
この記事はマイクラ統合版のexecuteコマンド初心者向けです
統合版1.19.70以降の新execute構文を前提に解説します
Java版とは完全に同じ仕様ではないので、統合版向けとして読んでください
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラ統合版でコマンドブロックを触り始めると、かなり早い段階で出てくるのがexecuteコマンドです。
ただ、このコマンド、最初はかなり分かりにくいです。
as、at、positioned、if block、unless entity…と、英単語がどんどん並ぶので、初見だと「結局どこで、誰が、何をしているの?」となりやすいんですよね。
でも、executeコマンドは一度考え方を掴むと、プレイヤーの足元を判定する・特定のブロック上だけ効果を付ける・近くにモブがいる時だけ処理する・スコアが一定以上の時だけ報酬を出すなど、かなり便利に使えます。
この記事では、統合版のexecuteコマンドについて、初心者さんが実際にコマンドブロックへ入れて試せる形で整理していきますね。
この記事を読めば、次のことが出来るようになります。
- 統合版の新execute構文の基本が分かります👍
asとatの違いで混乱しにくくなります👌if・unlessを使った条件実行が組めるようになります- コマンドブロックでありがちな失敗を避けやすくなります(^^♪
それでは、やっていきましょう!
※本記事は、マイクラ統合版の新execute構文を前提にしています。
※古い統合版のdetectを使う旧execute構文ではなく、現在覚えるべき新構文で解説します。
※ゲーム内の仕様については、公式ドキュメントおよびコミュニティ資料を確認しながら構成しています。
目次
1. executeコマンドとは
2. 統合版executeコマンドの基本構文
3. まず覚えるべきas・at・runの違い
4. positioned・rotated・facingで実行位置と向きを変える
5. if blockでブロックを判定する
6. if entity・unless entityでエンティティを判定する
7. if scoreでスコアボードを条件にする
8. コマンドブロックで使う時のおすすめ設定
9. 旧execute構文から新execute構文への置き換え
10. よくある失敗とチェックポイント
11. まとめ
12. 引用・参考文献
この記事で分かること
・マイクラ統合版のexecuteコマンドの使い方
・execute if blockやexecute if entityの条件実行
・コマンドブロックで使う時の実用例と注意点

1. executeコマンドとは
executeコマンドは、ひと言でいうと「条件や場所を変えて、別のコマンドを実行するためのコマンド」です。
普通のコマンドは、チャット欄やコマンドブロックからそのまま実行します。
たとえば、近くのプレイヤーにスピード効果を付けるなら、普通はこうですね。
/effect @p speed 10 1 true
これはこれで便利ですが、条件を付けたい時に困ります。
- プレイヤーが金ブロックの上にいる時だけスピードを付けたい
- 近くにゾンビがいる時だけメッセージを出したい
- 特定のスコアが10以上のプレイヤーだけ処理したい
- すべてのプレイヤーの足元をそれぞれ判定したい
こういう時に使うのが、executeコマンドです。
たとえば、すべてのプレイヤーに対して「足元が金ブロックならスピードを付ける」なら、こう書けます。
/execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ gold_block run effect @s speed 5 1 true
最初は長く見えますが、分解するとかなり単純です。
as @a:すべてのプレイヤーを対象にするat @s:そのプレイヤーの位置で実行するif block ~ ~-1 ~ gold_block:足元が金ブロックならrun effect @s speed 5 1 true:そのプレイヤーにスピードを付ける
つまり、executeコマンドは「誰として」「どこで」「どんな条件なら」「何を実行するか」を順番に書くコマンドです。
ここを理解すると、マイクラ統合版のコマンド作りが一気に分かりやすくなります。

