
この記事はJava版のゲームルール解説です
Java版1.21.9〜1.21.10ではallowEnteringNetherUsingPortalsを使います
Java版1.21.11以降ではminecraft:allow_entering_nether_using_portalsを使います
統合版(BE)とは仕様・コマンド名が異なるため注意してください
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラでサーバーや配布ワールドを作っていると、
「ネザーに行かせたくない」
「でもネザーポータルの見た目は建築に使いたい」
「ワールドの進行上、まだネザー解放したくない」
こういう場面ってありませんか?
そこで使えるのが、Java版のゲームルール allowEnteringNetherUsingPortals です。
Java版1.21.11以降では名前が変わり、minecraft:allow_entering_nether_using_portals として扱います。
このゲームルールを使うと、ネザーポータルからネザーへ入れるかどうかをワールド側で制御できます。
昔はサーバー設定の allow-nether で管理していた部分ですが、Java版1.21.9からはゲームルールとして扱えるようになりました。
つまり、サーバーを止めずにゲーム内コマンドで切り替えられるようになった、ということですね。
この記事では、allowEnteringNetherUsingPortals の意味、使い方、バージョンごとの名前変更、実際にどんな場面で使うべきかを、順番に整理していきます。
この記事で分かること
・allowEnteringNetherUsingPortalsの意味
・ネザーポータル入場を禁止するコマンド
・Java版1.21.9〜1.21.10と1.21.11以降の違い
・サーバーや配布ワールドで使う時の注意点
それでは、やっていきましょう!
※ゲーム内の仕様については、公式リリースノートおよび英語版Minecraft Wikiを参考にしています。
※この記事はJava版向けです。統合版(BE)とは仕様が異なります。
目次
1. allowEnteringNetherUsingPortalsとは
2. trueとfalseで何が変わる?
3. バージョンごとのコマンド名に注意
4. ネザーポータル入場を禁止する手順
5. もう一度ネザーに入れるように戻す方法
6. このゲームルールでできること・できないこと
7. どんな場面で使うと便利?
8. サーバー運営で使う時の注意点
9. 似ている設定との違い
10. コマンドが効かない時のチェックポイント
11. まとめ
12. 参考文献

1. allowEnteringNetherUsingPortalsとは
allowEnteringNetherUsingPortals は、ネザーポータルを使ってネザーへ入れるかどうかを決めるJava版のゲームルールです。
Java版1.21.11以降では、同じ目的のゲームルールを minecraft:allow_entering_nether_using_portals という名前で扱います。
名前を分解すると、だいたいこんな意味になります。
| 部分 | 意味 | 読み取り方 |
|---|---|---|
| allow | 許可する | 許可するかどうか |
| EnteringNether | ネザーへ入る | ネザー入場 |
| UsingPortals | ポータルを使って | ネザーポータル経由 |
つまり、かなり直訳すると、
ポータルを使ってネザーに入ることを許可するか?
というゲームルールです。
初期値は true なので、普通のワールドでは今まで通りネザーポータルを使ってネザーへ移動できます。
一方で false にすると、ネザーポータルからネザーへ入る動作を止められます。
ここで大事なのは、ネザーポータルを作れなくする設定ではないという点です。
黒曜石で枠を作って火打石と打ち金で着火する、というポータル作成自体とは別の話ですね。
どちらかというと、
- ポータルの見た目は残したい
- でもプレイヤーをネザーへ行かせたくない
- サーバー側でネザー解放のタイミングを管理したい
こういう時に使うゲームルールです。

2. trueとfalseで何が変わる?
allowEnteringNetherUsingPortals は、true または false で指定するタイプのゲームルールです。
Java版1.21.11以降では、コマンド上の名前が minecraft:allow_entering_nether_using_portals になります。
| 値 | 効果 | 使う場面 |
|---|---|---|
| true | ネザーポータルからネザーへ入れる | 通常プレイ・普通のサバイバル |
| false | ネザーポータルからネザーへ入れなくする | サーバー制限・配布ワールド・進行管理 |
通常プレイなら、基本的には true のままで大丈夫です。
サバイバルでネザーに行けないと、ブレイズロッド・ネザーウォート・古代の残骸・ネザライト強化など、かなり多くの進行要素が止まってしまいますからね。
逆に、サーバーや配布ワールドでは false が役立ちます。
たとえば、
- 初日からネザーに行かれてほしくない
- イベント開始までネザーを封鎖したい
- 建築ワールドでネザー入場を使わせたくない
- 配布マップの順路を壊されたくない
- ネザーを使った長距離移動を始めさせたくない
こういう時に便利です。
筆者の感覚だと、普通のソロサバイバルで使うというより、サーバー管理者・配布ワールド制作者向けのゲームルールという印象が強いです。

