
この記事はマイクラJava版向けです
統合版(BE)とは構文や指定方法が違うので注意してください
コマンド初心者さんでも使えるように、実例多めで整理しています
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラで配布ワールドや検証ワールドを作っていると、
「ダンジョンチェストの中身をその場で出したい」
「ゾンビのドロップだけをコマンドで確認したい」
「鉱石を壊した時のドロップを、ツール指定ありで再現したい」
…という場面が意外とあります。
そんな時に使えるのが、Java版の/lootコマンドです。
/giveコマンドは指定したアイテムそのものを渡すコマンドですが、/lootコマンドはルートテーブルを参照して、ランダムな戦利品やドロップ品を発生させるコマンドです。
つまり、普通のアイテム配布ではなく、「チェストの中身」「モブの死亡ドロップ」「ブロック破壊時のドロップ」「釣りの結果」などを再現できるということですね。
最初は構文が長くてややこしく見えますが、分解して覚えれば大丈夫です。
この記事では、マイクラJava版のlootコマンドの使い方・構文・ルートテーブル指定・よく使う実例を順番に解説していきますね!
この記事を読めば、次のことが出来るようになります。
/lootコマンドの基本構文が分かります👍- チェスト・プレイヤー・地面にルートテーブルの中身を出せます👌
mine・kill・fish・lootの違いが分かります- Java版1.21以降のデータパック変更点も最低限おさえられます
それでは、やっていきましょう!
※本記事はJava版の/lootコマンドを中心に解説しています。
※ルートテーブルやコマンド仕様については、Minecraft WikiおよびMinecraft公式リリースノートを参考に整理しています。
目次
1. lootコマンドとは?
2. lootコマンドの基本構文
3. TARGETの指定方法|どこに戦利品を出すか
4. SOURCEの指定方法|何のルートテーブルを使うか
5. よく使うlootコマンド実例集
6. ルートテーブルIDの探し方・読み方
7. 自作ルートテーブルをlootコマンドで呼び出す方法
8. 1.21以降で注意したい変更点
9. lootコマンドが失敗する時のチェックポイント
10. まとめ
11. 参考文献
この記事で分かること
・マイクラJava版の/lootコマンドの使い方
・give・spawn・insert・replaceの違い
・loot・mine・kill・fishの違い
・ルートテーブル取得とデータパック連携の基本

1. lootコマンドとは?
/lootコマンドは、ルートテーブルを使ってアイテムを発生させるコマンドです。
ルートテーブルとは、簡単に言うと、
- ダンジョンチェストに何が入るか
- ゾンビを倒した時に何を落とすか
- 石炭鉱石を壊した時に何が出るか
- 釣りをした時に何が釣れるか
…といったアイテムの出現ルールを書いたデータのことです。
普通の/giveコマンドは、
/give @s minecraft:diamond 1
のように、指定したアイテムをそのまま渡します。
一方で/lootコマンドは、
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon
のように、指定したルートテーブルを読み込んで、その結果出てきたアイテムを渡すという動きをします。
ここが一番大事な違いですね。
たとえば、minecraft:chests/simple_dungeonを指定すれば、スポナー部屋のチェストに入りそうなアイテムを生成できます。
minecraft:entities/zombieを使えば、ゾンビのドロップ品をコマンドで再現できます。
ポイント
/lootは「特定アイテムを出すコマンド」ではなく、
ルートテーブルを実行して、その結果をどこかに出すコマンドです。
この考え方だけ先に押さえておくと、この後の構文がかなり読みやすくなります。

2. lootコマンドの基本構文
Java版の/lootコマンドの基本形はこれです。
/loot <TARGET> <SOURCE>
うん、これだけ見ると逆に分かりにくいですよね。
なので、日本語に直すとこうです。
/loot どこに出すか 何を元に出すか
つまり、/lootコマンドは大きく分けて、
- TARGET:生成したアイテムをどこへ出すか
- SOURCE:何のルートテーブル・ドロップを使うか
この2つで出来ています。
| 区分 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| TARGET | アイテムを出す場所 | プレイヤー、チェスト、地面、装備スロットなど |
