【マイクラ】clearコマンドの使い方・構文・アイテム削除例【統合版】

この記事はマイクラ統合版(Bedrock Edition)向けです
Java版とは/clearの構文が違うので注意してください
全消し系コマンドなので、初回は必ずコピーしたワールドで試してください

こんにちは。ゆずかきです。

マイクラでコマンドを触っていると、

「プレイヤーの持ち物を一括で消したい」
「特定のアイテムだけ消したい」
「コマンドブロックでアイテムを持っているか判定したい」

…こういう場面がけっこうありますよね。

そこで使うのが、clearコマンドです。

clearコマンドは、プレイヤーのインベントリからアイテムを削除するコマンドです。
ただし、使い方を間違えると全アイテム消滅も普通に起きるので、初心者さんほど慎重に扱った方が良いです。

この記事では、マイクラ統合版の/clearについて、基本構文・引数の意味・コピペ用の削除例・失敗しやすいポイントを順番に解説しますね。

この記事を読めば、次のことが出来るようになります。

  • 自分や他プレイヤーの持ち物を安全に削除できます👍
  • ダイヤ・エメラルド・石など、特定アイテムだけを消せます👌
  • コマンドブロックで「持っているか判定」する考え方も分かります

それでは、やっていきましょう!

※本記事はマイクラ統合版1.21系列のコマンド仕様を前提にしています。
※ゲーム内の仕様については、Microsoft LearnのMinecraft Bedrock Creator Documentationおよび海外コミュニティWikiを参考にしています。
※コマンドはアップデートで入力候補やID表記が変わる場合があります。実際に使う時は、ゲーム内の入力補完も確認してくださいね。


目次

1. clearコマンドとは
2. 統合版clearコマンドの基本構文
3. まず覚えるべき引数の意味
4. 自分の持ち物を全部消す方法
5. 特定のアイテムだけ削除する方法
6. 個数を指定してアイテムを削除する方法
7. maxCountを0にしてアイテム所持を確認する方法
8. コマンドブロックでclearを使う実用例
9. Java版との違い
10. clearコマンドで出来ないこと・注意点
11. 失敗した時のチェックポイント
12. まとめ
13. 参考文献

この記事で分かること
・マイクラ統合版のclearコマンドの使い方
・アイテムを全部消す方法、特定アイテムだけ消す方法
datamaxCountの意味
・コマンドブロックでの使いどころ


1. clearコマンドとは

/clearは、プレイヤーのインベントリからアイテムを削除するコマンドです。

たとえば、

  • 検証ワールドで持ち物を一度リセットしたい
  • 配布ワールドでプレイヤーからチケット用アイテムを回収したい
  • ミニゲーム開始前に全員の持ち物を空にしたい
  • 特定のアイテムを持っているか確認したい

こういう時に使います。

名前の通り「消す」コマンドなので、便利ですが少し怖いです。
サバイバル本番ワールドでいきなり実行すると、装備や素材が全部消える事故も起きます。

注意!
/clearだけを実行すると、基本的に自分の持ち物をまとめて消します。
初めて試す方は、必ずコピーしたワールドやクリエイティブ検証用ワールドで練習してくださいね。

clearコマンドは、アイテムを消す範囲を細かく指定できます。
ここを理解すると、ただの「全消しコマンド」ではなく、アイテム回収・ショップ・ミニゲーム管理にも使える便利コマンドになります。


2. 統合版clearコマンドの基本構文

マイクラ統合版のclearコマンドの基本構文はこれです。

/clear [player: target] [itemName: Item] [data: int] [maxCount: int]

日本語っぽく読むと、こんな感じです。

/clear 誰の 何を data値いくつのものを 何個まで消すか

つまり、

/clear @s minecraft:diamond -1 1

なら、

自分(@s)のインベントリから、ダイヤモンドを、data値を気にせず、1個だけ消す

という意味になります。

初心者さんが最初に覚えるなら、まずはこの形で大丈夫です。

/clear 対象 アイテムID -1 個数

特に-1の部分が大事です。
統合版の/clearでは、3つ目の引数がdata、4つ目の引数がmaxCountです。

ここを間違えて、

/clear @s minecraft:diamond 1

のように書くと、最後の1は個数ではなく、dataとして解釈されます
そのため「ダイヤを1個だけ消す」指定にはならず、条件に合うものがあればまとめて消える可能性があります。

