
この記事は、/setblock・/fillでブロックの向きや種類を指定したい方向けです
Java版と統合版では書き方がかなり違うので、両方分けて解説します
Java版1.21.11以降のゲームルール名変更にも対応しています
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラでコマンド建築をしていると、
「階段の向きまで指定して置きたい」
「上付きハーフブロックを/fillで一気に敷きたい」
「統合版で昔のデータ値が使えなくなって困った」
こういう場面、けっこうありますよね。
普通にブロックを置くだけなら、
/setblock ~ ~ ~ minecraft:stone
これで済みます。
ですが、階段・ハーフブロック・ドア・作物・レッドストーン部品のように、向き・上下・成長段階・水没状態などを持つブロックは、ただブロックIDを書くだけだと自分の思った形にならないことがあります。
そこで必要になるのが、ブロック状態やブロックプロパティの指定です。
この記事では、/setblock と /fill で使うブロック状態の書き方を、Java版・統合版それぞれで整理していきますね。
この記事を読めば、次のことが出来るようになります。
- 階段・ハーフブロック・原木・作物などの状態を指定して置けます👍
- Java版と統合版で、どこを書き換えれば良いか分かります👌
/fill ... replaceで特定の向き・種類だけ置き換えられます- 1.21.5以降・1.21.11以降の注意点も確認できます(^^♪
※本記事は、マイクラJava版1.21.11以降の仕様と、統合版1.19.70以降のブロック状態指定を前提にしています。
※一部のコマンドはバージョン差・プラットフォーム差で候補名が変わる場合があります。実際に入力する時は、ゲーム内のオートコンプリートも合わせて確認してくださいね。
目次
1. ブロック状態・ブロックプロパティとは
2. Java版と統合版の書き方の違い
3. /setblockで1ブロックを状態指定して置く
4. /fillで範囲内に状態指定ブロックを置く
5. Java版の入力例|階段・ハーフ・原木・作物
6. 統合版の入力例|色・向き・上下を指定する
7. replaceで特定のブロックだけ置き換える
8. よく使うブロック状態早見表
9. うまく入力できない時のチェックポイント
10. バージョン別の注意点|1.21.5以降・1.21.11以降
11. まとめ
12. 引用・参考文献
この記事で分かること
・Java版のblock_id[状態=値]の書き方
・統合版のblock ["状態":"値"]の書き方
・/setblockと/fillでよく使う入力例
・コマンドが失敗する時に見るべきポイント

1. ブロック状態・ブロックプロパティとは
ブロック状態とは、簡単に言うと同じブロックの中にある細かい状態情報のことです。
たとえば、オークの階段は全部同じ「オークの階段」ですが、実際には、
- 北向き・南向き・東向き・西向き
- 上付き・下付き
- まっすぐ・内角・外角
- 水没しているかどうか
こういった違いがあります。
普通に手で置く時は、プレイヤーの向きやクリック位置で自動的に調整されます。
でもコマンドで置く場合は、ゲーム側に「どの向きで置くのか」「上付きなのか下付きなのか」を文字で伝える必要があります。
Java版なら、たとえばこんな感じです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs[facing=east,half=top,shape=straight,waterlogged=false]
この中の、
[facing=east,half=top,shape=straight,waterlogged=false]
この部分がブロック状態です。
統合版では、同じ考え方でも書き方が変わります。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs ["upside_down_bit":true,"weirdo_direction":0]
統合版では、この角括弧の中にブロックプロパティを入れて指定します。
ポイント
Java版と統合版では、ブロック状態の名前も、値の書き方も違います。
ここを混ぜると、ほぼ確実にエラーになります。
筆者も最初、Java版の[facing=east]を統合版にそのまま入れようとして失敗しました。
見た目は似ていますが、実際は別物として考えた方が良いです。

