
この記事はマイクラ統合版向けのrecipeコマンド解説です
Java版とは細かい構文や候補表示が異なる場合があります
レシピを“追加する”コマンドではなく、レシピを“解放・ロックする”コマンドです
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラ統合版でコマンドを触っていると、たまに見かけるのが、
「recipeコマンドって何に使うの?」
「レシピを配布できるって、カスタムレシピも作れるの?」
「takeしたのに普通にクラフトできるのはなぜ?」
という疑問です。
結論から言うと、/recipe コマンドは、プレイヤーのクラフトレシピの解放状態を操作するコマンドです。
つまり、レシピブックに表示させたり、逆にレシピを未解放状態に戻したりできます。
ただし、ここが少しややこしいのですが、/recipe take でレシピを奪っても、設定次第では普通にクラフトできる場合があります。
本当に「そのレシピを知らないと作れない」状態にしたい場合は、/gamerule との組み合わせが重要です。
この記事では、マイクラ統合版の recipe コマンドについて、構文・使い方・レシピ管理・ゲームルール設定・コマンドブロック運用まで、順番にまとめていきますね!
この記事を読めば、次のことが分かります。
- 統合版の
/recipe giveと/recipe takeの使い方が分かります👍- レシピブックの解放・ロック管理ができるようになります👌
- 配布ワールドやミニゲームで「特定レシピだけ解放する」仕組みを作れます
- 「takeしたのに作れる」原因も整理できます
※本記事は、マイクラ統合版の公式コマンド仕様・海外コミュニティWiki情報を参考に作成しています。
※記事内のコマンドは、統合版1.20.30以降のレシピ解放仕様を前提にしています。
※バージョンアップでレシピIDや候補表示が変わる場合があるため、最終的にはゲーム内の自動補完も併用してください。
目次
1. recipeコマンドとは
2. recipeコマンドでできること・できないこと
3. 統合版recipeコマンドの基本構文
4. まず覚えるべき実用コマンド例
5. レシピIDの探し方と注意点
6. レシピを本当に制限するgamerule設定
7. コマンドブロックでレシピ管理する使い方
8. 配布ワールド・ミニゲームでの活用例
9. Java版との違いとバージョン変更点
10. recipeコマンドが効かない時のチェックポイント
11. まとめ
12. 引用・参考文献
この記事で分かること
・マイクラ統合版のrecipeコマンドの使い方
・レシピ解放、レシピロック、レシピ管理の基本
・recipesunlockとdolimitedcraftingの使い分け
・コマンドブロックを使ったレシピ配布の考え方

1. recipeコマンドとは
/recipe コマンドは、プレイヤーがクラフトできるレシピの解放状態を操作するコマンドです。
簡単に言うと、
giveでレシピを解放するtakeでレシピを未解放状態に戻す*を使えば全レシピをまとめて操作できる
というコマンドですね。
例えば、プレイヤーにダイヤの剣のレシピを解放したい場合は、次のように入力します。
/recipe give @p minecraft:diamond_sword
逆に、近くのプレイヤーからダイヤの剣のレシピを未解放にしたい場合は、こうです。
/recipe take @p minecraft:diamond_sword
@p は一番近いプレイヤー、minecraft:diamond_sword はダイヤの剣のレシピIDです。
これだけ見るとかなりシンプルなのですが、実際に使う時は、レシピブックに表示させるだけなのか、クラフト自体も制限したいのかで設定が変わります。
ここを理解しないまま使うと、
あれ?
/recipe takeしたのに、素材を並べたら普通に作れるんだけど?
となりがちです。
recipeコマンドは「クラフトそのものを完全禁止する魔法のコマンド」ではありません。
あくまで、プレイヤーのレシピ解放状態を操作するコマンドです。
この違いはかなり大事なので、まずここだけ覚えておきましょう。