👉個数を指定したい時は、基本的にdata-1を入れてから、最後に個数を書きましょう。


3. まず覚えるべき引数の意味

clearコマンドの引数を表にすると、こうなります。

引数 意味
player 誰の持ち物を対象にするか @s / @p / @a
itemName 削除するアイテムID minecraft:diamond
data データ値。data値を問わない時は-1が無難 -1 / 0 / 1
maxCount 最大で何個消すか 1 / 64 / 0


player:誰のアイテムを消すか

よく使う対象はこのあたりです。

  • @s:コマンドを実行した自分
  • @p:一番近いプレイヤー
  • @a:全プレイヤー
  • プレイヤー名:指定したプレイヤー

初心者さんは、まず@sで練習するのがおすすめです。
@aは全員対象なので、マルチプレイで使う時は本当に注意してください。

itemName:何のアイテムを消すか

例として、ダイヤモンドを消すならこうです。

/clear @s minecraft:diamond

アイテムIDは、ゲーム内でコマンド入力中に候補が出ます。
迷った時は、手打ちで頑張るよりも入力補完を使うのが安全です。

data:データ値

統合版では、itemNameの次にdataを入れます。

ここは初心者さんが一番混乱しやすいところです。

基本は、

dataを気にしないなら -1

でOKです。

/clear @s minecraft:diamond -1 1

この-1は、data値を問わずダイヤモンドを対象にするという考え方です。

maxCount:何個まで消すか

最後の数字が、削除する最大個数です。

/clear @s minecraft:diamond -1 1

なら、ダイヤモンドを最大1個だけ削除します。

/clear @s minecraft:diamond -1 64

なら、ダイヤモンドを最大64個まで削除します。

maxCountを省略すると、条件に合うアイテムを全部消すので注意してくださいね。


4. 自分の持ち物を全部消す方法

一番シンプルな使い方はこれです。

/clear

自分の持ち物を消します。

対象を明示して書くなら、こうです。

/clear @s

@sは自分自身という意味です。
検証ワールドで「一回インベントリを空にしたい」という時に使えます。

ただし、サバイバルで使うと普通に大事故です。

体験談風に言うと
「ちょっと試すだけ」と思って本番ワールドで/clearを打つのが一番危ないです。
ダイヤ装備・食料・建築素材までまとめて消えるので、練習は必ず別ワールドでしましょう。

全プレイヤーの持ち物を消す場合は、こうです。

/clear @a

これはミニゲーム開始前のリセットなどでは便利ですが、マルチサーバーで使う場合は本当に慎重に。
@aはその場にいる全員が対象です。


5. 特定のアイテムだけ削除する方法

特定のアイテムだけ消したい時は、アイテムIDを指定します。

ダイヤモンドを全部消す

/clear @s minecraft:diamond

自分のインベントリからダイヤモンドをすべて削除します。

エメラルドを全部消す

/clear @s minecraft:emerald

村人交易やショップ用の検証でよく使う形です。

石を全部消す

/clear @s minecraft:stone

整地中の石だけ消したい時などに使えます。
ただし、普通のサバイバルでは素材を間違えて消すと悲しいので、使う前に一度確認してください。

一番近いプレイヤーからダイヤを消す

/clear @p minecraft:diamond

コマンドブロックの近くにいるプレイヤーを対象にする時は、@pが便利です。
ショップや交換所を作る時によく使います。

全員から特定アイテムを消す

/clear @a minecraft:diamond

全プレイヤーからダイヤモンドを削除します。
イベント開始前に特定アイテムだけ没収したい時には便利です。

ただし、@aは本当に全員対象です。
ワールド管理用として使うなら、実行前に必ずバックアップを取りましょう。


6. 個数を指定してアイテムを削除する方法

ここが、統合版clearコマンドで一番大事なところです。

統合版で個数を指定する時は、基本的にこう書きます。

/clear @s アイテムID -1 個数

たとえば、ダイヤモンドを1個だけ消すならこうです。

/clear @s minecraft:diamond -1 1

ダイヤモンドを10個まで消すならこうです。

/clear @s minecraft:diamond -1 10

エメラルドを5個だけ消すならこうです。

/clear @s minecraft:emerald -1 5

-1を入れる理由は、data値を気にせず、そのアイテムIDを対象にするためです。

ここを省略して、

/clear @s minecraft:emerald 5

と書くと、最後の5は個数ではなくdata扱いになります。

つまり「エメラルドを5個消す」つもりで書いても、実際には個数指定になりません。
maxCountを省略した扱いになるため、条件に合うアイテムがあれば想定より多く消える可能性があります。
このミス、かなり起きやすいです。