2. 統合版executeコマンドの基本構文
統合版の新execute構文は、基本的にこの形で覚えれば大丈夫です。
/execute サブコマンド サブコマンド 条件 run 実行したいコマンド
もう少し実用的に書くと、こんな形ですね。
/execute as 対象 at 位置 条件 run 実行コマンド
例として、すべてのプレイヤーの位置に雷を落とすなら、こうです。
/execute as @a at @s run summon lightning_bolt ~ ~ ~
この場合、as @aで全プレイヤーを順番に対象にして、at @sでそれぞれのプレイヤーの場所に移動し、run summon lightning_bolt ~ ~ ~で雷を召喚しています。
統合版1.19.70以降は新構文で覚える
統合版では、1.19.70以降にexecuteコマンドの書き方が大きく変わりました。
昔は、こういう旧構文が使われていました。
/execute @e[type=fox] ~ ~ ~ summon salmon ~ ~1 ~
現在覚えるなら、基本的にはこちらの新構文でOKです。
/execute as @e[type=fox] at @s run summon salmon ~ ~1 ~
重要です
古いワールドで作った旧構文のコマンドブロックは、そのまま動きます。
ただし、編集する場合は新execute構文への書き換えが必要です。
今から統合版でコマンドを覚えるなら、旧構文ではなく新execute構文だけを覚える方が後々楽です。
統合版とJava版は完全互換ではない
ここも注意です。
統合版のexecuteコマンドは、Java版の構文にかなり近くなりました。
ただし、完全に同じではありません。
特に、Java版の記事や動画をそのまま統合版にコピペすると、セレクター引数や一部の機能差で動かないことがあります。
たとえば、統合版では範囲指定にrやrmを使う場面が多いです。Java版でよく見るdistance=..5のような書き方を、統合版でそのまま使うと失敗することがあります。
初心者さんは、まず統合版向けの構文であるかを確認してくださいね。

3. まず覚えるべきas・at・runの違い
executeコマンドで最初に覚えるべきなのは、as、at、runの3つです。
ここを曖昧にしたまま進むと、ほぼ確実に混乱します。
| 構文 | 意味 | 初心者向けの覚え方 |
|---|---|---|
| as | 誰として実行するかを変える | @sを誰にするか |
| at | どこの位置で実行するかを変える | 実行場所をどこにするか |
| run | 最後に実行するコマンドを書く | ここから本命コマンド |
asは「誰として実行するか」
asは、コマンドの実行者を変えます。
/execute as @a run say こんにちは
これは、すべてのプレイヤーがそれぞれsay こんにちはを実行するようなイメージです。
ここで大事なのは、asだけでは実行位置は変わらないことです。
/execute as @a run setblock ~ ~-1 ~ diamond_block
このコマンドは「全プレイヤーの足元をダイヤモンドブロックにする」と思いがちですが、実際には位置が思った通りにならないことがあります。
なぜなら、as @aは実行者をプレイヤーに変えるだけで、実行位置まではプレイヤーの位置にしていないからです。
atは「どこの位置で実行するか」
プレイヤーの位置でコマンドを実行したいなら、at @sを付けます。
/execute as @a at @s run setblock ~ ~-1 ~ diamond_block
これで、すべてのプレイヤーの足元が対象になります。
as @a at @sは、統合版のexecuteコマンドでかなりよく使います。
覚え方
as @aだけだと「全員を対象にする」
as @a at @sまで書くと「全員それぞれの場所で処理する」
ここ、本当に重要です。
runは「最後に実行する本命コマンド」
runの後ろには、実際に動かしたいコマンドを書きます。
/execute as @a at @s run effect @s speed 5 1 true
この場合、runの後ろの本命コマンドはこれです。
/effect @s speed 5 1 true
executeコマンドは、runより前で条件や場所を整えて、runより後ろで実行する。
これくらいの理解で最初は大丈夫です。

