /allowlist add ゲーマータグ /allowlist list
コンソールからなら、
allowlist on allowlist add ゲーマータグ allowlist list
です。
統合版では、Xbox Liveのゲーマータグを使います。
名前にスペースが入っている場合は、下のようにダブルクォーテーションで囲む必要があります。
allowlist add "Gamer Tag"
ここを忘れると、名前の途中で別の引数扱いされて失敗することがあります。
筆者のおすすめ順番
身内サーバーを立てるなら、筆者はこの順番がおすすめです。
- サーバー起動
- コンソールから自分をOPにする
- 許可リストをONにする
- 参加予定の人だけ追加する
- 参加テストする
- 参加できた人を確認する
特に、ポート開放して外部から接続できる状態にするなら、許可リストをONにしてから人を呼ぶくらいで良いです。
体験談
「友達だけにIPを教えたから大丈夫」と思いたくなりますが、サーバーをインターネットに開けている時点で油断は禁物です。
参加者が決まっているなら、最初から許可リストで閉じておくのが一番楽です。

4. BAN・Kick・Pardonの使い分け【Java版中心】
ここからは、Java版サーバーでよく使うBAN系コマンドを整理します。
統合版の専用サーバーでは、Java版の/banや/ban-ipをそのまま使う前提では考えない方が良いです。
統合版は、許可リストで入れる人を限定する運用が基本だと思ってください。
Kick:一時的に退出させる
/kick プレイヤー名 理由
例:
/kick Steve 一度サーバー再起動します
Kickは、その場でサーバーから退出させるだけです。
再接続はできます。
なので、次のような場面で使います。
- サーバー再起動前に退出してもらう
- ラグがひどくて一度入り直してもらう
- 軽い注意として一度外に出す
いきなりBANではなく、まずKickで済むならKickで良いです。
Ban:プレイヤー名単位で参加禁止にする
Java版では、プレイヤー名単位でBANできます。
/ban プレイヤー名 理由
例:
/ban Steve griefing
BANされたプレイヤーは、解除されるまでサーバーに入れません。
荒らし、窃盗、暴言など、サーバールールを明確に破った場合に使います。
ただし、身内サーバーであっても、BANを使う前にはできれば記録を残した方がいいです。
- 何をしたのか
- いつ起きたのか
- 誰が対応したのか
- 一時BANなのか永久BANなのか
このあたりをメモしておくと、後で揉めにくいです。
Ban-IP:IPアドレス単位で参加禁止にする
Java版では、IPアドレス単位でBANすることもできます。
/ban-ip IPアドレス 理由
または、オンライン中のプレイヤー名からIPを対象にすることもできます。
/ban-ip プレイヤー名 理由
ただし、ban-ipは扱いに注意です。
同じ家や同じ回線から遊んでいる人がいると、関係ない人まで巻き込む可能性があります。
身内サーバーなら、いきなりIP BANを使うより、
- 許可リストON
- 問題プレイヤーを許可リストから外す
- 必要ならプレイヤー名BAN
- それでも必要な時だけIP BAN
くらい慎重で良いと思います。
Banlist:BANリストを確認する
/banlist /banlist players /banlist ips
誰をBANしているか確認したい時に使います。
「昔BANした人を忘れた」「解除する前に確認したい」という時に便利です。
Pardon:BAN解除する
Java版では、BAN解除にpardonを使います。
/pardon プレイヤー名 /pardon-ip IPアドレス
例:
/pardon Steve
BAN解除は、サーバー方針としてOKなら使えば大丈夫です。
ただ、同じトラブルを繰り返すと管理側がしんどくなるので、解除するならルールを再確認してからにしましょう。

