
この記事は、マイクラのスコアボードを初めて触る方向けの解説です
Java版と統合版(BE)では、一部の構文や使える機能が違います
この記事では、まず安全に動かせる基本コマンドから順番に紹介します
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラで配布マップやサーバーに入った時、画面右側に「ポイント」「死亡回数」「残り時間」みたいな表示が出ているのを見たことはありませんか?
あれが、今回解説するスコアボードです。
スコアボードは、簡単に言うと、プレイヤーやエンティティに数字を持たせて、それを画面に表示したり、コマンドで判定に使ったりできる仕組みです。
たとえば、次のようなことができます。
- 死亡回数をカウントする
- プレイヤーごとのポイントを表示する
- ミニゲームの得点表を作る
- タイマーや進行度管理に使う
- コマンドブロックやデータパックの内部処理に使う
最初はコマンドが長く見えて難しそうですが、実際に使う流れはかなりシンプルです。
オブジェクトを作る → 表示する → 点数を入れる
まずはこの3ステップだけ覚えればOKです👌
※本記事では、マイクラJava版1.21系列、および現在の統合版(BE)のスコアボード仕様を前提に解説しています。
※ワールド設定でチートがOFFの場合、統合版ではコマンドが使えないため注意してください。
※サーバーで使う場合は、権限(OP権限など)が必要になる場合があります。
目次
1. スコアボードとは?
2. スコアボードで覚えるべき3つの要素
3. Java版と統合版の違い
4. まずは最小構成でスコアボードを作る
5. スコアボードの表示方法|sidebar・list・belowname
6. スコアを増やす・減らす・リセットする方法
7. Java版で使える自動カウント系スコアボード
8. 統合版でスコアボードを使う場合の考え方
9. 実用例①:死亡回数を表示する方法
10. 実用例②:ポイント表示を作る方法
11. スコアボードが表示されない時のチェックポイント
12. まとめ
13. 参考文献
この記事で分かること
・マイクラのスコアボードの仕組み
・Java版/統合版で使える基本コマンド
・画面右側・TAB欄・名前下への表示方法
・死亡回数やポイント管理の作り方

1. スコアボードとは?
スコアボードとは、マイクラ内で数字を記録・編集・表示するためのコマンド機能です。
普通のサバイバルだけなら必須ではありませんが、次のような遊び方をするなら一気に便利になります。
- マルチサーバーでランキングを作る
- 配布マップで進行度を管理する
- ミニゲームで得点を数える
- コマンドブロックで条件分岐を作る
- データパックで内部用の変数として使う
たとえば「プレイヤーAは10点、プレイヤーBは3点」みたいに、プレイヤーごとに値を持たせることができます。
さらに、その値を画面右側に表示したり、一定以上の点数を持つプレイヤーだけにアイテムを渡したりもできます。
個人的には、スコアボードはマイクラのコマンドを本格的に触るなら避けて通れない基礎機能だと思っています。
ただし、最初から全部覚えようとすると混乱します。
まずは、次の章で紹介する3つだけ覚えましょう。

2. スコアボードで覚えるべき3つの要素
スコアボードを理解するうえで大事なのは、次の3つです。
- オブジェクト
- スコアホルダー
- スコア
名前だけ見ると難しそうですが、実際はかなり単純です。
| 要素 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| オブジェクト | 何を記録するかの項目名 | point / death / timer |
| スコアホルダー | 点数を持つ対象 | プレイヤー名 / @s / @a / ダミー名 |
| スコア | 実際に入っている数値 | 0 / 10 / -5 / 100 |
たとえば、次のようなイメージです。
point という項目に、ゆずかき というプレイヤーが 10点 を持っている
これをコマンドで表すと、こんな感じですね。
/scoreboard players set ゆずかき point 10
ここで、
pointがオブジェクトゆずかきがスコアホルダー10がスコア
という関係になります。
スコアボードでつまずく方は、この3つが混ざっていることが多いです。
まずは「項目」「対象」「数字」の3つに分けて考えると、かなり理解しやすくなりますよ。