3. バージョンごとのコマンド名に注意
ここが一番間違えやすいところです。
allowEnteringNetherUsingPortals はJava版1.21.9で追加されたゲームルールですが、Java版1.21.11以降ではゲームルール全体の名前の付け方が変更されています。
そのため、遊んでいるバージョンによって入力する名前が変わります。
| Java版バージョン | 使うゲームルール名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1.21.9〜1.21.10 | allowEnteringNetherUsingPortals | 追加当初の旧名 |
| 1.21.11以降 | minecraft:allow_entering_nether_using_portals | 名前空間付きID |
Java版1.21.11以降では、ゲームルールがレジストリ化され、従来のキャメルケース名から、minecraft: 付きのスネークケース名へ変更されました。
つまり、昔の記事や動画では、
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals false
と書かれていることがあります。
これはJava版1.21.9〜1.21.10なら合っています。
ただし、Java版1.21.11以降で遊んでいる場合は、次のように入力するのが安全です。
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
ここは本当に注意です
allowEnteringNetherUsingPortalsとminecraft:allow_entering_nether_using_portalsは、効果としては同じ系統のゲームルールです。
ただし、使える名前はバージョンによって違います。
検索では旧名の allowEnteringNetherUsingPortals で調べる方が見つけやすいこともありますが、最新版でコマンドを打つなら新しい名前も覚えておきましょう。

4. ネザーポータル入場を禁止する手順
ここからは実際の使い方です。
まず、Java版1.21.9〜1.21.10の場合は、次のコマンドを使います。
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals false
Java版1.21.11以降の場合は、次のコマンドを使います。
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
これで、ネザーポータルからネザーへ入ることを禁止できます。
コマンドを入力する場所
シングルプレイなら、チャット欄を開いて入力すればOKです。
ただし、ワールドでチートが有効になっている必要があります。
サーバーの場合は、
- OP権限を持ったプレイヤーがゲーム内で入力する
- サーバーコンソールから入力する
このどちらかで設定します。
サーバーコンソールから入力する場合、環境によっては先頭の / を付けない形で入力することもあります。
うまく通らない場合は、サーバーパネル側の仕様も確認してくださいね。
設定後に確認する方法
現在の値を確認したい場合は、値を付けずにゲームルール名だけ入力します。
Java版1.21.9〜1.21.10なら、
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals
Java版1.21.11以降なら、
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals
false と返ってくれば、ネザーポータルからネザーへ入れない設定になっています。
ワンポイント
コマンドは大文字・小文字の違いで失敗することがあります。
特にJava版1.21.9〜1.21.10の旧名はallowEnteringNetherUsingPortalsなので、途中の大文字を間違えないようにしてください。

5. もう一度ネザーに入れるように戻す方法
ネザーを再解放したい場合は、値を true に戻します。
Java版1.21.9〜1.21.10なら、
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals true
Java版1.21.11以降なら、
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals true
これで、通常通りネザーポータルからネザーへ入れるようになります。
イベント制サーバーなら、
- サーバー開設直後は
false - ネザー解放イベント後に
true - ネザー探索期間が終わったら再び
false
という使い方もできますね。
従来の server.properties を編集してサーバー再起動、という流れに比べると、ゲーム内から切り替えやすくなったのはかなり扱いやすいポイントです。

