【マイクラ】saveコマンドの使い方・構文・専用サーバー保存管理【統合版】

この記事はマイクラ統合版(Bedrock Edition)の専用サーバー向けです
ローカルワールド・Realms・Java版サーバーとは仕様が異なります
saveコマンドは、バックアップファイルを自動生成する魔法のコマンドではありません

こんにちは。ゆずかきです。

今回は、マイクラ統合版の専用サーバーで使うsaveコマンドについて解説します。

「サーバーを落とさずにワールドをバックアップしたい」
save holdとかsave queryって何をしているの?」
「Java版のsave-allと同じ感覚で使っていいの?」

こういうところで迷う方向けの記事です。

先に大事なことを言うと、統合版のsaveコマンドは、ワールドを保存するというより、安全にバックアップを取るための準備をするコマンドです。
ここを勘違いすると、バックアップしたつもりなのに復元できない…という事故につながります。

この記事を読めば、次のことが分かります。

  • 統合版のsave hold / save query / save resumeの意味が分かります👍
  • 専用サーバーを止めずにバックアップする流れが分かります👌
  • Java版のsave-all系コマンドとの違いで迷わなくなります
  • save resume忘れなど、サーバー管理でやりがちなミスを防げます(^^♪

それでは、やっていきましょう!

※本記事はマイクラ統合版のBedrock Dedicated Server向けです。
※統合版26系時点の仕様確認を前提にしています。
※サーバー管理コマンドは環境差が出やすいので、実際の運用前に必ずテスト用ワールドで確認してください。


目次

1. saveコマンドとは
2. まず結論:saveコマンドで出来ること・出来ないこと
3. saveコマンドの構文と3つのモード
4. saveコマンドを実行できる場所と権限
5. サーバーを止めずにバックアップする基本手順
6. save queryの出力の見方
7. 手動バックアップでやりがちな失敗ポイント
8. stopバックアップとsaveバックアップの使い分け
9. Realms・ローカルワールドではどうすればいい?
10. Java版のsave-all・save-off・save-onとの違い
11. うまくいかない時のチェックポイント
12. まとめ
13. 参考文献

この記事で分かること
・マイクラ統合版のsaveコマンドの使い方
・Bedrock Dedicated Serverでのワールド保存管理
save holdsave querysave resumeの使い分け
・サーバーを落とさずにバックアップする時の注意点


1. saveコマンドとは

マイクラ統合版のsaveコマンドは、Bedrock Dedicated Serverでワールドデータの保存状態を管理するためのサーバー管理コマンドです。

ただし、ここでいう「save」は、普通にゲーム画面でワールドを保存するイメージとは少し違います。

統合版の専用サーバーでは、ワールドデータがサーバー上で常に動き続けています。
プレイヤーがブロックを壊したり、チェストの中身を動かしたり、エンティティが移動したりすると、ワールドファイルも更新されていきます。

その状態で何も考えずにワールドフォルダをコピーすると、コピー中にファイルが書き換わって、中途半端なバックアップになる可能性があります。

そこで使うのが、統合版専用サーバーのsaveコマンドです。

saveコマンドでは、主に次の3つを行います。

  • バックアップ準備を開始する
  • バックアップ可能なファイル一覧を確認する
  • バックアップ作業後に通常状態へ戻す

つまり、saveコマンドは、ワールドを安全にコピーするための合図をサーバーに出すコマンドだと考えると分かりやすいです。

重要
save holdを打っただけで、バックアップファイルが自動で作られるわけではありません。
実際のコピー作業は、管理者が手動またはスクリプトで行う必要があります。

この仕様、最初はけっこう分かりにくいです。
筆者も最初に見た時は「holdしたら保存が止まるのかな?」と思ったのですが、実際にはバックアップを取るための準備状態に入るという理解の方が近いです。