2. recipeコマンドでできること・できないこと
まずは、recipeコマンドの役割を整理します。
ここを先に押さえておくと、後半の gamerule 設定も理解しやすいです。
| やりたいこと | recipeコマンドで可能? | 補足 |
|---|---|---|
| 特定レシピを解放する | 可能 | /recipe give を使います |
| 特定レシピを未解放に戻す | 可能 | /recipe take を使います |
| 全レシピを一括解放する | 可能 | * を使います |
| 全レシピを一括ロックする | 可能 | 配布マップの初期化で便利です |
| 新しいクラフトレシピを追加する | 不可 | ビヘイビアーパックのJSON側で作ります |
| 素材があってもクラフトできないようにする | 単体では不十分 | dolimitedcrafting との組み合わせが必要です |
特に重要なのは、recipeコマンドはレシピを新規追加するコマンドではないという点です。
「オリジナルの剣をクラフトできるようにしたい」
「丸石1個からダイヤを作れるレシピを追加したい」
こういう場合は、/recipe コマンドではなく、ビヘイビアーパックの recipes フォルダにJSONファイルを作る方向になります。
/recipe コマンドは、既に存在しているバニラレシピを、プレイヤーに対して解放する・未解放に戻すためのコマンドです。
注意!
「recipe」という名前なのでカスタムレシピ作成コマンドに見えますが、統合版の公式コマンド仕様では、基本的にバニラレシピの解放管理として扱われています。
カスタムレシピを作る場合は、アドオン・ビヘイビアーパック側の作業になります。

3. 統合版recipeコマンドの基本構文
統合版の recipe コマンドは、基本的に次の2種類です。
/recipe give <player: target> <recipe: UnlockableRecipeValues>
/recipe take <player: target> <recipe: UnlockableRecipeValues>
それぞれの意味は下記です。
| 構文 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
/recipe give |
レシピを解放する | 報酬、チュートリアル、職業解放など |
/recipe take |
レシピを未解放に戻す | 初期化、縛りプレイ、配布ワールド管理など |
<player: target> |
対象プレイヤー | @s、@p、@a、プレイヤー名など |
<recipe: UnlockableRecipeValues> |
レシピID | minecraft:diamond_sword など |
* |
全レシピ | まとめて解放・ロックしたい時 |
対象プレイヤーには、よく使うターゲットセレクターを入れればOKです。
/recipe give @s minecraft:torch
これは、コマンドを実行した自分に松明のレシピを解放するコマンドです。
/recipe give @a *
これは、全プレイヤーに全レシピを解放するコマンドです。
/recipe take @a *
これは、全プレイヤーから全レシピを未解放に戻すコマンドです。
* は非常に強力なので、配布ワールドやミニゲームの初期化では便利です。
ただし、普通のサバイバルワールドで誤って実行するとレシピブックが一気に変わるため、必ずワールドコピーで試してから使いましょうね。

4. まず覚えるべき実用コマンド例
ここでは、実際に使いやすいコマンド例をまとめます。
自分に全レシピを解放する
/recipe give @s *
自分のレシピブックを一気に解放したい時に使います。
検証ワールドやクリエイティブ寄りのワールドでは便利です。
全プレイヤーに全レシピを解放する
/recipe give @a *
マルチプレイで、全員のレシピブックをまとめて解放したい時に使います。
「もうレシピ解放の演出はいらないので、最初から全部見えてほしい」というワールド向けですね。
全プレイヤーから全レシピを未解放にする
/recipe take @a *
配布ワールドや職業制ミニゲームなどで、スタート時にレシピをリセットしたい時に使います。
ただし、これだけではクラフト制限として不十分な場合があります。
本当に「未解放レシピは作れない」状態にしたいなら、後述の dolimitedcrafting も使いましょう。
近くのプレイヤーに松明のレシピを解放する
/recipe give @p minecraft:torch
チュートリアル形式のワールドで、石炭を入手したタイミングで松明レシピを解放するような使い方ができます。
自分からダイヤの剣のレシピを未解放にする
/recipe take @s minecraft:diamond_sword
検証用です。
ダイヤの剣だけレシピブックから外したい時に使えます。
全員にダイヤのツルハシのレシピを解放する
/recipe give @a minecraft:diamond_pickaxe
特定の進行段階で、全員に同じレシピを渡したい時に便利です。
例えば、鉱山ステージをクリアしたらダイヤツール解放、みたいな流れを作れます。
レシピ解放メッセージを非表示にする
/gamerule showrecipemessages false
レシピ解放時の通知が多すぎる場合は、このゲームルールも便利です。
特にコマンドブロックで複数レシピを一気に解放すると、画面上の通知が多くなりがちです。
配布ワールドで演出をきれいに見せたい場合は、あわせて検討してみてくださいね。

