
この記事はマイクラ統合版の
/sayコマンド解説です
チャットに全体メッセージを流したい方向けに、実際の使いどころまで整理しています
Java版とはコマンド仕様や表示の細部が異なる場合があります
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラ統合版でコマンドを触っていると、
「ワールド全員にお知らせを出したい」
「コマンドブロックからチャットに文章を流したい」
「/tellraw ほど難しいことはしたくないけど、とりあえず文字を出したい」
と思うことはありませんか?
そういう時に使えるのが、/say コマンドです。
say はかなりシンプルなコマンドで、入力した文章をチャット欄に表示できます。
複雑なJSONを書かなくても使えるので、統合版でコマンドを初めて触る方の練習にもかなり向いています。
この記事を読めば、次のことが分かります。
- 統合版の
/sayコマンドの基本構文- チャット欄にどう表示されるのか
- コマンドブロックで使う時の注意点
/tell・/tellraw・/meとの違い- 表示されない時のチェックポイント
それでは、やっていきましょう!
※本記事はマイクラ統合版の現行コマンド仕様を前提にしています。
※コマンド仕様については、Minecraft公式ドキュメントおよびコミュニティWikiを参考にしています。
※ゲーム内の表示は、端末・ワールド設定・サーバー設定・言語設定により細部が変わる場合があります。
目次
1. sayコマンドとは
2. sayコマンドを使う前の準備
3. sayコマンドの基本構文
4. チャットにはどう表示される?
5. 実際に使いやすいsayコマンド例
6. セレクターを文章に入れる使い方
7. コマンドブロックでsayを使う場合
8. say・tell・tellraw・meの違い
9. sayコマンドが使えない時のチェックポイント
10. まとめ
11. 参考文献
この記事で分かること
・マイクラ統合版の/sayコマンドの使い方
・チャット表示・コマンドブロック運用・他の文章系コマンドとの違い

1. sayコマンドとは
say コマンドは、入力した文章をチャットに表示するコマンドです。
一番簡単な例はこれです。
/say こんにちは
これを実行すると、チャット欄に「こんにちは」というメッセージが表示されます。
使い道としては、
- マルチプレイで全員にお知らせする
- ミニゲーム開始前に案内文を流す
- コマンドブロックでイベント通知を作る
- 配布ワールドで簡単な説明文を出す
- コマンドの動作確認用にメッセージを出す
このあたりが代表的です。
/say の良いところは、とにかく構文が簡単なことです。
/tellraw のようにJSONを書く必要がないので、コマンド初心者さんでもすぐに試せます。
ただし、できることもシンプルです。
色付き文字・改行・スコア表示など、少し見た目や内容を整えたい場合は、/say ではなく /tellraw を使う方が向いています。
体験談
筆者は最初、チャットに文章を出すなら全部/tellrawを使うものだと思っていました。
でも、ただ「開始します」「集合してください」くらいの文章なら/sayで十分です。
むしろ、動作確認では/sayの方が分かりやすいです👌

2. sayコマンドを使う前の準備
統合版で /say を使う時は、まずコマンドを実行できる権限が必要です。
公式の現行コマンドリファレンスでは、/say は次の扱いです。
| 項目 | 統合版の扱い | 補足 |
|---|---|---|
| コマンド名 | /say | チャットに文章を送る |
| 必要権限 | Game Directors | 通常プレイヤー権限では使えない場合あり |
| チート必須 | No | ただし権限設定は必要 |
| 本文形式 | plain text | スペースやセレクターを含められる |
ここで少し紛らわしいのが、「チート必須No」と「誰でも自由に使える」は同じ意味ではないという点です。
ワールドの状態やマルチプレイ環境によっては、プレイヤー側にコマンド権限が無いと実行できません。
自分のワールドで練習するなら、まずは次の点を確認しましょう。
- 自分がそのワールドの管理者・オペレーター権限を持っているか
- チャット欄で
/を入力した時にコマンド候補が出るか - コマンドブロックを使う場合、ワールド設定でコマンドブロックが有効か
- マルチサーバーの場合、サーバー側でコマンドが許可されているか
シングルプレイの検証ワールドなら、クリエイティブで試すのが一番楽です。
サバイバル本番ワールドでいきなり使うより、まず検証用ワールドで表示を確認してから使うのがおすすめです。