6. このゲームルールでできること・できないこと
allowEnteringNetherUsingPortals は便利ですが、万能なネザー完全封鎖スイッチではありません。
ここは誤解しやすいので、できること・できないことを整理しておきます。
| 項目 | できる? | 補足 |
|---|---|---|
| ネザーポータルからネザーへ入るのを止める | できる | このゲームルールの主目的 |
| ネザーポータルの作成そのものを禁止する | 別対策が必要 | 黒曜石の設置や着火を直接止める設定ではない |
| ネザーというディメンション自体を削除する | できない | ディメンション削除とは別の話 |
| コマンド移動や管理者テレポートを完全禁止する | 別対策が必要 | 権限管理やコマンド制御が必要 |
| ジ・エンドへの入場を禁止する | できない | ネザー入場用のゲームルール |
特に大事なのは、ポータル作成禁止ではなく、ポータル経由のネザー入場制御という点です。
たとえば建築ワールドで「ネザーポータルの紫の見た目だけ使いたい」という場合、ポータルブロックは存在していても、入場だけ止めるような運用がしやすくなります。
一方で、プレイヤーが黒曜石の枠を作ること自体を防ぎたいなら、ブロック設置制限やプラグイン、ワールド保護などの別対策が必要になります。
体験ベースの注意点
こういう設定は「何を止めたいのか」を先に分けると失敗しにくいです。
ネザー入場を止めたいのか、ポータル建築を止めたいのか、ネザーそのものを使わせたくないのか。
目的が混ざると、設定しているのに思った挙動にならない…となりがちです。

7. どんな場面で使うと便利?
allowEnteringNetherUsingPortals は、普通のソロサバイバルよりも、ルール管理が必要なワールドで便利です。
Java版1.21.11以降では、minecraft:allow_entering_nether_using_portals を使って同じ目的の設定を行います。
1. サーバーのネザー解放イベント
いちばん分かりやすいのは、マルチサーバーでのネザー解放イベントです。
サーバー開始直後からネザーへ行けると、ブレイズロッド・ポーション素材・ネザー要塞・古代の残骸などへ一気に到達できます。
それ自体はマイクラの自由さですが、サーバー企画によっては進行が早すぎることもあります。
そんな時に、最初は false にしておき、イベント当日に true へ戻すと、サーバー全体の進行を合わせやすいです。
2. 配布ワールドの順路保護
配布ワールドやアドベンチャーマップでも相性が良いです。
ネザーポータルを勝手に使われると、
- 想定外の場所へ移動される
- ギミックを飛ばされる
- ストーリー進行が崩れる
- ネザー経由で大きくショートカットされる
といった事故が起きます。
ネザー入場をゲームルールで止めておけば、ポータルを装飾として置きながら、進行破壊を防ぎやすくなります。
3. 建築ワールドの事故防止
建築ワールドでも地味に便利です。
ネザーポータルは見た目が特徴的なので、神殿・祭壇・魔法陣・ファンタジー建築などで使いたくなることがあります。
ただ、クリエイティブで作業していると、ポータルに触れただけで移動してしまうことがあります。
この場合、ポータルの入場自体を止めておくと、建築中の事故が減ります。
なお、単に「ポータル内に立ってから移動するまでの時間」を調整したいだけなら、別のゲームルールであるネザーポータル待機時間系の設定を確認してください。
allowEnteringNetherUsingPortals は、待機時間を伸ばす設定ではなく、ネザーへ入れるかどうかを切り替える設定です。

8. サーバー運営で使う時の注意点
サーバーで使う場合は、いくつか注意点があります。
1. 以前の allow-nether とは扱いが変わった
Java版1.21.9では、いくつかのサーバープロパティがゲームルールへ置き換えられました。
その中のひとつが、ネザー入場に関係する allow-nether です。
昔の感覚で server.properties の allow-nether=false を探しても、Java版1.21.9以降ではその項目では管理しません。
Java版1.21.9以降では、基本的にゲームルール側を確認しましょう。
2. バージョン更新でコマンド名が変わる
Java版1.21.9〜1.21.10で使っていたコマンドを、Java版1.21.11以降へそのまま持っていくと、コマンド名で失敗する可能性があります。
古いコマンド:
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals false
新しいコマンド:
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
サーバーをアップデートした直後に、
「前まで動いていたコマンドが通らない」
「コマンドブロックの仕掛けが動かない」
「データパック内の処理が失敗する」
という場合は、ゲームルール名の変更を疑ってください。
3. 管理者用の移動手段は別で決めておく
ネザー入場を止めた状態でも、運営側がネザーを確認したい場面はあります。
たとえば、
- ネザーの地形を事前確認したい
- イベント会場を準備したい
- ネザー解放前に危険地形を整えたい
- 既存ポータルの接続先を確認したい
こういう場面ですね。
プレイヤー向けにはポータル入場を止めつつ、管理者は別の方法で確認する、という運用にするなら、OP権限やテレポートコマンドの扱いも整理しておくと安全です。

