
この記事は「マイクラのレシピって何?」と疑問に思った方向けの記事です
Java版・統合版の違いも含めて、通常プレイ目線で整理しています
データパック・アドオンでレシピを触りたい方向けに、データ仕様も軽く解説します
こんにちは。ゆずかきです。
マイクラを始めたばかりの頃、インベントリを開いたら右側に出てくるレシピブックを見て、
「これって便利だけど、全部の作り方が最初から出るわけじゃないの?」と思ったことはありませんか?
また、少し慣れてくると、
「レシピが解放されました」って何?
レシピブックに出ないのに、手動で置いたらクラフトできるのはなぜ?
Java版と統合版でレシピの仕様は違うの?
データパックでレシピを追加できるって本当?
…こういう疑問も出てくると思います。
結論から言うと、マイクラのレシピとは、作業台・かまど・溶鉱炉・燻製器・石切台・鍛冶台などで、素材を別のアイテムへ変換するためのルールです。
普段のサバイバルでは「作り方一覧」くらいの感覚でOKですが、裏側ではかなりしっかりしたデータとして管理されています。
なのでこの記事では、初心者さんでも読めるように、通常プレイで役立つレシピの見方から、レシピ解放条件・Java版と統合版の違い・カスタムレシピのデータ仕様まで、順番に整理していきますね。
この記事を読めば、次のことが分かります。
- マイクラの「レシピ」とは何かが分かります👍
- レシピブックに出ない時の原因を切り分けできます👌
- Java版・統合版のレシピ仕様の違いが分かります
- データパックやアドオンのレシピJSONの考え方も理解できます(^^♪
それでは、やっていきましょう!
※本記事は、通常のサバイバルプレイで触れるレシピ仕様を中心に解説しています。
※Java版と統合版では、レシピブック・コマンド・カスタムレシピの仕様が異なる部分があります。
※ゲーム内仕様はバージョンにより変更されることがあるため、データパックやアドオン制作時は使用中のバージョンの仕様も確認してください。
目次
1. マイクラのレシピとは?
2. レシピブックとは?初心者はまずここを使えばOK
3. レシピの種類一覧|クラフト・製錬・石切台・鍛冶など
4. レシピの解放条件|なぜ急に「レシピが解放」されるの?
5. Java版と統合版のレシピ仕様の違い
6. レシピブックに出ない・作れない時のチェックポイント
7. レシピのデータ仕様|データパック・アドオン目線で解説
8. カスタムレシピでできること・できないこと
9. サバイバルで覚えておくと便利なレシピ知識
10. まとめ
11. 引用・参考文献
この記事で分かること
・マイクラのレシピの基本仕様
・レシピブックの使い方と解放条件
・Java版/統合版の違い
・データパック/アドオンでのレシピの考え方
1. マイクラのレシピとは?
マイクラのレシピとは、簡単に言うと、素材を別のアイテムに変換するための決まりごとです。
たとえば、
- 原木 → 木材
- 木材4個 → 作業台
- 丸石8個 → かまど
- 鉄鉱石を焼く → 鉄インゴット
- 石を石切台に入れる → 石のハーフブロックや階段
- ネザライト強化用鍛冶型+ダイヤ装備+ネザライトインゴット → ネザライト装備
こういう「何を入れたら何ができるか」を決めているのがレシピです。
サバイバルで見れば、レシピは作り方の一覧ですね。
ただしゲーム内部では、クラフトだけではなく、かまど・溶鉱炉・燻製器・焚き火・石切台・鍛冶台などの処理もレシピとして扱われます。
つまり、マイクラで言うレシピは、料理のレシピみたいな「手順メモ」ではなく、
素材Aを入れると、結果Bが出る
という変換ルールのことです。
ここを理解しておくと、レシピブックの見方も、カスタムレシピの意味もかなり分かりやすくなります。
レシピは「知らなくても作れる」場合が多い
初心者さんがまず混乱しやすいのがここです。
マイクラでは、レシピブックにまだ表示されていないアイテムでも、素材の配置を知っていればクラフトできる場合があります。
たとえば、レシピブックに出ていなくても、作業台に正しい形で素材を置けばクラフトできることがあります。
これは、レシピブックが「クラフト可能かどうか」そのものを常に縛っているわけではなく、基本的にはプレイヤー向けの案内機能として働いているためです。
ただし、Java版でdoLimitedCraftingのような制限が入っている場合は話が変わります。
その場合は、解放済みレシピしか作れない状態になることがあります。
普通のサバイバルで遊ぶだけなら、まずはこう覚えておくと分かりやすいです。
レシピ=ゲーム内の変換ルール