2. Java版と統合版の書き方の違い
最初に、Java版と統合版の書き方を並べて確認しましょう。
ここを押さえておくと、後の入力例がかなり読みやすくなります。
Java版の基本形
Java版では、ブロックIDの後ろに[]を付けて、状態を指定します。
minecraft:ブロックID[状態名=値,状態名=値]
例:東向きの上付きオークの階段
minecraft:oak_stairs[facing=east,half=top,shape=straight,waterlogged=false]
Java版の特徴は、
- 状態名と値の間は
=でつなぐ - 複数指定する時は
,で区切る - 文字列の値に
""は付けない minecraft:は省略できる場合もあるけど、記事では省略しない
こんな感じです。
minecraft:は省略しても動くことが多いですが、記事やメモに残すなら、最初から名前空間込みで書いた方が安全です。
後から見返した時に、何のIDか分かりやすいですからね。
統合版の基本形
統合版では、ブロックIDの後ろに、ブロック状態の配列を付けます。
minecraft:ブロックID ["状態名":"値"]
例:上付きのオークの階段
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs ["upside_down_bit":true,"weirdo_direction":0]
統合版の特徴は、
- 状態名は
""で囲む - 文字列の値も
""で囲む true/falseのような真偽値は""で囲まない- 数値も
""で囲まない - 以前のデータ値方式とは別物
という点です。
weirdo_directionという名前がちょっと独特ですが、統合版では階段の回転にこのプロパティが使われます。
ここはJava版のfacing=eastとは全く別物なので注意してくださいね。
なお、色付き羊毛のように現在の統合版で色ごとにIDが分かれているブロックは、次のように色名込みのブロックIDで指定できます。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:orange_wool
まず覚えるべき違い
| 項目 | Java版 | 統合版 |
|---|---|---|
| 基本形 | block_id[state=value] |
block_id ["state":"value"] |
| 階段の向き | facing=east |
"weirdo_direction":0〜3 |
| 上付き指定 | half=top / type=top |
"upside_down_bit":true / "minecraft:vertical_half":"top" |
| 作物の成長 | age=0〜7 |
"growth":0〜7 |
| 文字列の引用符 | 基本付けない | 基本付ける |
この記事では、Java版と統合版を混ぜずに、それぞれの形でコマンド例を出します。
自分の環境に合う方だけ見ても大丈夫です。

3. /setblockで1ブロックを状態指定して置く
/setblockは、指定した座標の1ブロックを別のブロックに変えるコマンドです。
まずはここから覚えるのが一番分かりやすいです。
Java版の/setblock基本構文
Java版の基本形はこれです。
/setblock <座標> <ブロック> [destroy|keep|replace|strict]
よく使う形だけ書くと、こうです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:stone
これは、自分の足元付近の指定位置に石を置くコマンドです。
相対座標の~ ~ ~は「コマンド実行位置」を基準にします。
状態指定を入れるなら、ブロックIDの後ろに[]を付けます。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs[facing=east,half=top,shape=straight,waterlogged=false]
これで、東向き・上付き・まっすぐ形状・水没なしのオークの階段を置けます。
setblockの置き換えモード
/setblockの最後には、置き換え方を指定できます。
初心者さんが覚えるなら、まずはこの3つで十分です。
replace:元のブロックをドロップなしで置き換える。省略時は基本これdestroy:元のブロックを壊してドロップさせてから置き換えるkeep:空気ブロックの時だけ置く。すでに何かある場合は変えない
例:空気の時だけ石を置く
/setblock ~ ~ ~ minecraft:stone keep
例:元のブロックを壊して音も出しながら置く
/setblock ~ ~ ~ minecraft:stone destroy
基本的にはreplaceで良いです。
建築補助や配布ワールド制作で「既存ブロックを壊した演出にしたい」時だけdestroyを使うイメージですね。
統合版の/setblock基本構文
統合版の基本形はこれです。
/setblock <座標> <ブロックID> <ブロック状態> [destroy|keep|replace]
状態指定なしなら、こうです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:stone
状態指定ありなら、こうです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs ["upside_down_bit":true,"weirdo_direction":0] replace
統合版では、昔のように、
/setblock ~ ~ ~ minecraft:wool 1
といったデータ値指定は、現在の仕様では基本使わない方向です。
統合版1.19.70以降は、ブロック状態や現在のブロックIDで指定する形に寄せて覚えた方が安全です。
注意
統合版は、ブロックIDやプロパティ名がJava版と違います。
コマンド入力中に候補が出る場合は、まずゲーム内の候補を優先してください。

