【マイクラ】コマンド権限レベルとは?実行できるコマンド・OP権限を解説【Java/統合版】

Java版と統合版では、同じ「権限」でも中身がけっこう違います
OP権限を渡す前に、レベル2・3・4の違いだけは必ず確認してください
本記事ではJava版1.21.11時点の仕様を中心に、統合版の違いも解説します

こんにちは。ゆずかきです。

マイクラでサーバーを立てたり、友達とワールドを遊んでいると、

/tp は使えるのに /op は使えない」
「OPにしたはずなのにコマンドが通らない」
「コマンドブロックで実行できるコマンドとできないコマンドがある」

…こういう場面に出会うことがあります。

これ、原因はだいたい コマンド権限レベル です。

マイクラのコマンドは、ただ「チートがONなら全部使える」という単純な話ではなく、実行者がどの権限レベルを持っているかで使える範囲が変わります。
特にJava版サーバーでは、op-permission-level の設定を理解していないと、友達に強すぎる権限を渡してしまったり、逆に必要なコマンドが使えなかったりします。

この記事を読めば、次のことが分かります。

  • Java版のコマンド権限レベル0〜4の違いが分かります👌
  • OP権限・チート・コマンドブロックの違いが整理できます👍
  • サーバー運営で安全に権限を渡す目安が分かります(^^♪

それでは、やっていきましょう!

※本記事はJava版1.21.11時点のコマンド権限仕様を中心にまとめています。
※統合版はJava版と権限名・画面表示・チートの扱いが異なるため、別章で整理しています。
※サーバーソフト・プラグイン・アドオン環境では、追加の権限管理が入る場合があります。


目次

1. コマンド権限レベルとは
2. Java版の権限レベル0〜4を整理
3. 権限レベルごとに実行できる代表的なコマンド
4. OP権限とチートの違い
5. server.propertiesで設定する権限項目
6. Java版でOP権限を付与・剥奪する方法
7. 統合版のコマンド権限レベルの考え方
8. コマンドブロック・関数・コンソールの権限
9. サーバー運営でおすすめの権限設定
10. よくあるトラブルと確認ポイント
11. バージョンごとの注意点
12. まとめ
13. 参考文献

この記事で分かること
・マイクラJava版のOP権限レベルの違い
・統合版の権限レベルとJava版の違い
・コマンドブロックや関数でコマンドが通らない理由
・サーバー運営でどの権限を渡せば安全か


1. コマンド権限レベルとは

コマンド権限レベルとは、簡単に言うと、

その人・その装置・その実行元が、どこまで強いコマンドを使えるかを決める段階

です。

マイクラのコマンドは、プレイヤーだけが実行するものではありません。
実際には、次のような場所から実行されます。

  • プレイヤーのチャット欄
  • サーバーコンソール
  • コマンドブロック
  • コマンドブロック付きトロッコ
  • データパックの関数
  • 統合版のビヘイビアーパック・スクリプト

ここで大事なのは、実行元ごとに持っている権限レベルが違うという点です。

例えばJava版では、サーバーコンソールはレベル4相当なのでかなり強いです。
一方で、コマンドブロックはレベル2相当なので、/tp/give のような装置向けコマンドは使えても、/op/stop のようなサーバー管理系コマンドは基本的に使えません。

ここを知らないと、

「コマンドは合っているのに動かない」
「権限が足りませんと言われる」
「OPにした友達がサーバー停止まで出来てしまう」

という事故が起きます。

用語 意味 初心者向けの理解
OP権限 サーバー管理者としての権限 誰に管理コマンドを使わせるか
権限レベル コマンド実行範囲を決める段階 どこまで強いコマンドを使えるか
チート ワールド側でコマンド利用を許可する設定 ソロ・統合版で特に意識する設定
コマンドブロック 装置としてコマンドを実行するブロック プレイヤーとは別の実行元