| SOURCE | 参照するドロップ元 | チェスト戦利品、ブロック破壊、モブ死亡、釣りなど |
たとえば、このコマンドを見てください。
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon
分解すると、こうなります。
/loot:lootコマンドを使うgive @s:自分にアイテムを渡すloot minecraft:chests/simple_dungeon:スポナー部屋チェスト系のルートテーブルを使う
なので、意味としては、
スポナー部屋チェストのルートテーブルを実行して、出てきたアイテムを自分に渡す
となります。
ここまで分かれば、あとはTARGETとSOURCEの種類を覚えるだけです。
一気に全部暗記する必要はありません。よく使うものから覚えれば大丈夫です👌

3. TARGETの指定方法|どこに戦利品を出すか
まずはTARGETから見ていきましょう。
TARGETは、ルートテーブルから生成されたアイテムをどこへ入れるか・どこへ出すかを決める部分です。
Java版では、主に次の5種類があります。
| TARGET | 意味 | 初心者向けの使い道 |
|---|---|---|
give <players> |
プレイヤーのインベントリへ入れる | 自分にルートテーブル品を渡す |
spawn <targetPos> |
指定座標にアイテムとして出す | 地面にドロップさせる |
insert <targetPos> |
指定座標のコンテナへ入れる | チェストや樽に入れる |
replace block <targetPos> <slot> [count] |
ブロックのスロットを置き換える | チェストの特定スロットを埋める |
replace entity <entities> <slot> [count] |
エンティティのスロットを置き換える | ホットバーや装備欄へ入れる |
give|プレイヤーに渡す
一番使いやすいのはgiveです。
自分に渡すなら、だいたいこれでOKです。
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon
@sは「コマンド実行者自身」という意味です。
コマンド練習では、まず@sにしておくのがおすすめです。
/loot give @p loot minecraft:chests/abandoned_mineshaft
@pなら、最寄りのプレイヤーへ渡します。
配布ワールドやコマンドブロックで使うなら、@pや@aを使う場面もありますね。
spawn|地面にアイテムとして出す
spawnは、指定座標にアイテムをドロップします。
/loot spawn ~ ~1 ~ loot minecraft:chests/simple_dungeon
これは、自分の1ブロック上にスポナー部屋チェストの中身をドロップするコマンドです。
注意
spawnはインベントリに直接入りません。
普通のドロップアイテムとして地面に出るので、周りにホッパーや水流があると流れます。
検証用ワールドでは、アイテムが散らばらないように広い場所で使うのがおすすめです。
insert|チェストや樽に入れる
insertは、指定座標のコンテナへアイテムを入れます。
チェスト・樽・ホッパー・ドロッパーなど、アイテムを入れられるブロックが対象です。
たとえば、自分の足元の1マス下にチェストがあるなら、こうです。
/loot insert ~ ~-1 ~ loot minecraft:chests/simple_dungeon
これで、足元のチェストにルートテーブル品が入ります。
配布ワールドの宝箱づくりではかなり便利です。
ただし、チェストが満杯だと入りきらないことがあります。
replace block|チェストの指定スロットに入れる
replace blockは、コンテナの特定スロットからアイテムを入れ替える指定です。
/loot replace block ~ ~-1 ~ container.0 9 loot minecraft:chests/simple_dungeon
意味としては、
~ ~-1 ~:足元1マス下のコンテナを対象container.0:コンテナの0番スロットから開始9:9スロット分を対象loot minecraft:chests/simple_dungeon:スポナー部屋チェストのルートテーブルを使う
となります。
チェストのスロット番号は、左上がcontainer.0です。
そこから右へ順番に増えていきます。
replace entity|プレイヤーやモブのスロットに入れる
replace entityは、プレイヤーやエンティティのスロットを対象にします。
/loot replace entity @s hotbar.0 9 loot minecraft:chests/simple_dungeon