レシピブック=そのルールを見やすく表示する便利機能
ここを混同しないのが大事です。
2. レシピブックとは?初心者はまずここを使えばOK
レシピブックとは、ゲーム内で解放されたレシピを確認できる機能です。
Java版なら、インベントリ・作業台・かまど・溶鉱炉・燻製器などの画面で、レシピブックのアイコンを押すと開けます。
統合版では、サバイバルのインベントリや作業台の画面からレシピブックを使います。
初心者さんは、まずこのレシピブックを見ながらクラフトすればOKです。
素材が足りているレシピはそのまま作れますし、足りない場合は赤く表示されるので、必要な素材を確認できます。
レシピブックでできること
レシピブックでは、主に次のことができます。
- 解放済みレシピの確認
- 作れるレシピだけを表示
- アイテム名で検索
- 作業台のマスへ素材を自動配置
- Java版のかまど系GUIでは、その装置に対応したレシピを表示
特に便利なのは、素材の自動配置です。
作業台を開いてレシピをクリックすると、持っている素材がクラフト欄に自動で並びます。
木材や棒、階段、ハーフブロックのように何度も作るアイテムは、手動で並べるよりかなり楽です。
「すべて表示」と「作れるものだけ表示」の違い
レシピブックには、すべての解放済みレシピを表示する状態と、今持っている素材で作れるものだけを表示する状態があります。
ここを切り替えていないと、
あれ?さっき見えていたレシピが消えた?
となりやすいです。
素材不足で見えなくなっているだけの場合もあるので、まずは表示切り替えを確認しましょう。
2×2クラフトと3×3クラフトの違い
インベントリ内のクラフト欄は2×2です。
作業台は3×3です。
そのため、インベントリのレシピブックでは、2×2で作れるものしか基本的に扱えません。
作業台が必要なレシピは、作業台を開かないと見つけづらいです。
たとえば、作業台・棒・木材のような簡単なものはインベントリで作れますが、かまどやチェスト、道具類は作業台を使う場面が多いです。
体験談っぽい注意点
序盤に「レシピブックに出ない!」と思った時、実は作業台を開いていないだけ…ということがよくあります。
レシピ探しで迷ったら、まず作業台を置いて開いてみてくださいね。
3. レシピの種類一覧|クラフト・製錬・石切台・鍛冶など
マイクラのレシピは、作業台だけではありません。
装置ごとに役割が分かれていて、それぞれ別のレシピとして扱われます。
👇下の表に、通常プレイでよく使うレシピの種類を整理しました。
| 種類 | 使うブロック | 代表例 | 覚えておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 定形クラフト | 作業台・インベントリ | ツルハシ、かまど、チェストなど | 素材の配置が重要 |
| 不定形クラフト | 作業台・インベントリ | 染料、ブレイズパウダー、簡単な花火のロケットなど | 素材の位置は基本自由 |
| 製錬 | かまど | 鉱石、原木、食料など | 幅広いアイテムを焼けます |
| 溶鉱炉 | 溶鉱炉 | 鉱石、金属装備のリサイクルなど | 鉱石・金属系に特化 |
| 燻製 | 燻製器 | 肉、魚、ジャガイモなど | 食料に特化 |
| 焚き火調理 | 焚き火・魂の焚き火 | 肉、魚、ジャガイモなど | 燃料なしで調理できます |
| 石切 | 石切台 | 階段、ハーフブロック、壁など | 石系建材の加工に便利 |
| 鍛冶 | 鍛冶台 | ネザライト装備、防具の装飾 | 鍛冶型を使うのが特徴 |
特に初心者さんに覚えてほしいのは、定形クラフトと不定形クラフトの違いです。
定形クラフト
定形クラフトは、素材を置く形が決まっています。
たとえばツルハシなら、上段に素材を3個、中央に棒を2本というように、形が大事です。
置く場所を間違えるとクラフト結果が出ません。
不定形クラフト
不定形クラフトは、素材の位置がある程度自由です。
たとえば、特定の素材を組み合わせれば、どのマスに置いても同じ結果になるタイプですね。
染料関係や一部の素材変換でよく見かけます。
かまど系レシピは装置ごとに違う
かまど・溶鉱炉・燻製器は似ていますが、使えるレシピが違います。
- かまど:汎用
- 溶鉱炉:鉱石・金属系
- 燻製器:食料系
「かまどでは焼けるのに燻製器では焼けない」「溶鉱炉に入らない」という時は、その装置の対応レシピではない可能性があります。
ここは意外とつまずきやすいので、序盤のうちに覚えておくと便利です。
4. レシピの解放条件|なぜ急に「レシピが解放」されるの?