4. positioned・rotated・facingで実行位置と向きを変える
asとatに慣れてきたら、次はpositioned、rotated、facingです。
このあたりは、演出コマンドやミニゲーム制作で使う機会が増えます。
positioned:実行位置を指定する
positionedは、コマンドの実行位置を直接指定します。
/execute positioned 0 64 0 run summon pig ~ ~ ~
これは、座標0 64 0でブタを召喚するコマンドです。
プレイヤーの位置ではなく、固定座標で処理したい時に便利ですね。
また、positioned asを使うと、特定の対象の位置に実行位置を合わせられます。
/execute positioned as @p run summon pig ~ ~ ~
ただし、初心者さんは最初からpositioned asを多用しなくて大丈夫です。
サバイバル寄りの装置や簡単なミニゲームなら、まずはas @a at @sを使いこなす方が大事です。
rotated:実行する向きを指定する
rotatedは、コマンドの向きを変える時に使います。
/execute rotated 0 0 run summon arrow ^ ^ ^3
^ ^ ^3のようなローカル座標は、向きの影響を受けます。
そのため、視線方向や向きに関係するコマンドを組む時は、rotatedやfacingが関係してきます。
facing:指定した場所やエンティティの方を向く
facingは、指定した座標やエンティティの方向を向かせた状態でコマンドを実行します。
/execute as @p at @s facing 0 64 0 run summon arrow ^ ^ ^3
これは、近くのプレイヤーの位置から、座標0 64 0の方向へ向きを合わせて、前方3マスに矢を召喚するようなイメージです。
ただし、ここは少し上級者向けです。
最初は「^ ^ ^を使う時は向きが関係する」くらいで覚えておけば大丈夫です。

5. if blockでブロックを判定する
executeコマンドで一番使いやすい条件実行が、if blockです。
if blockは、指定した場所に特定のブロックがある時だけコマンドを実行します。
基本形はこちらです。
/execute if block 座標 ブロックID run 実行したいコマンド
足元が金ブロックならスピードを付ける
まずは、分かりやすい例からいきましょう。
/execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ gold_block run effect @s speed 5 1 true
これは、すべてのプレイヤーを対象にして、足元が金ブロックならスピード効果を付けるコマンドです。
分解すると、こうです。
as @a:全プレイヤーを順番に処理at @s:それぞれのプレイヤーの位置で実行if block ~ ~-1 ~ gold_block:足元が金ブロックなら成功run effect @s speed 5 1 true:対象のプレイヤーにスピード効果
この形はかなり応用できます。
- 足元が
diamond_blockならジャンプ力上昇 - 足元が
redstone_blockならメッセージ表示 - 1ブロック下が
waterなら上にテレポート - 足元が
airなら落下中として判定
など、ミニゲームやアスレチックで便利です。
1ブロック下が水なら1マス上に戻す
水に落ちたら戻す簡単な例です。
/execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ water run tp @s ~ ~1 ~
1ブロック下が水のプレイヤーだけを1マス上にテレポートします。
ただし、ワールドの地形によっては連続で実行されてガタガタすることがあります。
コマンドブロックで常時実行する場合は、範囲やタグを使って対象を絞ると安定しやすいです。
if blockでよくあるミス
if blockでよくある失敗は、次の3つです。
- ブロックIDを間違えている
asだけ書いてat @sを書いていない~ ~-1 ~の位置を勘違いしている
特に多いのが、as @aだけで足元判定をしようとするパターンです。
プレイヤーそれぞれの足元を見たいなら、基本はこの形にしてください。
/execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ ブロックID run 実行コマンド
この型を1つ覚えるだけでも、できることが一気に増えます。