2. まず結論:saveコマンドで出来ること・出来ないこと

先に、saveコマンドで出来ることと出来ないことを整理しますね。

項目 出来る? 内容
サーバー稼働中のバックアップ準備 出来る save holdでバックアップ準備を開始
コピーすべきファイルの確認 出来る save queryでファイル一覧とサイズを確認
通常の保存状態へ戻す 出来る save resumeでバックアップ準備状態を解除
バックアップファイルの自動作成 出来ない コピーや圧縮は管理者側で行う
Realmsの保存管理 出来ない RealmsはRealms側の保存機能を使う
ローカルワールドの手動保存 出来ない 専用サーバー限定コマンド
Java版のsave-all代わり 出来ない Java版とはコマンド体系が別


マイクラ統合版でsaveコマンドを調べている方の多くは、たぶん「ワールドを保存したい」というより、サーバーのバックアップを安全に取りたいのだと思います。

その目的なら、saveコマンドはかなり重要です。

ただし、手動でやる場合は少し面倒です。
save holdsave query、ファイルコピー、必要ならサイズ調整、save resume…という流れが必要になります。

正直に言うと、初心者さんが毎回手作業でやるには少し大変です。
ですが、仕組みを理解しておけば、レンタルサーバー・VPS・自宅サーバー・Docker環境のどれでも事故を減らせます。


3. saveコマンドの構文と3つのモード

統合版のsaveコマンドの基本構文は次の通りです。

save <hold|query|resume>

ゲーム内チャットから実行する場合は、環境によって先頭に/を付けて次のように入力します。

/save <hold|query|resume>

Bedrock Dedicated Serverのサーバーコンソールで実行する場合は、基本的にスラッシュなしで入力します。

save hold
save query
save resume

それぞれの意味は下記です。

コマンド 役割 使うタイミング
save hold バックアップ準備を開始する ワールドファイルをコピーする前
save query 準備完了状態とコピー対象ファイルを確認する save hold後に繰り返し実行
save resume バックアップ準備状態を解除する コピー作業が終わった後


save hold

save holdは、サーバーに対してバックアップ準備を始めてくださいと伝えるコマンドです。

実行例はこちらです。

save hold

実行すると、サーバー側ではバックアップ用の準備が始まります。
ただし、この処理は非同期です。

つまり、save holdを打った直後にすぐバックアップ可能になるとは限りません。
そのため、次にsave queryで状態確認をします。

注意
save holdは、サーバーの動作を完全停止するコマンドではありません。
プレイヤーは基本的にそのまま遊べますが、管理者側ではバックアップ作業中として慎重に扱う必要があります。

save query

save queryは、バックアップ準備が終わったか確認するコマンドです。

save query

save holdの直後は、まだ準備中のことがあります。
その場合は、少し待ってから再度save queryを実行します。

準備が完了すると、サーバーはコピー対象のファイル一覧と、それぞれのファイルサイズを出力します。

この出力が大事です。
統合版の専用サーバーでは、save queryで返ってきたファイルをコピーし、必要に応じて返ってきたサイズに合わせてコピー後ファイルを切り詰めるのが安全なバックアップの基本です。

save resume

save resumeは、バックアップ作業が終わったあとに、バックアップ準備状態を解除するコマンドです。

save resume

これを忘れると、サーバー管理上あまりよくありません。
バックアップが終わったら、必ずsave resumeまで実行しましょう。

体験談
サーバー管理系の作業は、最後のresumeを忘れがちです。
筆者はこういう作業をするとき、メモ帳に「hold → query → copy → resume」と先に書いてから作業しています。
最後の戻し忘れ防止ですね。


4. saveコマンドを実行できる場所と権限

saveコマンドは、どこでも使えるコマンドではありません。

統合版のsaveコマンドは、Bedrock Dedicated Server専用です。

つまり、次のような環境では使えない、または想定通りには使えません。

  • 普通のシングルプレイワールド
  • フレンドに開放しているローカルワールド
  • Realms
  • Java版サーバー
  • コマンドブロック

サーバーコンソールから実行する場合は、基本的にサーバー管理者が直接入力します。
ゲーム内から実行する場合は、チートが許可された環境で、オーナー権限または十分な権限を持ったプレイヤーである必要があります。