マイクラを遊んでいると、画面右上に「新しいレシピが解放されました」という通知が出ることがあります。
これは、特定の条件を満たして、レシピブックに新しいレシピが登録されたという意味です。
主なレシピ解放のきっかけ
レシピが解放されるきっかけは、だいたい次のようなものです。
- レシピに関係する素材を入手する
- 実際にそのレシピを使ってクラフトする
- 特定の条件を満たす
- コマンドでレシピを付与する
- Java版では知恵の本を使う
たとえば、鉄インゴットを手に入れると、鉄装備やバケツ、ホッパーなど、鉄に関係するレシピがまとまって解放されます。
棒を入手すると、道具系のレシピが一気に見えるようになります。
この通知が出ると、初心者さんにとっては「次に何を作ればいいか」のヒントにもなります。
レシピ解放=クラフト許可ではない場合が多い
ここはかなり大事です。
普通のサバイバルでは、レシピが解放されていなくても、正しい素材配置を知っていればクラフトできることが多いです。
つまり、レシピ解放は基本的に、レシピブックに表示されるようになることだと考えると分かりやすいです。
ただし、Java版でdoLimitedCraftingのようなルールが有効なワールドでは、解放済みレシピしかクラフトできない状態になります。
配布マップやサーバーでは、この仕様を使って進行制限を作っていることもあります。
普通のワールドではあまり意識しなくて大丈夫ですが、配布ワールドを遊ぶ方は覚えておくと良いですね。
コマンドでレシピを解放・剥奪できる
Java版・統合版では、/recipeコマンドでレシピを解放したり、剥奪したりできます。
ただし、対象にできるレシピや細かい構文はエディションによって違います。
Java版での代表的な使い方は下記です。
/recipe give @p *
これは、対象プレイヤーにすべてのレシピを解放するコマンドです。
逆に、すべて剥奪したい場合は下記です。
/recipe take @p *
統合版でも/recipe giveと/recipe takeは使えますが、バニラレシピの解放・ロックに使うコマンドとして扱われます。
通常のサバイバルでは使わなくても大丈夫ですが、検証ワールドや配布マップ制作では便利です。
注意!