筆者は最初、OPにしたら全員同じ権限になると思っていました。
でも実際は、Java版ではOPにもレベルがあり、レベル2・3・4で出来ることが全然違います。

サーバー運営をするなら、ここは本当に大事です。
特に身内サーバーでも、全員レベル4にする必要はありません


2. Java版の権限レベル0〜4を整理

Java版のコマンド権限レベルは、基本的に 0〜4 の5段階です。
数字が大きいほど強く、上位レベルは下位レベルの権限も含みます。

つまり、レベル4ならレベル1〜3で出来ることも全部できます。
逆に、レベル2の人はレベル3・4の管理コマンドまでは使えません。

権限レベル 主な扱い できることの目安
0 通常プレイヤー 誰でも使える一般コマンドのみ
1 モデレーター相当 スポーン保護を無視できる
2 ゲームマスター相当 /tp・/give・/gamemodeなど装置・検証向けコマンド
3 管理者相当 /ban・/kick・/opなどプレイヤー管理コマンド
4 所有者相当 /stop・/save-allなどサーバー管理を含む全体権限


ここで一番大事なのは、レベル2とレベル4を混同しないことです。

例えば、友達に建築補助として /gamemode creative/tp を使わせたいだけなら、基本的にはレベル2で足ります。
レベル4まで渡すと、サーバー停止や保存系のコマンドまで扱えるため、かなり強い権限になります。

体験談
身内サーバーだと「友達だから全員OPでいいか」とやりがちです。
ただ、OPレベル4はサーバーの根っこに触れる権限です。
普段遊ぶメンバーに渡すなら、まずはレベル2で足りるか確認するのがおすすめです。

レベル0:通常プレイヤー

レベル0は、OP権限を持っていない通常プレイヤーです。

使えるのは、/help/list/me/tell など、ワールドやサーバーに大きな影響を与えにくいコマンドが中心です。

サバイバルで普通に遊ぶだけなら、この状態で問題ありません。

レベル1:スポーン保護を無視できる

レベル1は少し特殊です。

Java版サーバーには spawn-protection という設定があり、初期スポーン地点付近を勝手に壊されないように保護できます。
レベル1以上のOPは、このスポーン保護を無視できます。

ただし、一般的な管理コマンドを使う目的なら、レベル1だけでは足りないことが多いです。
実運用では、レベル1を細かく使い分ける場面は少なめです。

レベル2:建築・検証・装置作りで使う権限

レベル2は、かなり実用的です。

/tp/gamemode/give/fill/setblock/summon など、ワールド内の検証や建築補助でよく使うコマンドが扱えます。
また、Java版のコマンドブロックもレベル2相当です。

サバイバルワールドで装置検証をしたり、建築勢が補助コマンドを使ったりするなら、まず候補になるのがこのレベルです。

レベル3:プレイヤー管理まで出来る権限

レベル3になると、プレイヤー管理系のコマンドが入ってきます。

代表的なのは、/kick/ban/pardon/op/deop/whitelist などです。

ここからは、ワールドを便利にする権限というより、サーバーを管理する人向けの権限になります。
誰でも使えるようにすると、間違って他の人を追放したり、OPを増やしたりできてしまいます。

レベル4:サーバー所有者向けの最上位権限

レベル4は、Java版のOP権限で最も強い段階です。

/stop/save-all のようなサーバー停止・保存系コマンドを含め、基本的にすべてのコマンドを扱える権限です。
サーバーコンソールもレベル4相当として扱われます。

個人サーバーなら、自分だけレベル4にしておくのが安全です。
複数人で管理する場合も、本当に信頼できる共同管理者だけに絞るのがおすすめです。


3. 権限レベルごとに実行できる代表的なコマンド

ここでは、実際にサーバーでよく使うコマンドを、目的別に整理します。
全コマンド一覧ではなく、初心者さんが判断しやすいように代表例に絞りますね。

目的 代表的なコマンド Java版の目安
ヘルプ・会話 /help /list /tell /me レベル0
移動・検証 /tp /gamemode /give /effect レベル2
地形編集 /fill /clone /setblock レベル2
モブ・演出 /summon /particle /playsound レベル2
プレイヤー管理 /kick /ban /pardon /op /deop レベル3
サーバー管理 /stop /save-all /save-on /save-off レベル4


