【マイクラ】fillコマンドの使い方・構文・範囲設置を解説【統合版】

この記事はマイクラ統合版(Bedrock Edition)向けの記事です
Java版とは構文が違う部分があるので、そのまま混ぜて使わないでください
コマンドを使うにはチートの有効化が必要です
統合版26系列の現行構文を前提に、初心者向けに整理しています

こんにちは。ゆずかきです。

マイクラで建築していると、

この床、手作業で全部敷くのは大変すぎる…
山を少し削りたいけど、ツルハシで掘るのは時間がかかる…
水や溶岩を一気に消したい…

こういう場面、けっこうありませんか?

そんな時に使えるのが、fillコマンドです。

/fill は、指定した範囲をまとめてブロックで埋めたり、空気に置き換えて削ったり、特定のブロックだけ別のブロックに変えたりできる便利コマンドです。
特に統合版では、Switch・スマホ・Windows版などでも使えるので、建築勢・検証勢・ワールド整備をしたい方にはかなり役立ちます。

ただし、最初は構文が少し分かりづらいです。
筆者も最初は、座標の順番を間違えたり、replace の位置を間違えたり、範囲が大きすぎて怒られたりしました。

なのでこの記事では、統合版のfillコマンドの使い方・構文・範囲指定・置き換え・失敗しやすいポイントを、実際に使う場面に沿って解説しますね。

この記事を読めば、次のことが出来るようになります。

  • 指定範囲を石・ガラス・木材などで一括設置できます👍
  • 空気ブロックで範囲を削って、整地や穴掘りが一気にできます👌
  • 水・溶岩・草ブロックなど、特定ブロックだけを置き換えられます
  • replace / destroy / keep / hollow / outline の違いが分かります(^^♪

それでは、やっていきましょう!

※本記事はマイクラ統合版26系列の現行構文を前提にしています。
※2026年以降、Minecraftのバージョン表記は26.x系に変更されています。
※ゲーム内の仕様については、Minecraft公式ドキュメント・Bedrock Wikiを参考にしています。
※実績を残したいサバイバルワールドでは、チートを有効化する前にバックアップ推奨です。


目次

1. fillコマンドとは
2. fillコマンドを使う前の準備
3. 統合版fillコマンドの基本構文
4. 座標指定の考え方|2つの角を指定するだけです
5. まずは基本形|範囲をブロックで埋める
6. 空気で置き換えて整地・穴掘りする
7. replace・destroy・keep・hollow・outlineの違い
8. replaceで特定のブロックだけ置き換える
9. 色付きブロックや向き付きブロックの指定方法
10. 範囲が大きすぎる時の対処法
11. よく使うfillコマンド実用例
12. fillコマンドが失敗する時のチェックポイント
13. まとめ
14. 引用・参考文献

この記事で分かること
・マイクラ統合版のfillコマンドの基本構文
・座標の取り方、範囲指定、相対座標の使い方
・建築・整地・水抜き・置き換えに使える実用コマンド例
・Java版との違い、旧構文でつまずきやすいポイント


1. fillコマンドとは

/fill は、指定した直方体の範囲を、指定したブロックでまとめて変更するコマンドです。

普通にブロックを置く場合、1個ずつ手作業で置きますよね。
ですが fill を使うと、床・壁・天井・空洞・整地範囲などを、コマンド1回で一気に変更できます。

たとえば、足元の近くを石で埋めたいなら、こんな感じです。

/fill ~ ~ ~ ~5 ~ ~5 stone

このコマンドを実行すると、現在位置を基準にした範囲が石で埋まります。

さらに、空気ブロックを指定すれば、範囲を削ることもできます。

/fill ~-5 ~-1 ~-5 ~5 ~3 ~5 air

これで、周囲のブロックを空気に置き換えられます。
つまり、ブロックを置くコマンドでもあり、ブロックを消すコマンドでもあるわけですね。

使い道としては、下記のようなものがあります。

  • 床を一気に敷く
  • 壁を一気に作る
  • 地面を平らにする
  • 水や溶岩を消す
  • 草ブロックを土や石に置き換える
  • 建築の外枠だけ作る
  • 中が空洞の部屋を作る
  • 検証用ワールドの地形を整える