これは、自分のホットバー0番から9スロット分にルートテーブル品を入れるコマンドです。
実用上は、
hotbar.0:ホットバー左端weapon.mainhand:メインハンドweapon.offhand:オフハンドarmor.head:頭装備armor.chest:胴装備armor.legs:脚装備armor.feet:足装備
あたりを知っておけば十分です。
注意点
replaceは名前の通り、既存アイテムを置き換える動きになります。
大事なアイテムを持ったまま試すと普通に上書きされるので、検証用ワールドで試しましょう。

4. SOURCEの指定方法|何のルートテーブルを使うか
次にSOURCEです。
SOURCEは、何を元にアイテムを生成するかを指定する部分です。
Java版の/lootでよく使うSOURCEは、次の4種類です。
| SOURCE | 意味 | 例 |
|---|---|---|
loot <loot_table> |
指定したルートテーブルを直接使う | チェスト戦利品を出す |
mine <pos> [<tool>|mainhand|offhand] |
ブロックを壊した時のドロップを再現 | 鉱石・草・葉などの検証 |
kill <target> |
モブ死亡時のドロップを再現 | ゾンビやスケルトンのドロップ確認 |
fish <loot_table> <pos> [<tool>|mainhand|offhand] |
釣りのルートテーブルを使う | 釣果の検証 |
loot|ルートテーブルを直接指定する
一番分かりやすいのはlootです。
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon
minecraft:chests/simple_dungeonのようなルートテーブルIDを指定して、その中身を生成します。
よく使う例はこのあたりです。
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon /loot give @s loot minecraft:chests/abandoned_mineshaft /loot give @s loot minecraft:chests/village/village_weaponsmith
チェスト系のルートテーブルを確認したい時は、だいたいこの形でOKです。
mine|ブロック破壊時のドロップを再現する
mineは、指定座標のブロックを壊した時のドロップを再現します。
/loot spawn ~ ~1 ~ mine ~ ~-1 ~ mainhand
これは、足元の1マス下のブロックを、メインハンドの道具で壊した時のドロップを、自分の1マス上に出すコマンドです。
シルクタッチや幸運の検証をしたい時に便利です。
たとえば、幸運付きツルハシを手に持ってダイヤモンド鉱石に対して使えば、幸運込みのドロップ結果を確認できます。
注意!
mineは、指定した座標のブロックが読み込まれていない場合や、ワールド外の場合は失敗します。
また、mainhandやoffhandを使う場合、実行者がプレイヤーなどの生物エンティティである必要があります。
コマンドブロックから使う場合は、実行者をプレイヤーにするために、次のようにexecute asを挟むと分かりやすいです。
/execute as @p at @s run loot spawn ~ ~1 ~ mine ~ ~-1 ~ mainhand
kill|モブ死亡時のドロップを再現する
killは、指定したエンティティの死亡ドロップを再現します。
/loot give @s kill @e[type=zombie,limit=1,sort=nearest]
これは、近くのゾンビ1体の死亡ドロップを参照し、その結果を自分に渡すコマンドです。
ポイントは、対象を1体に絞ることです。
killの対象が複数に広がると失敗する原因になるため、limit=1を入れておくと安心です。
/loot spawn ~ ~1 ~ kill @e[type=skeleton,limit=1,sort=nearest]
このようにすれば、スケルトンの死亡ドロップを地面に出せます。
fish|釣りの結果を再現する
fishは、釣りのルートテーブルを使うSOURCEです。
/loot give @s fish minecraft:gameplay/fishing ~ ~ ~ mainhand
これは、現在位置を釣り地点として、釣りのルートテーブルを実行し、その結果を自分に渡すコマンドです。
釣り竿を手に持ってmainhand指定にすると、エンチャント込みの釣果検証に使いやすいです。
ただ、普通のサバイバル攻略でfishまで多用する人は少ないと思います。
まずはloot・mine・killの3つを覚えれば十分です。