実行イメージとしては、次の2パターンです。

サーバーコンソールで実行する場合

save hold
save query
save resume

ゲーム内チャットから実行する場合

/save hold
/save query
/save resume

基本的には、サーバーコンソールから実行する方が分かりやすいです。
とくにバックアップ作業では、ワールドフォルダをコピーしたり、サーバーログを確認したりするので、ゲーム内よりもサーバー側で作業した方が安全です。

また、サーバーコンソールでは先頭の/を付けない形式で入力することが多いです。
普段コマンドブロックやチャットコマンドに慣れていると、ここで少し混乱しやすいですね。

初心者さん向けメモ
「ゲーム内では/save hold、サーバーコンソールではsave hold」くらいで覚えると分かりやすいです。
ただし実行環境によって挙動が違うこともあるので、最終的には自分のサーバーのhelp表示で確認しましょう。


5. サーバーを止めずにバックアップする基本手順

ここからが本題です。

マイクラ統合版の専用サーバーで、サーバーを止めずにワールドをバックアップする場合、基本の流れは次のようになります。

1. save hold を実行する
2. save query を実行する
3. 準備完了になるまで save query を繰り返す
4. save queryで返ってきたファイルをコピーする
5. 必要に応じて、返ってきたサイズに合わせてコピー後ファイルを調整する
6. save resume を実行する
7. バックアップを別フォルダや別ディスクに保管する

1. save holdを実行する

まず、サーバーコンソールで次のように入力します。

save hold

これで、サーバーにバックアップ準備を開始させます。

この時点では、まだファイルコピーを始めないでください。
save holdは即時完了ではないため、次のsave queryで状態確認します。

2. save queryを実行する

次に、次のコマンドを入力します。

save query

準備が終わっていない場合は、少し待ってから再度save queryを実行します。

準備が完了すると、コピー対象のファイル一覧が出ます。
ファイル数がかなり多く出ることもありますが、慌てなくて大丈夫です。

3. ファイルをコピーする

save queryで返ってきたファイルが、バックアップに必要なファイルです。

このとき、単純にワールドフォルダ全体を丸ごとコピーしたくなるのですが、ライブバックアップとして厳密にやるなら、save queryで返ってきたファイルとサイズ情報を使うのが基本です。

統合版のワールドはLevelDB形式のファイル群で管理されています。
サーバー稼働中はファイルが動いているので、適当にコピーすると中途半端な状態が混ざる可能性があります。

4. save resumeを実行する

コピー作業が終わったら、必ず次を実行します。

save resume

これで、バックアップ準備状態を解除します。

個人的には、save resumeまで終わって初めてバックアップ作業完了だと思っています。
ファイルをコピーしただけで満足してしまうと、最後の戻しを忘れやすいので注意してください。

5. バックアップを保管する

バックアップを取ったら、できればサーバーと同じ場所だけでなく、別の場所にも保管しておくと安心です。

例としては、下記のような保管方法があります。

  • サーバー内の別フォルダ
  • 外付けストレージ
  • 別PC
  • NAS
  • クラウドストレージ

とくにVPSや自宅サーバーで長期運用している場合、同じディスク内にバックアップを置くだけだと、ディスク障害時にまとめて消えるリスクがあります。

実録メモ
サーバー運用は、ワールドが育ってからが怖いです。
最初は「まあ消えても作り直せるか」と思っていても、数週間遊んだワールドはもう資産です。
建築・装置・村人・倉庫整理、全部含めてバックアップしておきましょう。


6. save queryの出力の見方

save queryを実行すると、準備完了後にファイル一覧が返ってきます。

出力イメージは次のような形です。

Data saved. Files are now ready to be copied.
Bedrock level/db/000123.ldb:123456,
Bedrock level/db/000124.log:7890,
Bedrock level/level.dat:3456

実際のファイル名や数字は、ワールド名やサーバー環境によって変わります。

大事なのは、ファイルパス:数字という形です。

この数字は、コピー後にそのファイルをどのサイズにそろえるべきかを示すバイト数です。
サーバー稼働中はファイルが伸びることがあるため、バックアップとして整合性を取るには、出力されたサイズに合わせてコピー後ファイルを切り詰める必要があります。

