【マイクラ】functionコマンドの使い方・構文・関数実行を解説【Java版】

この記事はマイクラJava版でfunctionコマンドを使いたい方向けです
データパック初心者でも、まず1つの関数を実行できるところまで解説します
統合版(BE)のfunctionとは保存場所や仕様が違うのでご注意ください

こんにちは。ゆずかきです。

マイクラでコマンドを触っていると、だんだんこう思うことありませんか?

「毎回チャット欄に長いコマンドを打つのが大変」
「コマンドブロックを何十個も並べると管理がしんどい」
「同じ処理をワールド内で何度も呼び出したい」

こういう時に便利なのが、functionコマンドです。

functionコマンドを使うと、.mcfunctionファイルに書いた複数のコマンドを、/functionでまとめて実行できます。
つまり、コマンドを「ファイル化」して再利用できるようになるんですね。

最初はデータパックのフォルダ構成で少しつまずきやすいですが、仕組み自体はかなり便利です。
一度覚えると、配布マップ、検証ワールド、ミニゲーム、便利コマンド集などを作る時にかなり役立ちます👌

この記事を読めば、次のことができるようになります。

  • Java版でfunctionコマンドを実行する基本手順が分かります👍
  • .mcfunctionファイルの作り方と保存場所が分かります👌
  • tickloadexecute・マクロ関数・returnの使いどころが分かります
  • 「Unknown function」でハマった時の確認ポイントも分かります(^^♪

それでは、やっていきましょう!

※本記事はJava版のデータパック仕様を前提にしています。
※Java版1.21以降では、古い解説にあるfunctionsではなくfunctionフォルダを使います。ここはかなり重要です。
※Java版1.21.9以降では、pack.mcmetaのパック形式指定にmin_formatmax_formatが使われます。
※Java版26.1.2時点の情報をベースに、1.21.11以前との差分も含めて整理しています。


目次

1. functionコマンドとは
2. functionコマンドでできること
3. functionを使う前に必要な準備
4. データパックのフォルダ構成を作る
5. pack.mcmetaの書き方|1.21.9以降はここに注意
6. .mcfunctionファイルを作ってコマンドを書く
7. /functionの構文と実行方法
8. tick・loadで関数を自動実行する方法
9. executeとfunctionを組み合わせる方法
10. 引数付きfunction・マクロ関数の使い方
11. returnコマンドで関数を途中終了・結果判定する
12. functionが動かない時のチェックポイント
13. まとめ
14. 参考文献

この記事で分かること
・Java版のfunctionコマンドの基本構文
・データパック内で関数ファイルを作る方法
・1.21以降のフォルダ名変更と、1.21.9以降のpack.mcmeta変更点
・初心者がつまずきやすいエラー対策


1. functionコマンドとは

functionコマンドとは、データパック内に保存した.mcfunctionファイルを呼び出して実行するコマンドです。

通常、マイクラでコマンドを実行する時は、チャット欄やコマンドブロックに1行ずつ書きますよね。
でもfunctionを使うと、複数行のコマンドを1つのファイルにまとめて、次のように呼び出せます。

/function yuzukaki:hello

たとえば、hello.mcfunctionというファイルの中に、

say functionコマンドのテスト成功です!
give @p minecraft:bread 1

と書いておけば、/function yuzukaki:helloを実行するだけで、

  • チャットにメッセージを出す
  • 近くのプレイヤーにパンを1個渡す

という2つの処理をまとめて実行できます。

これがfunctionコマンドの基本です。

「よく使うコマンドをファイルにまとめて、必要な時に呼び出す仕組み」と考えると分かりやすいです。

コマンドブロックとの違い

functionは、コマンドブロックと役割が少し似ています。
ただし、使い心地はかなり違います。

比較項目 コマンドブロック function
管理方法 ワールド内にブロックとして設置 データパック内のテキストファイルで管理
編集しやすさ ゲーム内で1個ずつ編集 エディターでまとめて編集しやすい
複数行処理 複数のブロックが必要 1ファイルに複数行を書ける
再利用 コピーや設置がやや面倒 /functionで何度でも呼び出せる
向いている用途 簡単な装置・目に見える制御 配布マップ・検証・ミニゲーム・便利処理


筆者の感覚では、最初の1~2個のコマンドならコマンドブロックでOKです。
ただ、10行、20行、50行…と増えてくるなら、functionに移した方が管理しやすいです。