5. よく使うlootコマンド実例集
ここからは、実際によく使う形をまとめていきます。
コピペして使う時は、座標や対象だけ変えてくださいね。
1. 自分にダンジョンチェストの中身を渡す
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon
一番基本の形です。
lootコマンドって何?という方は、まずこれを試すのが分かりやすいです。
実行すると、スポナー部屋チェストのルートテーブルを参照したアイテムが自分のインベントリへ入ります。
2. 地面に廃坑チェストの中身を出す
/loot spawn ~ ~1 ~ loot minecraft:chests/abandoned_mineshaft
廃坑チェストの中身を、自分の1マス上にドロップします。
配布ワールド制作で「このルートテーブルだと何が出るか」を見たい時に便利です。
ただし、アイテムが散らばるので、平らな場所で実行した方が良いです。
3. 足元のチェストに村の武器鍛冶チェスト品を入れる
/loot insert ~ ~-1 ~ loot minecraft:chests/village/village_weaponsmith
足元の1マス下にチェストや樽を置いてから使います。
村の武器鍛冶チェストのルートテーブルを使うので、配布マップの宝箱づくりや検証に使えます。
注意
insert先がチェストや樽などのコンテナでない場合、コマンドは失敗します。
まず対象座標にコンテナがあるか確認しましょう。
4. チェストの左上9スロットだけを置き換える
/loot replace block ~ ~-1 ~ container.0 9 loot minecraft:chests/simple_dungeon
足元のチェストの左上から9スロット分を、ルートテーブル品で置き換えます。
insertは空きスロットに入れる感覚ですが、replaceは指定スロットを置き換える動きです。
既にアイテムが入っているチェストで試す時は注意してください。
5. 自分のホットバーにルートテーブル品を入れる
/loot replace entity @s hotbar.0 9 loot minecraft:chests/simple_dungeon
自分のホットバー左端から9スロット分を対象にします。
検証では便利ですが、普通のプレイデータで使うとホットバーの中身が上書きされる可能性があります。
練習は必ずコピーしたワールドか、クリエイティブ検証ワールドでやりましょう。
6. 足元のブロックをメインハンドの道具で掘った時のドロップを出す
/loot spawn ~ ~1 ~ mine ~ ~-1 ~ mainhand
これは個人的にかなり使いやすい形です。
たとえば、
- シルクタッチで鉱石がそのまま出るか
- 幸運付きツルハシでドロップ数が変わるか
- ハサミで葉っぱを壊した時にどうなるか
こういう検証ができます。
実際にブロックを壊す前に結果だけ見たい時にも便利ですね。
7. 近くのゾンビのドロップを自分に渡す
/loot give @s kill @e[type=zombie,limit=1,sort=nearest]
ゾンビの死亡ドロップを確認する時の例です。
limit=1を入れずに複数のゾンビが対象になると、意図しない失敗の原因になります。
kill系は、基本的に対象を1体に絞ると覚えておきましょう。
8. スケルトンのドロップを地面に出す
/loot spawn ~ ~1 ~ kill @e[type=skeleton,limit=1,sort=nearest]
スケルトンの矢や骨などのドロップ確認に使えます。
モンスタードロップ検証をしたい時は、type=の部分を変えるだけで応用できます。
9. 釣りのルートテーブルを自分に渡す
/loot give @s fish minecraft:gameplay/fishing ~ ~ ~ mainhand
釣り竿をメインハンドに持って実行すると、釣り結果を再現できます。
釣り地点の座標を指定するため、検証したい時は同じ場所・同じ持ち物で試すと比較しやすいです。
10. コマンドブロックでプレイヤーのメインハンドを使う
/execute as @p at @s run loot spawn ~ ~1 ~ mine ~ ~-1 ~ mainhand
コマンドブロック自体にはメインハンドがありません。
そのため、mainhandを使いたい時は、execute as @pでプレイヤーとして実行させるのが安全です。
ここは地味に詰まりやすいポイントです。
チャット欄で動くのにコマンドブロックで動かない場合、だいたいこの実行者問題を疑ってください。

6. ルートテーブルIDの探し方・読み方
/lootコマンドで一番つまずきやすいのが、ルートテーブルIDの指定です。
たとえば、これです。