サーバー環境では、プラグイン側のコマンドと名前が競合する場合があります。
その場合は、/minecraft:recipeのように名前空間付きで実行する必要があるケースもあります。
5. Java版と統合版のレシピ仕様の違い
マイクラのレシピは、Java版と統合版でかなり似ています。
ただし、細かいところは同じではありません。
特に違いが出やすいのは、次の3つです。
- レシピブックの表示画面
- レシピ解放まわりの挙動
- カスタムレシピのデータ形式
Java版の特徴
Java版では、レシピブックをインベントリ・作業台・かまど・溶鉱炉・燻製器などで使えます。
また、データパックを使うことで、レシピを追加・変更できます。
Java版で自作レシピを作る場合は、データパック内にレシピJSONを入れる形になります。
さらに、Java版には知恵の本というアイテムがあります。
これは通常のサバイバルで自然に入手するものではなく、主にコマンドや配布マップ制作で使うアイテムです。
使うと、指定されたレシピをプレイヤーへ解放できます。
統合版の特徴
統合版でもレシピブックはありますが、Java版とは画面や分類が少し違います。
サバイバルでは、インベントリや作業台でレシピブックを使う形になります。
統合版では、1.20.30以降、レシピ解放システムが通常機能として使えるようになっています。
また、recipesUnlockゲームルールで、バニラレシピが進行に合わせて自動解放されるかどうかを制御できます。
統合版でレシピを追加・変更したい場合は、Java版のデータパックではなく、ビヘイビアーパックのレシピJSONを使います。
ここがかなり重要です。
Java版のデータパック用レシピJSONを、統合版にそのまま入れても動きません。
統合版は統合版用の形式で書く必要があります。
統合版のレシピJSONでは、format_versionやminecraft:recipe_shapedのような形式を使います。
Java版のtype: minecraft:crafting_shapedとは書き方が違うので、カスタムレシピを作る時は混ぜないようにしましょう。
Java版/統合版の違いまとめ
| 項目 | Java版 | 統合版 |
|---|---|---|
| レシピブック | インベントリ・作業台・かまど系などで使用 | 主にインベントリ・作業台で使用 |
| カスタムレシピ | データパックで追加・変更 | ビヘイビアーパックで追加・変更 |
| JSON形式 | typeでレシピ種類を指定 |
minecraft:recipe_〇〇形式を使用 |
| レシピ解放の制御 | /recipe、知恵の本、doLimitedCraftingなど |
/recipe、recipesUnlockなど |
| 知恵の本 | Java版の要素 | 基本的に使いません |
| 注意点 | バージョンでデータパックのフォルダ名や書式が変わることあり | アドオン用の公式ドキュメントに合わせる必要あり |
普通に遊ぶだけなら、Java版でも統合版でも「素材を集めてレシピブックを見る」で大丈夫です。
ただし、データを触る側になると別物です。
ここは混同しやすいので、カスタムレシピを作りたい方は特に注意してくださいね。
6. レシピブックに出ない・作れない時のチェックポイント
「レシピが出ない」
「素材はあるのに作れない」
「検索しても見つからない」
こういう時は、バグを疑う前に下の項目を確認しましょう。
1. 作業台を開いているか?
インベントリの2×2クラフト欄では作れないアイテムがあります。
かまど、チェスト、ツルハシ、防具など、3×3の配置が必要なものは作業台を開かないと作れません。
まずは作業台を置いて、その作業台の画面でレシピブックを開いてみてください。
これだけで解決することがかなり多いです。
2. 「作れるものだけ表示」になっていないか?
レシピブックが「作れるものだけ表示」になっていると、素材が足りないレシピは見えなくなります。
目的のレシピが見つからない時は、すべて表示に切り替えてみましょう。
3. 素材の種類が違っていないか?
見た目が似ていても、素材として扱われるかどうかが違う場合があります。
たとえば、石・丸石・滑らかな石・深層岩系ブロックなどは、見た目が近くてもレシピでは別物です。
木材も種類によって見た目が違いますが、多くのレシピでは木材タグとしてまとめて使えるものと、特定種類を要求されるものがあります。
「似ているから大丈夫」と思わず、レシピブックで素材名を確認しましょう。
4. 使っている装置が違っていないか?
かまど・溶鉱炉・燻製器は、それぞれ対応レシピが違います。
- 鉱石や金属系 → 溶鉱炉で処理できることが多い
- 食料 → 燻製器で処理できることが多い
- その他いろいろ → かまどが無難
「溶鉱炉に入らない」「燻製器で焼けない」という時は、その装置の対応レシピではない可能性があります。
迷ったら、まずはかまどで試すのが安全です。
5. レシピがまだ解放されていないだけでは?
素材をまだ一度も拾っていない場合、レシピブックに表示されないことがあります。
たとえば鉄インゴットを入手していない段階では、鉄系のレシピが見えていないことがあります。
素材を入手すると一気に解放されることがあるので、まずは関連素材を一度インベントリに入れてみましょう。
6. ワールドルールで制限されていないか?