3. sayコマンドの基本構文
統合版の /say コマンドの基本構文は、現行の公式表記では以下です。
/say <message: message_root>
難しく見えますが、実際の入力はかなり簡単です。
/say 表示したい文章
つまり、/say の後ろに半角スペースを入れて、その後にチャットへ出したい文章を書けばOKです。
例えば、
/say 探索を開始します
/say まもなく夜になります。拠点へ戻りましょう
/say ボス部屋の扉が開きました
このように、普通の文章をそのまま入れられます。
スペースを含む文章もそのまま使えます
say の本文は、スペースを含めても大丈夫です。
/say Stage 1 Start
/say 村の防衛イベントを開始します
このように、英語でも日本語でも使えます。
ただし、改行を含む長文の説明にはあまり向きません。
長い説明を何行も出したい場合は、/say を複数回に分けるか、見た目を整えたいなら /tellraw を使う方が読みやすいです。
古い表記との違い
古いWikiや解説記事では、統合版の構文が次のように書かれている場合があります。
/say <message: message>
一方、現行の公式リファレンスでは、次の表記です。
/say <message: message_root>
ここは表記が少し変わっていますが、普通に使う分には、入力方法は変わりません。
/say の後ろに文章を書く、これだけ覚えておけば大丈夫です。
注意点
バージョン更新で内部の引数名や公式ドキュメント上の表記が変わることがあります。
ただし、現時点の通常使用では/say 文章という使い方で問題ありません。

4. チャットにはどう表示される?
say コマンドを実行すると、チャット欄に全体向けメッセージとして表示されます。
例えば、次のコマンドを実行します。
/say これから採掘に行きます
すると、チャット欄に「これから採掘に行きます」という内容が表示されます。
通常のプレイヤーチャットとは少し違い、コマンドから送られたシステム的なメッセージとして表示されるのがポイントです。
細かい見え方は端末・言語・サーバー環境で変わる場合がありますが、使い方としては「ワールド全体に通知を流すコマンド」と覚えると分かりやすいです。
プレイヤーの普通の発言とは違う
プレイヤーが普通にチャットで「こんにちは」と打つ場合と、/say こんにちは を実行する場合では意味が違います。
| 入力方法 | 表示の意味 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 普通のチャット | プレイヤー本人の発言 | 会話 |
| /say | コマンドからの全体メッセージ | お知らせ・案内・動作確認 |
この違いが分かると、/say の使いどころも見えてきます。
例えばマルチプレイで、
/say 5分後に拠点へ集合してください
と流せば、プレイヤー同士の会話というより、ワールド内の案内文として伝わります。
画面中央には出ません
ここは間違えやすいです。
/say は、画面中央に大きく文字を出すコマンドではありません。
チャット欄に文字を出すコマンドです。
画面中央に大きくタイトルを出したい場合は、/title 系のコマンドを使います。
チャット欄に文章を出したいなら /say、画面演出として文字を出したいなら /title、と分けて覚えると混乱しにくいです。

5. 実際に使いやすいsayコマンド例
ここからは、実際に使いやすい /say の例を紹介します。
コピペして試しやすいように、用途別にまとめておきますね。
拠点やマルチプレイのお知らせ
/say まもなく夜になります。安全な場所へ移動してください
/say これからネザー探索を開始します
/say 村人交易所の整備が完了しました
このあたりは、マルチプレイでかなり使いやすいです。
普通にチャットで言っても良いのですが、/say で出すと「案内文」っぽく見えるので、イベント進行にも向いています。
ミニゲーム開始・終了のお知らせ
/say ゲームを開始します
/say 残り時間は1分です
/say ゲーム終了です。お疲れさまでした
ミニゲーム系のワールドでは、開始・終了・制限時間の通知に使いやすいです。
ただし、毎秒連続で流すとチャットがかなり読みにくくなります。
必要なタイミングだけ表示するのがコツです。
コマンドの動作確認
/say コマンドが実行されました
/say ボタン入力を確認しました
/say 条件判定に成功しました
個人的に、/say の一番便利な使い方はこれです。
コマンドブロックや /execute の検証中に、処理が通っているか確認したい時、/say を入れておくと分かりやすいです。
体験談
筆者はコマンドブロックを組む時、最初から/tpや/giveを入れずに、まず/say 成功を入れて確認することがあります。
先に文章だけ出しておけば、「そもそも信号が来ていないのか」「コマンド内容だけ間違っているのか」を切り分けやすいです。
座標案内
/say 村の入口は X:120 Y:64 Z:-35 付近です
/say ネザーゲートは拠点の地下にあります
/say エンドポータル部屋へ向かう階段を開放しました
座標や場所の案内にも使えます。
ただし、座標を自動で取得して文章に埋め込むような用途には向いていません。
そういう高度な表示をしたい場合は、スコアボードや /tellraw などを組み合わせる必要があります。

