
この記事はマイクラJava版向けの
/clearコマンド解説です
統合版(Bedrock Edition)とは構文が少し違うので注意してください
インベントリのアイテムを実際に消すコマンドなので、サバイバル本ワールドでは慎重に使ってください
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラでコマンドを触り始めると、かなり早い段階で出てくるのがclearコマンドです。
「プレイヤーの持ち物を全部消したい」
「特定のアイテムだけ回収したい」
「ダイヤを持っているかどうかを判定したい」
こういう時に使うのが、今回紹介する/clearですね。
ただ、このコマンドは便利な反面、入力を間違えると大事なアイテムを本当に消してしまうので、慣れるまでは少し怖いコマンドでもあります。
筆者も最初の頃、検証ワールドのつもりで入力して、装備まで全部消してしまったことがあります…。
この記事では、マイクラJava版のclearコマンドについて、基本構文・入力例・個数指定・アイテム検知・Java版と統合版の違いまで、初心者さん向けに整理して解説します。
この記事を読めば、次のことが出来るようになります。
- 自分や他プレイヤーのインベントリを安全に整理できます👍
- 特定アイテムだけを指定して削除できます👌
maxCount 0を使って、アイテムを消さずに所持判定できます- Java版と統合版の構文ミスを防げます(^^♪
それでは、やっていきましょう!
※本記事はマイクラJava版の/clearコマンドを中心に解説しています。
※Java版1.21.11以降、およびJava版26.1.2時点の26.1系列でも基本的な/clear構文は同じ考え方で使えます。
※Java版1.20.5以降は、カスタムアイテム周りで従来のNBT指定からアイテムコンポーネント形式へ変更されているため、その点も本文中で補足します。
目次
1. clearコマンドとは
2. clearコマンドを使う前の注意点
3. clearコマンドの基本構文
4. 対象プレイヤーの指定方法
5. インベントリを全部消す入力例
6. 特定のアイテムだけ消す入力例
7. 個数を指定して消す方法
8. maxCount 0でアイテムを消さずに検知する方法
9. Java版1.20.5以降のアイテム指定について
10. clearコマンドでよくある失敗と対処法
11. Java版と統合版の違い
12. まとめ
13. 引用・参考文献
この記事で分かること
・Java版のclearコマンドの基本的な使い方
・アイテムID、対象プレイヤー、個数指定の書き方
・ショップや配布マップで使える「所持判定」の考え方

1. clearコマンドとは
/clearは、プレイヤーのインベントリからアイテムを削除するコマンドです。
一番シンプルに使うと、こんな感じです。
/clear
これをプレイヤーが実行すると、自分の持ち物がすべて削除されます。
ここで言う「持ち物」には、基本的にインベントリ内のアイテムだけでなく、装備スロットやオフハンド、Java版では2×2のクラフト欄に入っているアイテムも含まれます。
つまり、軽い気持ちで/clearだけ打つと、
- 手持ちの道具
- 防具
- オフハンドの盾
- 食料
- 建築ブロック
- 予備の装備
このあたりがまとめて消えます。
かなり強力ですね。
ただし、チェスト・樽・シュルカーボックスなどの中身を直接消すコマンドではありません。
/clearで対象にできるのは、基本的にプレイヤーのインベントリです。
clearコマンドで出来ること
clearコマンドで出来ることを整理すると、下記のようになります。
| やりたいこと | clearで可能? | 例 |
|---|---|---|
| 自分の持ち物を全部消す | 可能 | /clear |
| 特定プレイヤーの持ち物を消す | 可能 | /clear Steve |
| 特定アイテムだけ消す | 可能 | /clear @s minecraft:diamond |
| 指定個数だけ消す | 可能 | /clear @s minecraft:diamond 3 |
| アイテムを持っているか検知する | 可能 | /clear @s minecraft:diamond 0 |
| チェストの中身を直接消す | 基本不可 | /clearの対象外 |
| 落ちているアイテムを消す | 別コマンド推奨 | /kill @e[type=item]など |
clearコマンドは、プレイヤーの持ち物整理・ミニゲーム・配布マップ・ショップ機構・検証ワールドのリセットなどでよく使います。
特に、maxCountを0にするとアイテムを消さずに個数だけ確認できるので、コマンドブロックを触る方にはかなり便利です。
ここは後ほど詳しく解説しますね。