配布マップやサーバーでは、レシピ解放を進行管理に使っている場合があります。
Java版でdoLimitedCraftingが有効な場合、レシピを知っているだけでは作れず、レシピ自体が解放されている必要があります。
統合版では、recipesUnlockや/recipeコマンドまわりの設定・処理が影響している場合があります。
通常のサバイバルではあまり触れませんが、マップ制作・サーバー運営では重要な仕様です。
レシピが出ない時のチェックリスト
- [ ] 作業台を開いているか?
- [ ] 「作れるものだけ表示」になっていないか?
- [ ] 素材の種類を間違えていないか?
- [ ] かまど・溶鉱炉・燻製器の使い分けを間違えていないか?
- [ ] 関連素材を一度インベントリに入れたか?
- [ ] 配布マップやサーバー側でレシピ制限が入っていないか?
- [ ] Java版/統合版の仕様差を混同していないか?
7. レシピのデータ仕様|データパック・アドオン目線で解説
ここからは少しだけ技術寄りです。
ただし、なるべく難しくならないように、通常プレイヤーにも分かる形で整理しますね。
マイクラのレシピは、内部的にはデータとして管理されています。
Java版ではデータパック、統合版ではビヘイビアーパックを使うことで、レシピを追加・変更できます。
Java版のレシピデータ
Java版のレシピは、データパック内のレシピJSONとして管理されます。
近年のJava版では、レシピファイルは主に下記のような場所に入れます。
data/<名前空間>/recipe/<レシピ名>.json
たとえば、yuzukakiという名前空間でcustom_tableというレシピを作るなら、イメージはこうです。
data/yuzukaki/recipe/custom_table.json
古い解説記事では、recipesという複数形のフォルダ名が出てくることがあります。
これは古いバージョンの情報である可能性があります。
注意!
Java版のデータパック仕様は、バージョンによってフォルダ名やJSONの書式が変わることがあります。
1.21系のデータパックを触る場合、古い1.20系以前の記事をそのまま使うと動かないことがあります。
Java版レシピJSONの基本形
Java版のレシピJSONでは、まずtypeでレシピの種類を指定します。
たとえば、形が決まっているクラフトならminecraft:crafting_shapedです。
形が自由なクラフトならminecraft:crafting_shapelessです。
Java版1.21.2以降では、レシピ材料の書き方が簡略化されています。
アイテムはminecraft:oak_planksのように書けて、タグは#minecraft:planksのように書けます。
定形クラフトの例
{ "type": "minecraft:crafting_shaped", "category": "building", "pattern": [ "PP", "PP" ], "key": { "P": "#minecraft:planks" }, "result": { "id": "minecraft:crafting_table", "count": 1 } }
この例では、
type:レシピの種類category:レシピブック上の分類pattern:クラフト欄での形key:記号に対応する素材result:完成するアイテム
を指定しています。
patternのPが、keyで#minecraft:planksに対応しているわけですね。
不定形クラフトの例
{ "type": "minecraft:crafting_shapeless", "category": "misc", "ingredients": [ "minecraft:blaze_rod" ], "result": { "id": "minecraft:blaze_powder", "count": 2 } }
不定形クラフトでは、patternやkeyを使いません。
その代わり、ingredientsに必要素材を並べます。
この違いを覚えると、カスタムレシピの読み書きがかなり楽になります。
統合版のレシピデータ
統合版では、ビヘイビアーパック内のrecipesフォルダにレシピJSONを置きます。
イメージとしては下記です。
behavior_packs/<パック名>/recipes/<レシピ名>.json
統合版のレシピJSONは、Java版とは書き方が違います。
たとえば、定形クラフトならminecraft:recipe_shapedのような形を使います。
統合版の例はこのような雰囲気です。