初心者さん向けに言うと、

  • 建築補助や検証だけなら レベル2
  • 荒らし対応やメンバー管理もするなら レベル3
  • サーバー停止や保存操作まで任せるなら レベル4

この感覚で見ると分かりやすいです。

特に /op が使えるレベル3以上は注意です。
/op が使えるということは、他のプレイヤーにOP権限を渡せるということです。
サーバー内の権限構造を変えられるので、ただの便利コマンドとは重みが違います。

レベル2で十分なケース

次のような使い方なら、レベル2で足りることが多いです。

  • クリエイティブ建築の補助
  • トラップ検証用のアイテム配布
  • 座標移動のためのテレポート
  • コマンドブロックの編集
  • モブ召喚や地形編集のテスト

サーバーを止めたり、他人をBANしたりする必要がないなら、レベル4を渡す必要はありません。

レベル3以上が必要なケース

レベル3以上が必要になるのは、プレイヤー管理を任せる場合です。

例えば、荒らしが来た時に /kick/ban を使って対応する、ホワイトリストを管理する、OP権限を付け外しする…こういう役割ですね。

ただし、レベル3は便利な反面、かなり強いです。
サーバーの参加者全員に渡す権限ではないと考えてください。


4. OP権限とチートの違い

ここ、かなり混同しやすいです。

OP権限チートは似ていますが、同じものではありません。

Java版シングルプレイの場合

Java版のシングルプレイでは、ワールド作成時に「チートを許可」していると、プレイヤーは強いコマンドを使える状態になります。
シングルプレイのワールド所有者は、チートが許可されている場合、レベル4相当として扱われます。

ワールド作成時にチートをOFFにしていた場合でも、メニューから「LANに公開」→「チートを許可」を選ぶことで、そのプレイ中だけ一時的にコマンドを使えるようにできます。
ただし、これはそのセッション中の話なので、ワールドを閉じると元に戻ります。

注意
Java版では、LAN公開で一時的にチートを許可できます。
ただし、ワールドに加えた変更やコマンドで出したアイテムなどは当然そのまま残ります。
検証用なら、先にバックアップを取っておくと安心です。

Java版マルチサーバーの場合

Java版のマルチサーバーでは、プレイヤーにOP権限を付与することでコマンド利用範囲が決まります。

サーバー側では、server.propertiesop-permission-level によって、/op した時に付与される標準レベルを設定できます。
デフォルトはレベル4です。

つまり、何も考えずに /op プレイヤー名 を実行すると、強い権限を渡してしまう可能性があります。
ここが本当に注意点です。

統合版の場合

統合版は、Java版よりも「チート設定」の影響が強く出ます。

統合版では、権限が高くても、チートがOFFのワールドではチート扱いのコマンドが使えない場合があります。
また、実績を狙っているワールドでは、チート設定の変更が実績に影響することがあるため、安易にONにしない方が安全です。

最近の統合版では、マーケットプレイスで配信されているアドオンを入れていても実績を獲得できるようになるなど仕様変更も入っています。
ただし、アドオンとチートは別問題です。
コマンドを使うためにチートをONにする場合は、必ず画面の警告を確認してくださいね。


5. server.propertiesで設定する権限項目

Java版サーバーでコマンド権限を触るなら、server.properties の設定は必ず確認しておきたいです。
特に重要なのは、次の4つです。

op-permission-level=4
function-permission-level=2
spawn-protection=16
enable-command-block=false

op-permission-level

op-permission-level は、/op コマンドでOPにしたプレイヤーへ付与される標準権限レベルです。

デフォルトは 4 です。
つまり、標準設定のまま /op プレイヤー名 をすると、そのプレイヤーはレベル4のOPになります。

初心者さんが一番見落としやすいのはここです。

ポイント
op-permission-level=4 は便利ですが、かなり強い設定です。
身内サーバーで「建築補助だけ任せたい」なら、2 に下げる運用も候補になります。