2. clearコマンドを使う前の注意点
まず最初に、かなり大事な注意点です。
clearコマンドは、実行するとアイテムが本当に消えます。
サバイバル本ワールドで試す場合は、下記のどれかを必ずおすすめします。
- 実行前にワールドのバックアップを取る
- クリエイティブの検証ワールドで先に試す
- いきなり
/clear単体ではなく、対象アイテムを指定して試す - 不安なら
maxCount 0で検知だけ行う
筆者としては、初めて使う方はテスト用ワールドで練習してから本番投入が一番おすすめです。
コマンドを使う権限について
Java版では、/clearを使うには基本的にコマンド実行権限が必要です。
シングルプレイなら、ワールド作成時に「チートの許可」をオンにしておく必要があります。
既存ワールドで一時的に試したい場合は、「LANに公開」からチートを許可して実行する方法もあります。
サーバーの場合は、オペレーター権限(OP権限)が必要になることが多いです。
コマンドブロックで使う時の注意
コマンドブロックで/clearを使う場合、対象プレイヤーを省略しない方が安全です。
プレイヤー自身がチャット欄で実行するなら、
/clear
でも自分が対象になります。
ですが、コマンドブロックはプレイヤー本人ではないので、対象を省略すると上手く動かない原因になります。
コマンドブロックでは、下記のように対象を明記しましょう。
/clear @p
または、全員対象なら、
/clear @a
という書き方ですね。
体験談
筆者は最初、コマンドブロックにclearだけ入れて「なんで動かないの?」となりました。
コマンドブロックでは、基本的に@pや@aなどの対象指定を入れる、と覚えておくと事故が減ります。

3. clearコマンドの基本構文
Java版のclearコマンドの基本構文は下記です。
/clear [対象] [アイテム] [最大個数]
英語の構文で書くと、こうですね。
/clear [<targets>] [<item>] [<maxCount>]
それぞれの意味は下記です。
| 項目 | 意味 | 省略した場合 |
|---|---|---|
対象 |
誰のインベントリを対象にするか | 実行者自身。実行者がプレイヤーでない場合は失敗 |
アイテム |
どのアイテムを消すか | 全アイテム |
最大個数 |
最大で何個消すか | 対象アイテムをすべて削除 |
例えば、自分のダイヤモンドを全部消すなら、こうです。
/clear @s minecraft:diamond
自分のダイヤモンドを3個まで消すなら、こうです。
/clear @s minecraft:diamond 3
この最後の3が、最大個数です。
minecraft: は付けた方が分かりやすいです
Java版では、アイテムIDを書く時に、
minecraft:diamond
のように書くと分かりやすいです。
diamondだけでも補完される場面はありますが、記事やメモとして残すなら、minecraft:付きで書いておく方がミスが少ないです。
特にサーバーやデータパックを触る場合、名前空間を省略しない癖を付けておくと後々ラクです。

4. 対象プレイヤーの指定方法
clearコマンドでは、最初の引数で「誰のインベントリを操作するか」を指定できます。
よく使う対象指定は下記です。
| 指定 | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
@s |
コマンド実行者自身 | 自分に使う時 |
@p |
最も近いプレイヤー | コマンドブロック周辺のプレイヤーを対象にする時 |
@a |
全プレイヤー | サーバー全体やミニゲーム開始前の整理 |
@r |
ランダムなプレイヤー | 抽選系の仕組み |
| プレイヤー名 | 特定プレイヤー | 個別に消したい時 |
自分を対象にする
自分の持ち物を対象にする場合は、@sを使います。
/clear @s minecraft:cobblestone
これは、自分の丸石をすべて削除します。
近くのプレイヤーを対象にする
コマンドブロックでよく使うのが@pです。
/clear @p minecraft:diamond
これは、コマンド実行位置から最も近いプレイヤーのダイヤモンドを削除します。
ショップやミニゲームの入口など、プレイヤーが特定地点に近づいて使う仕組みでは@pがよく使われます。
ただし、複数人が近くにいると、想定と違う人が対象になることもあります。
マルチサーバーで使う場合は、範囲指定なども合わせて考えた方が安全です。
全員を対象にする
全員の持ち物から特定アイテムを消すなら@aです。
/clear @a minecraft:rotten_flesh
これは、全プレイヤーの腐った肉を削除します。
イベント後の不要アイテム回収、配布マップのリセット、サーバー内の整理などで使えますね。
clearの対象はプレイヤーです
ここで注意です。
/clearはプレイヤーのインベントリを対象にするコマンドなので、基本的にゾンビや牛などのMobを対象にして使うコマンドではありません。
たとえば、落ちているアイテムを消したい時は、/clearではなく下記のような別コマンドを使います。
/kill @e[type=item]
これはワールド上に落ちているアイテムエンティティを消すコマンドです。
/clearとは用途が違うので、混同しないようにしましょう。