4. /fillで範囲内に状態指定ブロックを置く
/fillは、指定した範囲をまとめてブロックで埋めるコマンドです。
整地・壁作り・床張り・水抜きなどでよく使います。
Java版の/fill基本構文
Java版1.21.5以降の基本形は、おおまかに見ると次の形です。
/fill <始点座標> <終点座標> <ブロック> keep /fill <始点座標> <終点座標> <ブロック> [replace <フィルター>] [strict|destroy|hollow|outline]
石で範囲を埋めるなら、こんな感じです。
/fill ~1 ~ ~1 ~5 ~3 ~5 minecraft:stone
これは、自分の近くの範囲を石で埋める例です。
状態指定を入れる場合も、/setblockと同じようにブロックIDの後ろに[]を付けます。
/fill ~1 ~ ~1 ~5 ~ ~5 minecraft:oak_slab[type=top,waterlogged=false]
これで、指定範囲に上付きのオークのハーフブロックを一気に置けます。
/fillのモード
/fillでよく使うモードは次の通りです。
replace:範囲内をすべて置き換える。省略時は基本これdestroy:元のブロックを壊してドロップさせるkeep:空気の場所だけ置くhollow:外側だけ指定ブロック、内側は空気にするoutline:外側だけ指定ブロック、内側はそのまま
初心者さんが建築でよく使うのは、replace・keep・hollowです。
例:空気の場所だけガラスにする
/fill ~-3 ~ ~-3 ~3 ~4 ~3 minecraft:glass keep
例:中が空洞のガラス箱を作る
/fill ~-3 ~ ~-3 ~3 ~4 ~3 minecraft:glass hollow
例:外枠だけ石レンガにする
/fill ~-3 ~ ~-3 ~3 ~4 ~3 minecraft:stone_bricks outline
統合版の/fill基本構文
統合版も考え方は同じです。
ただし、ブロック状態の書き方が変わります。
/fill <始点座標> <終点座標> <ブロックID> <ブロック状態> [replace|destroy|hollow|keep|outline]
例:オレンジ色の羊毛で床を作る
/fill ~1 ~ ~1 ~5 ~ ~5 minecraft:orange_wool replace
例:上付きのオーク階段を範囲に置く
/fill ~1 ~ ~1 ~5 ~ ~5 minecraft:oak_stairs ["upside_down_bit":true,"weirdo_direction":0] replace
統合版は、ブロックによって必要なプロパティが違います。
特に階段・ドア・トラップドア・ボタンなどは、プロパティ名が直感と違うことがあるので、オートコンプリートを見ながら入力すると失敗が減ります。

5. Java版の入力例|階段・ハーフ・原木・作物
ここからは、Java版でよく使うブロック状態の入力例をまとめます。
コピペして座標部分だけ変えれば使えるようにしておきますね。
階段の向きを指定する
東向きのオークの階段を置く例です。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs[facing=east,half=bottom,shape=straight,waterlogged=false]
上付きにしたい場合は、half=topにします。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs[facing=east,half=top,shape=straight,waterlogged=false]
階段でよく使う状態は、
facing=north|south|east|west:向きhalf=bottom|top:下付き・上付きshape=straight|inner_left|inner_right|outer_left|outer_right:形waterlogged=false|true:水没状態
です。
とりあえず普通の階段として置きたいなら、shape=straightとwaterlogged=falseで大丈夫です。
内角や外角は、建築をかなり細かく作り込む時に使うイメージですね。
上付きハーフブロックを置く
上付きのオークのハーフブロックを置く例です。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_slab[type=top,waterlogged=false]
下付きなら、type=bottomです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_slab[type=bottom,waterlogged=false]
範囲に一気に敷くなら、/fillでこうです。
/fill ~1 ~ ~1 ~8 ~ ~8 minecraft:oak_slab[type=top,waterlogged=false]
体験談
筆者は最初、床を全部ハーフブロックにしたくてminecraft:oak_slabだけで/fillしたところ、全部下付きになりました。
上付きにしたいなら、type=topを明示しましょう。
原木の向きを指定する
原木はaxisで向きを指定します。
縦向きのオークの原木です。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_log[axis=y]
東西方向に寝かせるなら、axis=xです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_log[axis=x]
南北方向に寝かせるなら、axis=zです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_log[axis=z]
建築で梁を作る時は、ここを覚えておくとかなり便利です。
手で置くと角度がズレやすい場所でも、コマンドなら一発で向きを揃えられます。
作物の成長段階を指定する
Java版の小麦は、age=0〜7で成長段階を指定できます。
最大成長の小麦を置く例です。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:wheat[age=7]
成長前なら、こうです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:wheat[age=0]
畑の検証ワールドを作る時や、農場の見本を作る時に便利です。
レッドストーン信号を指定する
レッドストーンダストの強さはpower=0〜15で指定できます。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:redstone_wire[power=15]
ただし、レッドストーン系は周囲のブロック更新で状態が変わることがあります。
コマンドで置いた瞬間は指定できても、その後に隣接ブロックが更新されると変化することがあるので、検証時は周囲も含めて見てくださいね。