初心者さん向けに言い換えると、こうです。

save queryが返した一覧は、
「今バックアップに使っていいファイル」と「そのファイルの正しい長さ」のリストです。

ここを無視して、ワールドフォルダ全体をそのままコピーすると、環境によっては普通に復元できることもあります。
ですが、それは「たまたま問題が出なかった」だけの可能性もあります。

特に、人数が多いサーバー、ワールドが重いサーバー、装置が多いサーバーでは、稼働中の雑なコピーは避けた方が安全です。

手動でやるならどう考える?

手動バックアップで厳密にやるのは、正直ちょっと大変です。

save queryで返ったファイルを確認して、コピーして、必要なサイズにそろえて…という作業になるからです。

そのため、初心者さんがまず安全を優先するなら、次のどちらかがおすすめです。

  • 人がいない時間にサーバーを停止してからワールドフォルダをコピーする
  • save hold / query / resumeの流れを使うバックアップスクリプトを導入する

手動で頑張るより、仕組みを理解したうえで自動化する方がミスは減ります。

ただし、ネットで拾ったスクリプトをそのまま本番ワールドに使うのは危険です。
必ずテスト用ワールドで、バックアップ作成だけでなく、復元できるかまで確認しましょう。


7. 手動バックアップでやりがちな失敗ポイント

ここでは、統合版の専用サーバーでsaveコマンドを使う時にありがちなミスをまとめます。

失敗1:save holdだけでバックアップ完了だと思う

これは一番ありがちです。

save holdは、バックアップ準備を始めるコマンドです。
バックアップファイルを作るコマンドではありません。

つまり、save holdを実行しただけでは何も保管されません。

必要なのは、次の流れです。

save hold
save query
ファイルコピー
save resume

この4つをセットで考えましょう。

失敗2:save queryを1回しか実行しない

save holdの直後にsave queryを打っても、まだ準備が終わっていないことがあります。

その場合、少し待ってから再度save queryを実行します。

自動化する場合も、save queryは1回だけではなく、準備完了メッセージが出るまで繰り返す処理にしておくのが基本です。

失敗3:save resumeを忘れる

バックアップ作業の最後には、必ずsave resumeを実行します。

save resume

サーバー管理で一番怖いのは、途中状態のまま放置することです。
save holdを使ったら、最後はsave resumeで戻す。
これをセットで覚えておきましょう。

失敗4:バックアップを取っただけで復元確認しない

バックアップは、取っただけでは安心できません。
復元できて初めてバックアップです。

本番ワールドとは別のテスト環境を用意して、次の確認をしておくと安心です。

  • サーバーが起動できるか
  • ワールドに入れるか
  • 建築物が残っているか
  • プレイヤーデータが残っているか
  • チェストの中身が壊れていないか
  • ネザーやエンドも問題なく読み込めるか

とくに長く遊んでいるワールドほど、復元確認は大事です。

失敗5:Java版の感覚でsave-allを探してしまう

統合版の専用サーバーで使うのは、save hold / query / resumeです。

Java版でよく見る、次のコマンドとは別物です。

save-all
save-off
save-on

統合版の記事を探しているのにJava版の情報を読んでしまうと、ここで混乱します。
検索するときは、「統合版 save hold」「Bedrock Dedicated Server save query」のように調べると目的の情報に近づきやすいです。


8. stopバックアップとsaveバックアップの使い分け

統合版サーバーのバックアップ方法は、大きく分けて2つあります。

  • サーバーを停止してからコピーする
  • サーバー稼働中にsaveコマンドを使ってコピーする

どちらが良いかは、運用スタイルによります。

方法 メリット デメリット おすすめ度
サーバー停止後にコピー 仕組みが分かりやすい プレイヤーを一度落とす必要あり 初心者向け
saveコマンドでライブバックアップ サーバー稼働中に作業できる 手順が複雑で自動化向け 中級者以上向け


