【ドラクエ3】街BGM一覧と流れる場所まとめ

これは「街・村BGMだけ」をまとめて聴き直したい方向けの記事です 原作ファミコン版と、スーパーファミコン版・ゲームボーイカラー版・スマートフォン版・HD-2D版での違いにも触れています ストーリーの致命的なネタバレは避けつつ、終盤の町名など一部伏せ字で表記します

こんにちは。ゆずかきです。

ドラクエ3を遊んでいると、町に入った瞬間のBGMで、その場所の空気感が一気に変わる感覚、ありませんか? アリアハンの明るい賑わい、レーベののどかさ、ジパングの和風テイスト……。

この記事では、

  • 街/村のBGMがどの町・村で流れるのか
  • リメイク版やHD-2D版でBGMがどう変わったのか
  • 街BGMを意識して聴くと、プレイがちょっと楽しくなるポイント

をまとめていきます。

作曲はシリーズおなじみの すぎやまこういち。 交響組曲では「世界をまわる(街〜ジパング〜ピラミッド〜村)」という1つの組曲の中に収録されていて、 フィールドを旅しながら各地の街BGMを巡るイメージで構成されています。

それでは、街BGMの世界を一緒に整理していきましょう。


目次

1. ドラクエ3の街BGMの基本と前提
2. 街BGM一覧と流れる場所(バージョン別ざっくり表)
3. 曲ごとの雰囲気と役割をざっくり解説
4. 昼・夜・イベントで変わる街BGMの仕組み
5. 街BGMを意識して聴くと楽しいプレイのしかた
6. まとめ:街BGMで世界の広がりを味わう


1. ドラクエ3の街BGMの基本と前提

まずは、「ドラクエ3の街BGMってそもそも何曲あるの?」というところから整理します。

街・村BGMのざっくり分類

ドラクエ3で、いわゆる「町や村のフィールド」で流れるBGMは、主に次のように分類できます。

  • 街/街の夜

    • 大きめの城下町や商業都市などで流れる、テンポの速い賑やかな曲
  • 村/村の夜

    • 小さめの村や集落で流れる、牧歌的でのどかな曲
  • ジパング

    • ジパング専用の和風BGM
  • ねむりの村

    • リメイク版以降のノアニールで、人々が眠らされている時にだけ流れるアレンジ曲
  • アレフガルドの街(街の人々)

    • リメイク版のアレフガルド地方の町・村専用BGM(DQ1からの再登場)
  • (番外編)鎮魂歌

    • 元は全滅時のBGMだが、リメイク版以降は一部の村・町が「廃墟状態」の時にも使われる

※この記事では、ダンジョン用の「ピラミッド」などは基本的に除外していますが、
交響組曲でまとめて聴く時の文脈上、軽く触れる箇所があります。

この記事のバージョン前提

  • 原作ファミコン版
  • スーパーファミコン版 / ゲームボーイカラー版 / スマートフォン版(いわゆるリメイク版)
  • HD-2D版(BGMは東京都交響楽団のオーケストラ音源を採用)

を対象にしています。

「ここはファミコン版だと街、リメイク版だと村BGMになっている」といった差分もあるので、 表では“ファミコン版”と“リメイク版/HD-2D版”で分けて書くようにしています。


2. 街BGM一覧と流れる場所(バージョン別ざっくり表)

