【マイクラ】attributeコマンドの使い方・構文・入力例【Java版】

Java版限定のコマンドです
プレイヤーやMobの体力・移動速度・攻撃力・大きさなどを変更できます
この記事ではJava版1.21.5以降(26.1.2時点まで確認)の新しめの構文を中心に解説します

こんにちは。ゆずかきです。

マイクラJava版で「プレイヤーの最大体力を増やしたい」「Mobを強くしたい」「プレイヤーの大きさを変えたい」と思ったことはありませんか?
そういう時に使えるのが、今回紹介するattributeコマンドです。

/effect コマンドがポーション効果を付けるコマンドだとすると、/attributeエンティティ本体の能力値を直接いじるコマンドです。

例えば、

  • 最大体力を40にしてハート20個にする
  • 移動速度を上げて足を速くする
  • プレイヤーやMobの大きさを変える
  • 攻撃力や防御力を上げる
  • ブロックやエンティティに届く距離を変える

こういうことができます。

ただし、attributeコマンドはバージョンによって構文や属性IDが変わっている部分があります。
古い記事のコマンドをそのままコピーすると、赤文字でエラーになることもあります。

この記事では、Java版1.21.5以降(26.1.2時点まで確認)の構文を中心に、よく使う入力例・戻し方・失敗しやすいポイントまで順番に整理していきますね!

この記事を読めば、次のことが出来るようになります。

  • attributeコマンドの基本構文が分かります👍
  • 体力・速度・攻撃力・大きさなどを安全に変更できます👌
  • 旧構文との違いが分かるので、コピペエラーを減らせます(^^♪

それでは、やっていきましょう!

※本記事では、マイクラJava版のコマンド仕様をもとに解説しています。
※統合版(BE)では同じように使えないため注意してください。
※ゲーム内のコマンド候補はバージョン差があるため、実際のワールドでは入力補完も必ず確認してください。
※2026年からJava版のバージョン番号は26.x形式に変わっています。本記事では、26.1.2時点でも使う形として整理しています。


目次

1. attributeコマンドとは
2. attributeコマンドを使う前の準備
3. attributeコマンドの基本構文
4. よく使う属性ID一覧
5. base setで能力値を直接変更する入力例
6. modifier addで補正値を追加する入力例
7. 実録:プレイヤー強化セットを順番に入れる
8. Mobを強化するattributeコマンド例
9. attributeコマンドで変更した数値を元に戻す方法
10. エラーが出る場合のチェックポイント
11. 旧バージョン構文との違い
12. まとめ
13. 引用・参考文献

この記事で分かること
・Java版のattributeコマンドの使い方
・最大体力、移動速度、攻撃力、大きさなどの入力例
・1.21.5以降で古い構文が通らない時の見直しポイント


1. attributeコマンドとは

attributeコマンドは、プレイヤーやMobが持っている能力値を取得・変更するコマンドです。

マイクラ内のエンティティには、内部的にいろいろな能力値があります。

代表的なものだと、

  • 最大体力
  • 移動速度
  • 攻撃力
  • 防御力
  • ノックバック耐性
  • 大きさ
  • 重力
  • ジャンプ力
  • ブロックに届く距離
  • Mobがプレイヤーを認識する距離

などですね。

これらの能力値を、コマンドで読み取ったり、変更したりするのが /attribute です。

例えば、プレイヤーの最大体力を40にしたい場合は、下記のように入力します。

/attribute @s minecraft:max_health base set 40

この 40 は体力値です。
マイクラでは体力2でハート1個分なので、40にするとハート20個分になります。

ただし、最大体力を増やしただけでは、すぐ満タンまで回復しないことがあります。
その場合は、回復効果を付けるか、食料・ビーコン・コマンドなどで回復してくださいね。

/effect give @s minecraft:instant_health 1 10 true

effectコマンドとの違い

attributeコマンドと似た用途で使われるのが /effect コマンドです。

簡単に違いを整理すると、こんな感じです。

コマンド 主な用途 特徴
/effect ポーション効果を付ける 時間指定しやすい。速度上昇、再生能力、耐性など
/attribute 能力値そのものを変更する 最大体力、攻撃力、大きさ、届く距離など細かく変更できる