minecraft:chests/simple_dungeon
これは、次のように読みます。
minecraft:名前空間chests/simple_dungeon:ルートテーブルの場所・名前
名前空間というのは、データの持ち主を区別するための名前です。
バニラのデータは基本的にminecraft:から始まります。
自作データパックなら、たとえばyuzukaki:やsample:のような自分の名前空間を使います。
バニラのルートテーブル例
よく使うルートテーブルIDの例を置いておきます。
| ルートテーブルID | 用途 | 使い道 |
|---|---|---|
minecraft:chests/simple_dungeon |
スポナー部屋チェスト | 基本の検証用 |
minecraft:chests/abandoned_mineshaft |
廃坑チェスト | 構造物チェスト確認 |
minecraft:chests/village/village_weaponsmith |
村の武器鍛冶チェスト | 村チェスト系の検証 |
minecraft:entities/zombie |
ゾンビのドロップ | モブドロップ確認 |
minecraft:entities/skeleton |
スケルトンのドロップ | モブドロップ確認 |
minecraft:blocks/diamond_ore |
ダイヤモンド鉱石のドロップ | ブロックドロップ確認 |
minecraft:gameplay/fishing |
釣りのルートテーブル | 釣果確認 |
ただし、バージョンによってルートテーブルが追加・変更されることがあります。
確実に探したい場合は、ゲーム内のコマンド補完を使うのが一番早いです。
ゲーム内補完で探す方法
チャット欄に、途中まで打ってみてください。
/loot give @s loot minecraft:chests/
ここまで打つと、候補が出ます。
そこから上下キーやTabキーで選ぶと、かなり探しやすいです。
entities/を探したいなら、
/loot give @s loot minecraft:entities/
blocks/を探したいなら、
/loot give @s loot minecraft:blocks/
と打てばOKです。
筆者のおすすめ
ネットで一覧を探すより、まずゲーム内補完を見る方がミスが少ないです。
特に最新バージョンでは、補完に出るかどうかで存在確認しやすいです。

7. 自作ルートテーブルをlootコマンドで呼び出す方法
ここから少しだけデータパック寄りの話をします。
自作ルートテーブルを作ると、/lootコマンドでオリジナルの宝箱・ドロップを呼び出せます。
配布ワールド制作やミニゲーム制作では、かなり便利です。
1.21以降の配置場所
Java版1.21以降では、ルートテーブルのフォルダ名は次の形です。
データパック名/data/名前空間/loot_table/ファイル名.json
たとえば、yuzukakiという名前空間でtest.jsonを作るなら、こうです。
world/datapacks/sample_pack/data/yuzukaki/loot_table/test.json
この場合、コマンドでは次のIDで呼び出します。
/loot give @s loot yuzukaki:test
サブフォルダに入れた場合は、そのパスも含めます。
world/datapacks/sample_pack/data/yuzukaki/loot_table/chests/test_box.json
この場合は、
/loot give @s loot yuzukaki:chests/test_box
になります。
最小構成のルートテーブル例
練習用なら、まずはダイヤモンドが1個出るだけのシンプルなJSONで十分です。
{ "type": "minecraft:generic", "pools": [ { "rolls": 1, "entries": [ { "type": "minecraft:item", "name": "minecraft:diamond" } ] } ] }
これをdata/yuzukaki/loot_table/test.jsonに置いた場合、次のコマンドで呼び出せます。
/loot give @s loot yuzukaki:test
うまく読み込めていれば、自分にダイヤモンドが渡されます。
データパックを反映する
ファイルを置いたら、ゲーム内で次を実行します。
/reload
その後、/loot give @s loot yuzukaki:testを打って、補完に出るか確認しましょう。
補完に出ない場合は、ほぼ次のどれかです。
- フォルダ名が間違っている
pack.mcmetaの位置が間違っている- JSONの書式が壊れている