6. if entity・unless entityでエンティティを判定する
次に、エンティティ判定です。
if entityは、条件に合うエンティティが存在する時だけ実行します。
unless entityはその逆で、条件に合うエンティティが存在しない時だけ実行します。
if entity:近くにゾンビがいたら警告する
たとえば、プレイヤーの近く5マス以内にゾンビがいたらメッセージを出すなら、こうです。
/execute as @a at @s if entity @e[type=zombie,r=5] run title @s actionbar 近くにゾンビがいます!
このコマンドは、全プレイヤーを順番に見て、それぞれの周囲5マス以内にゾンビがいるかを判定します。
ここでもas @a at @sが大事です。
at @sがないと、プレイヤーの周囲ではなく、コマンドブロック周辺を見てしまうことがあります。
unless entity:近くにゾンビがいない時だけ回復する
逆に、近くにゾンビがいない時だけ回復効果を付けるなら、unless entityを使います。
/execute as @a at @s unless entity @e[type=zombie,r=5] run effect @s regeneration 3 0 true
これは、周囲5マス以内にゾンビがいないプレイヤーだけに再生能力を付けるコマンドです。
ifとunlessの違い
ifは「条件を満たしたら実行」
unlessは「条件を満たさなければ実行」
unlessは、最初は少し分かりにくいですが、慣れるとかなり便利です。
タグと組み合わせると管理しやすい
対象を絞るなら、tagと組み合わせるのもおすすめです。
まず、対象プレイヤーにタグを付けます。
/tag @p add event_player
そのタグを持つプレイヤーだけ処理します。
/execute as @a[tag=event_player] at @s if entity @e[type=zombie,r=5] run effect @s strength 5 0 true
ミニゲームや配布ワールドでは、タグで対象者を管理するとかなり楽になります。

7. if scoreでスコアボードを条件にする
少し難しくなりますが、executeコマンドはスコアボードとも相性が良いです。
スコアボードを使うと、点数・コイン・残り時間・クリア回数・クールタイムなどを数値で管理できます。
まずスコアボードを作る
例として、coinというスコアを作ります。
/scoreboard objectives add coin dummy
次に、近くのプレイヤーにコインを10追加してみます。
/scoreboard players add @p coin 10
スコアを画面に表示したい場合は、サイドバーに表示できます。
/scoreboard objectives setdisplay sidebar coin
coinが10以上なら報酬を渡す
if scoreを使うと、スコアが条件を満たした時だけコマンドを実行できます。
/execute as @a if score @s coin matches 10.. run give @s diamond
これは、coinが10以上のプレイヤーにダイヤモンドを渡すコマンドです。
10..は「10以上」という意味です。
よく使う範囲指定は、下記のように覚えると分かりやすいです。
| 書き方 | 意味 |
|---|---|
10 |
10ちょうど |
10.. |
10以上 |
..10 |
10以下 |
5..10 |
5以上10以下 |
報酬を何度も渡さないようにする
上のコマンドをリピートコマンドブロックで常時実行すると、条件を満たしている間ずっとダイヤモンドを渡してしまいます。
なので、報酬を渡した後にスコアを減らす、またはタグを付ける処理が必要です。
例として、10コインを消費してダイヤモンドを1個渡すなら、コマンドブロックをチェーンで組みます。
/execute as @a if score @s coin matches 10.. run give @s diamond 1
次のチェーンコマンドブロックで、コインを10減らします。
/execute as @a if score @s coin matches 10.. run scoreboard players remove @s coin 10
ただし、このままだと複数人が同時に条件を満たした時の処理や、チェーンの順番によってズレることがあります。
本格的なショップを作るなら、タグや一時スコアを使って「購入処理中の人」だけを絞る方が安全です。
初心者さん向けには、まず次の形を覚えるのがおすすめです。
/execute as @a if score @s スコア名 matches 数値範囲 run 実行コマンド
この形が分かれば、条件付き報酬やミニゲーム管理の入口に立てます。