サバイバルで使うというより、クリエイティブ建築・検証ワールド・配布マップ作成・コマンド練習でかなり役立つコマンドですね。

体験談
筆者は検証ワールドで、トラップの床を毎回手作業で作っていました。
でもfillコマンドを覚えてからは、床・壁・処理層の仮組みがかなり楽になりました。
特に失敗したら air で消せるのが便利です。


2. fillコマンドを使う前の準備

統合版でfillコマンドを使うには、まずチートを有効化する必要があります。

既存ワールドでも設定からチートをオンにできますが、統合版ではチートを有効化すると、そのワールドでは実績が解除できなくなります。
実績を取りたいワールドでは、いきなりオンにしないでくださいね。

おすすめは、次のどちらかです。

  • クリエイティブの検証用ワールドを作って練習する
  • 本番ワールドをコピーして、コピー側で試す

特にfillコマンドは、範囲指定を間違えると建築物を一気に消してしまうことがあります。
慣れるまでは、必ずコピーしたワールドで練習しましょう。

座標を表示しておく

fill は座標を使うコマンドなので、まず座標表示をオンにしておきましょう。

統合版では、ワールド設定から座標を表示をオンにできます。
表示される座標は、基本的に次の順番です。

X Y Z
  • X:東西方向
  • Y:高さ
  • Z:南北方向

この順番は必ず覚えてください。
X Z Y ではありません。
X → Y → Z です。

筆者も最初の頃、YとZを逆にして、地面ではなく空中に石の柱を作ったことがあります。
コマンド初心者さんは本当にやりがちなので、ここは注意です。

コピー座標UIを使うと楽です

統合版では、設定によって座標コピー用のUIを使える環境もあります。
キーボード操作なら、現在位置の座標や見ているブロックの座標をコピーできます。
チャット画面から、現在位置とカーソル先の座標を選んでコピーすることもできます。

手入力だと座標ミスが起きやすいので、使える環境ならかなり便利です。
Switchやスマホの場合でも、チャット欄の候補や座標表示を見ながら入力すると失敗が減ります。

最初のおすすめ設定
・ゲームモード:クリエイティブ
・チート:オン
・座標表示:オン
・練習場所:建築物から離れた平地


3. 統合版fillコマンドの基本構文

統合版のfillコマンドの基本形は、こちらです。

/fill <開始座標> <終了座標> <ブロックID>

もう少し実際の形にすると、こうなります。

/fill x1 y1 z1 x2 y2 z2 ブロックID

例として、座標 0 64 0 から 5 64 5 までを石で埋めるなら、こうです。

/fill 0 64 0 5 64 5 stone

これで、Y=64の高さに石の床が作れます。

統合版の現行構文では、ブロック状態を指定する場合は次のような形になります。

/fill <開始座標> <終了座標> <ブロックID> ["状態名":"値"]

たとえば、白ではなく赤色の羊毛を置きたい場合は、ブロック状態を使います。

/fill 0 64 0 5 64 5 wool ["color":"red"]

普通の石・土・ガラス・空気など、状態指定がいらないブロックなら、まずはブロックIDだけで大丈夫です。

/fill 0 64 0 5 64 5 glass

minecraft: は付けても付けなくてもOKな場面が多い

統合版では、たとえば stone のように短く書いても通ることが多いです。
一方で、候補入力では minecraft:stone のように名前空間付きで表示されることもあります。

どちらで入力するか迷ったら、まずは短い形で大丈夫です。
うまく候補が出ない時は、minecraft: を付けて候補から選ぶと安全です。

/fill 0 64 0 5 64 5 minecraft:stone

旧構文のtileDataには注意

昔の統合版では、羊毛の色などを 01 のような数値で指定する書き方が使われていました。

/fill 0 64 0 5 64 5 wool 14

ですが、現在の統合版では、色や向きなどはブロック状態で指定する形が基本です。
古い動画や古い記事の wool 14 のような書き方をそのまま真似すると、エラーになることがあります。