- 名前空間やファイル名の大文字・小文字が間違っている
- 1.21以降なのに
loot_tablesフォルダに入れている
特に最後のloot_tableとloot_tablesはミスりやすいです。
以前の情報を見ながら作ると、古いloot_tables表記のままになっていることがあります。
重要
Java版1.21以降は、データパック内のルートテーブルフォルダは基本的にloot_tableです。
古い解説記事ではloot_tablesになっていることがあるので注意してください。

8. 1.21以降で注意したい変更点
マイクラのコマンドやデータパック仕様は、バージョン更新で普通に変わります。
特にルートテーブル周りは、配布ワールドやデータパック制作に関わる人ほど影響を受けやすいです。
ここでは、/lootコマンドを使う上で知っておきたい変更点だけ整理しておきます。
Java版1.21以降:フォルダ名がloot_tableになった
先ほども書きましたが、Java版1.21以降では、データパック内のルートテーブルの配置場所が次の形です。
data/名前空間/loot_table/ファイル名.json
古いバージョンではloot_tablesでした。
ネット上の過去記事や古い動画ではloot_tables表記が残っていることがあるので、ここは本当に注意です。
Java版1.21.11:ルートテーブル側に追加・変更あり
Java版1.21.11では、ルートテーブル関連で次のような追加・変更が入っています。
minecraft:slotsという新しいルートプールエントリが追加- ルート関数
minecraft:filteredで、modifierフィールドがon_passとon_failに置き換え minecraft:discardというルート関数が追加
これは、普通に/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeonを使うだけなら、すぐ困る内容ではありません。
どちらかというと、自作ルートテーブルのJSONを書く人向けの変更です。
Java版26.1:さらにルート関数が追加・変更
Java版26.1では、ルートテーブル関連でさらに追加・変更があります。
minecraft:villager_tradeというルートテーブルタイプが追加minecraft:furnace_smeltにuse_input_countが追加minecraft:set_random_dyesが追加minecraft:set_random_potionが追加- エンチャント系ルート関数に追加コスト関連の指定が追加
こちらも、/lootコマンドの基本構文そのものが別物になったという話ではありません。
ただし、データパックで自作ルートテーブルを書く場合は、使える関数や書式が増えているので、古いテンプレートをそのまま使うとエラーになる場合があります。
本記事の立ち位置
この記事では、まず/lootコマンドを使えるようになることを優先しています。
ルートテーブルJSONの全関数解説まで入れると長くなりすぎるので、必要最低限に絞っています。
26.2スナップショットについて
2026年5月時点では、Java版26.2系のスナップショットも公開されています。
ただし、スナップショットは開発版なので、正式版とは仕様が変わる可能性があります。
通常のワールド制作・配布ワールド制作では、基本的に正式リリース版の仕様を基準にするのがおすすめです。

9. lootコマンドが失敗する時のチェックポイント
/lootコマンドは、構文が少しでもズレるとすぐ失敗します。
ここでは、よくあるミスをチェックリストにしておきます。
チェックリスト
- [ ] Java版で実行しているか?統合版(BE)の構文と混ざっていないか?
- [ ] コマンドを実行できる権限があるか?チートONまたはOP権限があるか?
- [ ]
<TARGET>と<SOURCE>の順番が逆になっていないか? - [ ] ルートテーブルIDの綴りが合っているか?
- [ ]
minecraft:や自作名前空間を正しく書いているか? - [ ]
insert先の座標にチェストや樽などのコンテナがあるか? - [ ]
replace blockで存在しないスロットを指定していないか? - [ ]
replace entityで対象エンティティがそのスロットを持っているか? - [ ]
killの対象が1体に絞れているか? - [ ]
mineの対象座標が読み込まれているか? - [ ]
mainhandやoffhandを使う時、実行者がプレイヤーなどの生物エンティティになっているか? - [ ] 自作ルートテーブルの場合、
/reload後に補完へ出るか? - [ ] Java版1.21以降なのに
loot_tablesフォルダへ入れていないか?