8. コマンドブロックで使う時のおすすめ設定
executeコマンドはチャット欄でも使えますが、実用するならコマンドブロックで使うことが多いです。
コマンドブロックには主に3種類あります。
| 種類 | 役割 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| インパルス | レッドストーン信号で1回実行 | ボタン式の処理 |
| リピート | レッドストーン信号を受けている間、毎ゲームティック実行 | 常時判定 |
| チェーン | 前のコマンドブロックに続けて実行 | 複数処理を順番に行う |
常時判定ならリピート+常時実行
足元判定や近くのモブ判定を常に行うなら、基本はこれです。
- ブロックの種類:リピート
- 条件:無条件
- レッドストーン:常時実行
例:金ブロックの上にいる間だけスピードを付ける
execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ gold_block run effect @s speed 2 1 true
コマンドブロック内では、先頭の/は付けなくても動きます。
もちろん付けても問題ない場面は多いですが、記事や管理用メモでは統一しておくと見やすいです。
複数処理はチェーンでつなぐ
たとえば、レッドストーンブロックの上に乗ったプレイヤーにメッセージを出して、効果も付けるなら、リピートの後ろにチェーンをつなぎます。
1個目:リピート・無条件・常時実行
execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ redstone_block run title @s actionbar レッドストーンブロックに乗っています
2個目:チェーン・条件付き・常時実行
effect @s resistance 2 0 true
ただし、2個目で@sを使う場合、チェーンの作り方や実行文によって思った対象にならないことがあります。
安全に書くなら、2個目もexecuteで対象条件を書き直す方が分かりやすいです。
execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ redstone_block run effect @s resistance 2 0 true
初心者さん向けのおすすめ
最初は「1つのコマンドブロックに1つのexecute」を書く方が失敗しにくいです。
慣れてからチェーンで整理していきましょう。
重くしすぎないための注意点
リピートコマンドブロックは、設定によっては毎ゲームティック実行されます。
マイクラは基本的に1秒20ティックなので、重いコマンドを大量に常時実行するとワールドが重くなることがあります。
特に注意したいのは、こういうコマンドです。
@eで大量のエンティティを毎回検索するfillを広範囲で連打するsummonを条件なしで繰り返す- 複数のリピートコマンドを大量に並べる
対策としては、次のようにしましょう。
@e[type=zombie,r=5]のように対象を絞る- 必要ならタグで対象を絞る
- リピートの遅延ティックを少し入れる
- 常時実行ではなくボタン式にできないか考える
コマンドは便利ですが、何でも常時実行にすると事故ります。
ここは装置作りと同じで、必要な分だけ動かすのが大事です。

9. 旧execute構文から新execute構文への置き換え
統合版の古い記事や動画を見ると、旧execute構文が出てくることがあります。
特に、detectを使った書き方ですね。
旧構文の例:
/execute @a ~ ~ ~ detect ~ ~-1 ~ gold_block 0 effect @s speed 5 1 true
新構文では、こう書きます。
/execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ gold_block run effect @s speed 5 1 true
考え方としては、旧構文のdetectが、新構文ではif blockに置き換わったイメージです。
置き換えの基本パターン
旧構文を見つけた時は、だいたい次のように考えると変換しやすいです。
| 旧構文の考え方 | 新構文での考え方 |
|---|---|
/execute 対象 ~ ~ ~ コマンド |
/execute as 対象 at @s run コマンド |
detect 座標 ブロック データ値 |
if block 座標 ブロック |
| 対象の場所で実行 | as 対象 at @s |
| 条件が合えば実行 | ifまたはunless |
例として、ゾンビの足元が石ならゾンビを倒す旧構文を考えます。
/execute @e[type=zombie] ~ ~ ~ detect ~ ~-1 ~ stone 0 kill @s
新構文なら、こうです。
/execute as @e[type=zombie] at @s if block ~ ~-1 ~ stone run kill @s
この形に慣れると、古い解説を見ても読み替えやすくなります。
ただし無理に古い記事を追わなくてOK
今から統合版のコマンドを覚えるなら、旧構文を深く覚える必要はありません。
古いワールドの修正や、古い動画の再現をしたい時だけ、置き換えの考え方を知っていれば十分です。
基本は、次の新構文だけ頭に入れておきましょう。
/execute as 対象 at @s if block 座標 ブロック run 実行コマンド
/execute as 対象 at @s if entity 条件 run 実行コマンド
/execute as 対象 if score @s スコア名 matches 範囲 run 実行コマンド
この3つを使えるだけでも、かなり色々作れます。