体感としては、一時的な強化ならeffect、仕組みとして能力値を変えたいならattributeという使い分けが分かりやすいです。

例えば「30秒だけ足を速くしたい」ならeffectで十分です。
一方で「このワールドではプレイヤーの通常体力を40にしたい」「ボスMobの最大体力を200にしたい」ならattributeの方が向いています。


2. attributeコマンドを使う前の準備

attributeコマンドは、通常のサバイバルでは自由に使えません。
使う前に、チートの許可または管理者権限が必要です。

シングルプレイで使う場合

シングルプレイなら、ワールド作成時にチートの許可:オンにしておくと使えます。
既存ワールドで一時的に使いたい場合は、メニューから「LANに公開」→「チートの許可:オン」にして使う方法もあります。

サーバーで使う場合

サーバーでは、OP権限が必要です。
権限が足りないと、コマンドを入力しても実行できません。

入力場所

主な入力場所は下記です。

  • チャット欄
  • コマンドブロック
  • ファンクション
  • サーバーコンソール

初心者さんが試すなら、まずはシングルのクリエイティブワールドでチャット入力がおすすめです。
いきなりメインワールドで試すと、体力や速度を変えすぎて戻すのが面倒になることがあります。

体験談
筆者は最初、移動速度を大きくしすぎて壁にぶつかりまくりました。
movement_speed は少し変えただけでもかなり体感が変わるので、最初は控えめな数値から試しましょう。

対象指定は1体に絞る

attributeコマンドは、基本的に対象を1体に絞って使うのが安全です。

例えば、自分だけに使うならこれです。

/attribute @s minecraft:max_health base set 40

近くのゾンビ1体だけに使うなら、こういう形にします。

/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:max_health base set 100

@a のように複数人を一気に指定したい場合は、そのままだと失敗しやすいです。
複数人へ配る場合は、execute as を使って1人ずつ処理する形にしましょう。

/execute as @a run attribute @s minecraft:max_health base set 40

👆この形なら、全員に対して「自分自身を対象にattributeを実行」できます。


3. attributeコマンドの基本構文

Java版1.21.5以降(26.1.2時点まで確認)でよく使う構文は、下記の7種類です。

/attribute <対象> <属性ID> get [倍率]
/attribute <対象> <属性ID> base get [倍率]
/attribute <対象> <属性ID> base set <値>
/attribute <対象> <属性ID> base reset
/attribute <対象> <属性ID> modifier add <補正ID> <値> <操作>
/attribute <対象> <属性ID> modifier remove <補正ID>
/attribute <対象> <属性ID> modifier value get <補正ID> [倍率]

最初から全部覚えなくて大丈夫です。
よく使うのは、まずこの3つです。

/attribute @s minecraft:max_health get
/attribute @s minecraft:max_health base get
/attribute @s minecraft:max_health base set 40

get:現在の最終値を確認する

/attribute @s minecraft:max_health get

get は、属性の現在の最終値を確認する構文です。

防具・アイテム・ポーション効果・補正値などが乗っている場合は、それらを含めた値として出ます。

base get:基礎値を確認する

/attribute @s minecraft:max_health base get

base get は、属性の基礎値を確認する構文です。

「このプレイヤーの最大体力のベース値はいくつ?」
「このゾンビの移動速度の元値はいくつ?」
という確認に使います。

base set:基礎値を変更する

/attribute @s minecraft:max_health base set 40

base set は、属性の基礎値を上書きする構文です。
初心者さんが使うなら、まずはこの構文だけで十分です。

base reset:基礎値をデフォルトに戻す

/attribute @s minecraft:max_health base reset

base reset は、属性の基礎値をそのエンティティのデフォルト値に戻す構文です。
Java版1.21.4以降で使えるため、Java版1.21.5以降なら基本的に使えます。

modifier add は便利ですが、少しややこしいです。
最初は base set で体力や速度を変えて、慣れてきたら modifier を触るくらいで良いと思います。