現在は、こういう書き方を使いましょう。

/fill 0 64 0 5 64 5 wool ["color":"red"]

覚え方
・普通のブロック:stonedirtglass など
・色や向きを指定するブロック:["color":"red"] のようなブロック状態を追加
・古い数値指定:現在の統合版では使わないと思っておく


4. 座標指定の考え方|2つの角を指定するだけです

fillコマンドで一番大事なのは、範囲指定です。

難しく見えますが、考え方はシンプルです。

直方体の対角にある2つの角を指定する

これだけです。

たとえば、四角い部屋を作りたい場合、まず範囲の1つ目の角を決めます。
次に、反対側の角を決めます。
その2点をfillコマンドに入れると、その間の直方体が対象になります。

/fill x1 y1 z1 x2 y2 z2 stone

この時、1つ目の座標と2つ目の座標は、大小の順番をそこまで気にしなくても大丈夫です。

/fill 0 64 0 5 64 5 stone

と、

/fill 5 64 5 0 64 0 stone

は、同じ範囲を指定できます。

範囲のブロック数は「+1」で考える

ここ、地味に大事です。

0 から 5 までを指定すると、ブロック数は5個ではなく6個です。

0, 1, 2, 3, 4, 5

この6マスが対象になります。

つまり、0 64 0 から 5 64 5 までを指定すると、

  • X方向:6マス
  • Y方向:1マス
  • Z方向:6マス

なので、合計は 6 × 1 × 6 = 36ブロック になります。

「5マスの床を作るつもりが6マスになった」というのは、fillコマンドあるあるです。
慣れるまでは、少し小さめの範囲でテストしてから広げるのがおすすめです。

相対座標を使うと練習しやすいです

座標を毎回メモするのが面倒な時は、相対座標の ~ を使うと楽です。

~ ~ ~ は、コマンドを実行した場所を基準にする書き方です。

/fill ~ ~ ~ ~5 ~ ~5 stone

これは、現在位置から見て、X方向に5、Z方向に5の範囲を石で埋めるイメージです。

少し下を削りたいなら、Y座標にマイナスを付けます。

/fill ~-5 ~-1 ~-5 ~5 ~-1 ~5 air

これは、足元の1段下あたりを空気に置き換える例です。

注意!
~ -5 のように、~ と数字の間にスペースを入れると別の引数扱いになります。
必ず ~-5 のようにくっつけて書きましょう。

^ のローカル座標は慣れてからでOK

コマンドには ^ ^ ^ のようなローカル座標もあります。
これはプレイヤーの向き基準で指定する書き方です。

ただ、fillコマンドの練習段階では、まず ~ の相対座標だけで十分です。
^ は便利ですが、向いている方向によって結果が変わるので、初心者さんは混乱しやすいです。

この記事では、基本的に絶対座標相対座標(~)を中心に解説しますね。


5. まずは基本形|範囲をブロックで埋める

まずは一番シンプルな、範囲をブロックで埋める使い方です。

石の床を作る

/fill ~ ~-1 ~ ~9 ~-1 ~9 stone

このコマンドは、現在位置を基準にして、足元の高さに石の床を作る例です。

  • ~ ~-1 ~:開始地点
  • ~9 ~-1 ~9:終了地点
  • stone:置くブロック

0 から 9 までなので、実際には10マス分になります。
10×10の石床を作りたい時に使いやすいです。

ガラスの壁を作る

/fill ~ ~ ~ ~ ~4 ~9 glass

これは、現在位置からZ方向に伸びるガラスの壁を作る例です。

  • X方向:1マス
  • Y方向:5マス
  • Z方向:10マス

建築の仮壁や検証用の仕切りに使えます。

木材の床を作る

/fill ~ ~-1 ~ ~9 ~-1 ~9 oak_planks

木材を敷きたい時は、oak_planks のようにブロックIDを指定します。
オーク以外なら、たとえば下記のように変更できます。

  • spruce_planks:トウヒの板材
  • birch_planks:シラカバの板材
  • jungle_planks:ジャングルの板材
  • acacia_planks:アカシアの板材
  • dark_oak_planks:ダークオークの板材
  • mangrove_planks:マングローブの板材
  • cherry_planks:サクラの板材
  • bamboo_planks:竹の板材
  • pale_oak_planks:ペールオークの板材

