【ドラクエ3】PS4/Switch(移植)の特徴|スマホ版ベース?何が同じで何が違う?

この記事は、PS4/Switchで配信されている「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」(スマホ版ベースの移植版)についてまとめています。
HD-2D版(フルリメイク版)ではなく、2017年・2019年に配信されたダウンロード版がテーマです。

こんにちは。ゆずかきです。

ドラクエ3って、
- ファミコン版
- スーパーファミコン版
- ゲームボーイカラー版
- スマホ版
- PS4/ニンテンドー3DS/Switch版(※本記事ではPS4/Switchを中心に扱います)
- そしてHD-2D版

…とにかく「何種類あるのか」と思うくらいバージョンが多い作品ですよね。

その中でも、最近よく聞くのがこのあたり:

「PS4/Switch版って、スマホ版の移植って聞いたけど、中身はほぼ同じなの?」
「スーパーファミコン版とかゲームボーイカラー版と比べて、どこが削られてて、どこが遊びやすくなってるのか知りたい…」

というわけでこの記事では、PS4/Switch版ドラクエ3が「スマホ版ベース」と言われる理由と、

  • スマホ版と同じところ
  • スマホ版と違うところ
  • さらに昔のスーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版と比べたときの変化

を、整理して解説していきます。

この記事を読めば、

  • PS4/Switch版ドラクエ3の“立ち位置”が分かる
  • 「スマホ版と何が同じで何が違うのか」が整理できる
  • 自分はどの機種で遊ぶのが合っているか、イメージしやすくなる

はずなので、購入前の下調べに使ってもらえればと思います。

※本記事内のゲーム仕様は、公式リリース情報や公式のFAQ、攻略サイトの検証記事などをもとに整理しています。
※HD-2D版ドラクエ3(2024年11月14日発売のフルリメイク)は、仕様が別物なのでここでは切り離して扱います。


目次

1. PS4/Switch版ドラクエ3の基本情報と立ち位置
2. 「スマホ版ベース」ってどういうこと?共通している中身
3. PS4/Switch版だけの特徴と、スマホ版との違い
4. スマホ版とPS4/Switch版、どっちが遊びやすい?
5. スーパーファミコン版・ゲームボーイカラー版と比べたときの変更点まとめ
6. これから買うならどの機種がおすすめ?
7. まとめ

この記事で分かること
・PS4/Switch版ドラクエ3がどのバージョンをベースにしているか
・スマホ版と同じ仕様/違う仕様の整理
・昔のスーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版から削られた要素・便利になった要素


1. PS4/Switch版ドラクエ3の基本情報と立ち位置

まずは「どのバージョンの話をしているのか」をハッキリさせておきます。

PS4/Switch版ドラクエ3の配信時期

  • PS4版

    • 配信開始:2017年8月24日
    • 形式:ダウンロード版(PlayStation Storeから購入)
  • Switch版

    • 配信開始:2019年9月27日(ロト三部作として同時配信)
    • 形式:ダウンロード版(ニンテンドーeショップから購入)

国内向けとしては、基本的にダウンロード版として配信されているタイトルです。

ベースになっているのは「スマホ版ドラクエ3」

PS4/ニンテンドー3DS/Switch版ドラクエ3は、

  • 2014年9月25日配信のスマホ版(iOS/Android)
  • そのスマホ版はスーパーファミコン版リメイクをベース

という流れで作られているリメイクラインです。

ざっくり図にすると、こんなイメージですね:

  • FC版(初代)
  • スーパーファミコン版(職業「盗賊」・性格・すごろく場・ちいさなメダルなど多数追加)
  • スマホ版(スーパーファミコン版をベースにしつつ、「すごろく場」など一部要素を削除+快適機能追加)
  • PS4/ニンテンドー3DS/Switch版(中身はほぼスマホ版+各ハード向けの調整)

なので、PS4/Switch版の仕様を理解する=スマホ版の仕様を理解する、という面が大きいです。


2. 「スマホ版ベース」ってどういうこと?共通している中身

ここでは、スマホ版とPS4/Switch版で共通している要素をまとめていきます。
中身のベースが同じなので、かなりの部分が共通です。

2-1. シナリオ・マップ・職業システムはスーパーファミコン版準拠

スマホ版・PS4/Switch版ともに、大枠の中身はスーパーファミコン版リメイクに近い内容です。

  • ストーリー・町やダンジョンの配置
  • 職業「盗賊」の追加
  • 「性格」システム(序盤の性格診断+本や装飾品で変更可能)
  • 「ちいさなメダル」の収集
  • クリア後の隠しダンジョンと裏ボス「しんりゅう」