6. セレクターを文章に入れる使い方
/say の本文には、ターゲットセレクターを入れることもできます。
例えば、
/say 現在の参加者: @a
と入力すると、@a の部分が対象プレイヤー名として処理されます。
@a は「すべてのプレイヤー」を表すセレクターなので、参加者一覧のような表示に使えます。
代表的なセレクターは下記です。
| セレクター | 意味 | sayでの使い道 |
|---|---|---|
| @a | すべてのプレイヤー | 参加者一覧・全員対象の案内 |
| @p | 最も近いプレイヤー | 近くのプレイヤー名を出す |
| @r | ランダムなプレイヤー | 抽選・ランダム選出の表示 |
| @e | すべてのエンティティ | 検証用。通常は絞り込み推奨 |
| @s | 実行者自身 | executeと組み合わせる時に便利 |
@aは「送り先指定」ではありません
ここ、初心者さんがかなり間違えやすいです。
/say @a こんにちは
このコマンドは、@aにだけ送るという意味ではありません。
/say 自体が全体メッセージなので、@a は本文内でプレイヤー名に置き換わる対象として扱われます。
特定のプレイヤーだけにメッセージを送りたい場合は、/say ではなく /tell 系を使いましょう。
ランダム抽選っぽく使う例
/say 今回の挑戦者は @r です
@r を入れると、ランダムなプレイヤー名を文章に入れられます。
ミニゲームの順番決めや、ちょっとした抽選演出に使えますね。
ただし、これはあくまでチャット表示です。
本当にそのプレイヤーへ効果を付ける、アイテムを渡す、ワープさせるなどの処理をしたい場合は、別途コマンドを組む必要があります。
@eは使いすぎ注意
/say 読み込まれているエンティティ: @e
@e はすべてのエンティティを対象にするので、読み込まれている範囲に動物・モンスター・アイテムなどが大量にいる場合、表示が一気に読みにくくなることがあります。
検証用なら便利ですが、普段使いでは次のように絞り込む方が安全です。
/say 周辺のゾンビ: @e[type=zombie]
/say 名前付きエンティティ: @e[name="Boss"]
セレクターは便利ですが、範囲を広げすぎるとチャット欄がごちゃごちゃします。
表示したい対象だけに絞るのが大事です。

7. コマンドブロックでsayを使う場合
/say は、コマンドブロックとの相性も良いです。
ボタン・感圧板・レバーなどでコマンドブロックを動かし、チャットに案内を出すことができます。
例えば、コマンドブロックに次のように入れます。
say 扉が開きました
チャット欄で手入力する時は /say と書きますが、コマンドブロックでは先頭の / は必須ではありません。
迷った場合は、ゲーム内の入力欄や候補表示に合わせてください。
ボタンで案内を出す例
- コマンドブロックを置く
- コマンド入力欄に
say 入口が開きましたと入力 - コマンドブロックにボタンを付ける
- ボタンを押す
- チャット欄にメッセージが表示される
これだけで、簡単な案内装置になります。
配布ワールドやミニゲームで、説明看板の代わりに短い案内を出す時に使えます。
反復コマンドブロックで連発しないように注意
反復コマンドブロックに say を入れて常時実行にすると、チャット欄が一瞬で埋まります。
say 実行中です
このようなコマンドを反復・常時実行にすると、同じ文章が何度も流れ続けます。
動作確認では便利な場面もありますが、本番ワールドでは基本的におすすめしません。
使うなら、
- インパルスで1回だけ実行する
- ボタンやレッドストーン信号で必要な時だけ動かす
- 反復で使う場合は条件をしっかり絞る
- 不要なコマンド出力はゲームルールで整理する
このあたりを意識してください。
コマンド出力がうるさい時
コマンドブロックを使っていると、say とは別にコマンドの実行結果メッセージが出て、チャットが読みにくくなることがあります。
その場合は、必要に応じて次のゲームルールを使います。
/gamerule commandblockoutput false
/gamerule sendcommandfeedback false
commandblockoutput は、コマンドブロックの出力表示を抑える時に使います。
sendcommandfeedback は、コマンドのフィードバック表示をさらに抑えたい時に使います。
ただし、検証中に全部消してしまうと、逆にどこで失敗しているか分かりにくくなることもあります。
最初は表示ありでテストして、完成後に必要なら消す、という流れが安全です。
体験談
筆者はコマンドブロックを調整している時、出力を先に消してしまって「動いていないのか、表示だけ消えているのか」が分からなくなったことがあります。
最初は少しうるさくても、完成するまでは表示を残しておく方がミスに気づきやすいです。