3. Java版と統合版の違い
スコアボードは、Java版にも統合版にもあります。
ただし、同じ名前の機能でも、使える構文や得意なことが少し違います。
特に初心者さんが注意すべき違いはここです。
| 項目 | Java版 | 統合版(BE) |
|---|---|---|
| 基本の作成 | dummy以外の条件も使える |
条件は基本的にdummyのみ対応 |
| 死亡回数の自動カウント | deathCountで可能 |
deathCountは使えないため工夫が必要 |
| 討伐数の自動カウント | totalKillCountなどで可能 |
totalKillCountは使えないためコマンドブロック等で管理する考え方 |
| 画面右側表示 | sidebar |
sidebar |
| 名前下表示 | below_name |
belowname |
| 並び順指定 | 表示枠とオブジェクトを指定する | sidebar/listで必要に応じて昇順・降順指定を使える |
特に大事なのが、Java版の below_name と、統合版の belowname は名前が違うという点です。
古いJava版の記事では belowName と書かれている場合もありますが、現在のJava版では below_name を使います。
ここ、地味にハマりやすいです。
筆者も最初に古い記事を見ながら入力して、エラーが出て「なんで?」となったポイントでした。
注意!
この記事では、Java版は現在の構文に合わせてbelow_nameと書きます。
統合版ではbelownameです。

4. まずは最小構成でスコアボードを作る
ここからは、実際にコマンドを入力してスコアボードを作っていきます。
今回は例として、ポイントを表示するスコアボードを作りますね。
オブジェクト名は point、表示名は「ポイント」にします。
Java版の場合
まず、ポイント用のオブジェクトを作ります。
/scoreboard objectives add point dummy "ポイント"
次に、画面右側に表示します。
/scoreboard objectives setdisplay sidebar point
最後に、自分のスコアを0に設定します。
/scoreboard players set @s point 0
これで、画面右側に「ポイント」という表示が出れば成功です👌
統合版の場合
統合版も、作成まではほぼ同じです。
/scoreboard objectives add point dummy "ポイント"
画面右側に表示する時は、並び順を付けることもできます。
点数が高い人を上に出したいなら descending を使います。
/scoreboard objectives setdisplay sidebar point descending
自分のスコアを0にします。
/scoreboard players set @s point 0
これで統合版でも、右側にポイント表示が出ます。
最初に覚える流れ
スコアボードの基本は、下記の順番です。
objectives addで項目を作るsetdisplayで表示場所を決めるplayers setで点数を入れる
いきなり複雑な条件分岐を作るより、まずはこの3つを手入力して、表示されるところまで確認するのがおすすめです。

5. スコアボードの表示方法|sidebar・list・belowname
スコアボードは、作っただけでは画面に出ません。
画面に出すには、setdisplay で表示場所を指定する必要があります。
主に使う表示枠は、次の3つです。
| 表示枠 | Java版の指定 | 統合版の指定 | 表示場所 |
|---|---|---|---|
| サイドバー | sidebar |
sidebar |
画面右側 |
| プレイヤーリスト | list |
list |
TAB欄・一時停止画面など |
| 名前の下 | below_name |
belowname |
プレイヤー名の下 |
画面右側に表示する
一番よく使うのは、画面右側のサイドバーです。
Java版:
/scoreboard objectives setdisplay sidebar point
統合版:
/scoreboard objectives setdisplay sidebar point descending
ミニゲームの得点、死亡回数、タイマー表示などは、ほぼこの sidebar でOKです。
TAB欄に表示する
Java版では、list を使うとTABキーで開くプレイヤーリスト側に表示できます。
/scoreboard objectives setdisplay list point
統合版では、一時停止画面などで確認する枠として使います。
/scoreboard objectives setdisplay list point descending
常に画面に出したいなら sidebar、必要な時だけ確認するなら list という使い分けが分かりやすいです。
プレイヤー名の下に表示する
Java版:
/scoreboard objectives setdisplay below_name point
統合版:
/scoreboard objectives setdisplay belowname point
名前の下に体力やポイントを出したい時に便利です。
ただし、Java版の below_name はシングルプレイでは確認できない場合があります。マルチ環境や別プレイヤー視点で確認する用途だと思っておくと良いです。
表示を消す方法
表示を消したい時は、表示枠だけ指定して、オブジェクト名を省略します。
Java版の例:
/scoreboard objectives setdisplay sidebar
統合版でも、同じように表示枠を空にできます。
/scoreboard objectives setdisplay sidebar
「スコアボードを削除したい」のか、「画面から消したいだけ」なのかで使うコマンドが違うので注意しましょう。
画面から消すだけなら setdisplay、完全に消すなら objectives remove です。

6. スコアを増やす・減らす・リセットする方法
スコアボードを作ったら、次は数値を操作してみましょう。
ここでは、point というオブジェクトがすでにある前提で解説します。
スコアを設定する
点数を直接指定するなら set です。
/scoreboard players set @s point 10
これで、自分の point が10になります。
スコアを増やす
点数を増やすなら add です。
/scoreboard players add @s point 1
コインを拾った時に1点増やす、敵を倒したら10点増やす、みたいな用途で使いやすいです。
スコアを減らす
点数を減らすなら remove です。
/scoreboard players remove @s point 1
ショップでポイントを消費する時などに使えますね。
スコアをリセットする
スコアを消すなら reset です。
/scoreboard players reset @s point
ここで注意です。
reset は「0にする」というより、そのオブジェクトから対象のスコアデータを消すコマンドです。
画面右側に表示している場合、対象の名前が消えることがあります。
単純に0点として残したいなら、下記のように set を使いましょう。
/scoreboard players set @s point 0
オブジェクト自体を削除する
作ったスコアボードを完全に削除するなら、こちらです。
/scoreboard objectives remove point
このコマンドを実行すると、point に入っていたスコアもまとめて消えます。
作り直したい時以外は、うっかり実行しないようにしてくださいね。