このあたりは、スーパーファミコン版リメイクの美味しいところをきちんと引き継いでいます。

2-2. セーブ周りの仕様(冒険の書+中断の書)

スマホ版以降で分かりやすい変更点が、セーブ関連の仕様です。

  • お城の王様での「冒険の書」への記録(いわゆる通常セーブ)
  • フィールド上で一時保存できる「中断の書」(クイックセーブ)

この2つの仕組みは、スマホ版・PS4/ニンテンドー3DS/Switch版で共通しています。

昔の「冒険の書が消えた」トラウマ世代からすると、かなり安心感のある仕様と言えるはずです。

2-3. 戦闘の「さくせん」コマンドとAI戦闘

スーパーファミコン版には無かった要素として、

  • 戦闘で「さくせん」を設定
    • 例:ガンガンいこうぜ・いのちだいじに 等
  • 一部キャラをAIに任せて自動で行動させる

という、「さくせん」システムが導入されています。

特に雑魚戦で便利で、

  • 主人公だけ手動
  • 他3人はさくせん設定でAI任せ

みたいな自動化ができるので、レベル上げのストレスはかなり減っています。

2-4. 「すごろく場」削除など、スーパーファミコン版から削られた要素も共通

逆に、スーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版にあって、スマホ版以降には無い要素もあります。
代表的なのがこのあたり:

  • 「すごろく場」が削除
    • スーパーファミコン版では、すごろく場に絡む装備収集ができた要素
    • スマホ版・PS4/Switch版ではプレイできません
  • ゲームボーイカラー版限定要素(モンスターメダル関連、追加ダンジョンや追加ボスなど)も当然無し
  • 敵モンスターの戦闘アニメーション廃止(静止画のまま)
  • 音源や一部BGMの扱いが異なる(主にスーパーファミコン版で追加された曲の扱いを含む)

特に「すごろく場」と敵アニメーションの削除は、スーパーファミコン版を遊んでいた人ほど物足りなく感じやすいポイントです。

とはいえ、全体としては遊びやすさ寄りで、
- すごろく場前提のバランスではない
- 快適機能が増えている

という意味では、「初めてドラクエ3に触れる人」には遊びやすいラインになっています。


3. PS4/Switch版だけの特徴と、スマホ版との違い

ここからは、「スマホ版と比べた時のPS4/Switch版の特徴」を見ていきます。
中身はほぼ同じでも、“どこでどう遊ぶか”の体験は結構変わります。

3-1. 画面レイアウト:スマホは縦画面、PS4/Switchは横画面

スマホ版ドラクエ3を含むスマホ版ドラクエシリーズは、縦(ポートレート)画面での片手プレイを前提に設計されています。

  • 片手で持ちながら、親指で仮想スティックを動かすスタイル
  • 画面下側にメニューやボタン類が集約

一方で、PS4/Switch版は当然ながら横長の画面+コントローラー操作前提です。

  • テレビやモニターに出力して、腰を据えて遊ぶ
  • Switchなら携帯モードでも「横向き+ボタン操作」

という形なので、「視認性と姿勢のラクさ」はかなり変わります。

縦画面で片手で遊べる携帯性か、
大きな画面+物理ボタンの安心感か。

ここがスマホ版と家庭用版の一番大きな差、と言っていいレベルです。

3-2. 操作感:タッチ操作か、物理コントローラーか

操作感もスマホ版とPS4/Switch版でだいぶ違います。

  • スマホ版

    • 画面上の仮想スティック+タッチ操作
    • 慣れれば十分遊べるが、細かい操作はやや苦手
    • 長時間プレイだと、画面に指を置きっぱなしが少し疲れやすい
  • PS4/Switch版

    • 方向キー or スティック+ボタン操作
    • キャラの移動やメニュー選択が、昔ながらの操作感
    • 長時間プレイ向きで、「コントローラーでRPGをやっている」感覚が強い

「仮想スティックでも問題ない」という人はスマホ版でも遊べますが、
“コマンドRPGはコントローラーで遊びたい”派ならPS4/Switch版の方がしっくり来やすいと思います。

3-3. スクリーンショット・動画機能との相性

PS4/Switch版ならではの細かい利点として、

  • スクリーンショットがボタン一つで撮れる
  • PS4版ではプレイ動画(シェア機能)も残しやすい

という点があります。

ドラクエ3は、

  • パーティーメンバーの組み合わせ
  • なりきりロールプレイ
  • 自作縛りプレイ

…など、「自分の冒険記録を残したくなる」タイプのゲームなので、
画面キャプチャが簡単に残せるのは地味にうれしいポイントです。

3-4. ロード時間や動作の安定性

どの機種でも重いロードはありませんが、

  • スマホ版

    • 端末スペックやOSの状態に、多少左右される
    • バックグラウンドでアプリを切り替えたり、電池残量で挙動が変わることもある
  • PS4/Switch版