5. OP権限は便利だけど渡しすぎ注意です
OPは、マイクラサーバーにおける管理者権限です。
OPになると、ゲームモード変更、テレポート、アイテム付与、BAN、許可リスト管理、サーバー停止など、かなり広い操作ができるようになります。
便利ですが、逆に言えばワールドを壊せる権限でもあります。
OPを付与する
Java版・統合版どちらでも、基本はopです。
ゲーム内:
/op プレイヤー名
コンソール:
op プレイヤー名
サーバーを立てた直後に自分へ付与するなら、コンソールから打つのが分かりやすいです。
OPを外す
/deop プレイヤー名
コンソールなら、
deop プレイヤー名
です。
一時的に作業を手伝ってもらっただけなら、作業が終わったらdeopしておきましょう。
これは信頼していないという話ではなく、事故防止です。
Java版のOPレベルについて
Java版では、OPにも権限レベルがあります。
server.propertiesのop-permission-levelで、/opした時の基本レベルを決められます。
| OPレベル | 目安 | できることのイメージ |
|---|---|---|
| 1 | スポーン保護まわり | スポーン保護を一部無視できる |
| 2 | 通常管理 | ゲームモード変更やコマンドブロック操作など |
| 3 | プレイヤー管理 | BAN・Kick・OP付与・DEOPなど |
| 4 | サーバー管理者 | stop・save-allなどサーバー管理系まで可能 |
少人数サーバーなら、管理者はレベル4でも良いです。
ただし、参加者全員をレベル4にするのはおすすめしません。
体験談
OP権限を渡すと「ちょっとだけクリエイティブで直すね」「少しだけアイテム出すね」が簡単にできてしまいます。
それ自体が悪いわけではないですが、サバイバルの空気が崩れることもあります。
権限は、必要な人にだけ渡すのがいちばん平和です。

6. 許可リスト・ホワイトリストの基本【Java/統合版】
この章では、許可リストだけをもう少し丁寧に整理します。
マイクラサーバーの安全管理で一番おすすめなのは、やはり入れる人を最初から限定することです。
BANは後追い対応。
許可リストは予防です。
Java版:whitelist
Java版で使う基本コマンドはこちらです。
/whitelist on /whitelist off /whitelist add プレイヤー名 /whitelist remove プレイヤー名 /whitelist list /whitelist reload
それぞれの意味は下記です。
| コマンド | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| /whitelist on | ホワイトリストを有効化 | 身内サーバー開始時 |
| /whitelist off | ホワイトリストを無効化 | 一時的に誰でも入れる状態にする時 |
| /whitelist add 名前 | 参加許可を追加 | 友達を追加する時 |
| /whitelist remove 名前 | 参加許可を削除 | 参加対象から外す時 |
| /whitelist list | 登録済みプレイヤー確認 | 設定確認 |
| /whitelist reload | ファイルを再読み込み | whitelist.jsonを直接編集した後 |
Java版では、whitelist.jsonに登録情報が保存されます。
手動でファイル編集した場合は、whitelist reloadを忘れないようにしましょう。
統合版:allowlist
統合版の専用サーバーでは、allowlistを使います。
/allowlist on /allowlist off /allowlist add ゲーマータグ /allowlist remove ゲーマータグ /allowlist list /allowlist reload
統合版では、server.propertiesのallow-list=trueも重要です。
この設定が有効だと、allowlist.jsonに登録されたプレイヤーだけが参加できます。
ゲーマータグにスペースがある場合は、必ず下のように囲みます。
/allowlist add "Gamer Tag"
コンソールなら、
allowlist add "Gamer Tag"
ですね。
Java版と統合版で一番間違えやすい点
- Java版:
whitelist - 統合版:
allowlist
この違いです。
統合版でも古い情報ではwhitelistと書かれていることがありますが、現在の統合版専用サーバーではallowlistとして覚えた方が安全です。
古い名前が残っている環境もありますが、今から記事を見て作業するならallowlist基準で進めましょう。