※ブロックIDはバージョンによって追加されることがあります。候補入力に出る名前を優先してください。

まずは小さい範囲で試すのが安全

fillコマンドは便利ですが、範囲指定を間違えると一瞬で地形が変わります。
最初は、次のような小さな範囲で練習しましょう。

/fill ~ ~ ~ ~2 ~ ~2 stone

3×3の石床が作れたら成功です。
慣れてから、10×10、20×20と範囲を広げていくと事故が減ります。


6. 空気で置き換えて整地・穴掘りする

fillコマンドでかなり使うのが、air です。

air は空気ブロックなので、範囲を空気に置き換えると、そこにあるブロックを消せます。

周囲を削る

/fill ~-5 ~ ~-5 ~5 ~5 ~5 air

これは、現在位置の周辺を空気に置き換える例です。
検証用の空間を作ったり、建築前に邪魔な地形を消したりできます。

ただし、地下や拠点近くで使う場合は注意です。
チェスト、かまど、装置、村人施設なども範囲内に入っていれば消えます。

地面を1段だけ削る

/fill ~-10 ~-1 ~-10 ~10 ~-1 ~10 air

これは、足元の1段下だけを広く削る例です。
Y座標が同じなので、1層だけ対象になります。

整地で「この高さのブロックだけ消したい」という時に便利です。

水を消す

水だけを空気に置き換えたい場合は、後で解説する replace を使います。

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace water

これで、指定範囲内の水だけを空気に置き換えます。
海底建築や水抜きの下準備で使えます。

溶岩を消す

溶岩も同じ考え方です。

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace lava

ネザーや地下で溶岩湖を消したい時に便利です。
ただし、周囲に燃えるブロックがある場合、火だけ残ったり、別の場所から溶岩が流れ込むこともあります。
実行後は周囲を確認しましょう。

体験談
筆者は地下の検証スペースを作る時、最初に大きく air で削ってから壁を貼ることが多いです。
ただし、範囲ミスで地表まで穴が空くことがあるので、Y座標だけは毎回しっかり見ています。


7. replace・destroy・keep・hollow・outlineの違い

fillコマンドには、既存ブロックをどう扱うかを指定するモードがあります。

代表的なのは次の5つです。

  • replace
  • destroy
  • keep
  • hollow
  • outline

指定しない場合は、基本的に replace と考えてOKです。

👇下の表に、fillコマンドの処理モードを整理しました。

モード 動き 主な使い道
replace 範囲内を指定ブロックに置き換える 床・壁・地形の一括変更
destroy 既存ブロックを壊してから置き換える ドロップを出したい時
keep 空気ブロックだけを置き換える 穴埋め、空洞の補修
hollow 外側だけ作り、中を空気にする 部屋・箱・建物の外枠作り
outline 外側だけ作り、中身はそのまま 枠線、外壁、範囲確認


それぞれ、実際のコマンドで見ていきましょう。

replace|普通に置き換える

/fill ~ ~ ~ ~5 ~5 ~5 stone replace

replace は、範囲内を指定ブロックに置き換えます。
指定しなくても基本はこの動きです。

/fill ~ ~ ~ ~5 ~5 ~5 stone

これでもほぼ同じ感覚で使えます。

destroy|壊してドロップさせる

/fill ~ ~ ~ ~5 ~5 ~5 stone destroy

destroy は、範囲内のブロックを壊してから指定ブロックに置き換えます。
ブロックによってはアイテムがドロップします。

ただし、大量のブロックを destroy で壊すと、ドロップアイテムが大量に出て重くなる場合があります。
整地目的なら、基本は airreplace の方が扱いやすいです。