5. レシピIDの探し方と注意点
/recipe コマンドで一番つまずきやすいのが、レシピIDです。
アイテムIDとレシピIDが同じように見えるものもありますが、すべてが直感通りとは限りません。
例えば、分かりやすいものだと、
minecraft:torch minecraft:stick minecraft:diamond_sword minecraft:stone_pickaxe minecraft:shield
このあたりは、アイテム名と近い感覚で扱えます。
一方で、かまど・石切台・木材違い・加工元違いが絡むレシピは、IDが長くなったり、専用のレシピ名になったりします。
例えば、公式の候補一覧には、次のような形式のレシピIDもあります。
minecraft:furnace_beef minecraft:stonecutter_chiseled_stone_bricks_from_cobblestone minecraft:stonecutter_cobblestone_slab_from_stone minecraft:WorkBench_recipeId_from_oak
こういうIDは、手入力で覚えるよりも、ゲーム内の自動補完を使った方が安全です。
レシピIDを探す基本手順
統合版でレシピIDを探す時は、次の流れがおすすめです。
- チートONの検証ワールドを用意する
- チャット欄で
/recipe give @sまで入力する - その後ろで候補表示を確認する
- 目的のアイテム名を英語IDで探す
- 一度実行して、レシピブックに反映されるか確認する
特に統合版は、バージョンによって候補一覧に新しいレシピが追加されることがあります。
記事や動画のコマンドをそのまま打つより、現在のワールド内で出てくる自動補完を信じる方が失敗しにくいです。
よく使うレシピID例
| アイテム・レシピ | レシピID例 | 備考 |
|---|---|---|
| 松明 | minecraft:torch |
序盤チュートリアル向け |
| 棒 | minecraft:stick |
基本素材 |
| 石のツルハシ | minecraft:stone_pickaxe |
採掘進行の解放に使いやすい |
| ダイヤの剣 | minecraft:diamond_sword |
戦闘職・報酬向け |
| ダイヤのツルハシ | minecraft:diamond_pickaxe |
採掘系の進行管理向け |
| 牛肉の精錬 | minecraft:furnace_beef |
かまど系はIDが分かれやすい |
※上記はレシピIDの一例です。ワールドやバージョンにより候補が変わる可能性があるため、実際に使う時はチャット欄の自動補完で確認してください。
アイテムIDとレシピIDは完全一致とは限らない
ここはかなり大事です。
例えば、ダイヤの剣は minecraft:diamond_sword で通ります。
なので、「アイテムIDを入れればOK」と思いがちです。
ですが、加工元が複数あるレシピや、石切台・かまど・作業台の内部レシピでは、レシピIDが専用名になっていることがあります。
つまり、
アイテムIDっぽく見えるものもあるけど、recipeコマンドで指定しているのは“レシピID”です。
という理解が安全です。
IDで迷ったら、手入力で頑張るより、自動補完を使いましょう。
これが一番ミスが少ないです。

6. レシピを本当に制限するgamerule設定
ここがこの記事の一番重要なところです。
/recipe take でレシピを未解放にしても、ワールド設定によっては、素材を正しく並べれば普通にクラフトできることがあります。
「レシピブックから消したいだけ」なら、それでも問題ありません。
でも、配布ワールドやミニゲームで、
“解放されたレシピしか作れないようにしたい”
という場合は、gamerule を組み合わせる必要があります。
使うゲームルールは主に2つ
/gamerule recipesunlock false
/gamerule dolimitedcrafting true
それぞれの役割は下記です。
| ゲームルール | 役割 | おすすめ設定 |
|---|---|---|
recipesunlock |
通常プレイの進行でバニラレシピが自動解放されるか | 配布ワールドでは false 推奨 |
dolimitedcrafting |
未解放レシピのクラフトを制限するか | クラフト制限したいなら true |
showrecipemessages |
レシピ解放通知を表示するか | 演出重視なら false もあり |
配布ワールドでよく使う初期化セット
配布ワールドやミニゲームなら、まずこのセットを検討します。
/gamerule recipesunlock false /gamerule dolimitedcrafting true /recipe take @a *
これで、
- 通常進行による自動レシピ解放を止める
- 未解放レシピをクラフトできない方向にする
- 全プレイヤーのレシピをいったん未解放にする
という状態を作れます。
そのうえで、進行に応じて必要なレシピだけ渡します。
/recipe give @p minecraft:stick /recipe give @p minecraft:torch /recipe give @p minecraft:stone_pickaxe
こうすると、RPG風のワールドやチュートリアルワールドで、
木材入手 → 棒レシピ解放
石炭入手 → 松明レシピ解放
採掘職に転職 → 石のツルハシ解放
みたいな段階制の進行を作れます。
注意:通常サバイバルではやりすぎ注意
この設定は、普通のサバイバルではかなり強い制限になります。
間違って本ワールドで実行すると、クラフト周りがかなり不便になります。
必ず、
- ワールドをコピーする
- 検証用ワールドで試す
- マルチなら参加者に説明する
この3つはやっておきましょう。
個人的には、普通のサバイバル拠点で使うより、配布ワールド・脱出マップ・職業制サーバー・チュートリアルマップ向けのコマンドだと思います。