7. サーバー保存と停止コマンドの基本
サーバー管理で地味に大事なのが、保存と停止です。
普段は自動保存されますが、バックアップ前、メンテナンス前、サーバー停止前は、手動保存しておくと安心です。
Java版:save-all
Java版でワールドを保存するコマンドは、
/save-all
です。
コンソールからなら、
save-all
と入力します。
通常のsave-allは、保存対象を順番にディスクへ書き出していくイメージです。
さらに強めに即時保存したい場合は、
/save-all flush
もあります。
ただし、flushは一気に保存処理を走らせるため、サーバーが一瞬止まったように重くなることがあります。
普段使いではsave-all、バックアップ直前など確実に保存したい時だけsave-all flushで十分です。
Java版:save-offとsave-on
Java版には、自動保存を止めるコマンドもあります。
/save-off /save-on
save-offは、サーバーがワールドファイルへ書き込む処理を止めます。
バックアップ作業などで使うことがあります。
ただし、初心者さんは基本的に多用しなくて大丈夫です。
使うなら、必ず最後に、
/save-on
で戻してください。
これを忘れると、せっかく遊んだ内容が保存されない事故につながります。
注意!
save-offは便利ですが、戻し忘れが本当に怖いです。
普段のサーバー運営では、まずsave-allだけ覚えておけば十分です。
統合版:save
統合版の専用サーバーでは、Java版のsave-allではなく、save系のコマンドを使います。
/save hold /save query /save resume
統合版のsaveは、バックアップ準備や状態確認、再開に関わるコマンドです。
Java版のsave-allと同じ感覚で「今すぐ全体保存する」ために使うものではないので、ここは混同しないようにしましょう。
サーバーを止める:stop
サーバー停止は、Java版・統合版どちらもstopです。
ゲーム内:
/stop
コンソール:
stop
サーバーを閉じる時に、いきなりウィンドウを閉じたり、プロセスを強制終了したりするより、stopで止める方が安全です。
筆者のおすすめは、Java版なら、
say 5分後にサーバーを停止します save-all stop
という流れです。
統合版の場合は保存コマンドの扱いが違うため、サーバー管理パネルのバックアップ機能や停止ボタンの仕様も合わせて確認してください。

8. server.propertiesで最低限見ておきたい項目
コマンドだけでも運用はできますが、サーバーの基本設定はserver.propertiesに入っています。
ここを一度見ておくと、管理がかなり楽になります。
初心者さんが最低限見ておきたい項目は下記です。
| 項目 | Java版の例 | 意味 |
|---|---|---|
| white-list | white-list=true | ホワイトリストを使うか |
| enforce-whitelist | enforce-whitelist=true | 未登録者を厳格に弾くか |
| online-mode | online-mode=true | Minecraftアカウント認証を使うか |
| op-permission-level | op-permission-level=4 | OP付与時の権限レベル |
| spawn-protection | spawn-protection=16 | スポーン地点周辺の保護範囲 |
| max-players | max-players=20 | 最大参加人数 |
| pvp | pvp=true | プレイヤー同士の攻撃可否 |
| enable-command-block | enable-command-block=false | コマンドブロックを使うか |
身内サーバーでおすすめの考え方
身内サーバーなら、まずはこのあたりから確認しましょう。
white-list=true enforce-whitelist=true online-mode=true op-permission-level=4 spawn-protection=16 pvp=false enable-command-block=false
もちろん遊び方によって変えてOKです。
PvPをしたいサーバーならpvp=trueで良いですし、コマンドブロックを使った配布マップ風ワールドならenable-command-block=trueが必要になります。
ただ、よく分からないうちは、知らない人を入れない・OPを増やさない・コマンドブロックは切るの3つで運用するとかなり安全です。
統合版のserver.properties
統合版の専用サーバーにもserver.propertiesがあります。
許可リスト関連では、
allow-list=true
を確認しましょう。
統合版はallowlist.jsonに許可プレイヤーが入ります。
ファイルを手動編集したら、
allowlist reload
で再読み込みします。
また、統合版では新規参加者の権限に関わる設定として、
default-player-permission-level=member
も確認しておくと安心です。
身内サーバーでも、特別な理由がなければ新規参加者を最初からoperatorにする設定は避けた方が安全です。