9. 似ている設定との違い
ネザーポータル周りには、似たような設定や話題がいくつかあります。
ここで混同しやすいものを整理しておきます。
| 設定・要素 | 内容 | 今回のゲームルールとの違い |
|---|---|---|
| allowEnteringNetherUsingPortals | ネザーポータルからネザーへ入れるか | 今回の主題。1.21.11以降では minecraft:allow_entering_nether_using_portals |
| ネザーポータル待機時間系ゲームルール | ポータル内に立ってから移動するまでの時間 | 入場禁止ではなく待機時間調整 |
| server.properties の allow-nether | 旧来のサーバー設定 | 1.21.9以降はゲームルール側へ移行 |
| ワールド保護系プラグイン | ブロック設置・破壊・着火などを制限 | ポータル作成そのものを止めたい時に使う |
| ジ・エンド入場制限 | エンドポータルやエンド方面の制御 | このゲームルールでは扱わない |
よくある勘違いは、allowEnteringNetherUsingPortals false にすれば、ネザーポータルの作成そのものも全部止まると思ってしまうことです。
でも、このゲームルールの中心は、あくまでポータル経由でネザーへ入れるかどうかです。
黒曜石の枠を作らせたくない、火打石と打ち金で着火させたくない、ポータルブロックを生成させたくない、という場合は、別の仕組みも合わせて考えましょう。

10. コマンドが効かない時のチェックポイント
allowEnteringNetherUsingPortals を設定したのにうまくいかない場合は、次のチェックリストを確認してください。
- [ ] Java版のワールドで実行しているか?
- [ ] 遊んでいるバージョンに合ったゲームルール名を使っているか?
- [ ] Java版1.21.9〜1.21.10なら
allowEnteringNetherUsingPortalsを使っているか? - [ ] Java版1.21.11以降なら
minecraft:allow_entering_nether_using_portalsを使っているか? - [ ] 大文字・小文字を間違えていないか?
- [ ] チートまたはOP権限がある状態で実行しているか?
- [ ] サーバーコンソール入力時に
/の有無を環境に合わせているか? - [ ] コマンドブロックやデータパック内に旧名が残っていないか?
- [ ] プラグイン・MODサーバーの場合、独自仕様や不具合の影響を受けていないか?
特に多いのは、バージョン違いによるコマンド名ミスだと思います。
Java版1.21.11以降ではゲームルール名が大きく変わっているため、古い記事を見ながらそのまま入力すると失敗しやすいです。
困ったら、まずは現在値を確認しましょう。
Java版1.21.9〜1.21.10:
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals
Java版1.21.11以降:
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals
これで値が返ってこない場合は、名前かバージョンが合っていない可能性が高いです。

11. まとめ
allowEnteringNetherUsingPortals は、Java版でネザーポータルからネザーへ入れるかどうかを制御するゲームルールです。
要点を整理すると、
- Java版1.21.9で追加されたゲームルール
- 初期値は
trueで、通常はネザーポータルからネザーへ入れる falseにすると、ネザーポータルからネザーへ入れない設定にできる- Java版1.21.9〜1.21.10では
allowEnteringNetherUsingPortalsを使う - Java版1.21.11以降では
minecraft:allow_entering_nether_using_portalsを使う - ネザーポータル作成そのものを禁止する設定ではない
- サーバーのネザー解放イベントや配布ワールドの進行管理に便利
という感じです。
普通のサバイバルではあまり触らないゲームルールかもしれません。
ただ、サーバー運営や配布ワールド制作では、ネザー解放タイミングをコントロールできるという点でかなり使いやすい設定です。
最後にコマンドだけまとめると、こちらです。
Java版1.21.9〜1.21.10でネザー入場を禁止:
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals false
Java版1.21.9〜1.21.10でネザー入場を許可:
/gamerule allowEnteringNetherUsingPortals true
Java版1.21.11以降でネザー入場を禁止:
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals false
Java版1.21.11以降でネザー入場を許可:
/gamerule minecraft:allow_entering_nether_using_portals true
バージョンによって名前が変わる点だけ注意すれば、使い方自体はかなりシンプルです。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

12. 参考文献
この記事を書くにあたり、以下の公式情報・英語版Minecraft Wikiを参考にしています。