7. Java版で使える自動カウント系スコアボード
Java版のスコアボードには、ゲーム内の出来事に合わせて自動で増える条件があります。
これがかなり便利です。
代表的なものを表にまとめます。
| 条件 | 内容 | 使い道 |
|---|---|---|
dummy |
コマンドで手動管理する | ポイント、タイマー、フラグ管理 |
deathCount |
死亡回数をカウントする | 死亡回数表示、縛りプレイ |
playerKillCount |
プレイヤーを倒した回数をカウントする | PvPスコア |
totalKillCount |
モブやプレイヤーの討伐数をカウントする | 討伐数ランキング |
health |
体力を反映する | 名前下の体力表示 |
trigger |
プレイヤーが/triggerで変更できる |
投票、設定切替、簡易メニュー |
たとえば、死亡回数を表示したいなら、Java版ではこれだけで項目を作れます。
/scoreboard objectives add death deathCount "死亡回数"
そしてサイドバーに表示します。
/scoreboard objectives setdisplay sidebar death
これで、プレイヤーが死亡するたびに自動で増えていきます。
コマンドブロックで毎回加算する必要がないので、とても楽です。
討伐数ならこちらです。
/scoreboard objectives add kill totalKillCount "討伐数" /scoreboard objectives setdisplay sidebar kill
PvPだけを数えたいなら、playerKillCount を使います。
/scoreboard objectives add pvp playerKillCount "対人キル" /scoreboard objectives setdisplay sidebar pvp
Java版の体力表示
プレイヤー名の下に体力を表示したい場合は、health が便利です。
/scoreboard objectives add hp health "HP" /scoreboard objectives setdisplay below_name hp
ただし、先ほども書いた通り、below_name はシングルプレイでは確認しづらいです。
マルチプレイで、他プレイヤーの名前下に出す用途だと分かりやすいと思います。

8. 統合版でスコアボードを使う場合の考え方
統合版でもスコアボードは使えます。
ただし、Java版の deathCount や totalKillCount のような自動カウント系をそのまま使う感覚ではなく、dummyの数値をコマンドで管理する考え方が基本になります。
統合版でまず覚えるべき作り方は、これです。
/scoreboard objectives add point dummy "ポイント" /scoreboard objectives setdisplay sidebar point descending /scoreboard players set @s point 0
そのうえで、イベントが起きたタイミングで点数を増減させます。
/scoreboard players add @s point 1
/scoreboard players remove @s point 1
統合版でスコアボードを使うなら、まずは次の用途がおすすめです。
- ミニゲームの得点
- プレイヤーごとのポイント
- コマンドブロックで管理するカウンター
- ランダム値の保存
- 範囲判定や進行度管理
統合版のrandomは便利
統合版には、スコアにランダムな値を入れる random があります。
/scoreboard players random @s point 1 4
これで、point に1〜4のどれかが入ります。
抽選、ランダム報酬、ミニゲームの役職決めなどに使えますね。
Java版でスコアにランダム値を入れたい場合は、/random と execute store result score などを組み合わせる別の作り方が必要になるので、ここは統合版の分かりやすい長所だと思います。

9. 実用例①:死亡回数を表示する方法
ここからは、実際によく使う形を紹介します。
まずは、死亡回数表示です。
Java版:死亡回数を自動で表示する
Java版では、deathCount を使うだけで死亡回数を自動カウントできます。
/scoreboard objectives add death deathCount "死亡回数"
画面右側に表示します。
/scoreboard objectives setdisplay sidebar death
これで、プレイヤーが死亡するとスコアが増えます。
サバイバル企画やハードコア風の縛りプレイで、かなり使いやすいです。
リセットしたい時は、全員分を0にします。
/scoreboard players set @a death 0
完全にスコアデータを消すなら reset でも良いですが、死亡回数表示を続けるなら0に戻す方が分かりやすいです。
/scoreboard players reset @a death
統合版:死亡回数は別設計が必要
統合版では、Java版の deathCount と同じノリで死亡回数を自動表示するのは難しいです。
そのため、初心者さん向けには、まず死亡回数ではなくポイント表示や進行度表示から始めるのがおすすめです。
統合版で死亡検知まで作り込みたい場合は、コマンドブロック構成やアドオン側の仕組みが絡むことがあります。
この記事では、仕様違いでハマらないように、統合版は dummy を使ったスコア管理を基本として考えてください。