まずは「どの曲がどの町・村で使われているか」を一覧にしてから、あとで細かく見ていきます。

下の表では、代表的な街BGMと、その曲が流れる場所をバージョン別でまとめています。

曲名 分類 主な使用場所
(スーパーファミコン・ゲームボーイカラー・スマートフォン・HD-2D)
ファミコン版での主な違い
街/街の夜 町BGM ・アリアハン城下町
・ロマリア城下町
・ノアニール(※ファミコン版のみ街、リメイク版では村系に変更)
・アッサラーム
・イシス城下町
・バハラタ
・ランシール
・サマンオサ城下町(ボストロール撃破後)
・○○○○バーク(第3段階以降) など
・アリアハン城下町
・ノアニール
・アッサラーム
・イシス城下町
・バハラタ
・ランシール
・サマンオサ城下町
・○○○○バーク
・ラダトーム城下町 / ドムドーラ / メルキド / リムルダール(アレフガルド地方の町)
村/村の夜 村BGM ・レーベ
・カザーブ
・エルフの隠れ里
・ムオル
・テドン(※昼は鎮魂歌に差し替え、後述)
・スー
・変化老人の家
・ルザミ
・マイラ(ファミコン版のみ村BGM、リメイク版以降はアレフガルドの街に変更)
・海賊の家
・ノアニール(目覚めの粉使用後)
・○○○○バーク(第1~2段階)
・グリンラッド(HD-2D版) など
上記とほぼ同じ+マイラも村BGMのまま
(アレフガルド地方で「村」とされる場所は村BGM)
ジパング 村系BGM
(専用)
・ジパング全域
・ヒミコの宮殿(※リメイク版以降は宮殿内で専用の前奏が使われる)
基本的に同じ。ジパング専用曲として使用
ねむりの村 村BGMアレンジ ・ノアニール(住人が眠らされている期間中のみ)
※リメイク版以降で追加されたスローテンポのアレンジ
ファミコン版には存在せず、ノアニールは通常の「街」が流れる
アレフガルドの街
(街の人々)
町BGM ・ラダトーム城下町
・マイラ
・リムルダール
・メルキド
・ドムドーラ など
(アレフガルド側の町・村全般)
・ラダトーム城下町 / ドムドーラ / メルキド / リムルダールは「街」
・マイラは「村」BGM
鎮魂歌 全滅BGM
+廃墟BGM
・テドン(昼/リメイク版)
・HD-2D版:サマンオサ城下町(ボストロール撃破前) など
全滅時のみ再生されるBGM
(街では使われない)

※町名リストは、ドラゴンクエスト大辞典やサウンドトラックの曲目解説などを手がかりに整理しています。


3. 曲ごとの雰囲気と役割をざっくり解説

一覧だけだと「ふーん」で終わってしまうので、ここからは各曲の雰囲気や、どんな場面に合っているのかを簡単に見ていきます。

3-1. 街/街の夜

  • 交響組曲では「世界をまわる」の1曲目を飾る、明るくテンポの速い曲。
  • アリアハン城下町が初出なので、プレイヤーにとっては「ドラクエ3の街=この曲」という印象になりやすいです。

特徴としては、

  • 高音の木管が細かく動くフレーズ
  • 軽やかなリズムで「活気のある城下町」感を表現
  • サビに向かってスケール感が広がっていく

といったところ。

体感として、「ロマリア」「アッサラーム」「イシス」など、
人も店も多い“都市”っぽい場所はこのBGMになっていると思っておくと分かりやすいです。

夜になるとテンポを落とした「街の夜」に変わり、 昼のにぎやかさから一歩引いたような、落ち着いた雰囲気になります。


3-2. 村/村の夜

  • 「世界をまわる」のラストを飾る、木管主体の牧歌的な曲。
  • レーベやカザーブのような「小さな村」を中心に使われます。

特徴は、

  • ゆったりしたテンポ
  • クラリネットやフルートで描かれる穏やかなメロディ
  • 2周目で楽器が入れ替わり、時間の流れ(朝〜夕方〜夜)が感じられるアレンジ

など。

ドラクエ3はダンジョンやボス戦の印象が強い作品ですが、
「村」のBGMは時間帯の移り変わりを一曲の中で表現しているのが面白いところです。

リメイク版以降は、夜になるとイントロ付きの「村の夜」アレンジに切り替わり、 同じメロディでも静かな夜の空気感を強く感じるようになりました。


3-3. ジパング

  • ジパング専用のBGMで、「村」カテゴリに入りつつも専用曲扱い。

和楽器風の音色とリズムを取り入れた、 「いかにも和風ファンタジーの国」という世界観を作るための一曲になっています。

なお、リメイク版以降は、ヒミコの宮殿内で「前奏部分」が強調されたバージョンが使われるなど、 同じモチーフでも場面に合わせて聴こえ方が変わります。

ジパングは外界との交流が少ない国として描かれていて、 街並みやイベントのクセの強さも含めて、 BGMごと一気に異文化に放り込まれる感じがします。


3-4. ねむりの村

  • リメイク版以降で追加された、ノアニールの「眠りイベント専用BGM」
  • 基本メロディは「村」のままですが、テンポをかなり落とし、音数を減らしたアレンジになっています。