4. よく使う属性ID一覧

ここでは、attributeコマンドでよく使う属性IDをまとめます。
全部を暗記する必要はありません。
「何を変えたいか」から逆引きして使えばOKです。

変えたい内容 属性ID 使い道
最大体力 minecraft:max_health ハート数を増減する
移動速度 minecraft:movement_speed 歩く速さを変える
攻撃力 minecraft:attack_damage 素手やMobの攻撃力を変える
攻撃速度 minecraft:attack_speed 攻撃の溜まりやすさを変える
防御力 minecraft:armor 防具なしでも防御力を付ける
防具強度 minecraft:armor_toughness 高火力攻撃への耐性を上げる
ノックバック耐性 minecraft:knockback_resistance 吹き飛ばされにくくする
大きさ minecraft:scale プレイヤーやMobの見た目サイズを変える
段差 minecraft:step_height ジャンプなしで登れる段差を変える
重力 minecraft:gravity 落下の挙動を変える
ジャンプ力 minecraft:jump_strength ジャンプの強さを変える
落下安全距離 minecraft:safe_fall_distance 落下ダメージを受けない高さを変える
落下ダメージ倍率 minecraft:fall_damage_multiplier 落下ダメージ量を調整する
ブロック到達距離 minecraft:block_interaction_range ブロックを触れる距離を伸ばす
エンティティ到達距離 minecraft:entity_interaction_range Mobや額縁などへ届く距離を伸ばす
Mobの索敵範囲 minecraft:follow_range Mobが対象を見つける距離を変える
幸運 minecraft:luck 一部のルートテーブル結果に影響する
ゾンビの増援確率 minecraft:spawn_reinforcements ゾンビ系の増援発生に関係する
ロケーターバー送信範囲 minecraft:waypoint_transmit_range 自分がロケーターバーに表示される範囲を変える。Java版1.21.6以降
ロケーターバー受信範囲 minecraft:waypoint_receive_range 他プレイヤーの方角表示を受け取る範囲を変える。Java版1.21.6以降


属性IDの入力候補を見るのが一番安全です

コマンド欄で、

/attribute @s minecraft:

まで入力すると、使える属性IDが候補に出ます。
バージョン差やデータパック環境もあるので、最終確認はゲーム内の入力補完を見るのが一番安全です。

特に、古い解説記事では minecraft:generic.max_health のようなIDが使われていることがあります。
Java版1.21.2以降では、この記事のように minecraft:max_health 形式で入力する場面が増えています。