2. functionコマンドでできること

functionコマンドでできることは、かなり幅広いです。
ただし初心者のうちは、いきなり難しいデータパック制作まで考えなくて大丈夫です。

まずは、次のような使い方をイメージしてください。

  • 検証ワールドでアイテムやブロックを一括配布する
  • プレイヤーを特定座標へまとめてテレポートする
  • ミニゲーム開始時の初期化処理をまとめる
  • 毎tick、特定条件をチェックする
  • ワールド読み込み時にスコアボードを作成する
  • 複数のコマンドを1つの名前で呼び出す

たとえば、ミニゲームを作る時なら、

/function yuzukaki:game/start

だけで、

  • 参加者を移動
  • インベントリを整理
  • ゲームモードを変更
  • スコアボードを初期化
  • タイトル表示

こういう処理をまとめて行えます。

コマンドブロックを大量に並べても同じことはできますが、あとから直す時が大変です。
functionならテキストファイルなので、修正・コピー・バックアップがしやすいです。

注意!
functionは便利ですが、tickで毎tick重い処理を回すとワールドが重くなることがあります。
特に@eを広範囲に検索するコマンドは、毎tick連打しない方が安全です。


3. functionを使う前に必要な準備

functionを使うには、まずデータパックを作る必要があります。

データパックというと難しく聞こえますが、今回やることはシンプルです。
ワールドフォルダの中に、決まった形のフォルダとファイルを作るだけです。

必要なもの

  • Java版Minecraft
  • コマンドを使えるワールド
  • テキストエディター
  • ワールドのdatapacksフォルダ

テキストエディターは、メモ帳でも一応作れます。
ただし、JSONや.mcfunctionを編集するなら、Visual Studio Codeなどのエディターを使うとかなり楽です。

コマンドを使える状態にする

シングルプレイの場合、チートがオフだと/functionを使えないことがあります。
検証用ワールドなら、ワールド作成時にチートをオンにしておきましょう。

既存ワールドで試す場合は、メニューから「LANに公開」→「チートの許可:オン」にして一時的に使う方法もあります。

サーバーの場合は、実行するプレイヤーに必要な権限が必要です。

ワールドフォルダの開き方

シングルプレイなら、次の手順で開けます。

  1. ワールド選択画面を開く
  2. 対象ワールドを選ぶ
  3. 「編集」を押す
  4. 「ワールドフォルダーを開く」を押す
  5. 中にあるdatapacksフォルダを開く

このdatapacksフォルダの中に、今回作るデータパックを入れます。


4. データパックのフォルダ構成を作る

ここから実際にfunctionを作っていきます。

今回は例として、データパック名をyuzukaki_function_pack、名前空間をyuzukakiにします。

datapacksフォルダの中に、次の構成を作ってください。

datapacks/
└─ yuzukaki_function_pack/
   ├─ pack.mcmeta
   └─ data/
      └─ yuzukaki/
         └─ function/
            └─ hello.mcfunction

大事なのはここです。

Java版1.21以降では、functionsではなくfunctionです。

古い記事や古い動画だと、

data/yuzukaki/functions/

と書かれていることがあります。
ですが、Java版1.21以降では、基本的に次のように作ります。

data/yuzukaki/function/

ここを間違えると、データパック自体は読み込まれているのに、/functionの候補に出てこないことがあります。
筆者的には、function初心者が最初にハマりやすいポイントNo.1だと思います。

名前空間とは?

名前空間とは、データパック内のデータを分けるための名前です。

今回なら、

yuzukaki

が名前空間です。

そして、

data/yuzukaki/function/hello.mcfunction

に作ったファイルは、ゲーム内では次のように呼び出します。

/function yuzukaki:hello

もしサブフォルダを作るなら、こうなります。

data/yuzukaki/function/game/start.mcfunction

この場合の呼び出し方は、

/function yuzukaki:game/start

です。

ファイル名やフォルダ名は、基本的に半角英数字・小文字・アンダーバーで作るのがおすすめです。
日本語名や空白入りの名前は、トラブル回避のため避けておきましょう。


5. pack.mcmetaの書き方|1.21.9以降はここに注意

データパックの一番上の階層に、pack.mcmetaを作ります。

yuzukaki_function_pack/
├─ pack.mcmeta
└─ data/

このpack.mcmetaがないと、Minecraftがデータパックとして認識してくれません。

Java版26.1.2向けの例

Java版26.1.2で作るなら、例として次のように書けます。

{
  "pack": {
    "description": "Yuzukaki Function Test Pack",
    "min_format": [101, 1],
    "max_format": [101, 1]
  }
}