keep|空気だけを埋める

/fill ~ ~ ~ ~5 ~5 ~5 stone keep

keep は、範囲内の空気ブロックだけを指定ブロックに置き換えます。
すでにあるブロックはそのまま残ります。

洞窟の穴を埋めたり、欠けた地形を補修したりする時に便利です。

hollow|中が空洞の箱を作る

/fill ~ ~ ~ ~9 ~5 ~9 stone hollow

hollow は外側だけを指定ブロックで作り、中身を空気にします。
簡単な部屋や箱型の建物を作る時に便利です。

ただし、中身は空気に置き換わるので、範囲内にチェストや装置があると消えます。
本番ワールドで使う場合は注意してください。

outline|外枠だけ作る

/fill ~ ~ ~ ~9 ~5 ~9 stone outline

outline は外側だけを指定ブロックにして、中身はそのまま残します。
範囲確認や外壁作りに向いています。

hollowoutline の違いは、内部を消すかどうかです。

  • hollow:内部を空気にする
  • outline:内部は触らない

ここを間違えると、建築物の中身を消してしまうので注意です。


8. replaceで特定のブロックだけ置き換える

fillコマンドの中でも、特に便利なのが特定ブロックだけ置き換えるreplace構文です。

基本形はこちらです。

/fill <開始座標> <終了座標> <置き換え後ブロック> replace <置き換え前ブロック>

たとえば、範囲内の草ブロックだけを石に変えたいなら、こうです。

/fill ~-10 ~-2 ~-10 ~10 ~2 ~10 stone replace grass_block

これで、範囲内にある grass_block だけが stone に変わります。
土や木材やチェストなど、他のブロックは基本的にそのままです。

水だけ消す

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace water

範囲内の水だけを空気に置き換えます。
海底建築や水抜きでよく使います。

溶岩だけ消す

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace lava

範囲内の溶岩だけを空気に置き換えます。
ネザー整備や地下拠点の安全確保に便利です。

土だけ草ブロックにする

/fill ~-10 ~-1 ~-10 ~10 ~-1 ~10 grass_block replace dirt

指定範囲内の土だけを草ブロックにできます。
クリエイティブ建築で地面を整える時に便利ですね。

石だけ空気にする

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace stone

範囲内の石だけを消します。
地下で使うと、石以外の鉱石や土などが残る場合があります。
検証には便利ですが、自然地形だと少しクセが出ます。

体験談
水抜きで全部 air にすると、周囲の床や壁まで消してしまいます。
水だけ消したいなら、必ず air replace water を使いましょう。
ここを覚えるだけで事故がかなり減ります。


9. 色付きブロックや向き付きブロックの指定方法

統合版の現行構文では、色付きブロックや向き付きブロックを細かく指定する場合、ブロック状態を使います。

代表例として、羊毛の色を指定してみます。

/fill ~ ~ ~ ~5 ~ ~5 wool ["color":"red"]

これは赤色の羊毛を設置する例です。

白色なら、状態指定なしでも白色の羊毛として扱われます。
色を明確にしたいなら、下記のように書けます。

/fill ~ ~ ~ ~5 ~ ~5 wool ["color":"white"]

よく使う色の例

羊毛などの color で使う色名は、次のようなものがあります。

  • white:白色
  • orange:橙色
  • magenta:赤紫色
  • light_blue:空色
  • yellow:黄色
  • lime:黄緑色
  • pink:桃色
  • gray:灰色
  • silver:薄灰色
  • cyan:青緑色
  • purple:紫色
  • blue:青色
  • brown:茶色
  • green:緑色
  • red:赤色
  • black:黒色

ここで注意なのが、統合版の color では、薄灰色を silver と指定することです。
Java版の名前と完全に同じ感覚で入力すると、エラーになることがあります。

色指定でエラーが出る場合は、ゲーム内の候補やブロック状態の一覧を確認してください。

ブロック状態の書き方

基本形は、こうです。

ブロックID ["状態名":"値"]

複数の状態を指定する場合は、カンマで区切ります。

ブロックID ["状態名1":"値1","状態名2":true]