8. say・tell・tellraw・meの違い
チャットに文章を出すコマンドはいくつかあります。
say と似ているものとして、tell、tellraw、me あたりは特に混同しやすいです。
👇違いを表にまとめます。
| コマンド | 主な用途 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| /say | 全体にシンプルな文章を表示 | 全体通知・案内・動作確認 |
| /tell | 特定プレイヤーへ個別メッセージ | 一人だけに伝えたい時 |
| /tellraw | JSON形式で文章を表示 | 色・装飾・翻訳キーなどを使いたい時 |
| /me | 自分の行動文のように表示 | ロールプレイ風の表示 |
| /title | 画面中央などに文字を表示 | 演出・ミニゲーム開始表示 |
シンプルな全体通知ならsay
/say まもなくイベントを開始します
「全員に同じ文章を見せる」だけなら、/say が一番簡単です。
凝った装飾が不要なら、これで十分な場面が多いです。
個別メッセージならtell
/tell @p 入口の鍵を入手しました
特定プレイヤーだけに見せたい場合は /tell を使います。
/say は全体向けなので、こっそり伝える用途には向いていません。
見た目を整えるならtellraw
/tellraw @a {"rawtext":[{"text":"ゲームを開始します"}]}
文字の見た目や表現を細かく制御したいなら、/tellraw が向いています。
ただし、JSON形式になるので、/say より難易度は上がります。
まずは /say で文章を出せるようになってから、必要になったら /tellraw に進むのが良いと思います。
画面中央ならtitle
/title @a title ゲーム開始
大きく目立たせたい場合は /title です。
/say はチャット欄、/title は画面表示、と使い分けると分かりやすいです。

9. sayコマンドが使えない時のチェックポイント
/say は簡単なコマンドですが、環境によってはうまく動かないことがあります。
もし表示されない、エラーが出る、候補に出てこないという場合は、下のチェックポイントを見てください。
- [ ]
/sayの前に半角スラッシュ/を付けているか? - [ ]
/sayと本文の間に半角スペースが入っているか? - [ ] コマンドを使える権限を持っているか?
- [ ] ワールド設定でコマンドやチート関連の設定が制限されていないか?
- [ ] マルチサーバー側でコマンド実行が制限されていないか?
- [ ] コマンドブロックを使う場合、コマンドブロックが有効になっているか?
- [ ] 反復コマンドブロックでチャットが流れすぎて、表示を見落としていないか?
- [ ]
commandblockoutputやsendcommandfeedbackの設定で、別の出力と混同していないか?
よくあるミス1:本文を書いていない
/say
これだけだと、表示する本文がありません。
必ず /say の後ろに文章を入れてください。
/say テスト表示です
よくあるミス2:全角スペースを混ぜている
日本語入力中に、コマンドの区切りへ全角スペースが混ざることがあります。
エラーが出る場合は、/say と本文の間を半角スペースに直してみてください。
よくあるミス3:個別送信と勘違いしている
/say @p 秘密のメッセージです
これは、@p だけに秘密のメッセージを送るコマンドではありません。
say は全体に表示されます。
個別メッセージなら、次のように /tell を使いましょう。
/tell @p 秘密のメッセージです
よくあるミス4:装飾までsayでやろうとしている
say はシンプルな文章表示用です。
色付き文字や複雑なチャット表現をしたい時は、/tellraw を使う方が適しています。
切り分け方法
まずは/say テストだけを実行して、チャットに表示されるか確認してください。
これが表示されるなら、say自体は使えています。
そのうえで、セレクターやコマンドブロック側の設定を一つずつ確認していくのが安全です。

10. まとめ
以上、マイクラ統合版の /say コマンドについて解説しました。
要点を整理すると、
/sayはチャット欄に全体メッセージを表示するコマンド- 基本構文は
/say 表示したい文章でOK - 現行の公式表記では
/say <message: message_root> - 本文にはスペースやターゲットセレクターを含められる
- 個別メッセージなら
/tell、装飾したいなら/tellraw、画面中央なら/titleが向いている - コマンドブロックで使う時は、連発しすぎに注意
say コマンドは、派手なことができるコマンドではありません。
でも、全員に短い案内を出す・コマンドの動作確認をする・ミニゲームの進行を分かりやすくするという目的なら、かなり使いやすいです。
コマンド初心者さんは、まずここから触ると良いと思います。
/say テスト が使えるだけでも、コマンドブロックの確認やワールド内イベント作りがかなり楽になります。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも統合版コマンドや便利装置を紹介しているので、ぜひご覧くださいね(^^♪

11. 参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・コミュニティWikiを参考にしています:
- Microsoft Learn(/say Command)
- Microsoft Learn(Introduction to Commands)
- Microsoft Learn(Minecraft Commands)
- Microsoft Learn(Popular Commands)
- Microsoft Learn(Target Selectors)
- Microsoft Learn(/tellraw Command)
- Microsoft Learn(Raw Message JSON)
- Minecraft Wiki/Fandom(Commands/say)
- Minecraft Wiki(Commands/say)
- Bedrock Wiki(Intro to Command Blocks)
- Bedrock Wiki(Raw Text)