5. インベントリを全部消す入力例
ここからは、実際に入力例を見ていきましょう。
まずは一番シンプルな使い方です。
自分のインベントリを全部消す
/clear
または、対象を明記するなら、
/clear @s
です。
このコマンドをプレイヤーが実行すると、自分のインベントリ内のアイテムがすべて削除されます。
防具やオフハンドも消えるので、本番ワールドで試す場合は本当に注意してください。
近くのプレイヤーのインベントリを全部消す
/clear @p
これは、一番近いプレイヤーの持ち物をすべて削除します。
コマンドブロックに入れる場合は、こちらの形の方が分かりやすいです。
全プレイヤーのインベントリを全部消す
/clear @a
これは、サーバーにいる全プレイヤーの持ち物をすべて削除します。
ミニゲームの初期化などでは便利ですが、普通のサバイバルサーバーで誤爆すると大惨事です。
マルチで使う場合は、必ず検証してから実行しましょう。
注意!
@aは全員対象です。
「自分だけのつもり」で@aを使うと、サーバー全員のアイテムを消してしまいます。
ここは本当に気を付けてくださいね。

6. 特定のアイテムだけ消す入力例
clearコマンドで一番よく使うのは、特定アイテムだけを消す使い方だと思います。
自分のダイヤモンドをすべて消す
/clear @s minecraft:diamond
これは、自分のインベントリからダイヤモンドだけを削除します。
他のアイテムは残ります。
自分の丸石をすべて消す
/clear @s minecraft:cobblestone
ブランチマイニング後に丸石だけ消す、みたいな検証用途では便利です。
ただしサバイバルで使うと本当に消えるので、素材整理目的ならチェスト保管の方が安全です。
全員の腐った肉を消す
/clear @a minecraft:rotten_flesh
ゾンビトラップの検証後など、全員の腐った肉だけ消したい時に使えます。
羊毛をまとめて消す
Java版では、アイテムタグを使って複数種類をまとめて指定できます。
たとえば羊毛系をまとめて対象にするなら、下記のような指定が使えます。
/clear @s #minecraft:wool
これは、白色の羊毛だけでなく、色付き羊毛も含めて羊毛タグに属するアイテムを対象にします。
色違いブロックをまとめて片付けたい時に便利ですね。
ひとつの色だけを消す
特定の色だけを消したい場合は、アイテムIDを直接指定します。
/clear @s minecraft:white_wool
白色の羊毛だけを消したいならこれです。
/clear @s minecraft:orange_wool
橙色の羊毛ならこちらです。
マイクラの色付きブロックは、色ごとにアイテムIDが分かれているものが多いので、必要に応じてIDを確認しながら入力しましょう。