文字列の値は "red" のように引用符を付けます。
真偽値は true / false のように書きます。

初心者さんは、まず状態指定なしでOK

正直、最初からブロック状態まで全部覚える必要はありません。

最初は、次のようなブロックだけで十分です。

  • stone
  • dirt
  • grass_block
  • glass
  • oak_planks
  • air
  • water
  • lava

このあたりを使えるだけでも、整地・床作り・水抜き・検証スペース作りはかなりできます。
色付きブロックや階段の向きなどは、慣れてからで大丈夫です。


10. 範囲が大きすぎる時の対処法

fillコマンドを使っていると、範囲が大きすぎて実行できないことがあります。

統合版では、Java版のようにゲームルールで簡単に上限を大きくする運用が使えない場面があります。
そのため、基本的には範囲を分割して実行するのが安全です。

まずブロック数を計算する

fillの範囲は、次のように計算できます。

(X方向の長さ) × (Y方向の長さ) × (Z方向の長さ)

この時、長さは「差 + 1」で考えます。

たとえば、0 64 0 から 31 64 31 までなら、

  • X方向:32マス
  • Y方向:1マス
  • Z方向:32マス

なので、

32 × 1 × 32 = 1,024ブロック

です。

一方、0 0 0 から 31 31 31 までなら、

32 × 32 × 32 = 32,768ブロック

になります。

このくらいの大きさになると、環境によっては上限や処理負荷を意識した方が良いです。

大きな範囲は高さごとに分ける

たとえば、地下を大きく削りたい時に、いきなりこう実行すると失敗しやすいです。

/fill ~-50 ~-30 ~-50 ~50 ~10 ~50 air

範囲が広すぎます。
こういう場合は、Y座標を分けて実行します。

/fill ~-20 ~-5 ~-20 ~20 ~-1 ~20 air
/fill ~-20 ~-10 ~-20 ~20 ~-6 ~20 air
/fill ~-20 ~-15 ~-20 ~20 ~-11 ~20 air

少し面倒ですが、分割した方が失敗も少なく、ワールドへの負荷も抑えやすいです。

Java版とは上限変更の考え方が違う

Java版では、バージョンによってfillなどのブロック変更上限に関係するゲームルール名や指定方法が変わることがあります。

ただし、この記事は統合版向けです。
統合版でfill範囲が大きすぎる場合は、基本的に範囲分割で対応してください。

覚え方
・統合版:大きすぎたら分割
・Java版:バージョンによってゲームルール名や指定方法が違う
・この記事のコマンド例:統合版向け


11. よく使うfillコマンド実用例

ここからは、実際によく使うfillコマンド例をまとめます。
コピペして、座標やブロックIDだけ変えて使ってください。

10×10の石の床を作る

/fill ~ ~-1 ~ ~9 ~-1 ~9 stone

足元の高さに10×10の石床を作ります。
検証スペースの土台に便利です。

10×10のガラス床を作る

/fill ~ ~-1 ~ ~9 ~-1 ~9 glass

ガラス床を作ります。
下の構造を見ながら検証したい時に便利です。

まっすぐな壁を作る

/fill ~ ~ ~ ~ ~4 ~9 stone

高さ5、長さ10の壁を作ります。
仮壁や外壁作りに使えます。

中が空洞の石の箱を作る

/fill ~ ~ ~ ~9 ~5 ~9 stone hollow

簡単な部屋を一発で作れます。
中身は空気になります。

外枠だけ確認する

/fill ~ ~ ~ ~9 ~5 ~9 glass outline

ガラスで外枠だけ作る例です。
この範囲で合っているかを確認したい時に便利です。

水だけ消す

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace water

水抜き用です。
周囲のブロックはなるべく残したまま、水だけ消したい時に使います。

溶岩だけ消す

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace lava

溶岩抜き用です。
ネザーや地下整備で使えます。

草ブロックだけ石に変える

/fill ~-20 ~-1 ~-20 ~20 ~-1 ~20 stone replace grass_block

地表の見た目を変えたい時に使えます。
建築エリアの床材をまとめて変える時に便利です。

空洞だけ石で埋める

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 stone keep

空気ブロックだけを石で埋めます。
地形の欠けや洞窟の穴埋めに使えます。

赤い羊毛の床を作る

/fill ~ ~-1 ~ ~9 ~-1 ~9 wool ["color":"red"]

