
この記事はJava版向けのゲームルール解説です
Java版1.21.11以降・26.1以降ではallow_entering_nether_using_portalsを使います
Java版1.21.9〜1.21.10では旧名allowEnteringNetherUsingPortalsを使います
統合版(BE)では同じゲームルールは使えません
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラでサーバー運営や配布ワールド作りをしていると、
- まだネザーを解放したくない
- ネザー素材を取られると進行が崩れる
- 建築用にネザーポータルを置きたいけど、入場はさせたくない
- イベント中だけネザー移動を止めたい
こういう場面ってありませんか?
そんな時に使えるのが、Java版のゲームルール allow_entering_nether_using_portals です。
このゲームルールを false にすると、ネザーポータルを使ってネザーへ入ることを禁止できます。
ネザーポータルそのものを壊す必要がないので、建築やサーバー管理ではかなり便利な設定ですね。
この記事を読めば、次のことが分かります。
allow_entering_nether_using_portalsの意味- ネザーポータル入場を禁止するコマンド
- Java版1.21.9〜1.21.10と1.21.11以降の名前の違い
allow-netherやポータル待機時間系ゲームルールとの違い- うまく動かない時の確認ポイント
それでは、やっていきましょう!
※本記事では、Java版の公式リリースノート・ゲームルール仕様をもとに整理しています。
※ゲームルール名はバージョンによって変わるため、自分のワールド・サーバーのバージョンを必ず確認してください。
※コマンドを使う場合は、シングルプレイではチート許可、マルチプレイではOP権限が必要です。
目次
1. allow_entering_nether_using_portalsとは
2. コマンドの使い方と初期値
3. バージョン別のゲームルール名に注意
4. true・falseで何が変わる?
5. どんな場面で使うと便利?
6. 設定する前に確認しておくこと
7. うまく動かない時のチェックポイント
8. 似ている設定との違い
9. まとめ
10. 参考文献
この記事で分かること
・Java版でネザーポータル入場を禁止する方法
・1.21.9〜1.21.10と1.21.11以降のコマンド名の違い
・サーバー運営・配布ワールド制作での使いどころ

1. allow_entering_nether_using_portalsとは
allow_entering_nether_using_portals は、ネザーポータルを使ってネザーへ入れるかどうかを切り替えるJava版のゲームルールです。
簡単に言うと、
true:ネザーポータルからネザーへ行けるfalse:ネザーポータルからネザーへ行けない
という設定です。
初期値は true なので、普通のサバイバルワールドでは今まで通りネザーポータルを使えます。
ネザーへ行けないようにしたい時だけ、false に変更するイメージですね。
このゲームルールのポイントは、ネザーポータルの見た目や存在ではなく、ネザーへ入る動作を制御するところです。
たとえば、拠点にネザーポータルを装飾として置きたい場合でも、false にしておけば「うっかり入場」を防ぎやすくなります。
サーバーで「初日はネザー禁止」「イベント終了後にネザー解放」みたいな運用をする時にも使いやすいです。
体験ベースの感覚
ネザーをまだ開放したくないサーバーでは、ポータルを壊して対応すると見た目も導線も崩れがちです。
その点、このゲームルールなら、ポータル建築を残したまま入場だけ止められるので管理が楽です。
注意点として、これはJava版のゲームルールです。
統合版で同じように /gamerule allow_entering_nether_using_portals false と入力しても使えません。

2. コマンドの使い方と初期値
Java版1.21.11以降・26.1以降で使う場合、基本のコマンドは下記です。
ネザーポータルからネザーへ入れないようにする
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
元に戻して、ネザーポータルからネザーへ入れるようにする
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals true
現在の設定を確認する
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals
minecraft: の部分は、ゲーム内の候補補完では表示されることがあります。
環境によっては、下記のように短く書いても通ります。
/gamerule allow_entering_nether_using_portals false
ただし、記事としては誤解を避けるために、正式な名前空間付きの書き方も覚えておくのがおすすめです。
ゲーム内チャットから実行する場合は、先頭に / を付けます。
サーバーコンソールから実行する場合は、先頭の / を外して入力するのが基本です。
| 値 | 意味 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| true | ネザーポータルでネザーへ入れる | 通常のサバイバル・ネザー解放後 |
| false | ネザーポータルでネザーへ入れない | ネザー禁止サーバー・イベント・配布ワールド |
初期値は true です。
つまり、何も設定していない通常ワールドでは、ネザーポータルでネザーへ入れます。