初心者さんはstopバックアップが分かりやすい

まだサーバー管理に慣れていない場合は、プレイヤーがいない時間にサーバーを停止して、ワールドフォルダを丸ごとコピーする方法が一番分かりやすいです。

流れとしては、次のようなイメージです。

1. プレイヤーにバックアップ時間を伝える
2. サーバーをstopで安全に停止する
3. worldsフォルダ内の対象ワールドをコピーする
4. コピーしたフォルダを日付付きで保管する
5. サーバーを再起動する

この方法は、サーバーを一度止めるのでプレイヤーには少し不便です。
ですが、作業としてはかなり単純です。

稼働中に取りたいならsaveコマンドを使う

一方で、24時間サーバーや人数の多いサーバーでは、毎回停止するのが難しいこともあります。
その場合に、save hold / query / resumeを使ったライブバックアップが候補になります。

ただし、ライブバックアップは自動化前提で考えた方が良いです。

手作業で毎回save queryのファイル一覧を見てコピーするのは大変ですし、ミスも起きやすいです。

筆者の考え
個人サーバーなら、最初はstopバックアップで十分です。
その後、人数が増えたり、止めにくくなったりしたら、saveコマンドを使った自動バックアップを検討するのが良いと思います。


9. Realms・ローカルワールドではどうすればいい?

saveコマンドはBedrock Dedicated Server向けなので、Realmsやローカルワールドの保存管理には基本的に使いません。

Realmsの場合

Realmsには、Realms側の保存・バックアップ機能があります。
2025年末のアップデート以降、RealmsではRealms Savesという形で保存管理が更新されています。

Realmsを使っている場合は、専用サーバーのsaveコマンドではなく、Realmsの管理画面から保存・復元を行いましょう。

個人でBedrock Dedicated Serverを立てている場合とRealmsは、管理方法が別物です。
ここは混ぜない方が良いです。

ローカルワールドの場合

自分のPCやスマホ、ゲーム機内で遊んでいるローカルワールドの場合も、save holdなどは使いません。

ローカルワールドでは、ワールド設定画面からコピーを作成したり、端末側でワールドデータをバックアップしたりする形になります。

ただし、端末やプラットフォームによってワールドデータの扱いが違います。
Windows版、スマホ版、ゲーム機版で手順が違うので、自分の環境に合わせて確認してください。

専用サーバーの場合

専用サーバーを使っている場合は、この記事で解説しているsaveコマンドの出番です。

  • VPSでBedrock Dedicated Serverを動かしている
  • 自宅PCで統合版サーバーを立てている
  • DockerでBedrockサーバーを動かしている
  • レンタルサーバーで統合版のBedrock Dedicated Serverを使っている

こういう環境なら、save hold / query / resumeを理解しておく価値があります。


10. Java版のsave-all・save-off・save-onとの違い

ここは混乱しやすいので、しっかり整理します。

マイクラJava版の専用サーバーには、次のような保存系コマンドがあります。

save-all
save-off
save-on

一方、統合版の専用サーバーでこの記事の対象になるのは、次のコマンドです。

save hold
save query
save resume

名前が似ていますが、考え方が違います。

エディション 主な保存系コマンド 目的
Java版 save-all
save-off
save-on
サーバーの保存処理を実行・停止・再開する
統合版 save hold
save query
save resume
稼働中バックアップの準備・確認・解除を行う


Java版でサーバー運用をしていた方ほど、統合版のsaveコマンドで迷いやすいです。

特に、Java版のsave-offの感覚で「統合版でも保存を止めてからコピーすればいいのかな?」と思うとズレます。
統合版では、save holdの後にsave queryで返ってくるファイル一覧とサイズ情報を見て、バックアップ作業を進める流れです。

また、2026年以降のマイクラは、Java版・統合版ともにバージョン番号の表記が26系に移行しています。
そのため、昔の「1.21.x」という記事と、現在の「26.x」という記事が検索結果に混ざることがあります。

ですが、少なくともこの記事で扱っている統合版専用サーバーのsave hold / query / resumeについては、Java版のsave-all系とは別物として覚えてください。