赤色の羊毛を敷く例です。
色付きブロックを使う時は、ブロック状態の指定に注意してください。


12. fillコマンドが失敗する時のチェックポイント

fillコマンドが実行できない
思った場所にブロックが置かれない
replaceがうまく動かない

そういう時は、まずここを確認してください。

  • [ ] チートは有効になっているか?
  • [ ] 自分にオペレーター権限があるか?
  • [ ] 座標の順番を X Y Z で入力しているか?
  • [ ] ~ -5 のように、~ と数字の間にスペースを入れていないか?
  • [ ] 範囲が大きすぎないか?
  • [ ] 置きたいブロックIDは正しいか?
  • [ ] 統合版でJava版の構文をそのまま使っていないか?
  • [ ] 古い wool 14 のような数値指定を使っていないか?
  • [ ] 色や向きの指定で、ブロック状態の名前を間違えていないか?
  • [ ] ブロック状態を指定する時、必要な状態が足りているか?
  • [ ] replace の前後のブロック指定が逆になっていないか?
  • [ ] 対象範囲のチャンクが読み込まれているか?

replaceの前後が逆になっていないか確認

特定ブロックだけ置き換える時は、順番が大事です。

/fill 範囲 置き換え後 replace 置き換え前

水を空気にしたいなら、こうです。

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace water

air が置き換え後、water が置き換え前です。

逆にすると、空気を水に変える意味になってしまいます。

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 water replace air

これは、水抜きではなく水を増やすコマンドです。
このミス、かなり起きやすいので注意してくださいね。

ブロックIDが分からない時は候補入力を使う

ブロックIDは、手打ちだと間違えやすいです。
たとえば板材は oak_planks、草ブロックは grass_block です。
日本語名そのままでは入力できません。

分からない時は、チャット欄で途中まで入力して、候補から選ぶのがおすすめです。

/fill ~ ~ ~ ~5 ~ ~5 gra

このように途中まで入力すると、環境によって候補が出ます。
候補入力を使うと、スペルミスを減らせます。

本番前にoutlineで確認する

大きな範囲をいきなり air にするのは危険です。
不安な時は、先に outline で範囲だけ見えるようにしましょう。

/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 glass outline

ガラスの枠が出たら、範囲が合っているか確認します。
問題なければ、改めて本命のコマンドを実行します。

これは本当におすすめです。
特に拠点近くで air を使う時は、いきなり実行しない方が安全です。


13. まとめ

以上、マイクラ統合版のfillコマンドの使い方・構文・範囲設置について解説しました。

要点を整理すると、次の通りです。

  • fillコマンドは、指定範囲をまとめてブロックで変更するコマンド
  • 構文は /fill x1 y1 z1 x2 y2 z2 ブロックID が基本
  • 座標は必ず X Y Z の順番で入力する
  • air を使えば範囲を削れる
  • replace を使えば、水・溶岩・草ブロックなど特定ブロックだけ置き換えられる
  • hollow は中を空気にする、outline は中身を残す
  • 現行の統合版では、色や向きの指定にブロック状態を使う
  • 範囲が大きすぎる時は分割して実行する

最初は少し難しく見えますが、実際に使う構文はそこまで多くありません。
まずは、下記の3つだけ覚えれば大丈夫です。

/fill ~ ~-1 ~ ~9 ~-1 ~9 stone
/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air
/fill ~-10 ~-5 ~-10 ~10 ~5 ~10 air replace water

床を作る、範囲を消す、水だけ消す。
この3つが使えるだけで、建築や検証の効率はかなり変わります。

ただし、fillコマンドは強力なので、事故も起きやすいです。
本番ワールドで使う前に、コピーしたワールドや検証ワールドで練習してから使ってくださいね。

では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にもマイクラの便利コマンドや装置づくりを紹介しているので、是非ご覧くださいね(^^♪


14. 引用・参考文献

この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・コミュニティWikiを参考にしています。