ノアニールは、イベント中は村人たちが全員眠ってしまっている状態なので、 普通の村BGMを流すと雰囲気が合わないんですよね。

そこで、

  • 通常:牧歌的で温かい「村」
  • イベント中:静かで不穏さも感じる「ねむりの村」

という切り替えで、同じメロディから全く違う印象を引き出しています。


3-5. アレフガルドの街(街の人々)

リメイク版ドラクエ3でアレフガルド地方に行くと、 DQ1の町BGM「街の人々(アレフガルドの街)」が流れます。

  • ラダトーム城下町
  • マイラ
  • リムルダール
  • メルキド
  • ドムドーラ

など、DQ1でおなじみの町・村を歩いている時に聴く曲です。

ここは「ロト三部作のつながり」を感じさせるための演出なので、
BGMだけでも「あ、世界が1作目につながったんだ」と分かる仕掛けになっています。

ファミコン版では、

  • ラダトーム城下町 / ドムドーラ / メルキド / リムルダール → 「街」
  • マイラ → 「村」

という分け方になっていたので、 リメイク版以降で統一されたことで「DQ1の世界に接続された感」が強まりました。


3-6. 鎮魂歌(番外編)

本来は全滅時のBGMですが、リメイク版以降は一部の「廃墟になった村・町」のBGMとしても使われています。

  • リメイク版:テドン(昼)がこの曲に差し替え
  • HD-2D版:サマンオサ城下町(ボストロール撃破前)で使用

といった形で、「かつては人の営みがあった場所」の寂しさを表現する役割になっています。


4. 昼・夜・イベントで変わる街BGMの仕組み

ドラクエ3の街BGMは、単に「町=街、村=村」と単純に分けただけではなく、 時間帯やイベント進行で変化するのがポイントです。

ここでは代表的なパターンだけピックアップします。


4-1. 昼と夜での切り替え(街/街の夜・村/村の夜)

リメイク版ドラクエ3(スーパーファミコン版以降)では、

  • 昼:街 or 村(原曲)
  • 夜:街の夜 or 村の夜(テンポを落とし、静かなアレンジ)

という形で、同じ曲の昼夜バージョンが用意されています。

特に印象が変わるのは、

  • アリアハン・ロマリア・アッサラームなどの「街」系
  • レーベ・スーなどの「村」系

で、同じ場所でも昼は賑やか、夜は落ち着いた雰囲気になります。

「夜のレーベで村の夜を聴きながら宿屋に泊まる」とか、
ゆっくり歩き回る遊び方もおすすめです。


4-2. ノアニール:ねむりの村 → 村

ノアニールは、バージョンごとにBGMの扱いが少しややこしい場所です。

  • ファミコン版

    • 通常時:街(他の大きな町と同じ扱い)
    • 眠りイベントはあるが、専用曲はなし
  • リメイク版以降

    • 眠りイベント中:ねむりの村(村BGMのスローテンポアレンジ)
    • 目覚めの粉で住人を起こした後:村

という流れに変わっています。

同じ場所でも、

  1. 廃村のような静けさ(ねむりの村)
  2. 事件解決後の日常(村)

BGMで“前後のコントラスト”を付けているのがポイントです。


4-3. テドン:村 → 鎮魂歌

テドンは、リメイク版で最もBGMの扱いが劇的に変わった村です。

  • ファミコン版

    • 廃墟イベントはあるが、村BGMのまま
  • リメイク版(スーパーファミコン・ゲームボーイカラー・スマートフォン)

    • 昼:鎮魂歌
    • 夜:イベント演出に合わせて村の状態やBGMが変化

「鎮魂歌」は本来は全滅時の曲なので、 村全体が悲しみや喪失感に包まれていることを、BGMで強く印象づける役割を持つようになりました。


4-4. サマンオサ城下町:鎮魂歌 → 街(HD-2D版)