10. よくある失敗とチェックポイント
executeコマンドが動かない
エラーは出ないのに思った結果にならない
👉そういう時は、ここのチェックポイントを使ってください。
チェック1:asだけで位置も変わると思っていないか?
よくある失敗です。
/execute as @a run setblock ~ ~-1 ~ gold_block
これは、全プレイヤーの足元を金ブロックにするつもりで書いても、位置がプレイヤー基準にならないことがあります。
プレイヤーそれぞれの位置で実行したいなら、こうです。
/execute as @a at @s run setblock ~ ~-1 ~ gold_block
asは誰、atはどこ。
この2つはセットで考えると分かりやすいです。
チェック2:統合版なのにJava版のセレクターを書いていないか?
Java版の記事でよく見る書き方を、統合版でそのまま入れると動かないことがあります。
統合版では、近距離判定にはこういう書き方を使います。
@e[type=zombie,r=5]
Java版でよく見るdistance=..5をそのまま統合版に持ってこないように注意しましょう。
チェック3:ブロックIDが間違っていないか?
if blockは、ブロックIDが違うと当然失敗します。
たとえば、金ブロックはgold_blockです。
日本語名の「金ブロック」ではなく、コマンド用のIDで書く必要があります。
不安な時は、チャット欄の入力補完を使いながら確認するのがおすすめです。
チェック4:コマンドブロックの設定が間違っていないか?
常時判定したいのにインパルスになっていたり、レッドストーンが必要になっていたりすると、コマンドは動きません。
常時判定なら、まずはこの設定で試してください。
- 種類:リピート
- 条件:無条件
- レッドストーン:常時実行
チェーンにつなぐ場合は、矢印の向きも重要です。
コマンドブロックの矢印が、処理したい順番に向いているか確認しましょう。
チェック5:対象が広すぎないか?
@eだけで毎回すべてのエンティティを対象にすると、意図しないモブやアイテムまで巻き込むことがあります。
悪い例:
/execute as @e at @s run effect @s glowing 1 0 true
最初はこうやって対象を絞りましょう。
/execute as @e[type=zombie,r=20] at @s run effect @s glowing 1 0 true
typeやr、tagで対象を絞るだけで、事故はかなり減ります。
チェック6:runの後ろにさらにスラッシュを入れていないか?
環境や入力場所によって許容される場合もありますが、基本的にはrunの後ろはコマンド名から書く形で覚えると安全です。
おすすめ:
/execute as @a at @s run effect @s speed 5 1 true
避けたい書き方:
/execute as @a at @s run /effect @s speed 5 1 true
記事やメモとして残す時も、runの後ろに余計な/を入れない方が見やすいです。

11. まとめ
以上、マイクラ統合版のexecuteコマンドについて、基本構文から条件実行まで整理しました。
executeコマンドは最初こそ難しく見えますが、考え方はかなりシンプルです。
要点を整理すると、
- asは「誰として実行するか」
- atは「どこの位置で実行するか」
- runの後ろに本命コマンドを書く
- if blockでブロック判定ができる
- if entity / unless entityでモブやプレイヤーの有無を判定できる
- if scoreでスコアボード条件を作れる
まずは、この型を覚えておけば大丈夫です。
/execute as @a at @s if block ~ ~-1 ~ gold_block run effect @s speed 5 1 true
この1行を理解できれば、executeコマンドの入口は突破できています。
あとは、ブロックIDを変えたり、対象を@e[type=zombie]にしたり、if scoreを足したりして、少しずつ応用していけばOKです。
コマンドは、最初から完璧に組もうとすると大変です。
まずはチャット欄で1行だけ試す。
次にコマンドブロックへ入れる。
動いたら条件を1つ足す。
この順番で進めると、失敗しても原因を見つけやすいですよ。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利装置やコマンド解説を紹介しているので、是非ご覧くださいね(^^♪

12. 引用・参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・コミュニティ資料を参考にしています。
- Microsoft Learn(execute Command)
- Microsoft Learn(New execute command support in Minecraft version 1.19.70)
- Microsoft Learn(Introduction to Commands)
- Microsoft Learn(Target Selectors)
- Microsoft Learn(Getting Started with Command Blocks)
- Microsoft Learn(Popular Commands)
- Microsoft Learn(Introduction to Scoreboards)
- Bedrock Wiki(Execute)
- Bedrock Wiki(Understanding Selectors)
- Bedrock Wiki(Intro to Command Blocks)