7. 個数を指定して消す方法
clearコマンドでは、最後に数字を付けることで、削除する最大個数を指定できます。
構文はこうです。
/clear [対象] [アイテム] [最大個数]
ダイヤモンドを1個だけ消す
/clear @s minecraft:diamond 1
これは、自分のインベントリからダイヤモンドを最大1個削除します。
ダイヤモンドを3個まで消す
/clear @s minecraft:diamond 3
これは、自分のインベントリからダイヤモンドを最大3個削除します。
ここで大事なのは、「ちょうど3個持っている時だけ消す」ではないという点です。
例えば、ダイヤモンドを2個しか持っていない状態で、
/clear @s minecraft:diamond 3
を実行すると、持っている2個が削除されます。
つまり、3は「3個ぴったり」ではなく、最大3個までという意味です。
ショップ機構では注意が必要です
コマンドブロックで、
/clear @p minecraft:diamond 5
を実行して、次の条件付きコマンドブロックで報酬を渡す仕組みを作る方もいると思います。
ただし、このままだと、ダイヤを5個未満しか持っていない場合でも、持っている分だけ消えてしまうことがあります。
例えば、2個しか持っていないのに5個支払いのショップを押すと、2個だけ消えてしまう可能性があるということです。
これはかなり困りますよね。
そのため、通貨やショップに使う場合は、先にmaxCount 0で所持数を確認してから、必要数以上持っている人だけにclearを実行するのが安全です。
スコアボードを使った簡単な安全例
少しだけ発展ですが、ダイヤを5個以上持っている人だけに処理したい場合は、考え方としては下記です。
まず、所持数を入れるスコアを作ります。
/scoreboard objectives add diamond_count dummy
次に、ダイヤの所持数をスコアへ保存します。
/execute as @a store result score @s diamond_count run clear @s minecraft:diamond 0
この時点では、maxCountが0なのでダイヤは消えません。
あくまで所持数確認です。
そのうえで、ダイヤを5個以上持っている人だけ、5個消します。
/execute as @a[scores={diamond_count=5..}] run clear @s minecraft:diamond 5
最後に、報酬を渡すならこんな感じです。
/execute as @a[scores={diamond_count=5..}] run give @s minecraft:bread 1
これはあくまで簡単な考え方ですが、ショップ系を作るなら、先に検知→条件を満たした人だけ削除→報酬配布の順番が安全です。
体験談
筆者は昔、clear @p diamond 5だけでショップを作って、5個未満の人からもダイヤを回収してしまう仕組みを作ったことがあります。
ショップ系は、先に所持数チェックを入れた方が安心です。

8. maxCount 0でアイテムを消さずに検知する方法
clearコマンドでかなり便利なのが、最大個数に0を指定する使い方です。
/clear @s minecraft:diamond 0
このように最後を0にすると、アイテムを削除せずに、そのアイテムを何個持っているかを確認できます。
これは超重要です。
ダイヤモンドを持っているか確認する
/clear @s minecraft:diamond 0
このコマンドは、ダイヤモンドを消しません。
代わりに、条件に一致したダイヤモンドの数を返します。
チャットで実行すれば、持っている個数の確認に使えます。
コマンドブロックやexecute store resultと組み合わせると、所持数判定にも使えます。
アイテム検知用として便利です
例えば、配布マップやミニゲームで、
- 鍵アイテムを持っていたら扉を開ける
- 通貨アイテムを持っていたら交換する
- 特定アイテムを持っている人だけイベント開始する
こういう仕組みを作る時に、/clear 対象 アイテム 0が便利です。
消すコマンドと検知コマンドの違い
混乱しやすいので、ここで整理します。
| コマンド | 結果 |
|---|---|
/clear @s minecraft:diamond |
ダイヤモンドをすべて削除 |
/clear @s minecraft:diamond 1 |
ダイヤモンドを最大1個削除 |
/clear @s minecraft:diamond 5 |
ダイヤモンドを最大5個削除 |
/clear @s minecraft:diamond 0 |
削除せず、所持数を確認 |
0は「0個消す」ではなく、実用上は検知モードと覚えておくと分かりやすいです。
筆者おすすめの練習方法
初めてclearコマンドを触るなら、まずは下記を試すのがおすすめです。
/give @s minecraft:diamond 10
これでダイヤモンドを10個受け取ります。
次に、下記を実行します。
/clear @s minecraft:diamond 0
この時点では、ダイヤモンドは消えません。
その後、下記を実行します。
/clear @s minecraft:diamond 3
これでダイヤモンドが3個減ります。
最後にもう一度、
/clear @s minecraft:diamond 0
を実行すると、残り個数を確認できます。
この流れで練習すると、maxCountの意味がかなり分かりやすいです。