3. バージョン別のゲームルール名に注意
ここが一番間違えやすいところです。
このゲームルールは、最初から allow_entering_nether_using_portals という名前だったわけではありません。
Java版1.21.9〜1.21.10では、旧名の allowEnteringNetherUsingPortals が使われていました。
その後、Java版1.21.11でゲームルール名が全体的に整理され、現在のような名前空間付きのスネークケースの名前に変わっています。
バージョン別の入力例
| バージョン | 使うゲームルール名 | 無効化コマンド例 |
|---|---|---|
| Java版1.21.8以前 | このゲームルールは存在しません | サーバー設定側の allow-nether を確認 |
| Java版1.21.9〜1.21.10 | allowEnteringNetherUsingPortals | /gamerule allowEnteringNetherUsingPortals false |
| Java版1.21.11以降・26.1以降 | minecraft:allow_entering_nether_using_portals | /gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false |
マイクラのゲームルールは、バージョン違いで「コマンドが存在しません」と出ることがあります。
特に、ネット記事や動画を見ながら入力する場合、古い名前と新しい名前が混ざりやすいので注意してください。
重要
Java版1.21.9〜1.21.10の記事を見ている場合、allowEnteringNetherUsingPortalsと書かれていることがあります。
Java版1.21.11以降・26.1以降では、基本的にallow_entering_nether_using_portals側を使いましょう。
また、Java版1.21.9では、これまでサーバー設定ファイル側にあった allow-nether が、ゲームルール側へ移行しました。
そのため、1.21.9以降のサーバー運営では「server.propertiesだけを見る」のではなく、ゲームルールも確認するのが大事です。

4. true・falseで何が変わる?
allow_entering_nether_using_portals は、値によってネザーポータルの扱いが変わります。
trueの場合
true の場合は、通常通りネザーポータルからネザーへ移動できます。
初期値も true です。
サバイバルで黒曜石の枠を作り、火打石と打ち金などでポータルを起動し、ポータル内で待機すればネザーへ移動できます。
普段のマイクラと同じですね。
falseの場合
false にすると、オーバーワールド側のネザーポータルからネザーへ入ることができなくなります。
ネザー解放前のサーバーや、配布マップでネザー進行を止めたい時はこの状態にします。
ただし、ここで大事なのは、このゲームルールは「ネザーポータル経由でネザーへ入ること」を制御する設定という点です。
バニラJava版では、すでにネザーにいるプレイヤーがネザー側のポータルからオーバーワールドへ戻る移動まで止める設定ではありません。
次のようなものまで、すべて一括で封鎖する万能設定でもありません。
- 管理者コマンドによるディメンション移動
- データパック側で作った特殊な移動処理
- MODやプラグインが独自に行うテレポート処理
- ジ・エンドへの移動
つまり、サーバー管理で「絶対に誰もネザーへ行けない状態」にしたい場合は、ゲームルールだけで安心せず、権限・コマンド・プラグイン設定も一緒に確認した方が安全です。
体験談
サーバー運営では「ポータルを止めたから大丈夫」と思っていても、OP権限持ちのコマンドやプラグイン機能で普通に移動できる場合があります。
一般プレイヤー向けのネザー封鎖なのか、管理者含めて完全封鎖したいのかで、見るべき場所が変わります。

5. どんな場面で使うと便利?
allow_entering_nether_using_portals は、普通のソロサバイバルでは必須ではありません。
ですが、サーバー運営やワールド制作ではかなり使いどころがあります。
1. サーバー開放初期にネザーを禁止したい
マルチサーバーでは、開始直後からネザーへ行けると、進行が一気に早くなります。
ブレイズロッド、ネザーウォート、古代の残骸、ピグリン交易など、ネザー要素はサバイバル進行にかなり影響します。
そのため、
- 初日はオーバーワールドだけ
- 2日目からネザー解禁
- イベント後にネザー開放
という運用にしたい場合、このゲームルールが便利です。
ネザー解放タイミングになったら、
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals true
に戻せばOKです。
2. 配布ワールドで進行順を守らせたい
配布ワールドやアドベンチャーマップでは、プレイヤーに進んでほしい順番があります。
ところが、ネザーポータルが自由に使えると、想定外の移動や素材入手が起きてしまいます。
たとえば、
- ネザー素材を後半報酬にしたい
- ポータルを演出としてだけ置きたい
- マップ外へ抜けるルートを減らしたい
こういう時は、false にしておくと制御しやすいです。
3. 建築用ポータルを置きたいけど入場はさせたくない
ネザーポータルは、紫のポータル面があるだけでかなり存在感があります。
ファンタジー建築、神殿、魔法陣、研究施設っぽい建築にも使いやすいですよね。
ただ、サバイバルやマルチだと、うっかり入ってしまうことがあります。
特にクリエイティブ建築中は、ポータルに触れただけで移動して作業が止まることもあります。
そういう時に false にしておけば、ポータルを建築パーツとして使いやすくなります。
4. 初心者向けワールドでネザー事故を防ぎたい
初心者さんが多いワールドでは、ネザーに入った瞬間に、
- ガストに撃たれる
- 溶岩に落ちる
- 帰り道が分からなくなる
- ピグリンやホグリンに襲われる
という事故が起きがちです。
ネザーは楽しい場所ですが、序盤装備だとかなり危険です。
ワールド開始直後だけネザーを止めておき、全員が装備を整えてから解放する、という使い方もありですね。