Java版1.21.11向けの例

Java版1.21.11向けなら、例として次のように書けます。

{
  "pack": {
    "description": "Yuzukaki Function Test Pack",
    "min_format": [94, 1],
    "max_format": [94, 1]
  }
}

1.21.9以降はpack.mcmetaの書き方が変わっています

古い解説だと、次のようにpack_formatだけで書いているものが多いです。

{
  "pack": {
    "pack_format": 48,
    "description": "Tutorial Data Pack"
  }
}

この形は、昔のデータパック解説ではよく出てきます。
ただし、Java版1.21.9以降では、パック形式の指定にmin_formatmax_formatが使われるようになっています。

なので、これから新しく作るなら、この記事ではmin_formatmax_format形式で進めます。

バージョン別の注意点

バージョン 注意点 初心者向けの考え方
1.20.4以前 古いフォルダ名や古いコマンド構文の記事が多い 現行版と混ぜない
1.21以降 functions → functionなど、データパック内フォルダ名が変更 フォルダ名は必ず単数形を確認
1.21.9以降 pack.mcmetaでmin_format・max_formatを使う 古いpack_formatだけの記事をそのまま使わない
26.1以降 Minecraftのバージョン表記が26.x形式へ移行 1.26ではなく26.1のように表記する


※バージョンをまたいで使うデータパックを作る場合、min_formatmax_formatの範囲設定をもう少し丁寧に調整する必要があります。
※この記事では、まずfunctionを動かすことを優先して、単一バージョン向けの分かりやすい例にしています。


6. .mcfunctionファイルを作ってコマンドを書く

次に、実際に実行する関数ファイルを作ります。

data/yuzukaki/function/hello.mcfunction

このhello.mcfunctionをテキストエディターで開いて、次のように書いてください。

say functionコマンドのテスト成功です!
give @p minecraft:bread 1

ここで重要なのは、.mcfunctionファイル内ではコマンドの先頭に/を書かないことです。

チャット欄では、

/give @p minecraft:bread 1

と書きますよね。
でも.mcfunctionの中では、

give @p minecraft:bread 1

と書きます。

コメントを書く方法

.mcfunctionファイルでは、#から始まる行をコメントにできます。

# テスト用のfunctionです
say functionコマンドのテスト成功です!
give @p minecraft:bread 1

コメントを書いておくと、後から見返した時にかなり助かります。
特に、配布マップやミニゲーム系のデータパックは、数日後に自分で見ても「これ何してるんだっけ?」となりがちです。

1行に1コマンドを書く

基本的に、.mcfunctionでは1行に1コマンドです。

say 1行目
say 2行目
say 3行目

このように上から順番に実行されます。

もし途中のコマンドで失敗しても、基本的には次の行へ進みます。
なので、条件分岐したい時はexecute ifreturnを使って制御することになります。
このあたりは後半で解説しますね。


7. /functionの構文と実行方法

ファイルを作ったら、Minecraft側で読み込みます。

ワールドに入った状態で、まず次を実行してください。

/reload

データパックが正しく読み込まれたら、次のコマンドで関数を実行します。

/function yuzukaki:hello

成功すると、

  • チャットに「functionコマンドのテスト成功です!」と出る
  • 近くのプレイヤーにパンが1個渡される

という動きになります。

これで、最初のfunction実行は成功です👌

/functionの基本構文

Java版の基本構文は次の形です。

/function <関数名>

たとえば、

data/yuzukaki/function/hello.mcfunction

なら、

/function yuzukaki:hello

です。

サブフォルダに入れている場合は、

data/yuzukaki/function/game/start.mcfunction

なので、

/function yuzukaki:game/start

になります。

functionタグを実行する構文

/functionでは、単体の関数だけでなく、関数タグも実行できます。
タグを実行する場合は、先頭に#を付けます。

/function #yuzukaki:setup_all

これは、setup_allという関数タグに登録されている関数をまとめて実行する形です。
最初は無理に使わなくて大丈夫ですが、複数の関数をグループ化したい時に便利です。