よくあるミス1:TARGETとSOURCEを逆に書いている
正しい順番は、
/loot <TARGET> <SOURCE>
です。
たとえば、これは正しいです。
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon
give @sがTARGET、loot minecraft:chests/simple_dungeonがSOURCEです。
最初のうちは、
/loot どこへ出すか 何を元に出すか
と覚えておくとミスが減ります。
よくあるミス2:コンテナがない場所にinsertしている
このコマンドは、足元1マス下にチェストなどがある前提です。
/loot insert ~ ~-1 ~ loot minecraft:chests/simple_dungeon
足元に土や石しかない場合は失敗します。
まずチェストや樽を置いてから実行しましょう。
よくあるミス3:コマンドブロックでmainhandを使っている
チャット欄でこのコマンドを使う場合、実行者は自分なので問題ありません。
/loot spawn ~ ~1 ~ mine ~ ~-1 ~ mainhand
ですが、コマンドブロックから直接実行すると、コマンドブロックにはメインハンドがありません。
この場合は、次のようにプレイヤーとして実行します。
/execute as @p at @s run loot spawn ~ ~1 ~ mine ~ ~-1 ~ mainhand
よくあるミス4:自作ルートテーブルが補完に出ない
自作ルートテーブルが補完に出ない場合は、まずフォルダ構造を疑ってください。
Java版1.21以降なら、基本はこれです。
data/名前空間/loot_table/ファイル名.json
loot_tablesではなく、loot_tableです。
ここを間違えると、JSONの中身が合っていても読み込まれません。
また、JSONにカンマ抜けや余計なカンマがあると、/reload時にエラーになります。
ゲームログも確認できる方は、エラーメッセージを見ると原因を見つけやすいです。

10. まとめ
以上、マイクラJava版のlootコマンドの使い方・構文・ルートテーブル取得について解説しました。
/lootコマンドは、最初だけ少し難しく見えます。
ですが、基本はかなりシンプルです。
/loot <TARGET> <SOURCE>
つまり、
/loot どこに出すか 何を元に出すか
これだけです。
要点を整理すると、
- プレイヤーに渡すなら
give - 地面に出すなら
spawn - チェストへ入れるなら
insert - 指定スロットを置き換えるなら
replace - チェスト戦利品を出すなら
loot <loot_table> - ブロック破壊を再現するなら
mine - モブ死亡ドロップを再現するなら
kill - 釣り結果を再現するなら
fish
このあたりを覚えておけば、かなり使えるようになります。
特に便利なのは、次の3つです。
/loot give @s loot minecraft:chests/simple_dungeon
/loot spawn ~ ~1 ~ mine ~ ~-1 ~ mainhand
/loot give @s kill @e[type=zombie,limit=1,sort=nearest]
この3つを触るだけでも、/lootコマンドの感覚はかなり掴めると思います。
また、Java版1.21以降では、自作ルートテーブルのフォルダ名がloot_tableになっている点も重要です。
古い記事や動画を参考にする時は、ここだけ必ず見直してくださいね。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にもマイクラJava版のコマンド・便利装置・初心者向け攻略をまとめているので、是非ご覧くださいね(^^♪

11. 参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式情報・コミュニティWikiを参考にしています。
- Minecraft Wiki(Commands/loot)
- Minecraft Wiki(Loot table)
- Minecraft Wiki(Slot)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21 リリースノート)
- Minecraft公式(Java Edition 1.21.11 リリースノート)
- Minecraft公式(Java Edition 26.1 リリースノート)
- Minecraft公式(Java Edition 26.2 Snapshot 7)
- Minecraft公式(Snapshot 17w43a / 名前空間の説明)
- Minecraft公式(Snapshot 18w45a / lootコマンド追加時の説明)