6. 設定する前に確認しておくこと
実際に allow_entering_nether_using_portals を変更する前に、いくつか確認しておくと安心です。
1. 自分のJava版バージョンを確認する
まずは、ワールドやサーバーのバージョンを確認しましょう。
- Java版1.21.9〜1.21.10:旧名
allowEnteringNetherUsingPortals - Java版1.21.11以降・26.1以降:新名
allow_entering_nether_using_portals - Java版1.21.8以前:このゲームルールは存在しない
この確認を飛ばすと、コマンド名だけで詰まりやすいです。
2. 既にネザーにいるプレイヤーがいないか確認する
サーバーで設定する場合、すでにネザーにいるプレイヤーがいるかもしれません。
false にしても、バニラJava版ではネザー側のポータルからオーバーワールドへ戻る移動までは止まりません。
ただし、ポータル破壊・ワールド設定・プラグイン設定などが絡むと、思わぬ足止めになることがあります。
ネザー入場を止める前に、
- ネザーにいる人が帰れる導線はあるか
- 管理者が救出できるか
- 事前告知はしたか
を確認しておくと安全です。
特にマルチプレイでは、突然ネザー移動を制限すると混乱しやすいです。
「何時からネザー禁止にします」「イベント終了後に戻します」みたいに、一言お知らせしておくと親切ですね。
3. サーバーコンソールとゲーム内チャットの違いを確認する
ゲーム内チャットでは、先頭に / を付けます。
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
サーバーコンソールでは、先頭の / を外して入力するのが基本です。
gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
細かいところですが、サーバー管理に慣れていない方はここで引っかかりがちです。
4. 設定後は必ず実地確認する
コマンドを実行したら、実際にネザーポータルへ入って挙動を確認しましょう。
おすすめの確認手順は下記です。
- 現在値を確認する
falseに変更する- 一般プレイヤー権限でオーバーワールド側のネザーポータルに入ってみる
- ネザーへ移動できないことを確認する
- 必要なら
trueに戻す
サーバー運営では、OP権限持ちだけで確認すると見落としが出る場合があります。
できれば一般プレイヤー権限でも確認しておくと安心です。

7. うまく動かない時のチェックポイント
「コマンドを打ったのに使えない」
「falseにしたのにネザーへ行ける」
そういう時は、下記を順番に確認してみてください。
コマンドが存在しないと言われる場合
- [ ] Java版1.21.8以前で使っていないか?
- [ ] Java版1.21.9〜1.21.10なのに新名で入力していないか?
- [ ] Java版1.21.11以降・26.1以降なのに旧名で入力していないか?
- [ ] 統合版(BE)で入力していないか?
- [ ] スペルミスしていないか?
特に多いのは、旧名と新名の混同です。
Java版1.21.9〜1.21.10なら、
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals false
Java版1.21.11以降・26.1以降なら、
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
このように使い分けましょう。
falseにしたのにネザーへ行ける場合
- [ ] コマンドを実行したワールド・サーバーが合っているか?
- [ ] 実行後に現在値を確認したか?
- [ ] オーバーワールド側のネザーポータルから確認しているか?
- [ ] データパックやfunctionで値を戻していないか?
- [ ] サーバー起動時の自動実行コマンドで上書きされていないか?
- [ ] MOD・プラグインがポータル移動を独自処理していないか?
- [ ] バニラサーバーではなく、Paper・Spigot系などのサーバーソフトを使っていないか?
プラグインサーバーでは、バニラの挙動と違う場合があります。
ネザー入場制限が重要なワールドでは、必ず本番前にテスト用ワールドで確認しておきましょう。
注意
サーバーソフトやプラグイン環境では、バニラJava版のゲームルールがそのまま反映されないケースがあります。
「公式仕様ではこうだから大丈夫」と決めつけず、実際のサーバー環境で検証するのが安全です。
設定が戻ってしまう場合
ゲームルールは通常、ワールドに保存されます。
それでも戻る場合は、別の仕組みで上書きされている可能性があります。
確認する場所は下記です。
- サーバー起動時の自動実行コマンド
- データパックの
loadfunction - 管理プラグインの設定
- レンタルサーバーの管理画面
- ワールド再生成やバックアップ復元
特にレンタルサーバーでは、管理画面側の設定がゲーム内設定を上書きする場合があります。
ゲーム内で変更しても反映されない場合は、サーバー管理画面も確認してみてください。