    • 家庭用ゲーム機前提の安定した動作
    • ドック接続中のSwitchやPS4本体なら、長時間起動しっぱなしでも安定しやすい

という傾向があります。

特に長時間の作業プレイを多用する人は、
「安定した据え置き機で動かせる」というだけで結構ストレスが減ります。

3-5. 見た目の好み:ドット絵の“解像度問題”

ここは好みの話ですが、

  • スマホ版・PS4/ニンテンドー3DS/Switch版ドラクエ3は、スーパーファミコン版のドット絵をベースにしたグラフィックです。
  • ただし、スマホ版由来のため、
    • モンスターの戦闘アニメーションは省略(静止画)
    • 高解像度の画面に対してドットの拡大感・ぼやけ感を覚える人もいる

…という評価が多いのも事実です。

「スーパーファミコン版のドット+アニメーションが特に好きだった」タイプの人は、
この辺りが物足りなく感じやすいので注意しておきましょう。


4. スマホ版とPS4/Switch版、どっちが遊びやすい?

ここからは、スマホ版とPS4/Switch版をどう選び分けるかという話を整理してみます。

※中身(シナリオ・マップ・職業・セーブ仕様)はほぼ共通と考えてOKです。
違うのは主に「遊ぶ環境」と「操作感」です。

ざっくり比較するとこんなイメージです。

項目 スマホ版ドラクエ3 PS4/Switch版ドラクエ3
画面・操作 縦画面/タッチ操作
片手でも遊べる
横画面/コントローラー操作
TV・携帯モードで腰を据えて遊ぶ
セーブ周り 王様セーブ+中断の書 仕様はスマホ版と同じ
+本体のスリープ機能も活用しやすい
価格帯 基本的に家庭用より少し安めなことが多い スマホ版より少し高めの価格設定が多い
向いている遊び方 通勤・通学のスキマ時間/ベッドで寝転びながら 家でじっくりRPGを進めたい人/コントローラー派

4-1. 「スマホしか持っていない」ならスマホ版でOK

  • スマホしか持っていない
  • とりあえず安価にドラクエ3を遊んでみたい

という人は、素直にスマホ版を選んで問題ありません。

シナリオ・職業・隠しダンジョンなど、ゲームとしての中身はちゃんとドラクエ3ですし、
中断の書があるので、忙しい社会人や学生でも進めやすいです。

4-2. 「コントローラーでじっくり派」ならPS4/Switch版が合う

逆に、

  • コントローラーでじっくり遊びたい
  • テレビの大画面で、RPGを腰を据えて進めたい
  • スマホは通知やバッテリーが気になって集中しづらい

という人は、PS4/Switch版の方がストレス少なめだと思います。

Switchなら携帯モードもあるので、
- 「外ではSwitch」
- 「家ではドック+大画面」

という使い分けもできますね。


5. スーパーファミコン版・ゲームボーイカラー版と比べたときの変更点まとめ

ここからは、昔のリメイク(スーパーファミコン版・ゲームボーイカラー版)と比べて何が変わったかを、
整理しておきます。

※ここは「どの要素が削られ/どの要素が残っているか」を把握したい人向けのセクションです。

5-1. 受け継がれているリメイク要素(スーパーファミコン→スマホ→PS4/Switch)

スーパーファミコン版から受け継がれ、スマホ/PS4/Switchでも残っている要素はだいたいこのあたりです。

  • 職業「盗賊」の追加
  • 性格システム(性格診断+アイテム・本による変更)
  • ちいさなメダル&メダル景品
  • 隠しダンジョンと裏ボス「しんりゅう」
  • FC版と比べて全体的に遊びやすくなったUI

なので、“FC版→スーパーファミコン版で増えたもの”のうち、多くは今のスマホ/PS4/Switch版にも残っている、というイメージでOKです。

5-2. 逆に削られてしまった要素

一方で、スーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版からスマホ版ラインで削られた代表的な要素は次のとおりです。

  • すごろく場(双六場)が削除
    • すごろく場に絡む装備や景品は、入手方法が変更されています
    • 逆に「すごろくが苦手だった人」にはスッキリしたとも言えます
  • 敵モンスターのアニメーション(攻撃モーションなど)が廃止
    • 画面上の絵はスーパーファミコン版準拠だが、動かない
  • 音源や一部BGMの扱いが異なる