もしコピペでエラーが出たら、まずは属性IDが今のバージョンの候補に出ているかを確認しましょう。


5. base setで能力値を直接変更する入力例

ここからは、実際によく使う入力例を紹介します。
まずは一番使いやすい base set からです。

最大体力を増やす

自分の最大体力を40にします。

/attribute @s minecraft:max_health base set 40

体力40は、ハート20個分です。
通常の2倍ですね。

ただし、最大体力を増やした直後は、増えた分のハートが空のままになることがあります。
その場合は、下記のように回復させてください。

/effect give @s minecraft:instant_health 1 10 true

戻す場合はこちらです。

/attribute @s minecraft:max_health base set 20

移動速度を上げる

自分の移動速度を上げます。

/attribute @s minecraft:movement_speed base set 0.2

プレイヤーの通常移動速度はかなり小さい値なので、0.2 でも十分速く感じます。
いきなり 1 などにすると、操作がかなり難しくなります。

戻す場合は、プレイヤーなら下記が目安です。

/attribute @s minecraft:movement_speed base set 0.1

注意!
movement_speed は数値を盛りすぎると、段差や壁に引っかかりやすくなります。
まずは 0.120.150.2 くらいで試すのがおすすめです。

攻撃力を上げる

自分の攻撃力を上げます。

/attribute @s minecraft:attack_damage base set 10

attack_damage は、プレイヤーやMobの攻撃力に関係します。
武器の攻撃力やエンチャントなども絡むため、数値を上げすぎるとかなり強くなります。

戻す場合は、下記を目安にしてください。

/attribute @s minecraft:attack_damage base set 2

防御力を付ける

防具を着ていない状態でも、防御力を付けたい場合は armor を使います。

/attribute @s minecraft:armor base set 20

防御力20は、ダイヤ装備やネザライト装備一式に近いイメージで扱えます。
ただし、実際の被ダメージは攻撃の種類や難易度などでも変わります。

戻す場合はこちらです。

/attribute @s minecraft:armor base set 0

ノックバック耐性を上げる

ノックバックで吹き飛ばされにくくしたい場合は、knockback_resistance を使います。

/attribute @s minecraft:knockback_resistance base set 1

1 が最大値で、通常のノックバックをほぼ受けなくなります。
完全に普段通りの戦闘感ではなくなるので、アスレチックやボス戦テストで使う時は少し注意してください。

戻す場合はこちらです。

/attribute @s minecraft:knockback_resistance base set 0

大きさを変える

プレイヤーやMobの見た目サイズを変えたい場合は、scale を使います。

/attribute @s minecraft:scale base set 2

2 にすると、おおよそ2倍サイズになります。
小さくしたい場合は、こんな感じです。

/attribute @s minecraft:scale base set 0.5

戻す場合はこちらです。

/attribute @s minecraft:scale base set 1

体験談
scale は見た目が分かりやすいので楽しいですが、当たり判定や操作感も変わります。
拠点内で大きくしすぎるとドアや通路で詰まりやすいので、最初は広い場所で試しましょう。

ブロックに届く距離を伸ばす

ブロックを設置・破壊できる距離を伸ばしたい場合は、block_interaction_range を使います。

/attribute @s minecraft:block_interaction_range base set 10

建築テストやコマンド検証ではかなり便利です。
ただし、サバイバルで使うと通常プレイの感覚が大きく変わるので、検証用ワールド向けですね。

Mobや額縁に届く距離を伸ばす

エンティティに届く距離を伸ばす場合は、entity_interaction_range を使います。

/attribute @s minecraft:entity_interaction_range base set 8

村人、動物、額縁、防具立てなどを遠くから触りやすくなります。

段差をジャンプなしで登れるようにする

段差をスムーズに登りたい場合は、step_height を使います。

/attribute @s minecraft:step_height base set 1

1ブロック段差をジャンプなしで登りやすくなります。
探索用のカスタムワールドや、配布マップの調整で使えます。

戻す場合は、下記が目安です。

/attribute @s minecraft:step_height base set 0.6

重力を軽くする

落下をふわっとさせたい場合は、gravity を使います。

/attribute @s minecraft:gravity base set 0.04

通常より落下がゆっくりになります。

戻す場合は、下記が目安です。

/attribute @s minecraft:gravity base set 0.08

※重力を極端に小さくしたり、特殊な値にしたりすると挙動がかなり変わります。検証ワールドで試すのがおすすめです。


6. modifier addで補正値を追加する入力例

次は modifier add です。

base set が「基礎値そのものを上書きする」のに対して、modifier add基礎値に補正を追加するイメージです。

構文はこちらです。

/attribute <対象> <属性ID> modifier add <補正ID> <値> <操作>

例として、移動速度に補正を追加してみます。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier add yuzukaki:speed_plus 0.05 add_value

この場合、yuzukaki:speed_plus が補正IDです。
補正IDは、後で削除する時にも使います。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier remove yuzukaki:speed_plus

modifierの操作は3種類

Java版1.21.5以降で使う操作名は、主に下記の3種類です。

操作名 意味 初心者向けの使いやすさ
add_value 値をそのまま足す 一番分かりやすい
add_multiplied_base 基礎値をもとに割合で増減する 少し難しい
add_multiplied_total 他の補正も含めた合計値に割合でかける 上級者向け


最初は、add_valueだけ覚えれば大丈夫です。

add_valueの例

移動速度に 0.03 足します。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier add yuzukaki:speed_plus 0.03 add_value

補正を消す場合はこちらです。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier remove yuzukaki:speed_plus

add_multiplied_baseの例

基礎値に対して50%分を追加します。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier add yuzukaki:speed_base_50 0.5 add_multiplied_base

add_multiplied_totalの例

合計値に対して50%分を追加するような扱いです。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier add yuzukaki:speed_total_50 0.5 add_multiplied_total

この2つは、他の補正が重なった時に結果が分かりにくくなります。
普段使いなら base setadd_value の方が扱いやすいです。

同じ補正IDを使う時の注意

同じ属性に同じ補正IDを何度も追加すると、バージョンや状態によってエラーになったり、思った通りに上書きできなかったりします。
安全に使うなら、先にremoveしてからaddするのがおすすめです。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier remove yuzukaki:speed_plus
/attribute @s minecraft:movement_speed modifier add yuzukaki:speed_plus 0.03 add_value