HD-2D版では、サマンオサ城下町のBGMがイベント進行で切り替わります。

  • ボストロール討伐前:鎮魂歌
  • ボストロール討伐後:街

という流れで、

  • 呪いの支配下にある不穏な雰囲気
  • 解放後の平和な城下町

をBGMの変化でハッキリと描き分けています。

HD-2D版はグラフィックだけでなく、
「同じ場所でBGMが切り替わる瞬間」を体験させる演出がかなり丁寧です。


5. 街BGMを意識して聴くと楽しいプレイのしかた

ここからは、完全にプレイ体験寄りの話です。

攻略上はBGMを意識しなくても進められますが、 街BGMにちょっと耳を向けるだけで、ロトの世界の見え方が変わると思うので、 個人的におすすめの「聴きどころ」をメモしておきます。


5-1. アリアハン〜ロマリア:街BGMで“旅の始まり”を味わう

旅のスタート地点であるアリアハン城下町は、 プレイヤーが最初に聴く「街」のBGMです。

  • 王様の「王宮のロンド」から城下町の「街」へ
  • フィールドに出ると「冒険の旅」へ

と音楽が切り替わるこの最初の一連だけでも、 「王国に生まれた勇者が、世界へ旅立つ」物語がBGMで完結しているのが分かります。

ロマリアに着く頃には、同じ「街」でも、

  • 王国っぽいアリアハン
  • 大陸全体の中心として栄えているロマリア

と、微妙に違う印象を受けるので、 城下町の中を歩きながらBGMの“聴こえ方”を比べてみるのもおすすめです。


5-2. レーベ・スー:村BGMで「世界の端っこ感」を味わう

レーベやスーのような村は、世界地図の端や辺境にあることが多いです。

  • 中心から離れた、素朴で静かな暮らし
  • しかし、主人公たちにとっては重要な情報源にもなる

という立ち位置の村が多く、

  • レーベ:旅の序盤に立ち寄る、静かな故郷に近い村
  • スー:独自の文化を持つ少数民族の村

など、同じ「村」のBGMでも感じ方はかなり違います。


5-3. ノアニール:ねむりの村 → 村の切り替えを意識して聴いてみる

リメイク版以降のノアニールは、

  1. ねむりの村(事件発生中)
  2. 村(事件解決後)

という、同じ場所でBGMが変化する代表例です。

  • 事件前後でBGMを意識して聴き比べる
  • 住民のセリフや村の空気と、BGMの印象の差を味わう

という視点でプレイすると、 「ただイベントを消化した」以上の体験になると思います。


5-4. アレフガルド:DQ1とBGMを照らし合わせる

リメイク版ドラクエ3でアレフガルドに到達した時、

  • BGMが「アレフガルドの街(街の人々)」に切り替わる
  • ラダトーム城下町やマイラなど、DQ1の記憶と重なる

という体験ができます。

もしDQ1も遊んだことがあるなら、

  • 「同じBGMが、時間軸の違う世界でどう使われているか」
  • 「3→1へと歴史が繋がっている感覚」

を意識しながら歩いてみるのも楽しいです。


6. まとめ:街BGMで世界の広がりを味わう

ここまで、ドラクエ3の街・村BGMと、それが流れる場所を整理してきました。

要点を改めてまとめると、

  • ドラクエ3の街BGMは主に

    • 「街/街の夜」
    • 「村/村の夜」
    • 「ジパング」
    • 「ねむりの村」
    • 「アレフガルドの街(街の人々)」
    • (番外編)「鎮魂歌」 によって構成されている
  • どの町・村でどの曲が流れるかは、 ファミコン版とリメイク版・HD-2D版で少しずつ違いがある
  • ノアニール・テドン・サマンオサ・○○○○バークなど、 イベント進行でBGMが切り替わる街は、物語の転機を象徴するポイントになっている

攻略だけならBGMは「流れているだけ」の存在ですが、 少し耳を傾けてみると、

  • その町がどんな歴史や文化を持っているのか
  • 物語の今が、世界の中でどんな位置にあるのか

といった情報まで、音楽から受け取れるようになってきます。

ドラクエ3をプレイする時は、 ぜひ一度、「今日は街BGMを意識して旅してみようかな」という遊び方も試してみてください。 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。