7. コマンドブロックでレシピ管理する使い方
/recipe コマンドは、チャットから直接入力しても使えますが、実用面ではコマンドブロックとの相性が良いです。
特に、
- ステージクリア時にレシピ解放
- ボタンを押したら職業レシピを配布
- 初回参加時に全レシピをリセット
- 特定アイテム入手後にクラフト解禁
こういう仕組みを作る時に便利です。
コマンドブロックを使う前の準備
まず、チートをONにしたワールドでコマンドブロックを入手します。
/give @s command_block
コマンドブロックを置いたら、用途に応じて種類を選びます。
| 種類 | 向いている使い方 | recipeコマンドとの相性 |
|---|---|---|
| インパルス | ボタンを押した時だけ実行 | 報酬レシピの配布向き |
| チェーン | 複数コマンドを順番に実行 | 複数レシピの一括解放向き |
| リピート | 毎回チェックし続ける | 条件判定と組み合わせる時向き |
単純にレシピを渡すだけなら、インパルスで十分です。
複数レシピをまとめて渡す場合は、インパルス1個+チェーン複数個の構成が扱いやすいですね。
ボタンで松明レシピを解放する例
コマンドブロックに次のコマンドを入れます。
/recipe give @p minecraft:torch
ボタンを押すと、一番近いプレイヤーに松明レシピが解放されます。
チュートリアルマップなら、看板やNPCのセリフで、
石炭を手に入れたので、松明の作り方を覚えた!
みたいに演出できます。
職業ごとにレシピを配る例
例えば、採掘職になったプレイヤーに石系ツールのレシピを解放するなら、こんな感じです。
/recipe give @p minecraft:stone_pickaxe /recipe give @p minecraft:stone_shovel /recipe give @p minecraft:stone_axe
チェーンコマンドブロックをつなげれば、ボタン1回でまとめて配布できます。
戦闘職なら、
/recipe give @p minecraft:shield /recipe give @p minecraft:iron_sword /recipe give @p minecraft:bow
というように、役割ごとに解放レシピを変えられます。
コマンド出力がうるさい時
コマンドブロックを使うと、実行結果のログが邪魔になることがあります。
その場合は、下記のゲームルールも使うと見た目がすっきりします。
/gamerule commandblockoutput false /gamerule sendcommandfeedback false /gamerule showrecipemessages false
特に配布ワールドでは、プレイヤーに見せたい演出と、裏側のコマンドログは分けた方が遊びやすいです。