1個だけ回収するショップ例

エメラルド1個を支払って、何かを買う仕組みにするなら、まず支払い回収はこうです。

/clear @p minecraft:emerald -1 1

このコマンドで、一番近いプレイヤーからエメラルドを1個だけ削除できます。

ただし、これだけだと「エメラルドを持っていた時だけ次の処理をする」という制御がまだ足りません。
実際にショップ化する場合は、条件付きチェーンコマンドブロックと組み合わせるのがおすすめです。


7. maxCountを0にしてアイテム所持を確認する方法

clearコマンドは、アイテムを消すだけではありません。
maxCount0にすると、アイテムを削除せずに、持っているか確認する用途にも使えます。

例はこちらです。

/clear @p minecraft:stone -1 0

この場合、石を削除しません。
一番近いプレイヤーが石を持っているかどうかを確認するコマンドとして使えます。

ポイント
maxCount0の時は、削除ではなく検出・確認用になります。
コマンドブロックで条件分岐を作る時に便利です。

たとえば、

  • 特定アイテムを持っていたら扉を開ける
  • チケットを持っていたらイベントエリアに入れる
  • 素材を持っているか確認してから交換処理をする

こういう仕組みに使えます。

ただし、単純な支払い処理で使うなら、maxCount 0で確認したあとに、別コマンドで実際にアイテムを削除する必要があります。

確認だけする例

/clear @p minecraft:emerald -1 0

エメラルドを持っているか確認します。
削除はしません。

1個削除する例

/clear @p minecraft:emerald -1 1

エメラルドを最大1個削除します。

この2つは似ていますが、最後の数字が全然違います。
0は確認、1は1個削除です。


8. コマンドブロックでclearを使う実用例

ここからは、実際にコマンドブロックで使いやすい例を紹介します。

例1:エメラルド1個で報酬を渡すショップ

まず、ボタン付きのインパルスコマンドブロックにこれを入れます。

/clear @p minecraft:emerald -1 1

次に、その後ろに条件付き・チェーン・常時実行のコマンドブロックを置いて、報酬を渡します。

/give @p minecraft:bread 3

これで、近くのプレイヤーからエメラルドを1個回収できた時だけ、パンを3個渡す仕組みになります。

ただし、@pは「コマンドブロックに一番近いプレイヤー」を対象にします。
マルチプレイでショップを作る場合、横取りや対象ズレが起きないよう、ボタンの位置や距離を調整しましょう。

例2:チケットを持っている人だけ通す

チケット用アイテムを紙にするなら、確認用はこうです。

/clear @p minecraft:paper -1 0

持っているか確認するだけなので、紙は消えません。

その後、条件付きチェーンでドアを開ける、テレポートする、効果を付けるなどの処理をつなげます。

/tp @p 100 65 100

「入場券を消費する」タイプにしたいなら、最初からmaxCount1にします。

/clear @p minecraft:paper -1 1

これで紙を1枚回収してから、次の条件付きコマンドへ進めます。

例3:ミニゲーム開始前に全員の持ち物を消す

/clear @a

全員の持ち物を消します。

ミニゲーム用ワールドでは便利ですが、通常サバイバルワールドでは危険です。
イベント用に使うなら、参加者に事前告知して、必要ならチェスト退避場所も用意しておきましょう。

例4:特定アイテムだけ没収する

/clear @a minecraft:bow

全員から弓を削除します。

PvPイベントで「弓禁止」にしたい時などに使えます。
防具や食料まで消したくない場合は、全消しではなく、こうしてアイテムIDを指定する方が安全です。


9. Java版との違い

マイクラJava版と統合版では、clearコマンドの構文が違います。

統合版は、この記事で紹介している通りです。

/clear [player: target] [itemName: Item] [data: int] [maxCount: int]

Java版は、基本的にこういう並びです。

/clear [<targets>] [<item>] [<maxCount>]