6. 統合版の入力例|色・向き・上下を指定する
ここからは、統合版の入力例です。
統合版はJava版と違い、昔のデータ値からブロック状態指定に移行しているため、古い記事のコマンドがそのまま動かないことがあります。
色付き羊毛を置く
オレンジ色の羊毛を置く例です。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:orange_wool replace
範囲に敷くなら、こうです。
/fill ~1 ~ ~1 ~8 ~ ~8 minecraft:orange_wool replace
以前の統合版では、羊毛などを数値で指定する書き方が使われていました。
現在の統合版では、色ごとに分かれたブロックIDが候補に出るものは、そのIDで指定すると分かりやすいです。
上付き階段を置く
統合版の階段は、Java版のhalf=topではなく、upside_down_bitを使います。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs ["upside_down_bit":true,"weirdo_direction":0] replace
upside_down_bit:trueが上付き指定です。
weirdo_directionは階段の回転方向です。
注意
統合版のweirdo_directionは、名前だけ見ても向きが分かりにくいです。
実際に1個ずつ置いて、0〜3の向きを確認してから/fillで広げるのがおすすめです。
上付きハーフブロックを置く
統合版のオークのハーフブロックは、上付き指定にminecraft:vertical_halfを使います。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_slab ["minecraft:vertical_half":"top"] replace
下付きにしたい場合は、minecraft:vertical_halfをbottomにします。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_slab ["minecraft:vertical_half":"bottom"] replace
統合版は、Java版のようにoak_slab[type=top]と書くわけではありません。
ここを混ぜるとエラーになるので注意してくださいね。
原木の向きを指定する
統合版では、柱状ブロックの向きにpillar_axisを使うものがあります。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_log ["pillar_axis":"y"] replace
横向きにしたい場合は、xまたはzです。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_log ["pillar_axis":"x"] replace
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_log ["pillar_axis":"z"] replace
※統合版はブロックIDがアップデートで整理されることがあるため、入力時にoak_logが候補に出ない場合は、ゲーム内候補のIDに合わせてください。
作物の成長段階を指定する
統合版の作物は、growthで成長段階を指定するものがあります。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:wheat ["growth":7] replace
統合版では、Java版のage=7とは名前が違います。
作物系をJava版と同じ感覚で入れると失敗しやすいので、ここは別物として覚えておきましょう。

7. replaceで特定のブロックだけ置き換える
/fillで特に便利なのが、replaceを使った置き換えです。
範囲内の全部を変えるのではなく、特定のブロックだけを別のブロックに置き換えることができます。
Java版:石だけを空気にする
範囲内の石だけを空気にする例です。
/fill ~-10 ~-3 ~-10 ~10 ~3 ~10 minecraft:air replace minecraft:stone
洞窟の整備や検証ワールドで使いやすいです。
ただし、座標ミスをすると一気に削れるので、最初は小さい範囲で試してくださいね。
Java版:下付きハーフだけ上付きハーフにする
下付きのオークのハーフブロックだけを、上付きに置き換える例です。
/fill ~-5 ~ ~-5 ~5 ~ ~5 minecraft:oak_slab[type=top,waterlogged=false] replace minecraft:oak_slab[type=bottom,waterlogged=false]
このように、置き換え元にもブロック状態を指定できます。
「オークのハーフ全部」ではなく、下付きのものだけを対象にできるのが便利です。
Java版:特定方向の階段だけ置き換える
東向きのオークの階段だけ、石レンガの階段に置き換える例です。
/fill ~-5 ~ ~-5 ~5 ~3 ~5 minecraft:stone_brick_stairs[facing=east,half=bottom,shape=straight,waterlogged=false] replace minecraft:oak_stairs[facing=east,half=bottom,shape=straight,waterlogged=false]
階段の材質だけ変えたい時に使えます。
ただし、階段はshapeが違うと対象から外れるので、内角・外角が混ざっている建築では一発で全部置き換わらないことがあります。
統合版:特定の色の羊毛だけ置き換える
統合版で、オレンジ色の羊毛だけを白色の羊毛に置き換える例です。
/fill ~-5 ~ ~-5 ~5 ~ ~5 minecraft:white_wool replace minecraft:orange_wool
統合版でも、置き換え先と置き換え元の両方にブロック状態を指定できる場合があります。
色付きブロックや向き付きブロックをまとめて修正する時に便利です。
体験談
筆者は床のハーフブロックの向きを間違えた時、手作業で直す前にreplaceで修正できないか試すようにしています。
ただし、いきなり広範囲でやると取り返しがつかないので、必ず小さい範囲でテストしましょう。