9. Java版1.20.5以降のアイテム指定について
ここは少しだけ中級者向けです。
ただし、最近のJava版でコマンドを調べている方はここでつまずきやすいので、軽く触れておきますね。
Java版1.20.5以降では、アイテムの細かいデータ指定が、従来のNBT中心の書き方からアイテムコンポーネント形式へ大きく変わりました。
そのため、古い記事や動画に載っている、
/clear @p minecraft:golden_sword{Enchantments:[{id:"minecraft:sharpness",lvl:1s}]}
のような古いNBT形式の例は、最新版ではそのまま使えない場合があります。
通常のアイテムを消すだけなら、今まで通り下記でOKです。
/clear @s minecraft:diamond
/clear @s minecraft:iron_ingot 10
つまり、普通のサバイバル用途なら難しいことは考えなくて大丈夫です。
問題になるのは、下記のような細かい指定をしたい場合です。
- 名前付きアイテムだけ消したい
- カスタムデータ付きアイテムだけ消したい
- 特定の耐久値やコンポーネントを持つアイテムだけ対象にしたい
- 配布マップ用の専用チケットだけ回収したい
custom_data付きアイテムを消す例
例えば、検証用にカスタムデータ付きの紙を配ります。
/give @s minecraft:paper[custom_data={ticket:1b}] 1
この紙だけを回収したい場合、下記のように指定できます。
/clear @s minecraft:paper[custom_data~{ticket:1b}] 1
このように、Java版1.20.5以降では、アイテムIDの後ろに[]を付けて、コンポーネントや条件を書く形が使われます。
初心者さんはここまで覚えれば十分です
普通に遊ぶ範囲では、まず下記だけ覚えれば大丈夫です。
/clear @s minecraft:diamond
/clear @s minecraft:diamond 3
/clear @s minecraft:diamond 0
カスタムアイテムや配布マップ制作を始めた時に、アイテムコンポーネントを追加で調べる、くらいの順番でOKです。
注意!
古いコマンド解説では、{}を使ったNBT指定が載っていることがあります。
Java版1.20.5以降の環境で上手く動かない場合は、アイテムコンポーネント形式への置き換えを疑ってみてください。
Java版1.21.11以降・26.1系列での考え方
Java版26.1では、従来の1.21.xとは違う26.1形式のバージョン表記になっています。
ただし、この記事で扱っている/clear [対象] [アイテム] [最大個数]という基本構文については、Java版1.21.11以降からJava版26.1.2時点の26.1系列でも、初心者向けの使い方としては同じ考え方で使えます。
大きく注意すべきなのは、先ほど触れた1.20.5以降のアイテムコンポーネント形式です。
通常アイテムの削除なら、あまり難しく考えなくて大丈夫ですよ。

10. clearコマンドでよくある失敗と対処法
ここでは、clearコマンドでありがちな失敗をまとめます。
実際にコマンドを使っていると、だいたいこのあたりで詰まります。
失敗1:全部消すつもりじゃなかったのに全部消えた
原因は、アイテム指定を省略していることが多いです。
/clear @s
これは、自分の持ち物を全部消します。
ダイヤだけ消したいなら、必ずアイテムIDを指定しましょう。
/clear @s minecraft:diamond
失敗2:コマンドブロックで動かない
コマンドブロックに下記だけ入れている場合、対象が分からず上手く動かないことがあります。
/clear
コマンドブロックでは、対象を明記しましょう。
/clear @p
または、全員なら、
/clear @a
です。
失敗3:5個持っている時だけ消したいのに、少ない数でも消える
これはmaxCountの意味を勘違いしているパターンです。
/clear @s minecraft:diamond 5
これは「5個持っている時だけ消す」ではありません。
最大5個まで消すという意味です。
2個しか持っていなければ、2個だけ消えます。
ショップ系では、先にmaxCount 0で所持数を確認してから、条件を満たした人だけ消すようにしましょう。
失敗4:チェストの中身が消えない
/clearはプレイヤーのインベントリを対象にするコマンドです。
チェスト・樽・かまど・ホッパーなどの中身を直接消すためのコマンドではありません。
収納ブロックの中身を操作したい場合は、/dataや/itemなど別のコマンドを検討する必要があります。
初心者さんは、まず「clearはプレイヤーの持ち物用」と覚えておけばOKです。
失敗5:落ちているアイテムが消えない
地面に落ちているアイテムは、プレイヤーのインベントリ内のアイテムではありません。
そのため、/clearでは消えません。
落ちているアイテムを消すなら、下記のようなコマンドを使います。
/kill @e[type=item]
ただし、これは読み込まれている範囲の落ちているアイテムをまとめて消すので、必要なアイテムまで消さないように注意してください。
失敗6:Java版の記事なのに統合版の構文で入力している
かなりよくあります。
Java版で松明を20個消すなら、こうです。
/clear @s minecraft:torch 20
統合版でよく見る構文は、下記のように途中にデータ値が入ります。
/clear @s torch 0 20
Java版で統合版の構文をそのまま入れると、意図通り動かない原因になります。
検索する時は、Java版なのか統合版なのかを必ず確認しましょう。
チェックリスト
どうしても上手く動かない場合は、下記を確認してください。
- [ ] Java版の記事・構文を見ているか?
- [ ] コマンドブロックなら対象プレイヤーを指定しているか?
- [ ] アイテムIDに誤字はないか?
- [ ]
minecraft:付きで入力しているか? - [ ] 個数指定の意味を「最大個数」として理解しているか?
- [ ] 検知したいだけなのに
0を付け忘れていないか? - [ ] 古いNBT形式のコマンドを最新版で使おうとしていないか?