つまり、現在のJava版には統合版のようなdata引数が途中に入りません。

この違いがあるので、Java版の解説をそのまま統合版で使うと、個数指定で失敗しやすいです。

たとえば、統合版でダイヤモンドを1個消すなら、

/clear @s minecraft:diamond -1 1

です。

Java版の感覚で、

/clear @s minecraft:diamond 1

と書くと、統合版では1が個数ではなくdata側に入ってしまいます。
1個だけ削除する指定にはならないので注意してください。

統合版の覚え方
個数指定したい時は、アイテムIDのあとに-1を入れる。
その次に個数を書く。

これだけでも、かなりミスが減ります。


10. clearコマンドで出来ないこと・注意点

clearコマンドは便利ですが、万能ではありません。
ここを勘違いすると、思った通りに動かないことがあります。

落ちているアイテムはclearでは消せない

/clearが対象にするのは、基本的にプレイヤーのインベントリです。
地面に落ちているアイテムを消したい場合は、/killを使います。

/kill @e[type=item]

ただし、このコマンドは読み込まれている範囲内のドロップアイテムをまとめて消します。
必要なアイテムまで消える可能性があるので、使う時は注意してください。

チェストの中身を直接消すコマンドではない

/clearは、チェストの中身を直接対象にするコマンドではありません。
プレイヤーがチェスト画面を開いていても、チェスト側のスロットにあるアイテムはプレイヤーのインベントリ外として扱われます。

ただし、カーソルでつかんでいるアイテムは状況によって削除対象になります。
コマンド検証中にインベントリ画面を開いたまま操作すると、想定外の消え方をすることがあるので気を付けましょう。

カスタム名や細かいデータでの絞り込みは苦手

統合版のclearコマンドは、基本的に

対象プレイヤー + アイテムID + data + 個数

で絞り込みます。

Java版のNBT指定のように、アイテム名・説明文・エンチャント内容まで細かく指定して消す、という使い方は統合版ではかなり制限があります。

配布ワールドやアドオン込みの仕組みで厳密に判定したい場合は、hasitemセレクターやアドオン側の仕組みも検討しましょう。

アイテムIDは入力補完を優先する

マイクラはアップデートでアイテムIDや入力候補の見え方が変わることがあります。
記事や動画のコマンドをそのままコピペして動かない場合は、まずゲーム内の入力補完を確認しましょう。

minecraft:diamondのように名前空間付きで書く形と、候補欄で表示される省略形の扱いは、環境や入力場所で印象が変わることがあります。
迷ったら、コマンド入力欄で候補に出たIDを使うのが一番安全です。


11. 失敗した時のチェックポイント

/clearがうまく動かない時は、だいたい原因が決まっています。
下記を順番に確認してみてください。

  • [ ] チートが有効になっているか?
  • [ ] コマンドブロックを使う場合、コマンドブロックが有効になっているか?
  • [ ] 対象が@s@p@aなどプレイヤーを指しているか?
  • [ ] アイテムIDを間違えていないか?
  • [ ] 個数指定の前に-1を入れているか?
  • [ ] maxCount0にして、削除ではなく確認だけになっていないか?
  • [ ] @aで全員対象にしていないか?
  • [ ] コマンドブロックの向き、条件付き設定、常時実行設定は合っているか?

特に多いのは、これです。

/clear @s minecraft:diamond 1

この書き方で「ダイヤを1個消したい」と思っている場合、統合版ではミスです。
正しくは、

/clear @s minecraft:diamond -1 1

です。

dataを飛ばして個数を書く癖がある方は、Java版の構文と混ざっている可能性が高いです。
統合版では、アイテムID → data → 個数の順番を意識しましょう。


12. まとめ

以上、マイクラ統合版のclearコマンドについて解説しました。

clearコマンドは、プレイヤーのインベントリからアイテムを削除するコマンドです。
全消しも、特定アイテムだけの削除も、個数指定もできます。

重要なポイントを整理すると、

  • 統合版の構文は/clear [player] [itemName] [data] [maxCount]
  • 自分の持ち物を消すなら/clear @s
  • 特定アイテムを消すなら/clear @s minecraft:diamond
  • 個数を指定するなら/clear @s minecraft:diamond -1 1
  • maxCount0にすると、削除せずに確認用として使える
  • Java版とは構文が違うので、個数指定の位置に注意する

このあたりを押さえておけば、初心者さんでも安全に扱いやすいです。

特に、

/clear @s minecraft:diamond -1 1

この形を覚えておくと、ショップ・チケット制・ミニゲームなどでかなり応用できます。

ただし、/clearは一歩間違えると本当に持ち物が消えます。
初回は検証用ワールドで試して、動作を確認してから本番ワールドに入れてくださいね。

では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にもマイクラ統合版・Java版の便利コマンドや装置系の解説をしているので、是非ご覧くださいね(^^♪


13. 参考文献

この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・海外コミュニティWikiを参考にしています。