コマンドブロックで使う場合も、remove → add の順番にしておくと管理しやすいです。


7. 実録:プレイヤー強化セットを順番に入れる

ここでは、実際に「強化プレイヤー」を作るイメージで、順番にコマンドを入れてみます。

検証用ワールドで試す前提です。
メインワールドでやる場合は、必ず戻すコマンドもメモしておきましょう。

1. 最大体力を40にする

/attribute @s minecraft:max_health base set 40

2. 体力を回復する

/effect give @s minecraft:instant_health 1 10 true

3. 移動速度を少し上げる

/attribute @s minecraft:movement_speed base set 0.15

4. 段差を登りやすくする

/attribute @s minecraft:step_height base set 1

5. 攻撃力を上げる

/attribute @s minecraft:attack_damage base set 6

6. ノックバック耐性を少し付ける

/attribute @s minecraft:knockback_resistance base set 0.5

ここまで入れると、かなり強めのプレイヤーになります。

体感としては、

  • ハートが多くて倒されにくい
  • 移動が少し速い
  • 1ブロック段差を登りやすい
  • 素手でもある程度戦える
  • 吹き飛ばされにくい

という感じです。

ただ、強くしすぎると普通のサバイバル感は薄れます。
攻略用というより、検証・配布マップ・ミニゲーム調整向けとして使うのが良いと思います。

強化セットを元に戻す

戻す場合は、下記を順番に入れます。

/attribute @s minecraft:max_health base set 20
/attribute @s minecraft:movement_speed base set 0.1
/attribute @s minecraft:step_height base set 0.6
/attribute @s minecraft:attack_damage base set 2
/attribute @s minecraft:knockback_resistance base set 0

最大体力を戻した後、表示や現在体力が気になる場合は、一度回復・ダメージ・再ログインなどで状態を確認してください。


8. Mobを強化するattributeコマンド例

attributeコマンドは、プレイヤーだけでなくMobにも使えます。
ボスMobを作ったり、検証用の強いゾンビを作ったりする時に便利です。

近くのゾンビの最大体力を100にする

/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:max_health base set 100

最大体力を上げた後は、現在体力も回復しておきましょう。
ただし、ゾンビはアンデッドMobなので、即時回復ではなく即時ダメージ側で回復します。

/effect give @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:instant_damage 1 10 true

※通常の動物や村人などを回復させる場合は、即時回復を使います。アンデッドMobだけ扱いが逆なので注意してください。

ゾンビの攻撃力を上げる

/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:attack_damage base set 10

強めのゾンビになります。
サバイバルで試す場合は、防具を着てからにしましょう。

ゾンビの移動速度を上げる

/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:movement_speed base set 0.35

速いゾンビになります。
数値を上げすぎるとプレイヤー側が対応しづらくなるので、最初は 0.3 前後から試すのがおすすめです。

ゾンビの索敵範囲を広げる

/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:follow_range base set 80

遠くからでもプレイヤーを認識しやすくなります。
ボス戦や防衛戦を作る時に便利です。

ゾンビを大きくする

/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:scale base set 2

見た目が大きくなるので、ボス感が出ます。
ただし、地形に引っかかりやすくなる場合があるため、戦闘場所は広めにした方が良いです。

ボスゾンビ用のまとめコマンド例

近くのゾンビ1体を、ボス風にする例です。

/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:max_health base set 200
/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:attack_damage base set 12
/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:movement_speed base set 0.3
/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:follow_range base set 80
/attribute @e[type=minecraft:zombie,limit=1,sort=nearest] minecraft:scale base set 1.5