8. 似ている設定との違い
allow_entering_nether_using_portals は、名前が長いうえに、ネザーポータル関連のゲームルールと混同しやすいです。
ここでは、似ている設定との違いを整理しておきます。
players_nether_portal_default_delayとの違い
players_nether_portal_default_delay は、ネザーポータルに入ってから移動するまでの待ち時間を調整するゲームルールです。
つまり、
- ネザーへ入れるかどうかを切り替える:
allow_entering_nether_using_portals - ネザーへ入るまでの待ち時間を変える:
players_nether_portal_default_delay
という違いです。
ネザー自体を禁止したいなら、allow_entering_nether_using_portals を使います。
ネザーには行けるけど、ポータル移動までの時間を長くしたいだけなら、待ち時間系のゲームルールを確認しましょう。
players_nether_portal_creative_delayとの違い
players_nether_portal_creative_delay は、クリエイティブモード時のネザーポータル待機時間に関係するゲームルールです。
クリエイティブ建築中にポータルへ触れただけで移動してしまうのが嫌な場合、こちらを調整する選択肢もあります。
ただし、ネザー入場そのものを止めたい場合は、やはり allow_entering_nether_using_portals です。
allow-netherとの違い
allow-nether は、古いJava版サーバーの server.properties にあったネザー関連の設定です。
Java版1.21.9以降では、ネザー入場の制御がゲームルール側へ移行しています。
そのため、1.21.9以降のサーバーでネザー入場を管理したい場合は、まずゲームルール側を確認しましょう。
目的別に見るならこちら
| やりたいこと | 確認する設定 | 補足 |
|---|---|---|
| ネザーポータルでネザーへ行けないようにしたい | allow_entering_nether_using_portals | この記事のメインテーマ |
| ポータル移動までの待ち時間を変えたい | players_nether_portal_default_delay | サバイバル・通常時の待機時間 |
| クリエイティブ時のポータル事故を減らしたい | players_nether_portal_creative_delay | 建築作業中の事故防止向け |
| 1.21.8以前のサーバーでネザーを止めたい | allow-nether | server.properties側を確認 |
| コマンドやプラグイン移動も含めて完全封鎖したい | 権限・プラグイン・データパック側も確認 | ゲームルールだけでは不足する場合あり |
こうして見ると、allow_entering_nether_using_portals はかなり用途がはっきりしています。
ネザーポータルからネザーへ入ることを許可するかどうか、ここだけを切り替えるゲームルールとして覚えておけばOKです。

9. まとめ
以上、Java版のゲームルール allow_entering_nether_using_portals について解説しました。
要点を整理すると、
allow_entering_nether_using_portalsは、ネザーポータルからネザーへ入れるかを切り替えるゲームルール- 初期値は
true falseにすると、オーバーワールド側のネザーポータルからネザーへ入れなくなる- Java版1.21.9〜1.21.10では旧名
allowEnteringNetherUsingPortalsを使う - Java版1.21.11以降・26.1以降では
minecraft:allow_entering_nether_using_portalsを使う - 統合版(BE)では同じゲームルールは使えない
- コマンド移動・MOD・プラグインまで含めた完全封鎖には、別途確認が必要
という感じです。
ネザーは便利な反面、サーバーや配布ワールドでは進行に大きく影響します。
「まだネザーへ行ってほしくない」「イベント期間だけ止めたい」「建築用ポータルを置きたい」
こういう時は、このゲームルールを使うと管理しやすいです。
最後に、現在のJava版でネザー入場を止めたい場合のコマンドをもう一度置いておきます。
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
戻したい時はこちらです。
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals true
バージョン違いだけ注意すれば、使い方自体はかなりシンプルです。
サーバー運営やワールド制作をしている方は、ぜひ覚えておいてくださいね。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

10. 参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式情報・コミュニティ情報を参考にしています。