{ "format_version": "1.20.10", "minecraft:recipe_shaped": { "description": { "identifier": "yuzukaki:custom_table" }, "tags": ["crafting_table"], "pattern": [ "PP", "PP" ], "key": { "P": { "tag": "minecraft:planks" } }, "result": { "item": "minecraft:crafting_table", "count": 1 } } }
統合版では、1.20.0以降の形式でdataによるアイテムの種類指定は非推奨です。
色違いや種類違いのアイテムを扱う場合は、現在の形式に合わせたアイテムIDやタグを使うようにしましょう。
Java版と統合版では、似ているようで構造が違います。
とくに、下記の違いは必ず意識してください。
- Java版:
typeでレシピ種類を指定 - 統合版:
minecraft:recipe_shapedなどの中に内容を書く - Java版:データパック
- 統合版:ビヘイビアーパック
- Java版のJSONを統合版へそのまま流用しない
ここを間違えると、JSON自体はそれっぽく見えても、ゲーム内では読み込まれません。
8. カスタムレシピでできること・できないこと
データパックやアドオンを使うと、通常のサバイバルにはないレシピを追加できます。
たとえば、
- 腐った肉を革に焼く
- 砂利から火打石を作る
- 入手しづらい建材にクラフトレシピを追加する
- サーバー独自の便利レシピを作る
- 配布マップ用に進行に合わせたレシピを解放する
こういう調整ができます。
サバイバルの難易度を少し下げたり、建築向けに素材集めを楽にしたり、配布マップの進行管理を作ったりできるので、カスタムレシピはかなり便利です。
できること
カスタムレシピでできる代表例は下記です。
- 新しいクラフトレシピを追加
- 既存レシピを上書き
- かまど・溶鉱炉・燻製器などの処理を追加
- 石切台レシピを追加
- 鍛冶台レシピを追加
- 統合版では醸造レシピも定義可能
たとえば建築勢なら、石系ブロックの加工レシピを増やすと素材集めがかなり楽になります。
配布マップなら、特定のアイテムを入手した時だけレシピを解放するような使い方もできます。
できないこと・苦手なこと
一方で、何でも自由にできるわけではありません。
特にJava版では、花火・染色・本の複製・アイテム修繕など、一部のクラフトは通常の定形・不定形レシピとは別の特殊レシピタイプとして扱われる場合があります。
また、1.21.2以降では、一部の変換系クラフトにminecraft:crafting_transmuteのような専用タイプも使われます。
また、以前はNBTと呼ばれていた情報や、現在のデータコンポーネントを細かく絡めた処理は、単純なレシピJSONだけでは完結しない場合があります。
このあたりは、データパック・コマンド・ルートテーブル・ファンクションなどを組み合わせて対応する領域になってきます。
初心者さん向けに言うなら、まずは下記の範囲から始めるのがおすすめです。
最初に作るなら、定形クラフト・不定形クラフト・製錬レシピの3つが安全です。
この3種類は構造が分かりやすく、失敗しても原因を追いやすいです。
カスタムレシピ制作でよくある失敗
カスタムレシピで動かない時は、だいたい次のどれかです。
- フォルダ名がバージョンに合っていない
- JSONのカンマが抜けている
- アイテムIDが間違っている
- Java版用と統合版用の書式を混ぜている
pack.mcmetaやマニフェストの設定が間違っている- 既存レシピとIDが衝突している
/reloadしていない
特に多いのは、古い記事を見てフォルダ名を間違えるパターンです。
Java版1.21系のデータパックを触っているのに、古いrecipesフォルダで作ってしまうと、レシピが読み込まれない原因になります。
また、統合版でJava版のJSONを書いてしまうミスもかなり多いです。
Java版はJava版用。統合版は統合版用。
ここは必ず分けて考えましょう。
9. サバイバルで覚えておくと便利なレシピ知識
ここまで仕様寄りの話もしましたが、普通のサバイバルで役立つポイントも整理しておきますね。
木材と棒は最重要素材
マイクラの序盤では、木材と棒がかなり多くのレシピに絡みます。
- 作業台
- 道具
- 松明
- はしご
- フェンス
- 看板
- トラップドア
- チェスト
このあたりは、木材と棒がないと始まりません。