ただし、すでにOPになっているプレイヤーは、ops.json 側に個別のレベルが保存されています。
既存OPのレベルを細かく変えたい場合は、ops.json を確認しましょう。

function-permission-level

function-permission-level は、Java版のデータパック関数が持つ権限レベルを決める設定です。
デフォルトは 2 です。

関数内で /tp/give などを使う程度なら、基本的にはレベル2で足ります。
ただし、管理系コマンドを関数から実行したい場合は、権限レベルが足りない可能性があります。

とはいえ、関数に高すぎる権限を与えると、データパック側のミスがそのままサーバー運営に影響します。
初心者さんは、基本の 2 のまま触らない方が安心です。

spawn-protection

spawn-protection は、初期スポーン地点周辺を保護する設定です。

この保護は、OP権限レベル1以上のプレイヤーが無視できます。
また、Java版ではサーバーにOPが1人もいない場合、スポーン保護は自動的に無効になります。
つまり、レベル1の主な役割はこのスポーン保護に関係します。

拠点を初期スポーン付近に作っている場合、ここを知らないと「一部の人だけブロックを壊せる・置ける」という状態になりやすいです。

enable-command-block

enable-command-block は、コマンドブロックを使えるかどうかの設定です。

デフォルトでは false のことが多いので、コマンドブロック装置を使うなら true に変更する必要があります。

enable-command-block=true

ただし、コマンドブロックを有効化しても、すべてのコマンドが使えるわけではありません。
Java版のコマンドブロックはレベル2相当なので、レベル3・4が必要な管理コマンドは基本的に通りません。


6. Java版でOP権限を付与・剥奪する方法

Java版サーバーでOP権限を付ける方法は、主に2つです。

  • サーバーコンソールから実行する
  • すでにOPのプレイヤーがゲーム内チャットから実行する

コンソールからOPを付与する

サーバーコンソールでは、先頭の / を付けずに実行します。

op プレイヤー名

例えば、Yuzukaki さんをOPにするなら、こうです。

op Yuzukaki

コンソールはレベル4相当なので、最初に自分へOP権限を付ける時はこの方法が分かりやすいです。

ゲーム内からOPを付与する

すでに十分な権限を持っているプレイヤーなら、ゲーム内チャットから /op を実行できます。

/op プレイヤー名

ただし、/op はレベル3以上が必要な管理コマンドです。
レベル2のOPでは、基本的に他の人をOPにできません。

OP権限を外す

OP権限を外す場合は、deop を使います。

コンソールなら、

deop プレイヤー名

ゲーム内なら、

/deop プレイヤー名

です。

権限を渡しすぎた時や、管理メンバーから外れた時は、忘れずに deop しておきましょう。

ops.jsonで個別に権限レベルを調整する

Java版では、OPの情報は ops.json に保存されます。
中身は環境により少し違いますが、おおよそ次のような形式です。

[
  {
    "uuid": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx",
    "name": "Yuzukaki",
    "level": 2,
    "bypassesPlayerLimit": false
  }
]

ここで見るべきなのは、level です。
この数字が、そのプレイヤーのOP権限レベルです。

  • level: 2 → 建築・検証向け
  • level: 3 → プレイヤー管理向け
  • level: 4 → サーバー所有者向け

bypassesPlayerLimit は、満員サーバーに入れるかどうかに関係する設定です。
権限レベルそのものとは別なので、混同しないようにしてください。

注意!
ops.json を直接編集する場合は、必ずサーバー停止中にバックアップを取ってから触りましょう。
JSONはカンマ1つ間違えるだけでも読み込みに失敗することがあります。
慣れていない方は、まずコンソールの op / deop を使う方が安全です。


7. 統合版のコマンド権限レベルの考え方

統合版は、Java版と似ているようで、けっこう違います。

統合版にもコマンド権限レベルはありますが、Java版のOPレベル1〜4とそのまま対応するわけではありません。
さらに、画面上の「ビジター」「メンバー」「オペレーター」「カスタム」と、内部的なコマンド権限レベルも完全に同じものではありません。