8. 配布ワールド・ミニゲームでの活用例
/recipe コマンドが一番輝くのは、普通のサバイバルよりも、ルールを作り込むワールドです。
例えば、次のような使い方ができます。
1. チュートリアル型ワールド
最初は全レシピをロックしておき、プレイヤーが素材を入手するたびに少しずつ解放します。
最初の初期化はこんな感じです。
/gamerule recipesunlock false /gamerule dolimitedcrafting true /recipe take @a *
その後、ステージごとにレシピを渡します。
/recipe give @p minecraft:stick
/recipe give @p minecraft:torch
/recipe give @p minecraft:stone_pickaxe
これを使うと、初心者向けの学習ワールドも作れます。
いきなり全レシピが出るのではなく、必要なタイミングで少しずつ解放されるので、遊ぶ側も迷いにくいです。
2. 職業制サーバー
職業によって使えるレシピを変える仕組みです。
例えば、
- 採掘職:ツルハシ、かまど、石切台系
- 戦闘職:剣、盾、弓、防具系
- 建築職:足場、石材加工、装飾ブロック系
- 料理職:かまど料理、パン、ケーキ系
というように分けると、それぞれの役割がはっきりします。
職業選択ボタンを押した時に、その職業用のレシピだけ渡す形ですね。
/recipe give @p minecraft:stone_pickaxe /recipe give @p minecraft:furnace /recipe give @p minecraft:stonecutter
ただし、職業変更を何度もできるワールドでは、前の職業のレシピが残るとバランスが崩れます。
その場合は、職業選択の最初に一度リセットするのがおすすめです。
/recipe take @p *
その後で、新しい職業のレシピを配布します。
注意!
全レシピリセットは強力なので、プレイヤー全員に実行するのか、選択した本人だけに実行するのかは必ず確認しましょう。
基本は@aより@pやタグ付き対象を使う方が安全です。
3. 脱出マップ・アドベンチャーマップ
脱出マップでは、クラフトできるものを制限するだけで難易度調整ができます。
例えば、
- 最初は棒だけ作れる
- 牢屋を出たら松明レシピ解放
- 鍵部屋を見つけたらレバーのレシピ解放
- ボス前で盾のレシピ解放
という感じです。
「アイテムを拾ったら何でも作れる」状態より、かなり誘導しやすくなります。
4. サーバーイベントの報酬
イベント報酬としてレシピを配るのも面白いです。
例えば、期間限定イベントで勝ったプレイヤーだけに、装飾ブロックや便利アイテムのレシピを解放するような使い方ですね。
/recipe give @p minecraft:lantern /recipe give @p minecraft:campfire /recipe give @p minecraft:spyglass
アイテムそのものを渡す報酬とは違い、レシピ解放は「今後ずっと作れるようになる」報酬です。
サーバー内の進行要素として使いやすいと思います。

9. Java版との違いとバージョン変更点
/recipe コマンドはJava版にもあります。
ただし、この記事は統合版向けなので、Java版と混同しないように注意しましょう。
統合版の構文
/recipe give <player: target> <recipe: UnlockableRecipeValues> /recipe take <player: target> <recipe: UnlockableRecipeValues>
統合版では、対象はプレイヤーを指定します。
@s、@p、@a、プレイヤー名などを使うのが基本です。
Java版との感覚的な違い
Java版の記事や動画を見ると、<targets> や resource_location という表現が出てくることがあります。
一方、統合版では、公式ドキュメント上では player: target と UnlockableRecipeValues の形で説明されています。
見た目は似ていますが、統合版で使うなら統合版の候補表示に従うのが一番安全です。
統合版1.20.30での大きな変更
統合版では、レシピ解放機能はもともと実験的な扱いでした。
しかし、統合版1.20.30でRecipe Unlockingは実験機能ではなくなり、ワールドごとに有効・無効を扱えるようになりました。
また、この時期に、
- recipeコマンドの入力順がJava版に合わせられた
- コマンドの自動補完が追加された
victim: targetという表記がplayer: targetに更新された- レシピ解放に関係するゲームルールが整備された
という変更が入っています。
なので、古い動画や古い記事を見ている場合は注意してください。
昔の構文や説明が、今の統合版と合わないことがあります。
1.21系列以降で気を付けたいこと
基本構文は、現在の公式コマンド仕様でも次の形です。
/recipe give <player: target> <recipe: UnlockableRecipeValues> /recipe take <player: target> <recipe: UnlockableRecipeValues>
ただし、レシピIDの候補は、アップデートで増えることがあります。
新ブロック・新アイテム・新しい加工レシピが追加されると、当然ながらレシピ候補も変わります。
そのため、1.21系列以降で使う場合も、
- 構文は公式ドキュメントに合わせる
- レシピIDはゲーム内の自動補完で確認する
- 配布ワールドではアップデート後に再テストする
この3つを守るのが安全です。