10. 実用例②:ポイント表示を作る方法
次は、ポイント表示です。
こちらはJava版でも統合版でも作りやすいので、最初の練習にちょうど良いです。
ポイント用の項目を作る
Java版・統合版どちらも、まずは dummy で作ります。
/scoreboard objectives add point dummy "ポイント"
画面右側に表示する
Java版:
/scoreboard objectives setdisplay sidebar point
統合版:
/scoreboard objectives setdisplay sidebar point descending
全員を0点にする
/scoreboard players set @a point 0
ポイントを1増やす
/scoreboard players add @s point 1
ポイントを5減らす
/scoreboard players remove @s point 5
5点以上の人だけを対象にする
Java版では、scores を使うと点数で対象を絞れます。
たとえば、5点以上のプレイヤーにダイヤを渡すなら、次のような考え方です。
/execute as @a[scores={point=5..}] run give @s minecraft:diamond 1
その後、ポイントを5減らします。
/scoreboard players remove @a[scores={point=5..}] point 5
注意!
連続実行するコマンドブロックで使う場合、処理順を間違えると「アイテムだけ渡される」「ポイントだけ減る」などの事故が起きます。
まずは手入力で動作確認してから、コマンドブロックに入れるのがおすすめです。
この仕組みを応用すると、ポイントショップ、ミニゲーム報酬、クエスト進行などが作れます。
スコアボードは、コマンド遊びの土台として本当に便利です。

11. スコアボードが表示されない時のチェックポイント
コマンドは打ったのに表示されない
点数が入らない
エラーが出る
こういう時は、下のチェックポイントを見てください。
- [ ] オブジェクト名を作成済みか?
- [ ]
objectives addのあとにsetdisplayを実行したか? - [ ] スコアを持つ対象に
players setやplayers addを実行したか? - [ ] Java版で
belownameと入力していないか?現在はbelow_nameです - [ ] 統合版で
below_nameと入力していないか?統合版はbelownameです - [ ] 統合版の
sidebar/listで並び順を指定したい場合、ascending/descendingを付けているか? - [ ]
resetでスコアを消していないか?0に戻したいならset 0です - [ ] オブジェクト名と表示名を混同していないか?
- [ ] チートOFF、権限不足、サーバー側制限に引っかかっていないか?
よくあるミス:表示名を指定してしまう
たとえば、次のように作ったとします。
/scoreboard objectives add point dummy "ポイント"
この場合、内部名は point です。
表示名は「ポイント」です。
なので、点数を入れる時はこうです。
/scoreboard players set @s point 10
下記のように表示名を指定しても、基本的にはうまくいきません。
/scoreboard players set @s ポイント 10
コマンドで使うのは内部名、画面に出るのは表示名です。
ここはかなり大事です。
よくあるミス:作っただけで表示されると思っている
objectives add は、あくまで項目を作るだけです。
画面に出すには setdisplay が必要です。
/scoreboard objectives add point dummy "ポイント" /scoreboard objectives setdisplay sidebar point
この2つはセットで覚えておきましょう。

12. まとめ
以上、マイクラのスコアボードの仕組み・コマンド・表示方法を解説しました。
要点を整理すると、
- スコアボードは、プレイヤーやエンティティに数字を持たせる仕組み
- 基本は「オブジェクト」「スコアホルダー」「スコア」の3つで考える
- 最初は
dummyでポイント表示を作るのが分かりやすい - Java版では
deathCountやtotalKillCountなどの自動カウントが便利 - 統合版では
dummyを中心に、コマンドで数値を管理する考え方が安全 - Java版の名前下表示は
below_name、統合版はbelownameなので注意
スコアボードは、最初こそ難しく見えます。
でも、実際に触ってみると、かなり応用範囲が広い機能です。
死亡回数、ポイント、タイマー、ランキング、ミニゲーム、データパックの内部処理。
このあたりは、だいたいスコアボードが土台になります。
まずはこの記事の通りに、
/scoreboard objectives add point dummy "ポイント" /scoreboard objectives setdisplay sidebar point /scoreboard players set @s point 0
この3行を実行してみてください。
画面右側に「ポイント」が出れば、スコアボードの第一歩はクリアです👌
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にも便利装置やコマンド解説を紹介しているので、是非ご覧くださいね(^^♪

13. 参考文献
この記事を書くにあたり、以下の英語版Wiki・公式ドキュメントのページを参考にしています。