8. よく使うブロック状態早見表
ここでは、コマンド建築でよく使うブロック状態をまとめておきます。
全部を暗記する必要はありません。
「こういう名前があるんだな」くらいで見ておけばOKです。
| やりたいこと | Java版の例 | 統合版の例 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 階段の向き | facing=east |
"weirdo_direction":0 |
統合版は数値なので実地確認推奨 |
| 階段を上付きにする | half=top |
"upside_down_bit":true |
名前が全く違うので注意 |
| ハーフブロックを上付きにする | type=top |
"minecraft:vertical_half":"top" |
ブロックによってIDも違う |
| 原木・柱の向き | axis=x/y/z |
"pillar_axis":"x/y/z" |
梁・柱づくりで便利 |
| 作物の成長 | age=0〜7 |
"growth":0〜7 |
最大成長は多くの場合7 |
| コンポスターの量 | level=0〜8 |
"composter_fill_level":0〜8 |
装飾用にも使いやすい |
| レッドストーン強度 | power=0〜15 |
"redstone_signal":0〜15 |
更新で変わる場合あり |
| 葉を自然消滅させない | persistent=true |
"persistent_bit":true |
装飾樹木で重要 |
特に建築でよく使うのは、階段・ハーフ・原木・葉っぱです。
この4つだけでも覚えておくと、コマンド建築がかなり楽になります。
葉っぱについては、装飾で置くならpersistent=trueを意識すると良いです。
自然生成の葉と違い、プレイヤー設置扱いにしたい場合は消滅しない状態にしておくと安心です。
Java版の例:消えないオークの葉
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_leaves[persistent=true,waterlogged=false]
統合版の例:消えないオークの葉
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_leaves ["persistent_bit":true] replace

9. うまく入力できない時のチェックポイント
ブロック状態のコマンドは、1文字違うだけでエラーになります。
特に初心者さんがつまずきやすいポイントをまとめますね。
Java版でよくあるミス
- [ ]
[と]が抜けていないか? - [ ]
facing=eastのように、状態名と値を=でつないでいるか? - [ ]
eastやtopに余計な""を付けていないか? - [ ] 存在しない状態を指定していないか?
- [ ] そのブロックにその状態が本当にあるか?
- [ ]
waterlogged=falseなど、必要な状態を省略して想定外の形になっていないか?
Java版では、入力途中に候補が出るので、Tabキーで補完しながら書くのがおすすめです。
手打ちで全部入れるより、候補に頼った方が安全です。
統合版でよくあるミス
- [ ] 状態名を
""で囲んでいるか? - [ ] 文字列の値を
""で囲んでいるか? - [ ]
true/falseを文字列にしていないか? - [ ] Java版の
facingやhalfをそのまま入れていないか? - [ ] 昔のデータ値方式の記事をそのまま使っていないか?
- [ ] ブロックIDがJava版と統合版で違っていないか?
統合版は、ブロックIDとプロパティ名がJava版より分かりにくい場面があります。
一度で広範囲に/fillせず、まずは/setblockで1個だけ置いて確認してください。
/fillが失敗する時
/fillが失敗する時は、構文ミス以外に、範囲が大きすぎるケースもあります。
特に整地でありがちです。
対策は、
- 範囲を小さく分けて実行する
- 座標の始点・終点を見直す
- Java版ならブロック変更数のゲームルールを確認する
このあたりです。
Java版1.21.11以降で、/fillの変更上限を上げたい場合は、次のような形になります。
/gamerule minecraft:max_block_modifications 100000
Java版1.19.4〜1.21.10では、旧名のゲームルールを使います。
/gamerule commandModificationBlockLimit 100000
注意
上限を上げすぎると、ワールドが重くなったり、座標ミスの被害が大きくなったりします。
最初は小さめの数値で試してくださいね。