これだけでも、かなりボスらしくなります。
さらに装備や名前を付ける場合は、/summon/item/data なども合わせて使うと良いですね。

注意!
強化Mobを作る時は、必ず逃げ道を用意してください。
特に移動速度と攻撃力を両方上げると、普通に危険です。


9. attributeコマンドで変更した数値を元に戻す方法

attributeコマンドは便利ですが、戻し方を知らないと少し困ります。
ここでは、よく使うリセット用コマンドをまとめます。

デフォルト値に戻す場合

Java版1.21.4以降なら、base reset でそのエンティティのデフォルト値に戻せます。

/attribute @s minecraft:max_health base reset
/attribute @s minecraft:movement_speed base reset
/attribute @s minecraft:attack_damage base reset
/attribute @s minecraft:attack_speed base reset
/attribute @s minecraft:armor base reset
/attribute @s minecraft:armor_toughness base reset
/attribute @s minecraft:knockback_resistance base reset
/attribute @s minecraft:scale base reset
/attribute @s minecraft:step_height base reset
/attribute @s minecraft:gravity base reset

数値を指定して戻す場合

/attribute @s minecraft:max_health base set 20
/attribute @s minecraft:movement_speed base set 0.1
/attribute @s minecraft:attack_damage base set 2
/attribute @s minecraft:attack_speed base set 4
/attribute @s minecraft:armor base set 0
/attribute @s minecraft:armor_toughness base set 0
/attribute @s minecraft:knockback_resistance base set 0
/attribute @s minecraft:scale base set 1
/attribute @s minecraft:step_height base set 0.6
/attribute @s minecraft:gravity base set 0.08

このあたりをメモしておけば、大体の検証は戻せます。

変更前にbase getでメモするのが一番安全

本当に安全にやるなら、変更する前に base get で元値を確認しておきましょう。

/attribute @s minecraft:movement_speed base get

出てきた数値をメモしてから変更すれば、後で正確に戻せます。

特にMobは種類によって元の移動速度や索敵範囲が違います。
ゾンビ、スケルトン、クモ、村人などで同じ値とは限りません。

modifierを消す場合

modifier add で追加した補正は、modifier remove で消します。

/attribute @s minecraft:movement_speed modifier remove yuzukaki:speed_plus

補正IDを忘れると消すのが面倒です。
コマンドブロックや記事用に使う場合は、補正IDを統一しておくと管理しやすいです。

例:

yuzukaki:speed_plus
yuzukaki:boss_health_plus
yuzukaki:giant_scale

このように、自分のサイト名やワールド名を入れておくと、後で見ても分かりやすいです。


10. エラーが出る場合のチェックポイント

attributeコマンドでよくある失敗をまとめます。
赤文字でエラーが出た時は、ここを順番に確認してください。

属性IDが今のバージョンと合っていない

古い記事のコマンドだと、下記のような形式が出てくることがあります。

/attribute @s minecraft:generic.max_health base set 40

Java版1.21.2以降では、現在の入力候補では下記のような形式になります。

/attribute @s minecraft:max_health base set 40

コピペで通らない時は、まず属性IDを疑ってください。
ゲーム内で /attribute @s minecraft: まで入力し、候補に出る名前を使うのが確実です。