読み込まれているか確認する

データパックが読み込まれているか確認したい時は、次のコマンドを使います。

/datapack list

ここで自分のデータパック名が表示されていれば、データパック自体は読み込まれています。
それでも/functionに出てこない場合は、だいたい次のどれかです。

  • functionフォルダ名をfunctionsにしている
  • pack.mcmetaのJSONが壊れている
  • .mcfunctionファイルの拡張子が.txtになっている
  • コマンドの構文エラーで関数の読み込みに失敗している
  • 名前空間やファイル名に使えない文字が入っている

特にWindowsだと、見た目はhello.mcfunctionでも、実際はhello.mcfunction.txtになっていることがあります。
ファイル名拡張子は表示しておきましょう。


8. tick・loadで関数を自動実行する方法

functionは手動で実行するだけでなく、自動実行もできます。
代表的なのが、minecraft:loadminecraft:tickです。

  • load:ワールド読み込み時や/reload時に実行
  • tick:毎tick実行

マイクラは基本的に1秒20tickなので、tickに登録した関数は1秒に20回呼ばれます。
便利ですが、重い処理を書きすぎると負荷がかかります。

load関数を作る

まず、読み込み時に実行する関数を作ります。

data/yuzukaki/function/load.mcfunction

中身は例として、スコアボード作成にしておきます。

scoreboard objectives add yz_timer dummy
say データパックを読み込みました

※すでに同じスコアボードがある状態で/reloadすると、作成済みでエラーになります。
※本格的に作る場合は、初回だけ作成する仕組みにする方が安全です。

次に、load.jsonを作ります。

data/minecraft/tags/function/load.json

中身は次の通りです。

{
  "values": [
    "yuzukaki:load"
  ]
}

ここも大事です。

Java版1.21以降では、tags/functionsではなくtags/functionです。

tick関数を作る

次に、毎tick実行する関数を作ります。

data/yuzukaki/function/tick.mcfunction

中身の例です。

scoreboard players add #time yz_timer 1
execute if score #time yz_timer matches 100 run say 5秒経過しました
execute if score #time yz_timer matches 100.. run scoreboard players set #time yz_timer 0

これは、100tick、つまり約5秒ごとにメッセージを出す例です。

次に、tick.jsonを作ります。

data/minecraft/tags/function/tick.json

中身は次の通りです。

{
  "values": [
    "yuzukaki:tick"
  ]
}

この状態で/reloadすると、tick.mcfunctionが毎tick実行されます。

tickに重い処理を書きすぎない

tickは便利ですが、何でも入れて良いわけではありません。

特に、次のような処理は負荷が上がりやすいです。

execute as @e run ...
execute as @e[type=!player] run ...
execute as @e[distance=..100] run ...

エンティティ数が多いワールドで毎tick回すと、目に見えて重くなることがあります。

対策としては、

  • 毎tickではなく数秒おきに実行する
  • 対象を@aや特定タグ付きエンティティに絞る
  • schedule functionで遅延実行にする
  • 必要な時だけスコアボードで処理をONにする

このあたりを意識すると安定します。

体験談メモ
functionを覚えたばかりの頃は、ついtickに何でも入れたくなります。
ただ、毎tick実行は本当に強力なので、便利なぶん慎重に扱うのが大事です。


9. executeとfunctionを組み合わせる方法

functionは、executeと組み合わせると一気に便利になります。

その理由は、functionが呼び出された時の実行者・位置・向き・ディメンションなどの文脈を引き継ぐからです。

たとえば、次のように実行します。

/execute as @a at @s run function yuzukaki:player_effect

この場合、player_effect.mcfunctionの中のコマンドは、各プレイヤーを実行者として、各プレイヤーの位置で実行されます。

プレイヤーの足元にパーティクルを出す例

まず、次の関数を作ります。

data/yuzukaki/function/player_effect.mcfunction

中身です。

particle minecraft:happy_villager ~ ~1 ~ 0.3 0.5 0.3 0 10
playsound minecraft:block.note_block.pling master @s ~ ~ ~ 1 1.2