注意
「マイクラ save コマンド」で検索すると、Java版の記事も出てきます。
統合版サーバーの記事を探す時は、必ず「統合版」「Bedrock」「Bedrock Dedicated Server」「Dedicated Server」あたりの言葉も一緒に確認しましょう。


11. うまくいかない時のチェックポイント

saveコマンドやバックアップ作業がうまくいかない時は、下記を確認してください。

  • [ ] そのサーバーはBedrock Dedicated Serverですか?
  • [ ] Realmsやローカルワールドで実行しようとしていませんか?
  • [ ] サーバーコンソールでは、先頭の/なしで入力していますか?
  • [ ] ゲーム内から実行する場合、チートが許可された環境で十分な権限がありますか?
  • [ ] save holdの後、save queryを複数回確認しましたか?
  • [ ] save queryの準備完了メッセージを確認しましたか?
  • [ ] save queryで返ったファイル一覧を無視して、ワールドフォルダを雑にコピーしていませんか?
  • [ ] バックアップ後にsave resumeを実行しましたか?
  • [ ] 作ったバックアップを別環境で復元テストしましたか?
  • [ ] サーバー本体とクライアントのバージョンは合っていますか?
  • [ ] サーバーのディスク容量は足りていますか?
  • [ ] バックアップ先の権限不足でコピーに失敗していませんか?

save queryがなかなか完了しない場合

ワールドが重い場合や、サーバー負荷が高い場合、save queryの準備完了まで少し時間がかかることがあります。

数秒待ってから再度実行してみてください。
それでも進まない場合は、サーバーログを確認しましょう。

save resumeを忘れた場合

気づいた時点で、まずsave resumeを実行してください。

save resume

その後、サーバーログにエラーが出ていないか確認します。
心配なら、プレイヤーが少ない時間にサーバーを再起動し、念のため改めて通常の停止バックアップも取っておくと安心です。

バックアップから復元できない場合

復元できない場合は、バックアップの取り方に問題があった可能性があります。

よくある原因は下記です。

  • コピー中にサーバーがワールドファイルを書き換えていた
  • save queryで返ったサイズに合わせていない
  • コピー対象ファイルが不足している
  • ワールドフォルダ階層を間違えている
  • サーバーとワールドのバージョン差が大きい

特にライブバックアップは、作った後の復元確認が大事です。
「作成できた」ではなく、「復元できた」まで確認しましょう。


12. まとめ

以上、マイクラ統合版のsaveコマンドについて解説しました。

要点を整理すると、次の通りです。

  • 統合版のsaveコマンドは、Bedrock Dedicated Server専用
  • 基本構文はsave <hold|query|resume>
  • save holdはバックアップ準備を開始するコマンド
  • save queryは準備状況とコピー対象ファイルを確認するコマンド
  • save resumeはバックアップ準備状態を解除するコマンド
  • save holdだけではバックアップファイルは作られない
  • Java版のsave-allsave-offsave-onとは別物
  • 初心者さんは、まず停止バックアップの方が分かりやすい
  • 稼働中バックアップをするなら、saveコマンドの仕組みを理解して自動化するのがおすすめ

統合版の専用サーバー運用では、ワールドデータの管理が本当に大事です。

サーバーは動いている時は楽しいのですが、ワールド破損や誤削除が起きると、一気に大変になります。
だからこそ、バックアップは「気が向いた時に取るもの」ではなく、サーバー運用の一部として考えておきましょう。

個人サーバーなら、最初は無理にライブバックアップへ挑戦しなくても大丈夫です。
プレイヤーが少ない時間にstopして、ワールドフォルダをコピーするだけでも、何もしないよりずっと安心です。

慣れてきたら、save hold / save query / save resumeを使って、稼働中バックアップの自動化に挑戦してみてください。

では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも統合版・Java版の便利な仕様解説をまとめているので、是非ご覧くださいね(^^♪


13. 参考文献

この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・コミュニティWiki・サーバー同梱ドキュメントの内容を参考にしています。