10. バージョン別の注意点|1.21.5以降・1.21.11以降
ここは少しだけ技術寄りですが、今後コマンド記事を書く方・配布ワールドを作る方は知っておいた方が良いです。
Java版1.21.5以降:strictが追加された
Java版1.21.5以降では、/setblock・/fill・/clone・/place系に、strictという指定が追加されています。
例:Java版のsetblock strict
/setblock ~ ~ ~ minecraft:stone strict
strictは、ブロック更新や形状更新を起こさず、指定した状態のまま置きたい時に使うものです。
ただ、普通の建築やサバイバル補助で使う場面は多くありません。
初心者さんは、まずreplace・keep・destroyを覚えれば十分です。
筆者の考え
strictは便利ですが、普段使いというより、配布ワールド制作・検証・データパック寄りの機能だと思います。
迷ったら使わなくて大丈夫です。
Java版1.21.5以降:ブロックエンティティデータの扱いに注意
看板・チェスト・樽・シュルカーボックスなどは、ブロック状態とは別に、文字や中身などのデータを持つことがあります。
これをブロックエンティティデータとして扱います。
Java版1.21.5以降では、/setblockや/fillでブロックエンティティデータを省略した場合、既存のデータが残る挙動があります。
たとえば、チェストの向きだけ変えたい場合は便利です。
一方で、「完全に新しい空のチェストに置き換えたい」と思っている時は、既存データが残って困ることがあります。
データを明示的に空にしたい時は、Java版ではブロックIDの後ろに{}を付ける考え方になります。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:chest[facing=north]{}
※ブロック状態[]と、ブロックエンティティデータ{}は別物です。
※通常の石・階段・ハーフブロックなどでは、まず気にしなくて大丈夫です。
Java版1.21.11以降:ゲームルール名が変わった
Java版1.21.11以降では、ゲームルール名が名前空間付きのIDに整理されています。
そのため、/fillの変更上限に関係するゲームルールも、旧名と新名で変わります。
Java版1.21.11以降:
/gamerule minecraft:max_block_modifications 100000
Java版1.19.4〜1.21.10:
/gamerule commandModificationBlockLimit 100000
/fillで「範囲が大きすぎる」と言われた時は、まずここを確認してください。
ただし、上限を上げるより、範囲を分割した方が安全な場面も多いです。
統合版1.19.70以降:古いデータ値指定からブロック状態へ
統合版では、1.19.70以降、/clone・/execute・/fill・/setblock・/testforblockなどで、古いデータ値指定からブロック状態指定へ移行しています。
昔の例:
/setblock ~ ~ ~ minecraft:wool 1
現在向けの例:
/setblock ~ ~ ~ minecraft:orange_wool
また、階段や原木のように状態を持つブロックは、次のようにブロック状態で指定します。
/setblock ~ ~ ~ minecraft:oak_stairs ["upside_down_bit":true,"weirdo_direction":0]
古いブログ記事や動画のコマンドをそのまま入れてエラーになる場合、この変更が原因のことがあります。
統合版でコマンドを調べる時は、記事の日付も見るのがおすすめです。

11. まとめ
今回は、マイクラのブロック状態・ブロックプロパティの指定方法を、/setblockと/fillの入力例付きで解説しました。
要点をまとめると、
- Java版は
minecraft:oak_stairs[facing=east,half=top]のように書く - 統合版は
minecraft:oak_stairs ["upside_down_bit":true]のように書く - Java版と統合版では、状態名も値の書き方も違う
- 階段・ハーフ・原木・作物は、ブロック状態指定を覚えるとかなり便利
/fill ... replaceを使えば、特定の状態のブロックだけ置き換えられる- Java版1.21.5以降は
strictやブロックエンティティデータの扱いに注意 - Java版1.21.11以降は、変更上限のゲームルール名が
minecraft:max_block_modificationsに変わっている
こんな感じです。
コマンド建築は、最初こそ記号が多くてややこしく見えます。
でも、
Java版:ブロックID[状態=値] 統合版:ブロックID ["状態":"値"]
この違いを押さえるだけで、かなり理解しやすくなります。
特に/fillで上付きハーフや階段を一気に置けるようになると、建築の修正作業がかなり楽になります。
最初は小さい範囲で試しながら、少しずつ慣れていきましょう。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利コマンド・装置系の解説をまとめているので、是非ご覧くださいね(^^♪

12. 引用・参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・コミュニティWikiを参考にしています。
- Minecraft Wiki(Commands/setblock)
- Minecraft Wiki(Commands/fill)
- Minecraft Wiki(Block states)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21.5 リリースノート)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21.11 リリースノート)
- Microsoft Learn(/setblock Command)
- Microsoft Learn(/fill Command)
- Microsoft Learn(Minecraft Bedrock 1.19.70 Update Notes for Creators)
- Microsoft Learn(Default Minecraft Block Listings)
- Microsoft Learn(Intrinsic Block States)
- Bedrock Wiki(Block States)