最初に原木を多めに集めておくと、レシピブックもどんどん解放されて、序盤の選択肢が増えます。
鉄インゴットを手に入れると一気に便利になる
鉄インゴットを入手すると、バケツ・ハサミ・盾・ホッパー・鉄装備・鉄道具など、生活を変えるレシピが一気に見えてきます。
特に初心者さんにおすすめなのは、
- バケツ
- 盾
- ハサミ
- ホッパー
- 鉄のツルハシ
このあたりです。
バケツがあると水や溶岩を運べますし、盾があると戦闘の安定感がかなり変わります。
ホッパーは自動回収装置の入口になるので、後々のトラップ作りにも使えます。
石切台は建築勢の味方
建築をするなら、石切台はかなり便利です。
石系ブロックから階段・ハーフブロック・壁などを作る時、作業台より無駄が少ない場合があります。
大量建築をする時は、作業台だけでなく石切台も使うと素材管理が楽になります。
特に、石レンガや深層岩レンガ系を大量に使う建築では、石切台があるだけでかなり作業しやすいです。
レシピブック検索はかなり使える
レシピブックの検索欄は、思っているより便利です。
「階段」「フェンス」「鉄」「ガラス」など、目的の単語で検索すれば、関連するレシピをすぐ探せます。
建築中に「あのブロック、どう作るんだっけ?」となった時は、まず検索欄を使ってみましょう。
レシピを覚えるより、素材の系統を覚える
マイクラのレシピを全部暗記する必要はありません。
それよりも、
- 木材系は序盤道具・家具系に使う
- 石系は建材・かまど系に使う
- 鉄は便利道具・装置素材に使う
- レッドストーンは回路・自動化装置に使う
- ネザー素材は上位装備や特殊ブロックに使う
というように、素材の系統で覚える方が使いやすいです。
レシピブックは、暗記を助けるための便利機能です。
無理に全部覚えようとせず、必要な時に確認していけば大丈夫です。
10. まとめ
以上、マイクラのレシピについて、通常プレイの視点からデータ仕様まで整理しました。
要点をまとめると、
- レシピとは、素材を別アイテムへ変換するためのゲーム内ルール
- レシピブックは、解放済みレシピを見やすく表示する便利機能
- 普通のサバイバルでは、レシピ未解放でも正しい配置を知っていれば作れる場合が多い
- 作業台・かまど・溶鉱炉・燻製器・石切台・鍛冶台などで、扱うレシピが違う
- Java版はデータパック、統合版はビヘイビアーパックでカスタムレシピを扱う
- Java版と統合版のJSON形式は別物なので混ぜないことが大事
こんな感じですね。
初心者さんは、まずレシピブックを使いながら、木材・棒・丸石・鉄インゴットあたりの基本レシピを覚えていけばOKです。
慣れてきたら、石切台やかまど系の使い分けも覚えると、建築や冒険の効率が上がります。
さらに一歩進んで、データパックやアドオンでレシピを触れるようになると、サバイバルの遊び方を自分好みに調整できるようになります。
レシピは地味な仕様に見えますが、マイクラの序盤攻略・建築・自動化・配布マップ制作まで、かなり広い範囲に関わる大事な仕組みです。
「レシピブックに出ない」「作れない」「カスタムレシピが動かない」という時は、この記事のチェックポイントを見直してみてくださいね。
では、本日はここまでで終わります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
柚子クラでは他にもマイクラの仕様解説や便利装置を紹介しているので、ぜひご覧くださいね(^^♪
11. 引用・参考文献
この記事を書くにあたり、以下の海外Wiki・公式ドキュメントを参考にしています。
- Minecraft Wiki(Recipe)
- Minecraft Wiki(Recipe book)
- Minecraft Wiki(Commands/recipe)
- Minecraft Wiki(Knowledge Book)
- Minecraft Wiki(Tutorial:Creating a data pack)
- Minecraft公式(Minecraft Java Edition 1.21.2)
- Microsoft Learn(/recipe Command)
- Microsoft Learn(gamerule Command)
- Microsoft Learn(Recipe Introduction)
- Microsoft Learn(Recipe JSON Documentation)
- Microsoft Learn(Shaped Recipe)
- Microsoft Learn(Shapeless Recipe)
- Microsoft Learn(Furnace Recipe)