9. Java版1.21.11以降で注意したい変更点
サーバー管理コマンドのうち、BAN・OP・ホワイトリスト・保存の基本操作は、Java版1.21.11以降でも大きく考え方は変わっていません。
ただし、コマンド全体の周辺仕様としては、Java版1.21.11でかなり大きな変更が入っています。
特にゲームルール名です。
gamerule名が名前空間付きのスネークケースへ変更
Java版1.21.11以降、ゲームルールはレジストリ化され、従来のキャメルケース名から、minecraft:付きのスネークケース名へ変わっています。
例えば、昔よく使っていたこのあたりですね。
| 旧名 | 新名 | 意味 |
|---|---|---|
| keepInventory | minecraft:keep_inventory | 死亡時に持ち物を保持するか |
| doMobSpawning | minecraft:spawn_mobs | Mobを自然スポーンさせるか |
| doMobLoot | minecraft:mob_drops | Mobのドロップを有効にするか |
| doTileDrops | minecraft:block_drops | ブロック破壊時のドロップを有効にするか |
| doDaylightCycle | minecraft:advance_time | 時間を進めるか |
| doWeatherCycle | minecraft:advance_weather | 天候を変化させるか |
| spawnRadius | minecraft:respawn_radius | 初期スポーン周辺の復活範囲 |
つまり、昔の記事にある、
/gamerule keepInventory true
が、環境によっては通らず、
/gamerule minecraft:keep_inventory true
のように書く必要が出てきます。
この記事の主題であるBAN・OP・許可リスト・保存コマンドとは別枠ですが、サーバー管理中に/gameruleを触る人はここだけ注意してください。
1.21.11以降でも管理コマンドの基本は同じ
一方で、下記のような管理コマンドの考え方は大きく変わっていません。
/op プレイヤー名 /deop プレイヤー名 /ban プレイヤー名 /whitelist add プレイヤー名 /save-all /stop
なので、この記事の内容は、Java版1.21.11以降でも基本の安全管理としてそのまま使えます。
ただし、バージョンアップ直後はサーバーJar、クライアント、プラグイン、Modの対応状況がズレることがあります。
アップデート前には、必ずワールドのバックアップを取ってください。

10. 実際の運用テンプレート
ここまでの内容を、実際に使う順番でまとめます。
サーバーを立てた直後や、友達を追加する時にそのまま見ながら作業してください。
Java版:初回セットアップ
コンソールで入力します。
op 自分のプレイヤー名 whitelist on whitelist add 自分のプレイヤー名 whitelist list save-all
友達を追加する時は、
whitelist add 友達のプレイヤー名 whitelist list
です。
サーバーを止める時は、
say 5分後にサーバーを停止します save-all stop
これでかなり安全です。
統合版:初回セットアップ
統合版専用サーバーの場合は、allowlistを使います。
op 自分のゲーマータグ allowlist on allowlist add 自分のゲーマータグ allowlist list
ゲーマータグにスペースがある場合は、
allowlist add "Gamer Tag"
のように囲みます。
サーバー停止は、
stop
です。
統合版の保存・バックアップはJava版のsave-allとは考え方が違うため、サーバー管理パネルやBDSのバックアップ手順も合わせて確認しましょう。
トラブル対応テンプレ
荒らしっぽい人が入ってきた時は、慌ててOPを増やすより、まず入場制限です。
Java版なら、
whitelist on kick 問題のプレイヤー名 確認のため一時退出 ban 問題のプレイヤー名 griefing save-all
統合版なら、
allowlist on kick 問題のプレイヤー名 確認のため一時退出 allowlist remove 問題のゲーマータグ
という感じで、まず入れない状態を作るのが安全です。
注意!
トラブル対応中に、焦って全員にOPを配るのはおすすめしません。
管理者が増えるほど、誰が何をしたか分かりづらくなります。
まずは許可リストとKickで落ち着いて対応しましょう。