11. Java版と統合版の違い
clearコマンドはJava版にも統合版にもありますが、構文が少し違います。
ここを混同すると、かなりミスります。
Java版の構文
Java版は下記です。
/clear [対象] [アイテム] [最大個数]
例:自分の松明を20個まで消す
/clear @s minecraft:torch 20
例:自分のダイヤを消さずに数える
/clear @s minecraft:diamond 0
統合版の構文
統合版は下記の形です。
/clear [player] [itemName] [data] [maxCount]
例:自分の松明を20個まで消す
/clear @s torch 0 20
統合版では、アイテム名の後ろにdataが入り、その後にmaxCountが来ます。
ここがJava版と違うポイントです。
比較表
| やりたいこと | Java版 | 統合版 |
|---|---|---|
| 自分の持ち物を全部消す | /clear @s |
/clear @s |
| 松明を全部消す | /clear @s minecraft:torch |
/clear @s torch |
| 松明を20個消す | /clear @s minecraft:torch 20 |
/clear @s torch 0 20 |
| ダイヤを消さずに検知 | /clear @s minecraft:diamond 0 |
/clear @s diamond 0 0 |
Java版の記事を探している方は、検索する時に、
マイクラ clearコマンド Java版
または、
minecraft clear command java
のように調べると、統合版の構文と混ざりにくいです。
注意!
本記事はJava版向けです。
統合版で使う場合は、data引数の位置が入るため、数量指定の場所に注意してください。

12. まとめ
以上、マイクラJava版のclearコマンドの使い方・構文・入力例について解説しました。
最後に、要点を整理します。
/clearは、プレイヤーのインベントリからアイテムを削除するコマンド- Java版の基本構文は
/clear [対象] [アイテム] [最大個数] - アイテムを指定しないと、対象プレイヤーの持ち物がすべて消える
maxCountは「ぴったりその数」ではなく、最大で消す数maxCount 0を使うと、アイテムを消さずに所持数を検知できる- コマンドブロックでは、
@pや@aなど対象を明記した方が安全 - Java版1.20.5以降は、カスタムアイテム指定でアイテムコンポーネント形式に注意
- 統合版とは数量指定の構文が違う
clearコマンドは、最初は少し怖いですが、使い方を理解するとかなり便利です。
特に、アイテムを消さずに確認できるmaxCount 0は、ミニゲーム・ショップ・配布マップ制作でかなり出番があります。
ただし、サバイバル本ワールドでの誤爆だけは本当に注意です。
不安な方は、まず検証ワールドで/give→/clear 0→/clear 数量指定の順番で練習してみてください。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利なコマンド・装置・サバイバル攻略を紹介しているので、是非ご覧くださいね(^^♪

13. 引用・参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式情報・英語版Minecraft Wiki・コマンド解説情報を参考にしています。