そして、ゲーム内で次を実行します。

/execute as @a at @s run function yuzukaki:player_effect

これで、各プレイヤーの位置にパーティクルが出て、音が鳴ります。

at @sを忘れないこと

よくあるミスが、as @aだけ書いてat @sを書き忘れるパターンです。

/execute as @a run function yuzukaki:player_effect

これだと、実行者は各プレイヤーになりますが、実行位置は元のコマンド位置のままです。

位置をプレイヤーに合わせたいなら、基本的にはこうです。

/execute as @a at @s run function yuzukaki:player_effect

この違いは、functionを使う時かなり大事です。

条件付きでfunctionを実行する

近くに羊がいる時だけ関数を実行するなら、次のようにできます。

/execute if entity @e[type=minecraft:sheep,distance=..5] run function yuzukaki:hello

このように、execute ifexecute unlessと組み合わせることで、条件付き処理を作れます。

function単体よりも、executeと合わせた方が活用の幅は広いです。


10. 引数付きfunction・マクロ関数の使い方

Java版1.20.2以降では、functionに引数を渡すマクロ関数が使えます。

通常のfunctionは、あらかじめ書いた内容をそのまま実行します。
一方、マクロ関数は、実行時に値を渡して、その値をコマンド内へ差し込めます。

マクロ関数の基本

次のファイルを作ります。

data/yuzukaki/function/macro_give.mcfunction

中身です。

$give @p minecraft:$(item) $(count)
$say $(item)を$(count)個渡しました

マクロ行は、先頭に$を付けます。
そして、差し込みたい値を$(名前)で書きます。

実行する時は、次のように引数を渡します。

/function yuzukaki:macro_give {item:"bread",count:3}

これで、実行時には次のようなイメージになります。

give @p minecraft:bread 3
say breadを3個渡しました

複数のアイテムに使い回せる

同じ関数を使って、別のアイテムも渡せます。

/function yuzukaki:macro_give {item:"apple",count:5}
/function yuzukaki:macro_give {item:"diamond",count:1}
/function yuzukaki:macro_give {item:"cooked_beef",count:16}

これがマクロ関数の便利なところです。
同じような関数を何個も作らず、値だけ変えて使い回せます。

通常行とマクロ行を混ぜることもできる

.mcfunction内では、通常の行とマクロ行を混ぜることもできます。

say マクロ処理を開始します
$give @p minecraft:$(item) $(count)
say マクロ処理が終わりました

ただし、$を付けた行は、通常の関数とは扱いが少し違います。
引数が足りないと実行できないので、マクロ関数はまず小さく作ってテストするのがおすすめです。

storageから引数を渡す方法

少し進んだ使い方として、コマンドストレージから引数を渡す方法もあります。

まず、ストレージに値を入れます。

/data modify storage yuzukaki:args item set value "bread"
/data modify storage yuzukaki:args count set value 3

その後、次のように実行します。

/function yuzukaki:macro_give with storage yuzukaki:args

最初はSNBTで直接渡す方法だけでも十分です。
ただ、データパック制作に慣れてくると、storageを使った引数渡しが便利になる場面もあります。


11. returnコマンドで関数を途中終了・結果判定する

returnコマンドは、functionの中で使う制御用コマンドです。

簡単に言うと、関数を途中で終了して、呼び出し元へ結果を返すために使います。

最初から無理に使う必要はありません。
ただ、条件分岐をきれいに作りたい時や、execute if functionで判定したい時に役立ちます。

近くにプレイヤーがいるか判定する例

次の関数を作ります。

data/yuzukaki/function/check_player.mcfunction

中身です。

execute if entity @p[distance=..5] run return 1
return 0

この関数は、5ブロック以内にプレイヤーがいれば1を返し、いなければ0を返します。

次のように使えます。

/execute if function yuzukaki:check_player run say 近くにプレイヤーがいます

条件判定用の関数を作れるので、複雑な処理を整理しやすくなります。

returnで処理を止める例

たとえば、スコアが足りない時にそこで処理を止めたい場合です。

execute unless score @s yz_point matches 10.. run return 0
say ポイントが足りているので処理を続けます
give @s minecraft:diamond 1
return 1

このように書くと、条件を満たさない時点で関数を終了できます。

長いfunctionになるほど、途中で止める仕組みがあると読みやすくなります。

return runについて

return runを使うと、別のコマンドを実行し、その結果を関数の戻り値として扱えます。

例です。

return run clear @s minecraft:diamond 1

このように書くと、ダイヤモンドを1個消費できたかどうかを結果として扱えます。

ただし、return周りは通常の/functionより少し難しめです。
まずは通常のfunction、次にexecute、その次にreturnという順番で覚えるのがおすすめです。