ここが初心者さんにとって一番ややこしいところです。

統合版の権限レベル

統合版のコマンド権限レベルは、主に次のように整理できます。

権限レベル 公式ドキュメント上の名前 できることの目安
0 Any /help など誰でも使える範囲
1 Game Directors /tp・/give・/gamemodeなど多くの通常コマンド
2 Admin /op・/deopなどコマンドブロックでは扱えない管理寄りのコマンド
3 Host /setmaxplayersなどホスト向けの強い権限
4 Owner /stopなど専用サーバーで扱う最上位権限


統合版では、コマンドブロックはレベル1相当として扱われます。
つまり、コマンドブロックで /tp/give のようなコマンドは扱いやすい一方、より上位の管理コマンドは通らないことがあります。

また、統合版専用サーバーでは、プレイヤー権限画面で「オペレーターコマンド」が有効なプレイヤーは、標準ではGame Directors相当として扱われます。
シングルプレイやLANワールドでは、オペレーターコマンドが有効なプレイヤーがHost相当になる場合があります。

Java版と統合版の違い

Java版と統合版で特に間違えやすい違いは、次の通りです。

項目 Java版 統合版
コマンドブロック レベル2相当 レベル1相当
関数 標準レベル2 レベル1相当
コンソール レベル4相当 レベル4相当
チートOFF時 マルチサーバーではOP権限側の影響が大きい チート必須コマンドは使えない場合がある
画面上の権限 OPレベル中心 ビジター・メンバー・オペレーター等と内部権限が別


統合版で「オペレーターにしたのにコマンドが使えない」という場合、Java版の感覚だけで考えるとハマりやすいです。

特に、次の2つは確認してください。

  • ワールドのチート設定が必要なコマンドではないか
  • そのコマンドが要求する権限レベルが、今の実行元より上ではないか

統合版は、画面で見える権限と内部のコマンド権限がズレることがあるので、ここは注意です。


8. コマンドブロック・関数・コンソールの権限

コマンド権限レベルを理解するうえで、プレイヤー以外の実行元もかなり大事です。

サーバーコンソール

サーバーコンソールは、Java版でも統合版でも最上位に近い実行元です。
Java版ではレベル4相当として扱われます。

コンソールからは / を付けずにコマンドを入力します。

stop
save-all
op プレイヤー名

このように実行します。

コンソールに触れる人は、実質的にサーバー所有者と同じ重みの権限を持ちます。
レンタルサーバーの管理画面やRCONパスワードを共有する時は、本当に注意してください。

Java版のコマンドブロック

Java版のコマンドブロックは、レベル2相当です。

そのため、次のようなコマンドは装置作りで使いやすいです。

  • /tp
  • /give
  • /fill
  • /setblock
  • /summon
  • /effect
  • /scoreboard

一方で、/op/ban/stop のような管理コマンドは、コマンドブロックから実行できないと考えておきましょう。

これは安全面ではありがたい仕様です。
もしコマンドブロックがサーバー停止まで出来たら、装置ミスでワールド運営に直撃してしまいますからね。

統合版のコマンドブロック

統合版のコマンドブロックは、レベル1相当です。

Java版より低い数字に見えますが、統合版ではレベル1の Game Directors が多くの通常コマンドを扱います。
そのため、装置用としては十分使える場面が多いです。

ただし、/setmaxplayers/stop のような上位権限が必要なコマンドは、コマンドブロックでは通りません。

Java版の関数

Java版のデータパック関数は、標準でレベル2相当です。
この値は server.propertiesfunction-permission-level で変更できます。

ただ、初心者さんが通常のデータパックを使う範囲なら、まずはデフォルトの 2 のままで大丈夫です。
変える場合は、データパックが何を実行するのかを理解してからにしましょう。