10. recipeコマンドが効かない時のチェックポイント
ここでは、/recipe コマンドでつまずいた時の確認ポイントをまとめます。
レシピが解放されない
takeしたのに作れてしまう
コマンドがエラーになる
こういう時は、上から順番にチェックしてみてください。
1. チートがONになっているか?
/recipe コマンドを使うには、チートとゲームディレクター以上の権限が必要です。
ワールド設定や権限が足りない場合、そもそも使えません。
サバイバル本番ワールドでチートをONにする前に、必ずワールドコピーで試しましょう。
2. 権限が足りているか?
マルチプレイやRealms、サーバーでは、プレイヤー権限によってコマンドが使えないことがあります。
管理者権限がない場合は、実行できない可能性があります。
サーバー運営で使うなら、管理者側のコマンドブロックや関数から実行する方が安定します。
3. レシピIDが間違っていないか?
かなり多いミスです。
例えば、アイテム名のつもりで打っていても、実際に必要なのはレシピIDです。
ダイヤの剣のように分かりやすいものもありますが、石切台やかまど系は別名になっていることがあります。
迷ったら、チャット欄の自動補完を使いましょう。
4. take したのにクラフトできる場合
これは、dolimitedcrafting が false の可能性があります。
未解放レシピを本当にクラフト不可にしたいなら、次の設定を入れて確認してください。
/gamerule dolimitedcrafting true
さらに、通常進行でレシピが自動解放されないようにしたい場合は、こちらも確認します。
/gamerule recipesunlock false
この2つを入れたうえで、再度レシピをリセットします。
/recipe take @s *
5. レシピブックに出ないだけで、クラフト自体はできる場合
/recipe take は、レシピブックの未解放状態に戻す処理です。
クラフト制限を目的にする場合は、ゲームルールまでセットで見ないと混乱します。
つまり、
- レシピブック表示を管理したいだけ →
/recipeだけでもOK - 未解放レシピを作れないようにしたい →
/gamerule dolimitedcrafting trueも必要 - 自動解放を止めたい →
/gamerule recipesunlock falseも検討
という整理です。
6. コマンドブロックの対象がずれていないか?
コマンドブロックで @p を使う場合、一番近いプレイヤーが対象になります。
想定していないプレイヤーにレシピが配られることもあります。
マルチプレイでは、タグを使って対象を管理すると安全です。
例:対象プレイヤーにタグを付ける
/tag @p add miner
タグ付きプレイヤーにだけレシピを配る
/recipe give @a[tag=miner] minecraft:stone_pickaxe
この方が、職業制やミニゲームでは事故りにくいです。
7. 既にレシピが再解放されていないか?
recipesunlock が true の状態だと、通常プレイの進行でレシピが再び解放される可能性があります。
「さっきtakeしたのに、いつの間にか戻っている」という場合は、ここを疑いましょう。
/gamerule recipesunlock false
配布ワールドでレシピ解放を完全に管理したい場合は、この設定を入れておくのがおすすめです。

11. まとめ
以上、マイクラ統合版の recipe コマンドについて解説しました。
/recipe は、プレイヤーのレシピ解放状態を管理するコマンドです。
レシピブックに表示させたり、未解放状態に戻したりできるので、配布ワールドやミニゲーム、職業制サーバーではかなり便利です。
要点を整理すると、
- レシピを解放するなら
/recipe give <player> <recipe> - レシピを未解放にするなら
/recipe take <player> <recipe> - 全レシピを対象にするなら
*を使う - クラフト自体を制限したいなら
/gamerule dolimitedcrafting trueも必要 - 自動解放を止めたいなら
/gamerule recipesunlock falseを使う - カスタムレシピ追加はrecipeコマンドではなくビヘイビアーパック側で作る
このあたりを押さえておけば、recipeコマンドの使い方で大きく迷うことは少ないと思います。
普通のサバイバルでは使う場面が少ないかもしれませんが、配布ワールド制作ではかなり役立つコマンドです。
特に、クラフトを段階的に解放する仕組みを作ると、ワールドの進行が分かりやすくなります。
最初に全部のレシピを奪って、必要なレシピだけ少しずつ解放していく。
これだけでも、かなりゲーム性が変わります。
よかったら皆さんもぜひ、検証ワールドでrecipeコマンドを試してみてください!
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にもマイクラ統合版・Java版のコマンドや便利装置を紹介しているので、是非ご覧くださいね(^^♪

12. 引用・参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・海外コミュニティWikiを参考にしています。