12. functionが動かない時のチェックポイント

functionは、フォルダ名や拡張子を1つ間違えるだけで動きません。
ここでは、詰まった時の確認ポイントをまとめます。

どうしてもfunctionが出てこない
/reloadしても動かない
Unknown functionと表示される

👉そういう時は、まずここを確認してください。

  • [ ] pack.mcmetaはデータパックの一番上にあるか?
  • [ ] pack.mcmetaのJSONにカンマ忘れ・クォーテーション忘れがないか?
  • [ ] Java版1.21以降なのにfunctionsフォルダにしていないか?
  • [ ] 現行版ならdata/名前空間/function/ファイル名.mcfunctionになっているか?
  • [ ] tags/functionsではなくtags/functionになっているか?
  • [ ] ファイル名がhello.mcfunction.txtになっていないか?
  • [ ] .mcfunction内のコマンド先頭に/を書いていないか?
  • [ ] ファイル名・フォルダ名に大文字、日本語、空白を入れていないか?
  • [ ] /reload後にチャットへエラーが出ていないか?
  • [ ] /datapack listでデータパックが表示されるか?
  • [ ] /function 名前空間:まで入力した時に候補が出るか?

よくあるミス1:functionsフォルダで作っている

古い解説を見ながら作ると、かなり起こりやすいです。

誤り:

data/yuzukaki/functions/hello.mcfunction

正しい例:

data/yuzukaki/function/hello.mcfunction

Java版1.21以降では、ここを単数形にしましょう。

よくあるミス2:tags/functionsのままになっている

tick.jsonload.jsonを使う場合も同じです。

誤り:

data/minecraft/tags/functions/tick.json

正しい例:

data/minecraft/tags/function/tick.json

この差でtickloadが動かないことがあります。

よくあるミス3:mcfunction内でスラッシュを書いている

誤り:

/give @p minecraft:bread 1

正しい例:

give @p minecraft:bread 1

チャット欄では/を付けますが、.mcfunction内では付けません。
ここも初心者さんがよく間違えるところです。

よくあるミス4:JSONのカンマが壊れている

pack.mcmetatick.jsonはJSON形式です。
最後の要素の後ろに余計なカンマを付けると、読み込みに失敗します。

誤り:

{
  "values": [
    "yuzukaki:tick",
  ]
}

正しい例:

{
  "values": [
    "yuzukaki:tick"
  ]
}

JSONは少し厳格なので、エラーが出たらまずカンマ・ダブルクォーテーション・波括弧を確認してください。


13. まとめ

以上、マイクラJava版のfunctionコマンドの使い方・構文・関数実行について解説しました。

functionコマンドは、最初のデータパック構成だけ少しややこしいですが、一度動かせるようになるとかなり便利です。
コマンドブロックを大量に置かなくても、複数のコマンドをファイルで管理できるようになります。

要点を整理すると、

  • functionは.mcfunctionファイル内のコマンドをまとめて実行できる
  • Java版1.21以降はfunctionsではなくfunctionフォルダを使う
  • tickloadを使う場合もtags/functionに置く
  • .mcfunction内ではコマンド先頭の/を書かない
  • Java版1.21.9以降のpack.mcmetaではmin_formatmax_formatに注意する
  • execute as @a at @s run function ...を覚えると活用範囲が広がる
  • マクロ関数やreturnは、慣れてきてから使うと便利

このあたりを押さえておけば、まずはfunctionの基本は大丈夫です。

個人的には、最初から大きなデータパックを作ろうとせず、

/function yuzukaki:hello

で1つの関数を動かすところから始めるのが一番おすすめです。
そこから、setuptickgame/startgame/endのように少しずつ分けていくと、自然と管理しやすい形になっていきます。

functionを使えるようになると、コマンド遊びの幅がかなり広がります。
検証ワールドでも、配布マップ作りでも、便利な初期化コマンド集でも使えるので、ぜひ試してみてくださいね(^^♪

では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利なマイクラ仕様・コマンド解説をまとめているので、是非ご覧くださいね。


14. 参考文献

この記事を書くにあたり、以下の公式情報・コミュニティWikiを参考にしています。