PS4/Switch版もこの「スマホ版ライン」の仕様をそのまま引き継いでいるので、
- すごろく場をやり込みたい
- モンスターが動く戦闘画面を楽しみたい

という人は、スーパーファミコン版やゲームボーイカラー版、あるいはHD-2D版を選んだ方が満足度は高くなりやすいです。

5-3. バトル周りの細かい仕様変更

戦闘システムまわりにも、スーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版から細かい調整が入っています。代表的なものを挙げると:

  • パーティアタック(味方への通常攻撃)が不可
    • 混乱時などの挙動も含め、昔とは対処感が変わっています
  • 敵に対して有利になる呪文(回復呪文を含む)をかけられない
    • 有名だった「ゾーマにベホマ」系の遊び方はできません
  • 一部呪文の消費MPが調整(例:ルーラの消費MPの変更など)
  • 一部の稼ぎが弱体化(例:ドラゴラム絡みの挙動変更など)

この辺りは、「昔の裏技や変な遊び方」が好きだった人ほど気になる変更です。
逆に、素直にストーリーを楽しむ範囲では大きな影響は出にくいと思います。


6. これから買うならどの機種がおすすめ?

最後に、今からドラクエ3を遊ぶとしたらどの版を選ぶか?という視点で整理しておきます。

※ここではあくまで「PS4/Switch版(スマホ版ベース)」が前提ですが、
 比較対象として他機種にも軽く触れます。

6-1. 「初めてドラクエ3を遊ぶ人」

  • はじめてなら、
    • スマホ版
    • PS4/Switch版

のどちらを選んでも、中身としては問題なくドラクエ3を楽しめます。

そのうえで、

  • スキマ時間に少しずつ進めたい → スマホ版
  • 家で腰を据えてRPGを進めたい → PS4/Switch版

という分け方をするのがおすすめです。

6-2. 「昔スーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版をやり込んでいた人」

このパターンの人は、ちょっと慎重に考えたほうがいいです。

  • すごろく場が無い
  • モンスターが動かない
  • 音源や一部BGMの扱いが違う

といった変更は、「リメイク版の醍醐味が減った」と感じやすいポイントだからです。

  • 「とにかく今の環境でドラクエ3を遊びたい」
    → PS4/Switch版でも十分アリ
  • 「スーパーファミコンやゲームボーイカラーの“あの感じ”をもう一度味わいたい」
    → 旧ハード版 or HD-2D版を検討した方が満足度は高い

というイメージに近いです。

6-3. 「スマホ版とPS4/Switch版、どちらか片方だけ買うなら?」

総合的に見たときのざっくりしたおすすめはこんな感じです。

  • スマホ版がおすすめの人

    • 通勤・通学で毎日スマホを触っている
    • ベッドで寝転がりながら“片手RPG”をしたい
    • 多少のタッチ操作のクセは気にならない
  • PS4/Switch版がおすすめの人

    • 家にPS4またはSwitchがある
    • ゲームは基本「コントローラー派」
    • RPGをまったり進める時間を取りやすい

システム面の差はそこまで大きくないので、
「どの機械で遊びたいか」「どこでゲームをすることが多いか」で決めてしまって大丈夫です。


7. まとめ

ここまで、PS4/Switch版ドラクエ3(スマホ版ベース移植)の特徴を、スマホ版やスーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版との比較を交えつつ整理してきました。

要点をもう一度まとめると、

  • PS4/Switch版ドラクエ3は、スマホ版をベースにしたスーパーファミコン版リメイク系統
  • ストーリー・マップ・職業・性格・隠しダンジョンなどはスーパーファミコン版準拠でしっかり継承
  • 一方で、
    • すごろく場
    • モンスター戦闘アニメーション
    • 音源や一部BGMの扱い
      …といったスーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版の要素は変わっている
  • セーブ周りは
    • 王様セーブ(冒険の書)
    • 「中断の書」(クイックセーブ)
      が使えて、遊びやすい

そして、スマホ版とPS4/Switch版の違いは、

  • 縦画面+タッチ操作か
  • 横画面+コントローラーか

という「遊ぶ環境」の差が中心です。


個人的な結論としては、

  • 「とにかく手軽にロト三部作を触ってみたい」ならスマホ版 or Switch版
  • 「家で腰を据えて遊びたい」「コントローラー派」ならPS4/Switch版
  • 「すごろく場やモンスターアニメーション含めて“あの頃の要素”を求めている」なら、スーパーファミコン版/ゲームボーイカラー版かHD-2D版も候補に入れる

…という整理が分かりやすいかな、と思います。

ドラクエ3は、どのバージョンでも「勇者ロトの物語」をきちんと体験できる名作です。
自分の遊び方に合った機種を選んで、じっくり旅を楽しんでみてください。

では、本日はここまでで終わります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。