統合版の関数・スクリプト

統合版では、ビヘイビアーパックの関数やアドオンのスクリプトは、レベル1相当として扱われます。
こちらも通常の装置・演出系コマンドなら動くことが多いですが、サーバー管理系コマンドは別です。

「コマンドは合っているのに実行されない」という時は、構文だけでなく、実行元の権限レベルも見直しましょう。


9. サーバー運営でおすすめの権限設定

ここからは、実際のサーバー運営目線で、どの権限を渡せばいいかを整理します。

結論から言うと、

迷ったら、レベル4を渡さない

これが一番安全です。

個人・少人数サーバーのおすすめ

少人数の身内サーバーなら、次のような分け方が扱いやすいです。

役割 おすすめ権限 理由
サーバー所有者 レベル4 停止・保存・全体管理が必要
共同管理者 レベル3〜4 BANやOP管理を任せるかで判断
建築補助メンバー レベル2 TP・ゲームモード変更・アイテム配布で足りる
通常参加者 レベル0 普通に遊ぶだけならOP不要


筆者の感覚では、建築や検証の補助ならレベル2で十分です。
レベル3以上は、サーバー運営そのものに関わる人だけで良いと思います。

op-permission-levelを2にする運用

身内サーバーで、よく /op を使って一時的に権限を渡すなら、op-permission-level=2 にしておくのも候補です。

op-permission-level=2

こうしておくと、何も考えずに /op しても、いきなりレベル4を渡しにくくなります。
建築補助やテレポート目的なら、この方が安全です。

ただし、共同管理者にレベル3や4を渡したい場合は、ops.json で個別に調整する必要があります。

レベル4を渡す時のチェック

レベル4を渡す前に、最低限ここは確認しましょう。

  • その人にサーバー停止を任せても良いか
  • ops.json やサーバー設定を触る可能性を理解しているか
  • 間違って /stop しても復旧できる体制があるか
  • バックアップ運用をしているか
  • RCONや管理パネルのパスワードを共有しすぎていないか

ここまで見ると、レベル4がどれだけ強いか分かると思います。

体験談
サーバー運営は、最初は「便利だから全員OP」で済ませたくなります。
でも、人数が増えるほど権限事故のリスクも増えます。
最初から役割ごとにレベルを分けておくと、後でかなり楽です。


10. よくあるトラブルと確認ポイント

ここでは、コマンド権限まわりでよくあるトラブルをまとめます。
困った時は、ここを順番に確認してください。

/gamemode が使えない

/gamemode は、Java版ではレベル2以上が必要な代表的なコマンドです。

確認することは、次の通りです。

  • [ ] Java版サーバーでOPになっているか
  • [ ] OPレベルが2以上になっているか
  • [ ] シングルプレイならチートを許可しているか
  • [ ] 統合版ならチート設定が必要な状態ではないか
  • [ ] コマンドの構文がバージョンに合っているか

OPになっているのに使えない場合は、ops.jsonlevel が低い可能性があります。

OPにしたのにコマンドが増えない

この場合、まず op-permission-level を確認してください。

op-permission-level=1 などになっていると、OPにしても使えるコマンドがかなり限られます。
また、すでにOPになっているプレイヤーは、ops.json に個別レベルが保存されている場合があります。

確認ポイント
server.properties は、主に新しく /op した時の標準レベルです。
既存OPの細かい権限は、ops.json 側も確認しましょう。

コマンドブロックが動かない

コマンドブロックが動かない時は、まず enable-command-block を確認しましょう。

enable-command-block=true

これが false だと、そもそもサーバーでコマンドブロックが使えません。

それでも動かない場合は、次を確認してください。

  • [ ] コマンドブロックが有効化されているか
  • [ ] コマンドの構文が合っているか
  • [ ] 実行しようとしているコマンドがレベル2以下か
  • [ ] レッドストーン信号や常時実行設定が合っているか
  • [ ] ターゲットセレクターの指定が間違っていないか