modifierの操作名が古い

古い構文では、modifierの操作名に下記が使われていました。

add
multiply_base
multiply

新しめの構文では、下記のような名前を使います。

add_value
add_multiplied_base
add_multiplied_total

古いコマンドを参考にする場合は、ここがかなり引っかかりやすいです。

対象が複数になっている

例えば、これだと複数のプレイヤーが対象になるため失敗する場合があります。

/attribute @a minecraft:max_health base set 40

全員に適用したい時は、下記のように execute as を使いましょう。

/execute as @a run attribute @s minecraft:max_health base set 40

対象のエンティティが属性を持っていない

すべてのエンティティが、すべての属性を持っているわけではありません。

例えば、ゾンビにプレイヤー専用寄りの属性を入れようとしても通らない場合があります。
その時は、別の属性IDを使うか、対象を変えて試してください。

数値が大きすぎる

属性には内部的な最小値・最大値があります。
範囲外の値を入れると、エラーになったり、上限に丸められたりします。

特に注意したいのは、

  • movement_speed
  • scale
  • gravity
  • jump_strength
  • attack_damage

このあたりです。

大きな値を入れるほど面白くは見えますが、操作不能になったり、地形に埋まったり、戦闘バランスが壊れたりします。
最初は小さく変更しましょう。

コマンドブロックで@sを使っている

コマンドブロック内で @s を使うと、プレイヤーではなくコマンドブロック側の実行元になり、思った対象に入らないことがあります。

コマンドブロックで近くのプレイヤーに使うなら、例えばこうです。

/attribute @p minecraft:max_health base set 40

全員に使うなら、こうです。

/execute as @a run attribute @s minecraft:max_health base set 40

11. 旧バージョン構文との違い

attributeコマンドは、昔の記事と現在の構文で差が出やすいです。
検索して出てきたコマンドをコピペする時は、ここを必ず確認してください。

属性IDの違い

古い記事では、下記のような属性IDが使われていることがあります。

minecraft:generic.max_health
minecraft:generic.movement_speed
minecraft:generic.attack_damage
minecraft:generic.armor

Java版1.21.2以降では、下記のような形式で入力する場面が増えています。

minecraft:max_health
minecraft:movement_speed
minecraft:attack_damage
minecraft:armor

どちらが通るかは、使っているJava版のバージョンで変わります。
この記事では、Java版1.21.5以降の構文を中心に扱っています。

modifier操作名の違い

旧構文と新しめの構文では、modifierの操作名も違います。

旧構文で見かける名前 新しめの構文で使う名前 意味
add add_value そのまま加算
multiply_base add_multiplied_base 基礎値をもとに割合加算
multiply add_multiplied_total 合計値をもとに割合加算


古いコマンド例を現在のバージョンで使う時は、ここを置き換える必要があります。

1.21.6以降のロケーターバー関連

Java版1.21.6では、ロケーターバーに関係する仕組みが追加され、attributeにも下記の属性が関係します。
Java版1.21.5にはない属性なので、1.21.5で入力しても候補には出ません。

minecraft:waypoint_transmit_range
minecraft:waypoint_receive_range

使い道としては、プレイヤーがロケーターバー上に表示される範囲や、受信する範囲の調整です。
通常のサバイバル攻略で頻繁に使うものではありませんが、マルチサーバーや配布マップでは覚えておくと便利です。

例:自分のロケーターバー送信範囲を0にする

/attribute @s minecraft:waypoint_transmit_range base set 0

例:自分が受信する範囲を80にする

/attribute @s minecraft:waypoint_receive_range base set 80

マルチプレイ向けの仕様なので、シングルプレイ中心の方は「こういう属性もある」くらいで大丈夫です。

迷ったらゲーム内候補を信じる

一番確実なのは、ゲーム内の候補に出る構文を使うことです。

/attribute @s minecraft:

ここまで入力して候補に出る属性IDを選びましょう。
バージョン差があるコマンドほど、ゲーム内の補完が一番強いです。


12. まとめ

以上、マイクラJava版のattributeコマンドの使い方・構文・入力例をまとめました。

attributeコマンドは、慣れるまでは少し難しく見えます。
ですが、最初に覚えることはそこまで多くありません。

要点を整理すると、

  • Java版限定のコマンド
  • プレイヤーやMobの能力値そのものを変更できる
  • 初心者さんはまず base set から使うのがおすすめ
  • よく使う属性は max_healthmovement_speedattack_damagescale など
  • 1.21.5以降では、古い記事と属性IDやmodifier操作名が違う場合がある
  • Java版1.21.4以降なら、base reset でデフォルト値に戻せる
  • 変更前に base get で元の値を確認しておくと安全

このあたりを押さえておけば、かなり使いやすくなります。

特に、最大体力・移動速度・大きさの変更は、すぐに体感しやすいです。
コマンド練習にも向いています。

最後に、初心者さん向けに一番使いやすい3つだけ再掲します。

/attribute @s minecraft:max_health base set 40
/attribute @s minecraft:movement_speed base set 0.15
/attribute @s minecraft:scale base set 1.5

戻す時はこちらです。

/attribute @s minecraft:max_health base set 20
/attribute @s minecraft:movement_speed base set 0.1
/attribute @s minecraft:scale base set 1

まずは検証用ワールドで試してみてください。
仕組みが分かると、ボスMob作り・配布マップ制作・ミニゲーム調整などでかなり役立ちます。

では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利なコマンドや装置を紹介しているので、是非ご覧くださいね(^^♪


13. 引用・参考文献

この記事を書くにあたり、以下の公式リリースノートおよび海外Minecraft Wikiのページを参考にしています。