11. よくあるトラブルとチェックポイント
サーバー管理コマンドで詰まりやすいところを、チェックリストにしました。
コマンドが実行できない
- [ ] ゲーム内では先頭に
/を付けているか? - [ ] コンソールでは先頭の
/を外しているか? - [ ] 自分にOP権限があるか?
- [ ] 統合版なのにJava版のコマンドを打っていないか?
- [ ] プレイヤー名・ゲーマータグのスペルは合っているか?
- [ ] ゲーマータグにスペースがある場合、
"Gamer Tag"のように囲んでいるか?
友達がサーバーに入れない
- [ ] Java版なら
whitelist add プレイヤー名をしたか? - [ ] 統合版なら
allowlist add ゲーマータグをしたか? - [ ] 許可リストがONになっているか?
- [ ]
whitelist listまたはallowlist listで登録確認したか? - [ ] サーバーとクライアントのバージョンは合っているか?
- [ ] 統合版ではXbox Liveゲーマータグが正しいか?
OPを付けたのに管理できない
- [ ] コンソールに
op プレイヤー名と打ったか? - [ ] プレイヤー名の大文字小文字・スペルは合っているか?
- [ ] Java版なら
op-permission-levelが低すぎないか? - [ ] 統合版なら
default-player-permission-levelやpermissions.json側の扱いも確認したか? - [ ] 一度サーバーに入り直して確認したか?
保存や停止が不安
- [ ] Java版なら停止前に
save-allを打ったか? - [ ] バックアップ前に
save-all flushを使う必要があるか確認したか? - [ ]
save-offを使った後、save-onで戻したか? - [ ] 統合版なら
save hold、save query、save resumeの流れを確認したか? - [ ] 停止は強制終了ではなく
stopで行ったか? - [ ] ワールドフォルダのバックアップを別の場所に保存したか?

12. まとめ
今回は、マイクラサーバーを安全に管理するための基本コマンドを整理しました。
要点をまとめると、
- 身内サーバーはまず許可リストをONにする
- ゲーム内では
/あり、コンソールでは/なし - Java版は
whitelist、統合版はallowlistで考える - OP権限は必要な人だけに渡す
- Java版のBANは強力なので、Kick・許可リストと使い分ける
- サーバー停止前は保存してから
stopする - 統合版の
saveはJava版のsave-allとは別物として考える - Java版1.21.11以降はゲームルール名の変更に注意する
このあたりを守れば、少人数サーバーの基本管理はかなり安定します。
サーバー運営は、最初にルールと権限を整えておくと本当に楽です。
逆に、なんとなく全員OP、許可リストなし、バックアップなしで始めると、何かあった時に取り返しがつきにくくなります。
特に初心者さんは、まずこの3つだけでも覚えておきましょう。
whitelist on op 自分の名前 save-all
統合版なら、
allowlist on op 自分のゲーマータグ stop
ですね。
マイクラは自由度が高いゲームですが、サーバー管理だけは少し慎重なくらいでちょうど良いです。
安心して遊べる環境を作って、建築や冒険を楽しんでいきましょう。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利なマイクラ攻略・サーバー運用メモを紹介しているので、是非ご覧くださいね(^^♪

13. 引用・参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式情報・コミュニティWikiを参考にしています。
- Minecraft公式(Minecraft Java Edition 26.1.2)
- Minecraft公式(Minecraft Java Edition 1.21.11)
- Minecraft公式(Minecraftの新しいバージョン番号システム)
- Microsoft Learn(Getting Started with Bedrock Dedicated Server)
- Microsoft Learn(Bedrock Dedicated Server Properties)
- Microsoft Learn(save Command)
- Minecraft Wiki(Commands)
- Minecraft Wiki(Commands/ban)
- Minecraft Wiki(Commands/whitelist)
- Minecraft Wiki(Commands/deop)
- Minecraft Wiki(Commands/save)
- Minecraft Wiki(Permission level)
- Minecraft Wiki(server.properties)