特に /op/ban/stop のような管理コマンドは、コマンドブロックから動かすものではありません。

統合版でオペレーターなのにコマンドが使えない

統合版の場合は、Java版とは違う確認が必要です。

  • [ ] ワールドのチート設定が必要なコマンドではないか
  • [ ] プレイヤー権限画面でオペレーターコマンドが有効か
  • [ ] そのコマンドが Admin / Host / Owner 権限を要求していないか
  • [ ] 専用サーバー限定のコマンドではないか

統合版では、/help のように誰でも使えるコマンドもあれば、/give/tp のようにチート・権限が必要なコマンドもあります。
「オペレーターなのに使えない」と思った時は、チート設定と要求権限をセットで見ましょう。

友達に権限を渡しすぎた

もし強すぎる権限を渡してしまった場合は、すぐに対応しましょう。

deop プレイヤー名

一度OPを外してから、必要な権限だけを再設定するのが安全です。
Java版なら、ops.jsonlevel を下げる方法もあります。

サーバー管理画面やRCONパスワードを共有していた場合は、パスワード変更も検討してください。
OP権限よりさらに強い入口を共有している可能性があります。


11. バージョンごとの注意点

コマンド権限レベルの基本は長く使われていますが、バージョンによって細かい仕様やコマンド一覧は変わることがあります。

Java版1.14.4以降の注意点

Java版では、1.14.4のプレリリースで function-permission-level が追加されています。
これにより、データパック関数が持つ権限レベルを server.properties から設定できるようになりました。

現在のJava版サーバーでデータパック関数を使うなら、function-permission-level の存在は覚えておくと良いです。

Java版1.21.11時点の扱い

Java版1.21.11時点でも、OP権限レベルの基本は 0〜4 で考えて大丈夫です。

1.21.11ではモブ・武器・乗り物まわりの追加要素が目立ちますが、OP権限レベルそのものは、この記事で解説した考え方で整理できます。

ただし、コマンド自体はアップデートで追加・変更されることがあります。
実際にサーバーで使う時は、ゲーム内の /help や公式・Wikiのコマンド一覧も確認してください。

統合版の注意点

統合版は、Java版よりもチート設定・権限画面・実績の扱いが絡みやすいです。
また、アドオンやスクリプト周りは更新で仕様が変わることがあります。

統合版でコマンドを使う時は、

  • ワールドのチート設定
  • プレイヤー権限画面
  • そのコマンドの要求権限
  • 実績への影響

この4つをセットで確認するのがおすすめです。

補足
統合版では、マーケットプレイスで配信されているアドオンと実績の関係にも変更が入っています。
ただし、チートONの扱いとは別です。
実績を取りたいワールドでは、設定変更前に必ず画面の警告を読みましょう。


12. まとめ

以上、マイクラのコマンド権限レベルOP権限について解説しました。

最後に要点を整理します。

  • Java版の権限レベルは基本的に 0〜4
  • レベル2は /tp/give/gamemode など建築・検証向け
  • レベル3は /ban/kick/op などプレイヤー管理向け
  • レベル4は /stop/save-all を含むサーバー所有者向け
  • Java版のコマンドブロックはレベル2相当
  • 統合版のコマンドブロックはレベル1相当
  • op-permission-level のデフォルトは4なので、何も考えずにOPを渡すと強すぎる場合がある
  • 統合版はチート設定・実績・プレイヤー権限画面の違いに注意

個人的には、サーバー運営で一番大事なのは、必要以上に強い権限を渡さないことだと思っています。

建築補助ならレベル2。
プレイヤー管理を任せるならレベル3。
サーバー停止まで任せるならレベル4。

このように分けておくと、事故がかなり減ります。

特に身内サーバーほど、最初は気軽に全員OPにしがちです。
でも、ワールドを長く続けるなら、権限管理は早めに整えておいた方が後々楽です。

では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にもマイクラの仕様解説・便利装置・サーバー設定についてまとめているので、ぜひご覧くださいね(^^♪


13. 参考文献

この記事を書くにあたり、以下の公式ドキュメント・コミュニティWikiを参考にしています。